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FIFA U-17ワールドカップインド2017に佐藤主審、相樂副審、山内副審がアポイント #jfa

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国際サッカー連盟(FIFA)はこの度、10月6日よりインドで行われるFIFA U-17ワールドカップインド2017の割当てを発表し、日本から佐藤隆治主審、相樂亨副審、山内宏志副審の3名の審判員がアポイントされましたので、お知らせします。

FIFA U-17ワールドカップインド2017

期間:
10月6日(金)~28日(土)

開催地:
インド

佐藤隆治プロフィール

氏名:佐藤 隆治(サトウリュウジ/ SATO Ryuji)
生年月日:1977年4月16日
出身地:愛知県
審判歴:
1998年 4級/フットサル4級審判員取得、3級/フットサル3級審判員取得
2001年 2級/フットサル2級審判員取得
2004年 1級/女子1級/フットサル1級審判員取得
2009年 国際審判員登録

コメント:
昨年のリオオリンピック、今年のFIFA U-20ワールドカップを通してFIFAが我々に求めてきたスタンダードを本大会のピッチ上で十分に発揮すべく、心から信頼できる両副審とともに良い準備をして臨みたいと思います。また、世界から集まってくる審判仲間と積極的に交流をして多くのことを学んできます。

相樂亨プロフィール

氏名:相樂 亨(サガラトオル/ SAGARA Toru)
生年月日:1976年6月25日
出身地:栃木県
審判歴:
1993年 4級審判員取得、3級審判員取得
1997年 2級審判員取得
2002年 1級審判員取得
2007年 国際審判員登録

コメント:
17歳以下の世界最高峰の大会に参加できることを光栄に思います。選手の力が存分に発揮できるように全力を尽くします。

山内宏志プロフィール

氏名:山内 宏志(ヤマウチヒロシ/ YAMAUCHI Hiroshi)
生年月日:1979年1月20日
出身地:愛媛県
審判歴:
1997年 3級審判員取得(関東大学サッカー連盟審判養成コースで4級を経ず取得)
1999年 2級審判員取得
2006年 1級審判員取得
2014年 国際審判員登録

コメント:
このような大会に参加させていただけるのも、職場の皆様をはじめ、沢山の方々のご支援のおかげです。感謝の気持ちを胸に、有望な選手たちが最高のプレーを発揮できるよう、万全の準備をして臨みます。


第28回JFAレフェリーキャラバンを千葉県で開催 #jfa

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9月2日(土)、3日(日)の2日間、JFAレフェリーキャラバンを明海大学浦安キャンパスで開催しました。

サッカーの登録チーム数が1081、競技者45883人と、毎週たくさんの試合が行われている千葉FAの活動を支えている審判員、審判指導者のスキルアップ、特に審判指導者には「新しいチャレンジ」の機会としたいとの願いをもって、レフェリーキャラバンを開催しました。今回は3級インストラクターが主となり、それにオブザーバーを含めた40名超の審判指導者と、関東強化グループ、県強化グループ、ユースグループの幅の広い男女50名超の審判員が参加しました。

審判指導者に向けてのプログラムでは、今年から始まったイントレのマネジャーを務める斉藤1級インストラクターの指導の下、「審判員の次への課題」を審判員と共有し、寄り添いながら解決していくサポート役になるために、試合から審判員の姿を分析し、次への課題を共有するためのスキルとして「アセスメント」「チューターリング」などを学びました。参加した指導者の皆さんも、時間が経つにつれ積極的に意見を出し合い、厳しい意見だけでなく、笑顔があふれながら研修を進めることができました。

審判員向けのプログラムでは、プロフェッショナルレフェリー(PR)の家本1級審判員が講師になり、「審判員としての役割」「ティーチングマテリアル」による研修を行いました。

また今回は、「試合のために審判指導者・審判員が互いに協力し合うためには」というテーマを掲げ、参加者全員(審判指導者・審判員・JFAからの参加者)で考えるセッションを、家本1級審判員と高橋インストラクターが進行役を務めて展開しました。

JFAインストラクターコメント

高橋武良 JFA 審判ディベロップメントオフィサー
審判指導者・審判員双方の想いや役割がより融合し合うことがサッカーの発展に繋がっていくために必要であることを再認識でき、千葉FAのサッカーをより充実したものにするためのスタートとなるような話をすることができました。参加予定者が多く、皆さんにプログラムの内容が伝わるか心配して始まったキャラバンでしたが、2日間の天候の変化のように(集合時は風雨が強く、終了時は透き通る青空)、千葉FAのこれからの変化へのスタートが切られたと感じることができた2日間でした。最後に、5月の準備から実施までご苦労いただいた山岸委員長をはじめとした千葉FAの皆さん、当日参加していただいた審判員、審判指導者の皆さんに感謝申し上げます。

受講者コメント

山岸佐知子千葉FA審判委員長
キャラバン開催は様々なきっかけをもたらしてくれました。開催に先立ち県内の問題点を具体的に洗い出すことで、アクションを起こすきっかけ、キャラバンを通じては新たな指導手法を学んだりロールプレイを経験することで、指導の楽しさと奥深さを改めて考えるきっかけ、審判員としての役割を見つめ直すきっかけ、そして審判員・インストラクターがより良いサッカーのために良好な関係を築きながら共に歩むきっかけをもたらしてくれました。

今回参加して頂いた方々は高橋インストラクター、斉藤インストラクター、家本プロフェッショナルレフェリーからのご指導を受け、新たな気づきと大きな刺激を受けたことと思います。このキャラバンがもたらした「きっかけ」を新たなスタートとし、これから更なるチャレンジが始まります。今回帯びた熱が冷めぬよう学びの場と実践の場を設けることで、サッカー発展の一助となれるよう引き続き取り組んでまいります。最後になりましたがご指導いただいた高橋インストラクター、斉藤インストラクター、家本プロフェッショナルレフェリー、そしてこのキャラバン開催に伴い、ご尽力いただきました関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

木原裕之千葉FA育成部長
「審判インストラクターのスキルアップ」を目標として、「チュータリング」を中心にグループワークで、6ステップ・ダイヤモンド9を用いた指導方法について学び、実際に体験し様々な意見を出し合いながらグループ内での意見を共有することができ、指導には色々な方法があることを教わることができました。それから、「アセスメントに基づく指導の演習」についても勉強させていいただき、どのようにフィードバックすれば審判員へ伝えることができるのかについてもいろいろ学ぶことができました。また、プロフェッショナルレフェリーの家本政明さんからも、審判員から話をうまく引き出し、その話の内容から指導するような指導方法も、伝えやすく伝わり易いとの意見もいただきました。

今回のJFAレフェリーキャラバンを通じて学ばせていただいたことを、今後指導する現場で思い出し審判員に対しより良い指導・育成ができるように心がけたい思います。
JFAインストラクター・スタッフの皆様、二日間本当にありがとうございました。

森田秀一参加審判員
このレフェリーキャラバンに参加させて頂き、多くの気づきときっかけをいただきました。自分の魅力と色を考えるセッションでは、今シーズン初めから千葉県内でも投げかけていただいていたものでしたので、これを多くの審判員の仲間と考えたり、ディスカッションしたりしてより落とし込めました。魅力溢れる審判員になるために、自分の特徴を認識して、それをどう発揮していくか、そして個々がどう成長していきたいか、与えられた時間内だけでなく空いた時間や夜の懇親会にまでその話題は尽きず、意見を交換し合う時間は貴重なものとなりました。

また、現役審判員の仲間だけでなく多くのインストラクターの先輩方とも同じ時間を過ごすことが出来、合同セッションでは審判員と指導者の協力でアセスメントについての考え方を共有出来ました。多くの方に私が担当した試合を分析していただいたようで、会場に着くなり、多くの指導者の方に声をかけていただきました。多くの指導者の方にアセスメントをしてもらうのは中々ない機会なので勉強になったのと同時に、千葉の先輩方の温かさを感じることができ本当に嬉しく感じました。この貴重な機会を糧として与えられた試合に全力で挑み、千葉県審判員としての誇りを胸にさらなる成長をしていきたいと思います。

2017年度第4回ナショナルコンペティション(NC)担当審判員研修会を実施 #jfa

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9月2日(土)から3日(日)、9月9日(土)から10日(日)と2週にわたり、第4回ナショナルコンペティション(NC)担当審判員研修会を新横浜と大阪・J-GREEN堺で実施しました。

今年最後となるこの研修会は1年を通して行ってきた「論理的思考」のまとめ、副審の講義、ポジショニングと動きに加え、的確な判定についてを盛り込んだプログラムとなりました。ディスカッションの時間を多く設けることで自らの考えを仲間達へ伝え、議論をする仕組みを作ることを一つの狙いとしました。今回参加した審判員には、今年の残りの全国大会を仲間同士で切磋琢磨しながら成功につなげていくことが期待されます。

インストラクターコメント

岡田正義 S級審判インストラクター
今シーズン最後となる第4回NC担当審判員研修会は東西合わせて40人が参加しました。研修会のテーマを「掘り下げて、主張して、アクションを起こそう」として、参加した審判員がそれぞれ積極的に自分の考えを相手に伝え、議論する場を多く設けました。また、フィールドテストを実施して各審判員のフィジカル能力を計り、各自で自らのフィジカルレベルを確認しました。NC担当審判員が上のカテゴリーを目指すには強いフィジカルが必要です。今後も各審判員が自覚を持ってトレーニングに励んでくれることでしょう。グループディスカッションでは、ペナルティーエリア内及び周辺のポジショニングについては、各グループに1人インストラクターが入り、映像を見ながら活発な意見交換しました。NC担当審判員はこれから国体や全国社会人大会に参加します。今回の研修会の成果を大いに発揮して、全国大会での素晴らしいパフォーマンスを期待します。

参加者コメント

見付和昭 1級審判員(青森県)
今回の第4回NC研修は「掘り下げてアクションを起こそう!」というテーマでスタートしました。掘り下げるということは、まず問題提起があり、それに対して自分に何が必要なのか、何が足りないのかを考え、そしてそれに対する仮説を立て検証し、検証に基づいてチャレンジし、そしてまた検証・チャレンジと繰り返す。そのように論理的に考え、課題に対してチャンレジしていくことで、自分の目指すべき審判像に近づいていくというものです。論理的に考えるということは、このカテゴリーにおいて、今後上を目指していくためには絶対に必要で、逆にそこがまだまだ足りない部分だと感じています。課題や特徴は人それぞれ違うので、こういう研修の機会に他の審判員と情報交換できるのも大きな収穫となりました。1級審判員も増え、競争はさらに厳しくなっていきますが、この研修を機に同じ審判員仲間として切磋琢磨し、それぞれ自分の目指す審判像に向けて努力していきたいと思います。

内山翔太 1級審判員(静岡県)
1年間を通して取り組んだ論理的な思考から始まった研修会でした。一貫した研修テーマを取り組み、研修の度に多くの知識を手に入れることができました。とある事象があるとその事象だけを捉え、本当の原因まで行きつくことが困難でしたが、細分化し、順序立てていくことで原因を突き止める作業が身につき、昨年に比べ分析力が向上しました。また、Ray Oliver氏の講義では、的確な判定とポジショニングを得るためのA・C・Bを学ぶことができました。AはAngle(角度)、CはClose(距離)、BはBall。近ければ(Close)いいのではなく、時には離れても角度(Angle)を取る必要がある。そして、主審と副審でBallを挟むこと。副審と挟んで事象が見えるポジションに動く基本を再認識させられました。そして、フィールドテストでは40mスプリント、Yo-Yoテスト、CODAテストを行い、フィジカル面における弱点と強みを認識しました。今後は、今回得た知識と自身が持つフィジカルを融合し、高みを目指して精進していきます。

2017年度第3回JFL担当審判員研修会を実施 #jfa

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9月2日(土)から3日(日)にかけて、2017年第3回JFL担当審判員研修会を新横浜で開催しました。JFLセカンドステージの約3分の1が終了したタイミングで、シーズン終盤へ向け、審判員が仲間同士コミュニケーションを取り合いながら、試合、リーグを円滑に運営するための一つのきっかけとすることを今年最後の研修会の狙いとしました。研修会では、JFLの映像を活用したディスカッションやFKマネジメント、副審に焦点を当てたプログラムを実施。中でも映像を活用した判定基準のすり合わせでは活発な意見が飛び交いました。

インストラクターコメント

岡田正義 S級審判インストラクター
今回の目的は、「セットプレーにおけるマネジメントスキル及び的確な判定の習得」としました。セットプレー、特にFKコントロールではイングランドからのインストラクター、Ray Oliver氏による講義を受け、プラクティカルトレーニングは審判員自らが考えて行いました。審判員からは「プラクティカルトレーニングを自分たちで考えることによって教えられるよりもより深く考えなければならないので勉強になった」とのコメントがありました。「的確な判定」ではJリーグ担当審判員の研修会で使用した映像を使って判定基準の一貫性を求めました。ここではハンドリングの判定基準について再確認し、ある程度の一貫した基準を持つことができました。また、毎回行っている副審研修では、オフサイドと際どいタッチラインアウトについての講義とプラクティカルトレーニングを行いました。審判員は際どいタッチラインアウトとオフサイドをほとんど同時に判断することの難しさを実感したようでした。また、今回はフィジカルチェックとして、フィールドテストを実施して個々のフィジカルレベルを確認しました。この研修会で得たものを生かして、セカンドステージでの的確な判定による円滑なゲームコントロールを期待したいと思います。

参加者コメント

藤田優 1級審判員(愛媛県)
今シーズンを共にサポートし合ってきた仲間ということもあり、いいコミュニケーションがとれ、活発なディスカッションができました。Ray Oliver氏によるFKマネジメントの講義では、正しいプロセスを毎回正しく踏むことが円滑な運営に繋がることを学びました。FKとは何か、何のためにあるのか、何を保障しなければいけないのか、選手は何を望んでいるのか、といったことを考える機会をいただきました。翌日に行った実践では正しいプロセスを踏む難しさ、常に周りに目をやり監視することの大切さ、介入するタイミングの重要さを体験できました。FKマネジメントはレフェリーが何をしているのかを誰もが見ている場面です。正しくプロセスを踏むことで威厳を保ち、信頼を得ることのできる大事な場だと強く認識しました。

「自分が2人いると仮定して、主審のあなたはもう1人の自分を副審に任命しますか?」という手塚インストラクターからの問いかけには副審の任務、副審に求められていること、今自分がしていることを見直す機会となりました。またタッチラインの監視とオフサイドラインの監視の両立をテーマに、両立の難しさ、意識する点などを話し合い共通認識を持つことができました。次に自分が主審をした際に副審は今どういった状況なのかがわかることでチームとしてどうするのか、また最初の打ち合わせの内容も変わってくると思いました。

今村義郎レフェリーからの「チャンスは誰にでもある。そのチャンスを生かすも殺すも自分次第」に共感しました。そのチャンスを生かすために日々準備をし、学びを続けていると、何のためにしているのか、いつまでするのかと弱気になることもありますが、チャンスを信じ、そのチャンスを見逃さず自分を磨き続けることで魅力ある審判員になっていくことができると思いました。今回の研修で「気づく」とは違和感を感じることだと思いました。違和感を感じるためには自分の正しいプロセスが確立されていることが必要だと思います。FKマネジメント、CKマネジメントにおいて、どんな場面でも自分色のプロセスを確立することで違和感に早期に気づき、迅速に対応することができるのではないかと思いました。自分色を確立していくことが重要だと考えました。今回の研修で学んだこと、感じたことを日々のトレーニング、残りのJFLの試合で生かしていいパフォーマンスに繋げていきたいです。

阿部将茂 1級審判員(埼玉県)
今回の研修会は、今年最後のJFL研修会でした。フィットネステストをはじめ、競技規則テスト、講義や映像分析など、様々なことを行いました。映像分析では、今シーズンのJFLの試合映像を用いて判定やポジションの事などをグループでディスカッションし、改善点や対応方法などを審判員で話し合いました。またRay Oliver氏の講義では、フリーキックマネジメントについての話がありました。壁を下げる際に気を付けることや、クイックリスタートの保障など、細かい部分も映像や具体的な例を挙げながら講義を行っていただけたので、審判員全員で同じイメージを共有することが出来ました。翌日のプラクティカルトレーニングでもフリーキックマネジメントについて実践を行うことで、より理解が深まりました。今回の研修会で学んだことを試合で活かし、残りのリーグ戦や他の試合でも良いパフォーマンスが発揮できるように審判員全員で取り組んでいきたいと思います。 

第30回JFAレフェリーキャラバンを奈良県で開催 #jfa

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9月23日(土・祝)、24日(日)の2日間、JFAレフェリーキャラバンを奈良県(奈良学園中学校・高等学校)で開催しました。

奈良県で活動している審判員と審判インストラクターが、2日間で延べ70名近く参加しました。その他、1日目にオブザーバーとして奈良高校サッカー部の皆さんが参加し、2日目にもプラクティカルトレーニングの選手(一部審判員)として奈良学園中学校・高等学校のサッカー部の皆さんが参加するなど、多くの方の協力を得ながら2日間のプログラムが実施されました。

審判インストラクターは1日目に「チュータリング」の紹介と、翌日午後の実践に向けた準備を行いました。準備を終えたあとは翌日午前の「プラクティカルトレーニング」のプランをグループ毎にディスカッションし、指導の方向性を定めました。審判員は1日目にプロフェッショナルレフェリーの講義と、国際サッカー連盟(FIFA)から提供されている教材(ティーチングマテリアル)を使用した判定基準の確認を行いました。2日目は奈良県の審判インストラクターが前日の準備を基に、新しい指導方法を試みる機会として、プラクティカルトレーニング、チュータリングを実践しました。

奈良学園中学校・高等学校の教室、会議室、グラウンドを使用し、集中した環境でのキャラバンを実施することができました。今までにない新しい刺激を奈良県の審判員・審判インストラクターに伝えられたキャラバンとなりました。

JFAインストラクターコメント

柳沢和也関西地域審判指導者トレセンマネージャー
奈良県審判委員会の皆さんとの準備段階で今回のキャラバンの位置づけは、奈良県の将来に向け、審判に関わる皆さんのより良いコミュニケーション作りの「きっかけ」にしたい思いが感じられました。そのために「楽しく」「元気よく」をモットーに2日間のキャラバンを進めることで、「学び」そして「広める」に繋げたい思いでプランニングを進めました。冒頭ではJFA将来構想から関西審判指導者トレーニングセンターの考えを示させていただきました。そして具体的に奈良県でどのような活動が必要かのご意見をインストラクター・審判員の皆さんから頂くことで、それらを展開するためのイメージ作りができたと思います。インストラクターの研修では、プラクティカルトレーニング、チュータリングについては1日目に手法・考え方から実践見本及びプランニングシートの内容確認を、参加者全員で意見を持ち寄り一つにまとめました。

2日目の実践では皆さんが積極的に「挑戦」されていたことが一歩踏み出すきっかけとなりました。時間配分や審判員からの意見を引き出す「我慢」が今後の課題となります。最後に今後どのように活動を進めるかの意見交換では、奈良県内で実施のレフェリースクール等にチュータリングの手法・審判員からの意見の引き出し方を継続的に進めるご意見が印象的でした。準備段階から積極的に動かれたスタッフの皆さんのまとまりある対応が今回の成功に繋がった、元気をもらえたキャラバンになりました。ありがとうございました。

開催FA審判委員長コメント

城野聖一奈良FA審判委員長
2015年度にスタートしたレフェリーキャラバンを奈良県でも開催しなければならないと思ってきました。昨年度末に2017年度中に奈良県で開催することを決め、日本サッカー協会の柳沢インストラクター、太田インストラクターのお力を借り、県内ではプロジェクトチームが中心となり、2日間の計画を立て、キャラバン当日を迎えることができました。今回「1級審判員を継続して輩出できる県となるために」をテーマに実施しました。テーマに沿い、ユース審判員の発掘、審判員全体の育成、強化、そして審判指導者の育成、強化を行うために、審判員、指導者がそれぞれ別に行うパートと、共に行うパートをプログラムに組み入れていただきました。

審判員の活動では、木村プロフェッショナルレフェリーから審判の魅力、資質について御講義いただき、ユース審判員並びにアクティブ審判員によい刺激を与えていただきました。またプラクティカルトレーニングでは一緒に参加していただき、気軽にレフェリングについて質問できる場を設定していただきました。また、審判指導者に対しては、柳沢インストラクターに9月2日(土)、3日(日)に県内で開催した関西地域の審判指導者トレーニングセンターから今回のレフェリーキャラバンに向けた下準備をさせていただいたことも、インストラクター間で話し合う場でのプラス材料になったと思います。また、太田インストラクターからは個別に審判員への指導についてご助言いただき、審判指導者がここで審判員に何を伝えるべきかをより的確に示していただきました。3人の皆様には、今回ねらいとしたことをすべて満たしていただき、本当にありがたく思います。

今回会場をご提供いただいた奈良学園中学校・高等学校の先生方、デモンストレーターを務めていただいたサッカー部の選手の皆さん、多くの方の協力を得て、2日間の活動を終えることができました。審判員、インストラクター共々、御協力いただいた皆さんと御指導いただいた方々への感謝を忘れず、2日間で学んだものや気付かせていただいたことを今後の活動に生かしていければ、恩返しになると考えております。奈良県の審判員、審判指導者がこの2日間の学びに、ステップアップしなければならないと改めて感じております。2日間、貴重な経験の場を御提供いただき、本当にありがたかったと感謝しております。

受講者コメント

遠藤孝晃奈良FA2級審判インストラクター
「1級審判員を継続して輩出する県となるために」をテーマとした今回の開催でした。JFA将来構想及びキャラバンに関する講義は、柳沢インストラクターの非常に分かりやすいお話が伺え、奈良FAの目指すべきところも少しですが見えた気がします。PR木村博之氏の講義は、レフェリーを育成していく我々にとってもたいへん魅力的で、今後の活動に対する意欲を高めていただきました。プラクティカルトレーニングに関しては、これまで以上に理解が深まり、「シンプル」であることの重要性を再確認することができました。チュータリングについては、1日目に、柳沢インストラクターから「チュータリングとは」の講義及び「ダイヤモンド9」の実践を受け、2日目には、私含め2名が、審判員に対して行う実践を体験させていただきました。初めてのことでもあり、難しさもありましたが、楽しみながら多くのことを学ぶことができました。

今回のキャラバンを通して、審判員同士やインストラクター同士、審判員とインストラクター間の距離が縮まったような気がしております。また、JFA将来構想へとつながる奈良FAの取組づくりの「きっかけ」として、極めて大きい意味をもつ研修会となりました。JFAインストラクター並びにスタッフの皆様におかれましては、開催当日2日間はもちろんのこと、準備段階から適切に導いていただき、本当にありがとうございました。

奥村勇磨奈良FA2級審判員
今回のレフェリーキャラバンのテーマの一つに「動き」があり、主審、副審の動きについてのプラクティカルトレーニング及び振り返りを行いました。その中でも主審の動きに関しては、PRの木村氏にも一緒に参加していただき、生でトップレフェリーの動きを観られたことはお話を伺う以上に分かりやすいものとなり、とてもよい勉強でした。特に体の向きもポジショニングの一つであるということを学び、体の向き一つで素早く次の争点に行く動きを観られたこと、知ることができたことは非常に大きな収穫でした。副審の動きに関しては、動きだけでなくオフサイドの判定をビデオ撮影をしながら行い、自分の感覚と実際とはどれだけ違うかを明確にし感覚の修正が必要だということを感じました。主審でも副審でも、「動き」は今の私の課題にしていたので、とてもよい講義になりました。講義以外でも、木村氏に質問をたくさんすることができ、奈良県にはいないPRの方に普段は伺えないお話を伺え、とても有意義な時間を過ごせました。今回学んだ事をこれからのレフェリングに繋げていつかは自分もPRになれるように日々努力していきます。本当にありがとうございました。

キリンチャレンジカップ2017 担当レフェリーがスタジアムで前日練習 #jfa

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キリンチャレンジカップ2017 SAMURAI BLUE(日本代表)対ニュージーランド代表の試合を翌日に控えた10月5日(木)、試合を担当する審判団が豊田スタジアムでトレーニングを行いました。

担当審判員

主審:リュウ・クォックマン(香港)
副審1:チョウ・チュンキット(香港)
副審2:ライアン・ガラガー(オーストラリア)
第4の審判:ピーター・グリーン(オーストラリア)

審判団コメント

日本の皆さん、こんにちは。このような素晴らしい施設で試合を担当できることを嬉しく思います。日本とニュージーランドは2014年以来の対戦と伺いました。両チームのフェアプレーと健闘に期待します。

2017/10/6(金) 19:20 キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE vs ニュージーランド代表
愛知/豊田スタジアム
テレビ放送:日本テレビ系にて全国生放送

大会情報はこちら

2017/10/10(火) 19:30 キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE vs ハイチ代表
神奈川/日産スタジアム
テレビ放送:TBS系列にて全国生放送

大会情報はこちら

チケット絶賛発売中!日本代表戦

10/10(火) キリンチャレンジカップ2017 神奈川/日産スタジアム

2017/10/10(火) 19:30 キックオフ(予定) 神奈川/日産スタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表) vs ハイチ代表

10/22(日) MS&ADカップ2017 長野/長野Uスタジアム

2017/10/22(日) 16:30キックオフ(予定)
なでしこジャパン(日本女子代表)vs スイス女子代表
長野/長野Uスタジアム

女子サッカーレガシープログラムin長野 審判セミナー、キッズリーダー講習会を実施 #jfa #nadeshiko

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10月22日(日)に長野Uスタジアムで開催する「MS&ADカップ2017 なでしこジャパン vs スイス女子代表」を、長野県における女子サッカー発展のひとつの契機となるよう、「女子サッカーレガシープログラム in 長野」では、10月から長野県内でさまざまなイベントを行っています。10月7日(土)~9日(月・祝)には、全日本高校女子選手権北信越大会が開催される長野県大町運動公園にて、審判セミナーおよびキッズリーダー講習会を実施いたしました。審判セミナーは国際副審の坊薗真琴さんを講師に迎え、中学生から大学生までの女子選手、指導者の方々、合計40名が参加しました。坊薗さんが派遣されていたAFC U-16女子選手権タイ2017でのエピソードを交え、審判の魅力についてお話いただきました。

キッズリーダー講習会は、大会の運営に携わっていた高校の女子選手52名が7日(土)、9日(月・祝)にそれぞれ受講。「私たち指導者は子どもたちの未来にふれています」と篠原裕一キッズチーフインストラクターからあったように、これまで意識する機会が少なかった「指導者」の立場となってサッカーを考える、貴重な時間となりました。

今回このキッズリーダー講習会を受講した選手たちは22(日)、MS&ADカップ2017に合わせて長野オリンピックスタジアムで開催されるサッカーフェスティバルで、AC長野パルセイロ・レディース選手たちと一緒に、子どもたちへ実際に指導を行います。

審判セミナー講師コメント

坊薗真琴国際副審
審判の魅力や楽しさを一人でも多くの方に知ってもらいたいという気持ちで今回お話しをさせていただきました。最初は緊張感もあり、審判に対して難しいイメージを持っていた方が多かったかもしれませんが、ファウルやオフサイドの映像を見ながら実際に判定してもらった時には、積極的な意見交換や笑顔も見られ、私自身も楽しい気持ちになりました。参加者、関係者の方々に、この場をお借りして感謝申し上げます。今回のようなプログラムを通じて、普段は選手や指導者として長野県の女子サッカーに関わっている方々が、審判という道に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。ありがとうございました。

審判セミナー受講者コメント

永田佳奈子さん(筑摩野中学校)
審判について硬いイメージを持っていましたが、今日のセミナーで審判の皆さんの様子を紹介してもらい、皆さん楽しそうに活動しているのが印象的でした。また、実際に試合の映像を見て判定をする時間がありましたが、特にファウルの判定が難しかったです。チームのトレーニングや練習試合の中で、まだ主審など経験したことがありませんが、これから挑戦してみたいと思いました。

キッズリーダー講習会講師コメント

篠原裕一一般社団法人長野県サッカー協会グラスルーツ委員長キッズチーフインストラクター
女子サッカーレガシープログラムin長野の一環で、高校女子サッカー部所属の方を主な対象として、キッズリーダー講習会を開催させていただきました。長野県においては、初の試みとなり、大変有意義な一歩を踏み出せたと感じております。今回参加された皆さんは、主に高校生ということで、一般指導者と子供達の中間に属する年代であり、子供達により近い目線で接することができるうえ、子供達にとっても、目標や憧れを持ちやすい身近な存在です。私たちとしては、今回のレガシープログラムを契機に、この年代の方対象のキッズリーダー講習会を毎年必ず実施するなど、積極的にアプローチをはかることで、女子の普及に取り組んでいきたいと思います。

2017年度第3回J3担当審判員研修会を開催 #jfa

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第3回J3担当審判員研修会を10月9日(月・祝)、JFAハウスで開催しました。当初、1泊2日の研修会の予定でしたが、J3リーグの試合スケジュールに伴い1日のみの研修会に変更となりました。

日頃からハードなスケジュールの中で活躍しているJ3担当審判員ですが、研修会への取り組み姿勢も積極的で、ディカッションやプレゼンテーションも活発に行われました。

J3リーグはこれから佳境を迎え、これまで以上に難しい試合が増えることに伴い、高いパフォーマンスが要求されます。今年最後の研修会は、座学のみの研修会となりましたが、新しい発見や発想が生まれるきっかけとなることを期待します。

インストラクターコメント

大西弘幸 1級インストラクター(兵庫県)
今回の研修会は、J3リーグの試合日程もあり1日の開催となりましたが、研修会の柱としてとらえているグループワークショップ、映像ディスカッションを中心に、審判員自らが能動的に参加する充実した研修会にすることができました。イングランドから来ていただいているRay Oliver氏のセッションでは「主審と副審の協力」をテーマに、お互いが信頼し合うことの大切さ、双方向での具体性を伴った明確な打ち合わせの必要性を再確認し、良い協力を行い・受け取るためにすべきことを、反則のエリア、状況等を具体的に想定したディスカッションでパブリックに旗を利用する状況、ノンパブリックとなるビープを利用する状況などを整理しました。協力を得やすくするためのカードを示すタイミングのレクチャーもあり、審判チームとしての対応と理解を深めることができたと思います。

小幡氏によるワークショップでは、実際のJ3の試合映像からのレフェリング分析を元に、前回のテーマであった「危険予知」の観点からゲームマネジメントが必要な場面を取り出し、優先順位を考えた手順の構築と有効なマネジメントスキルを考え発表しました。発表にあたっては、我々審判関係者ではなく他の立場の方への発表を想定することで、実際のマネジメントに必要なスキルとなる伝え方、表現方法を工夫する気づきともなりました。笛の吹き方・介入のタイミング・表情・伝え方・見せ方、立ち位置、ボディーランゲージなどマネジメントに必要な要素は様々ありますが、危険因子を嗅ぎ取ってから、何を優先させ、どうプロセスを踏んで対応することが明確さにつながり、そのスキルを進化させていくこととなるのかを共有できたのではないかと考えます。今シーズンも終盤へとさしかかりましたが、この研修会での学び・気づきの実践と振り返りはもとより、研修会冒頭での小川委員長の言葉にあった「審判員に要求されるタフさ・覚悟」を胸に、プロの試合を担当する審判員としての責任を果たすべく成長を続けてほしいと願っています。

参加者コメント

川俣秀 1級審判員(茨城県)
今シーズン3度目となる研修会に参加し、ディスカッションや講義、グループワークなどを行い、『マネジメント』について話し合い改善策を考える研修となりました。前回の研修会のテーマであった『危険予知』を基本的な考え方として継続し、①現状把握、②本質追求、③方策樹立、④目標設定と整理しながら意見を出し合いました。講義では、「TRUST:信頼」と協力について、主審が副審から正しい情報を得られるようにするために、打ち合わせやシグナルの使い方などについて学びました。ディスカッションでは、様々な事象の映像を見返し、新たな気付きや注意すべき点が見え、選手の意図やゲームの温度を読み取る感度が高められました。現状把握で分析を深く掘り下げ、何故?何故?何故?と繰り返し考えることで、本質が見え、やるべきことがクリアになりました。マネジメントに必要なスキル、ポジショニング、声かけ、態度、対応の優先順位、審判チームの協力など様々なことを考え、選手がプレーに集中出来るよう、毅然とした対応でスムーズなゲームコントロールを心掛けていきたいと思います。J3も終盤を迎え、一戦一戦が厳しい試合になりますが、フェアでタフなゲーム、信頼を得られるレフェリングを追求し、プロリーグ担当審判員としての覚悟、自覚を持って臨みたいと思います。

大原謙哉 1級審判員(大阪府)
Ray Oliver氏の講義「主審と副審の協力」を受け、具体的な打ち合わせを行うことが大切であるということを再認識できました。主審は、副審に援助してもらいたいことを伝えることはもちろん、副審から援助を受けやすい振る舞いをすることも必要です。今回の講義ではその具体的な例も紹介していただき、新しい発見もありました。また、前回の研修会に続き、今回も大きなテーマとなった「マネジメント」では、J3の試合の映像を題材にディスカッションを行いました。議論している中で感じたことは、反則をした選手に注意を与えるなどのマネジメントをする際、理想の形は思い描けているものの、思い通りに事を運ぶことができなかった時の選択肢が不足しているということです。最初にやろうとしたことにこだわりすぎるのではなく、選手の反応や雰囲気を感じ、その瞬間に適した対応に切り替えていくことも必要であると気づきました。リーグは終盤になり、厳しい試合が増えてきますが、毎試合ベストを尽くし、良い形でシーズンを締めくくれるよう取り組んでいきたいと思います。


2017年度第2回アセッサー研修会を開催

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2017年度第2回アセッサー研修会が10月7日(土)と8日(日)の2日間、JFAハウスで分散開催されました。審判アセッサーを対象に、両日で総勢93人の参加がありました。今回の研修会は、アセスメントレポートの評価点のすり合わせをテーマに実施されました。参加者にはあらかじめ担当するカテゴリーに合わせた1試合の映像が配付され、その映像をみながらアセッサーとしての評価を行います。その評価を持ち寄り参加したアセッサー間でディスカッションを通して、評価の統一性と考え方の共有を図りました。

インストラクターコメント

柏原丈二審判委員会指導者部会長
今回は3グループに分け、異なる試合の映像を各自が事前に分析をし、評価点を付けてくることから始まり、研修会ではそのグループを更に小グループで分析の内容をお互いが議論、確認しながら、グループで評価点を再度作成し、グループごとに最終的な評価の考え方、分析での事象の確認をしました。アセッサーによっては、評価に対する考え方の違いから最初の評価点から少し差がある状況も見受けられました。この研修会で評価の差異を縮めること、考え方の統一を図ることをテーマに議論をしていただきました。小グループでの議論は各自が意見を言い合える状況であり、活発な意見交換が出来、考え方を含め再確認できた研修会になった様に感じます。課題も幾つか明確になり、次年度に向けて修正を出来る項目に関して議論を進め、修正をしていきたいと考えています。

受講者コメント

関根弘之 1級審判インストラクター
今回のアセッサー研修会では評価点を出す過程を中心に進められました。事前に指定された試合の映像をみて作成したレポートが、グループディスカッションの資料となりました。私のグループは3名で、キーインシデントは概ね共通していましたが、案の定評価点にはバラツキがありました。何故違うのか、そこから互いの意見を出し合いながら議論が進められました。摺り合わせをするというよりも、自分と違う視点にどのように合わせることができるのか、私はそこに気持ちを集中しました。時折Ray氏が立ち寄り、リラックスした状態で核心を突かれたアドバイスをいただきました。疑問の残る判定では、映像がある場合でも強引に結論を出さず、主審の見解を尊重しながら疑問点を提示し、一緒に考えていくことの重要さも感じました。日頃のアセッサー活動では、評価点でいつも頭を悩まされます。審判員も過敏に評価点を気にする傾向にあり、一人歩きした数字が山奥に迷い込まないようにしているのですが、道案内は正しいのかどうか思案の連続です。豊かな視点から的確なコメントや評価点を導き、審判員を援助することの大切さを再認識させられた1日でした。

田中厚 1級審判インストラクター
「ゲーム分析から評価の摺り合わせ」というテーマで研修会は持たれました。カテゴリーごとに分かれ、さらに小グループ(3~4名)で映像を確認しながらのディスカッション。「どうも議論が噛み合わないな?」と思いながらも一つ一つのシーンに判断を下すと同時に、「では、どう評価するか」を評価項目ごとにつけて、評価点まで議論しました。ディスカッションの最後に知らされたのですが、評価点が異なるもの同士が同一グループにされたとのこと。このディスカッションの「value」を感じました。Ray氏からは「映像を(数回)見ても判断がつかない、明確な証拠がない時はレフェリーを支持すること、そして試合終了後のフィードバック時のコメントから、アセスメントレポートの点数が想像できるようなものにすることが求められました。アセスメントレポートを読んだレフェリーが、怒って破り捨てる真似をするRay氏の仕草が今でも目に焼き付いています。競技者・チーム役員・サポーターをリスペクトしながら、レフェリーに寄り添う審判アセッサーとしての役割を今一度確認することができました。

MS&ADカップ2017 なでしこジャパンvs.スイス女子代表 担当審判員がスタジアムにてトレーニングを実施 #jfa #nadeshiko

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MS&ADカップ2017 なでしこジャパン対スイス女子代表チームの試合を翌日に控えた10月21日(土)、試合を担当する審判団が長野Uスタジアムでトレーニングを行いました。

担当審判員

主審:ケーシー・ライベルト(オーストラリア)
副審1:イ・スルギ(韓国)
副審2:ヤン・ソニョン(韓国)
第4の審判:松下朝香(日本)

審判団コメント

日本の皆さん、こんにちは。
この試合を担当することができてとても光栄です。日本とスイスの対戦はワールドカップ以降初めての対戦と伺いました。ワールドカップでは日本の勝利だったとのこと。
この素晴らしいスタジアムで、両チームの健闘を祈ります。(主審・AR2は)初めての長野ですが、長野の皆さんはとても親切でフレンドリーです。
本日、旬のシナノゴールドを頂きました。
試合同様、短い時間ですが日本の、長野の文化にも触れてみたいと思います。

2017/10/22(日) 16:30キックオフ(予定)
なでしこジャパン(日本女子代表)対スイス女子代表
長野/長野Uスタジアム

大会情報はこちら

JFAアカデミー福島男子 サッカー審判員資格更新講習会に参加 #jfa

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10日21日(土)、裾野市生涯学習センターにて開催された「サッカー審判員資格更新講習会」にJFAアカデミー福島の高校生24名が参加しました。

日頃は、審判をする機会が少ない選手たちですが、サッカーのルールを改めて学び、理解を深めるとともに、審判の重要性とその難しさについて学ぶ機会となりました。

また、講習会を通じ、リスペクトやフェアプレーとは何かを考え、今後の試合での立ち居振る舞いについても改めて考えることができました。

アカデミー生コメント

石井侑真選手(高2・8期生)
講習会では例年とルールが変わった点やファールやオフサイドなどの判定が難しいところを詳しく教えていただきました。ビデオを見て、どのような判定が正しいのかを答える問題がありましたが、日頃サッカーをしているアカデミー生の中にも間違える選手がいました。改めて、ルールを確認できた良い機会となりました。今回は選手ではなく審判としての観点でサッカーに触れることができ、よりサッカーについての知識を深めることができました。また、何度も出てきた、思いやりや尊敬という意味のリスペクトを意識して、これからも日々精進していきます。

加藤聖選手(高1・9期生)
今回の審判講習会を受けて、サッカーについて改めて学ぶことができました。オフサイドの取り方やファールになった時の審判の判断についてを聞くことができました。特にファウルの判断についてはとても難しいものであることがよくわかりました。日頃、私たちの試合で審判をしてくださる方々に感謝の気持ちをもって試合に臨みたいと思いました。今回の講習会で初めて聞くこともあり、とても良い講習会となりました。

廣岡睦樹選手(高1・9期生)
今回は裾野市生涯学習センターで行われた審判講習会に参加してきました。高校生になり2回目だったのでまた同じ話を聞くのかと思っていましたが、オフサイドやファウルなどについて映像で詳しく教えていただきました。私が印象に残ったのはファウル時のイエローカードとレッドカードについてです。これまで私が理解していたものからルールの改正により変更されていました。その他にも審判としての知識を学ぶことができました。今後、審判をする機会があれば、習ったことを活かして頑張りたいと思います。

千葉恵美女子1級審判員が最優秀審判賞を受賞~2017年度プレナスなでしこリーグ/プレナスチャレンジリーグ #jfa #nadeshiko

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10月9日(月・祝)、都内にて2017年度プレナスなでしこリーグ/プレナスチャレンジリーグ表彰式が開催され、女子1級審判員の千葉恵美さんが最優秀審判賞を受賞しました。

受賞者コメント

千葉恵美女子1級審判員
このような賞をいただき大変嬉しく光栄に思います。これも女子サッカーを応援し支えてくださる多くの方々、素晴らしい環境を提供してくださる皆様、切磋琢磨できる仲間がいてくれたおかげで、このような賞を頂けたと感謝しております。今シーズンは自分自身を取り巻く環境が変わり、新たなチャレンジの年でした。今やるべきことに向き合い、出来ないことも出来たことも背負うこの覚悟が出来たことで、試合中に見えてくるものが変わってきました。これは年を重ねたから見えてきたのかもしれませんが。この賞に満足することなく、更に成長していけるように一歩ずつ進んでいきたいと思います。ありがとうございました。

2017年第3回J1・J2担当審判員研修会を開催 #jfa

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10月21日(土)、22日(日)で第3回 J1・J2担当審判員研修会を品川で開催しました。

プログラムは、今シーズンの振り返りを中心に構成され、Raymond Olivier氏(日本サッカー協会レフェリー戦略経営グループシニアマネジャー)によるセルフコントロールの講義や、オフサイドをテーマにしたディスカッションを実施。主審側・副審側の見解をディスカッションをする場面は、トップレベルにふさわしい活発な議論が行われました。

インストラクターコメント

田邊宏司 S級審判インストラクター
10月21日(土)・22日(日)の2日間のうち、審判員はどちらか1日に参加する研修でした。残念ながら、22日の関東は台風接近のため、参加できなかった審判員の方々もいらっしゃいましたが、Jリーグ開催中、多くの主審・副審が参加しました。

第1部「プレッシャーのもとでのセルフコントロールと落ち着きの示し方」
第2部「テクニカルエリアのマネジメント(第4の審判員との協力)」
第3部「オフサイド(GKへの妨害の判定に関して)」
第4部「追加副審について」

第1部はRaymond Olivier氏の講義です。はじめに、「白鳥」は、水面下では忙しい活動をしているが、水上では気品のある姿を見せている。そこで、感情的要素(喜び/悲しみ・怒り・恐怖感・信頼・驚き)がパフォーマンスにどのように影響しているかの説明から、次に、良いレフェリーの質である、9項目の中から、「気品」ある姿について、映像を使用してグループ討議をしました。全ての人を納得されることは難しいけれども、白鳥のように「気品」ある姿で、平静、落ち着き、冷静を保って試合をコントロールすることの大切さを、私たちは改めて考える事が出来ました。

第2部は、テクニカルエリアのコントロールを、①第4の審判員が対応する ②主審が直接注意を与える ③主審がテクニカルエリアから離れさせるという3つの項目を確認後、映像を活用してグループ討議が行われました。今後の試合前の打ち合わせに役立てられ、チーム力が発揮され、良い試合が展開できることでしょう。

第3部は、GKへの妨害となるかどうかの判断を、主審と副審の協力で良い判定ができることを目的に、映像で研修されました。グループディスカッションでは、主審と副審が、お互いの想いを討議しました。日頃の考えていること、判断への迷い、疑問等を遠慮のない話し合いができました。時間が足りなかったのですが、この熱い討議が今後の研修会でも実施できれば良いと願っています。

第4部は、追加副審を実施した今シーズンのデータ及び今後の見通しが報告されました。全試合を追加副審で実施するには、解決すべき点が多いのですが、今後の方向性と追加副審の実践方法が確認されました。リーグも残りわずか、今シーズンの集大成です。審判のみなさん、お体に十分気をつけられ、1試合1試合に最大のパフォーマンスが発揮され、全ての試合が良い試合になりますよう心から応援しています。

参加者コメント

鈴木規志 1級審判員(三重県)
今回の研修会は「2017シーズンのこれまでを振り返り、レフェリングのレベルアップを図り、チームや関係者からの信頼を得る」という目的のもと、講義、ディスカッション等が行われました。Raymond Olivier氏の講義『Self-control and Composure』では、「Elegant(気品)」「Composure(落着き)」という言葉がとても印象に残りました。試合のテンションが上がっていても、審判団は、平静にふるまい、落ち着きを保ち、ゆっくりと的確にジェスチャーを行うことがよいゲームコントロールにつながることを学びました。ディスカッションは『オフサイド(GKへの妨害)』をテーマに行われました。主審、副審がそれぞれの立場で、優先順位のつけ方、視野の分担、とるべき行動、必要な情報などについて、活発に意見交換をすることで、考えを深めることができました。リーグは終盤となり厳しい試合が続きますが、この研修会で学んだことを活かし、2017シーズンを良い形で締めくくられるように、全力を尽くして取り組んでいきたいと思います。

笠原寛貴 1級審判員(福岡県)
今回の研修会では、まずプレッシャーのかかる中でいかに冷静に落ち着いて対応できるかをメンタルの部分からRaymond Olivier氏より講義いただきました。水面下に浮かぶ”白鳥”を例に、白鳥は見えない水面下では足を動かしているが、見た目は冷静に周囲を見ている、そんな白鳥のような審判を目指して実際の試合映像から我々の姿がどのような印象を与えるか、意見を出し合いました。一番印象に残っている言葉は”試合を観ている50%の人は判定に不満を持っている”ということです。メンタルの部分はパフォーマンスに大きく影響しますが、考え方ひとつで変えられるものだと思いました。

田邊インストラクターの講義では、テクニカルエリアのマネジメントをテーマに大きな事象にならないように第4の審判員と協力するということを具体的に再確認しました。最後に上川インストラクターの講義では、GKへの妨害によるオフサイドをテーマに映像を使ってグループでディスカッションしました。主審と副審、それぞれの立場からどのようにして正しい判定に持っていくか、意見を出し合いました。副審からの情報は無線で伝えてもらうのか、シグナルで伝えてもらうのかなど試合前の打ち合わせの重要性を再確認しました。今シーズンも終盤にさしかかり、今まで以上に厳しい試合が続きます。今回の研修を生かして目の前の1試合1試合を大切に、良い準備をして試合に臨みたいと思います。

ビジュアル・アイデンティティーを刷新、JFAブランド再構築へ #jfa #daihyo #nadeshiko

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公益財団法人日本サッカー協会(以下JFA)はこの度、JFAブランドを再構築し、各事業のビジュアル・アイデンティティーを刷新しました。

これは、「JFA2005年宣言」に掲げる「JFAの約束2050」、その達成に向けて設定した「JFAの目標2030」の実現に向け、基盤強化の一環として取り組んだものです。2016年3月にデザインを刷新したJFAロゴタイプ、JFAシンボルに続き、日本代表エンブレムならびにロゴタイプ、審判ワッペンやオウンドメディアなど各種事業のデザインも刷新。またJFAが主催するサッカー、フットサル、ビーチサッカーにおける大会を通じて、統一されたロゴ、大会名を採用しました。

ブランディング活動を通じて、JFAの発信力と影響力を高めることですべての活動をより推進し、JFAの理念である「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」ことを目指して、引き続き邁進してまいります。

JFAブランディング概要

日本サッカー協会の活動を、「組織」「各種大会」「各種事業」「日本代表」の4領域にわけ、リブランディングに取り組みました。「時代を超えて愛され続ける、普遍的なモダンさ」をコンセプトに、「普遍的で常に正面で向き合う誠実な姿勢とフェア精神」「成長・発展へのチャレンジスピリット・情熱」「関わりのあるすべてを大切に思う(リスペクト)」「親しみ・身近さ・信頼・安心感」を表現した普遍的で統一的なデザインとしました。

詳しくは、下記資料をご覧ください。

JFAブランディング概要資料

JFA-TV

JFAブランディング記者発表会を開催 #jfa #daihyo #nadeshiko

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日本サッカー協会(JFA)は11月1日(水)、東京都文京区のJFAハウスで「JFAブランディング記者説明会」を開催しました。

刷新されたJFAのビジュアル・アイデンティティーをお披露目した本会には、ゲストとして元日本代表のラモス瑠偉さんや澤穂希さんのほか、選手を代表して川本梨誉選手(清水エスパルスユース)や富岡千宙選手(JFAアカデミー福島)、また国際主審の佐藤隆治さん、山下良美さんも出席しました。

田嶋幸三JFA会長は冒頭あいさつで「私たちには夢があります。それは2050年までにワールドカップで優勝するという夢です。強く、魅力ある代表チームをつくっていくこと、そしてそのチームが世界でトップになること。そして、老若男女、障がい者も含めて多くの人が自由にスポーツを楽しめる社会をつくっていくことを目指しています」とJFAブランド再構築の意図を説明。さらに「日本サッカー協会は自らの価値や存在意義、社会的責任をもう一度見直し、サッカーに関わる全ての方々と手を取って目標に向かって進んでいくために基盤強化や改革を行いました」と経緯を語りました。

その後、スクリーンに映し出されたイメージ映像で新しい日本代表エンブレムならびにロゴタイプ、JFA主催の各種大会ロゴと新名称、各都道府県サッカー協会のロゴ統一などが発表されました。リブランディングの詳細を説明した岩上和道事務総長は「このエンブレムを付けて、日本の新しいサッカーを世界に見せていければと考えている」と期待を寄せ、各種大会についても「ひと目でこれはJFAの試合なんだ、日本のサッカーにつながっていることなんだと理解していただけるようなものになると信じている」とコメントしました。

新エンブレムをつけた日本代表ユニフォームは、11月10日(金)にフランス・リールで行われるSAMURAI BLUE(日本代表)対ブラジル代表の国際親善試合から使用されます。

登壇者コメント

田嶋幸三 日本サッカー協会会長
私たちが、日本のスポーツ界、アジアサッカーをリードする組織の一員であるという自覚と責任を持ってガバナンスの向上を図っていけるよう、今回のブランディングによって職員一同が奉仕する気持ち、JFAのウェイ、バリューを活動に反映できるようにしたいと考えています。指導者、審判員、役員、さまざまな方に「我々はJFAの一員なんだ」という気持ちを持っていただきたいです。

佐藤隆治国際主審
JFAは4年後の2021年に創立100周年を迎えます。2020年には東京オリンピック、2022年にはカタールでワールドカップがあります。世界の舞台でさまざまな感情を肌で感じてきて、世界の舞台で笛を吹くやりがい、充実、喜びを経験してきました。4年後も世界の舞台で活躍できる国際審判員でいたいと思います。

山下良美女子国際主審
今回、私たちの審判ワッペンや日本代表エンブレムなどが全て同じモチーフになったことでJFAという組織の一体感を感じます。その一員として頑張らなくてはいけないなと身が引き締まる思いです。

川本梨誉選手(清水エスパルスユース)
僕の目標はワールドカップで優勝することです。その通過点である高円宮杯U-18プレミアリーグで日本一を取れるように、これから努力していきたいです。

富岡千宙選手(JFAアカデミー福島)
(新しく変わった皇后杯のロゴを)今日始めて見たのですが、大会の歴史を感じつつも新たに生まれ変わったという印象でした。現在出場中の皇后杯では、なでしこリーグ1部のトップレベルのチームとも対戦できるので、そこで積極的にチャレンジをして自分たちの力を試していきたいと思います。

ラモス瑠偉さん元日本代表/元フットサル日本代表/元ビーチサッカー日本代表監督
私が日本に来てからずっと日本代表は憧れでした。まさか自分が帰化して日本代表に選ばれるとは思っていませんでした。日本代表のユニフォームは誰もが着られるわけではありません。私は誇りに思って、代表での全試合を死ぬ気でプレーしました。今の選手もそういうプライドを持ってほしいと思います。

澤穂希さん元日本女子代表
小さい頃から、日本代表選手になる憧れを持っていました。実際に日本代表選手になってエンブレムを付けることは特別なことでしたし、誰にでもできることではありません。選手時代もユニフォームを着ると、身が引き締まる思いで鳥肌が立つくらい特別なユニフォームでした。その思いを一人でも多くの選手に味わってほしいと思います。

JFA-TV


フットサルナショナルコンペティション担当審判員(フットサル専任)研修会 #jfa

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10月28日(土)・29日(日)の2日間、JFAハウスでフットサルナショナルコンペティション担当審判員研修会を開催しました

年度末までFリーグのリーグ戦・全国大会が続いていくなかで、再度スタンダードの確認を行い、判定基準を合わせていくことを目的とした研修会では、活発な意見交換が行われ、それぞれが有意義な時間を過ごしました。

インストラクターコメント

垣内理伸フットサル1級審判インストラクター(三重県)
今回、これから繰り広げられるリーグの終盤戦と各カテゴリーの全国大会前に、フットサル専任FNC(フットサルナショナルコンペティション)1級審判員を対象に研修会を開催しました。目的は、リーグの途中ではあるものの、各審判員のベクトルを合わせ、より良い試合にするために行うべきことを再確認することでした。講義は次の内容で進行しました。

1.スタンダード再確認
2.事象の見極めと考慮点の再確認
3.観戦研修と全体討議(討議課題:担当する試合で何を感じるか、感じるべきか)

今回台風の影響があり、時間を一部短縮して講義を行いましたが、各講義ともに各審判員は集中し、活発な質疑の中で講義を進めることができました。特に全体討議で何を感じるか、感じるべきなのかについては、新人の審判員は経験のある先輩の感じ方とその対応について討議もできたので良い収穫になったのではないかと思います。また、各講義での振り返りについて、これからさらに厳しい試合が想定される中で、経験のある審判員は自身を振り返る良い機会になったのではと感じました。

参加者コメント

成田憲一フットサル1級審判員(福島県)
今回参加した研修会では、新しいことを学ぶというものではなく、もう一度原点に立ち返り自分を見つめ直す場のように感じました。研修冒頭小川委員長からフットサルの特殊性を踏まえての「観る」努力、意思決定のプロセスおよびロジカルに考えることの重要性についての話から研修会が始まりました。そのとき全員の表情が変わりこの研修会が、参加者にとって、有意義なものになることを感じました。映像研修では参加者が、自分の見解を競技規則に則って発言したり、日頃の疑問に思っていることを積極的に共有していきました。また、一つの事象について、徹底的に議論することもあり講義の時間を、大幅に超えてしまい実技研修の時間にも引き続き行われました。日頃トレーニングを積んでいる審判員ですが、さらなる向上をめざして、フィットネスインストラクターに有効なトレーニング方法や、強化部位の質問をするなど2時間あまりの時間がとても早く感じられました。この研修会には、様々な経験年数の審判員が参加していましたが、年齢や経験に関係なく、疑問点を全員で議論し、統一した答えに近づけることができたことは、自分にとっても非常に大きな収穫でした。また研修会ではインストラクターのみなさんが参加者から巧みに言葉を引き出し、とても良い雰囲気を作ってくださったことも印象的でした。この研修会をきっかけに、常に自分を見つめ直し前進する準備が大切だと改めて感じました。

安永陽一フットサル1級審判員(福岡県)
今回はフットサルナショナルコンペティションカテゴリーの研修会に参加しました。Fチャレンジリーグ、各種全国大会を担当する審判員のための研修会です。2日間の研修では、スタンダードの確認、Fチャレンジリーグの観戦研修、体幹を鍛えるコアトレーニング、事象の部位と審判員の協力などが計画されていました。Fリーグ担当審判員と違い、Fチャレンジリーグ担当審判員の研修会は、これまで開催が無かったので、とても良い研修の機会となりました。まず、映像でFリーグ2017/2018のスタンダードの確認を行いました。普段担当しているリーグはFリーグではないのですが、Fチャレンジリーグにもそのまま適用できる基準であると感じました。ラフプレーによる警告、GKへのリターンパス、決定的な得点の(機会の)阻止など複数の項目において、ビデオクリップを視聴し、それに対する判断と適用を学習しました。リーグを担当する審判員にとって大切なことは、まず事象に対する正しい認識と試合における適切な処置を理解することです。次に担当審判員全員が共通した認識を持つことです。担当インストラクターに積極的に質問し、意見を出し合って協議し、深い学びを促すためのアクティブ・ラーニング型の研修によって、審判員全員の共通理解を深めることができました。

第2回Fリーグ担当審判員研修会 リーグ後半戦に向けて議論を深める #jfa

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11月3日(金)から4日(火)にかけて、武田テバオーシャンアリーナで第2回Fリーグ担当審判員研修会を開催しました。

Fリーグの振り返りを中心とし、リーグ後半戦に向けて判定基準の統一を図るために活発な意見交換が行われました。プラクティカルトレーニングにおいては、名古屋オーシャンズユース選手ご協力のもと、実戦形式でのプログラムを行い、有意義な研修会となりました。

インストラクターコメント

延本泰一フットサル1級審判インストラクター(東京都)
DUARIG Fリーグ2017/2018が終盤戦を迎えるにあたり、今シーズンのこれまでのレフェリングの振り返りとスタンダードの再確認のため、2日間に渡ってFリーグ担当審判員研修会を実施しました。審判員が正しい判定を下すためには、”みる”(見る、観る、診る、視る、看る)ことによって情報を収集することが大切です。得られた情報から判断までのプロセスを整理しておき、試合では瞬時に判定を導きださなくてはいけません。また全体を俯瞰してみられる鳥の目、様々な角度から細部までみられる虫の目、流れをみられる魚の目の意識を持つことにより、より良い情報を得られるのではないかと、得られた情報を審判員間で共有するための伝え方についても議論し、実践を行いました。今シーズンのトピックスを映像で振り返った場面では、審判員間で議論を行い、判断のプロセスを統一化しました。プラクティカルトレーニングでは、公式戦のようなスピード感ある展開の中で、2人の審判員がピッチ内全体を監視するためのポジショニングやコミュニケーションの取り方についてトレーニングを行いました。研修会を通して、審判員の皆さんがアクティブでポジティブに参加している姿勢が伝わってきました。今後の試合において審判チームとして良いパフォーマンスを示してくれることを大いに期待しています。充実した研修会を開催することができ、関係者の皆様に感謝申し上げます。

参加者コメント

櫻田雅裕フットサル1級審判員(千葉県)
Fリーグから日本のフットサルが目指すべき位置や取り組みについて説明があり、今まで以上に真摯に取り組み、良い準備をして臨む必要性を感じさせられました。小川JFA審判委員長から提示された「みる」というテーマでは、「みる」という視点に様々な見方があり、どのタイミングでどのような「みる」を使うか、また「みる」ためにどのようなアクションを起こすか、しっかりと考える必要があることを学びました。五十川インストラクターからは「3つの目」についてお話を伺い、「みる」というテーマを掘り下げて学ぶことができ、またFリーグのここまでの振り返りでは多くの気づきや仲間の経験を共有することができました。延本インストラクターの講義では、テクニカルな部分の指導をいただき、今後の審判活動に生かすことができる大変有意義な内容でした。一緒に審判活動をする仲間たちとともに、さらに良いレフェリングが提供できるよう研鑽し続け、学び続けていきたいと考えています。

今回の研修会にて、ご準備いただいたFリーグ、日本サッカー協会審判部、また快く送り出してくれた家族や関係者の皆様に感謝します。

向山悟フットサル1級審判員(東京都)
自分自身、これまでのリーグ戦で生じた課題を抱えての研修会となりました。それは一言で言うと「丁寧さ」です。我々の任務にはそれぞれ役割があります。それぞれが任務を確実に遂行することが、良い協力関係を築く大前提となります。これまでのリーグ戦においては、そのディテールが欠けてしまったゲームがいくつかありました。もっと注意深く見る、審判員間で素早く的確に情報共有するなど、日ごろ当たり前のように行っていることを一つ一つ丁寧に行うことにより、防げた事象だったと認識しています。

今回の研修会は、「見る」ことにフォーカスした内容となりました。小川審判委員長より、我々にとって「見る」ことがすべてのスタートであり、そのために全力を尽くしてほしいとのお話がありました。この質を上げていかない限り、判定に対する信頼は得られません。ゲームの温度を感じ、予測を高め、より良いポジションを取ることによって「見る」ことが可能になる。基本的なことですが、「見る」ことの重要性を再認識した研修会となりました。リーグも終盤戦を迎え、より厳しいゲームが増えてくることが予想されます。基本を改めて大切にし、自分の課題であった「丁寧」に「見る」ことを心掛け、選手やチーム、見に来ていただいているお客様に信頼される判定を目指してゲームに臨んで参ります。

日本の審判員がポーランドリーグを担当~審判交流プログラム~ #jfa

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審判交流プログラムの一環として、10月12日(木)から30日(月)までの期間、日本の審判員がポーランドに出向き、ポーランド1部リーグを担当しました。担当した審判員は、荒木友輔国際主審(東京)、名木利幸国際副審(高知)、田中利幸国際副審(大阪)の3名です。

2008年に始まったポーランドとの審判交流では、これまで約20名のポーランドのレフェリーがJリーグの試合を担当し、約15名の日本人審判員がポーランドのリーグを担当してきました。

今回は19日にわたる滞在のなかで、ポーランド1部リーグに相当するエクストラクラサを2試合、2部に相当するIリーガを1試合と計3試合を担当しました。

審判団コメント

週末は試合を担当し、平日は研修会参加やトレーニングを行いました。担当した試合はどの試合もフィジカルコンタクトが激しく、両チームの選手が身体をぶつけ合いながらプレーをする度にスタジアムの歓声がより一層大きくなるのがとても印象的でした。また試合を担当したスタジアムは、とても新しく美しいもので、フィールドと観客席が壁やフェンスのみで仕切られていて、フィールドの中にいても、客席が近いと感じるほどでした。スタジアムが歓声に包まれると、我々の身体がその歓声によって揺れるような感覚になりました。スタジアム全体の雰囲気は本当に迫力があり、その中で日本人の我々がレフェリーを担当させていただいたことは、とても貴重な経験でした。

ポーランドのレフェリーセミナーにも2泊3日で参加しました。アマチュアトップレフェリーを対象としたもので、シーズン中に起こった出来事を映像で確認し、それを参加者全員でディスカッションし、意思統一を図る目的で行われていました。参加者が答えを求めるのではなく、どうしてその判定なのか?と判定までのプロセスが積極的に議論されていて、「私はこう考えた」というしっかりとした主張を堂々と話している姿がとても印象的でした。

一方で、ポーランドでレフェリーとして活動する過酷さも感じることができました。特に移動の過酷さには我々も驚きました。公共交通機関は全てが時刻通りにはいかないようで、レフェリーの皆さんは試合会場まで車で移動することが多いとのことでした。その移動時間も長く、多くは4~5時間、遠くて7時間かかる移動もあるようです。我々もワルシャワからポーランド南部の都市まで車で3~4時間かかる移動を2往復しましたが、かなり過酷でした。現地の皆さんがこうした環境の中でも試合に向けてしっかりと準備し、活動されていることに我々も刺激を受けました。

異なる文化の中で生活させていただいたことで、レフェリーとしてだけではなく、人間としても大きく成長させていただいたプログラムでした。ポーランドのレフェリーや協会、現地の方々はとても温かく、親切な方々ばかりでした。

多くの方々のサポートを受けて貴重な経験をさせていただいたからこそ、今後の活動にしっかり活かしていきたいと思っております。ポーランドサッカー協会やサポートしてくださった現地の皆様にあらためて感謝申し上げます。

審判交流プログラム

審判員を相互交流しあうことにより、他国のリーグの試合やインストラクターの指導を通し、技術向上を図り、異なる文化や環境下でも審判ができる柔軟性、適用力を養うことを目的とした交流事業。

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第31回JFAレフェリーキャラバンを新潟県で開催 #jfa

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11月25日(土)・26日(日)に新潟県のJAPANサッカーカレッジでレフェリーキャラバンを開催しました。審判員・インストラクター総勢39名にご参加いただきました。

佐幸欣治インストラクターと新潟県サッカー協会加藤審判委員長がこのキャラバンのために何度も打ち合わせを行い、新潟県で抱えている課題等を抽出し、プログラムを作り上げました。指導者は、佐幸インストラクターと山崎インストラクター(北海道レフェリーデベロップメントオフィサー/S級インストラクター)を中心にチュータリングや試合分析を行いました。審判員は、扇谷健司プロフェッショナルレフェリーを中心に審判の魅力について考え、体育館でのミニゲームを活用しながらレフェリングのアドバイス等を行いました。

新潟県は環境に恵まれており、若手審判員を育成するために、審判インストラクター達が積極的な取り組みを行っています。プログラム中、審判員の笑顔も絶えず、これからの活躍が期待される存在であるということを肌で感じることができた2日間となりました。

インストラクターコメント

佐幸欣治サッカー1級審判インストラクター(富山県)
冬型気圧配置で雪交じりの雨が降り寒い天候のなか、会場には、18名のインストラクター、13名の審判員が集まり、「恋するフォーチュンクッキー」からのスタートで心身ともに熱くなり外の寒さを吹き飛ばすことができました。参加指導者・審判員は前向きに積極的に意欲的に学ぼうとしている姿勢が印象的で、今後の活躍が期待できる研修会になりました。

新潟県キャラバンの目的は「若い審判員の育成及び指導者のスキルアップ」でそのために指導者は新たな指導手法を学び体験することでした。研修内容は、1日目はキャラバンを通して2019年から本格的実施される地域トレセンの理解、その後、指導者はチュータリング・事前配布したビデオの試合分析、審判員は扇谷PRによる審判の魅力・体育館での実技・teaching materialでの判定基準を行いました。2日目は、午前中は、雨の中でのプラクティカルトレーニング、午後は、山﨑氏が指導者に対してプラクティカルの振り返り・試合分析後のロールプレイ、審判員は、扇谷PRによる動きとポジショニングの振り返りを行いました。少し欲張り過ぎなメニューかと思いましたが、参加された方の取り組み姿勢が前向きで、実り多いキャラバンだったと感じました。また、新潟県サッカー協会審判部や素晴らしい環境を提供して頂いたJAPANサッカーカレッジの協力がありキャラバンの成功に結びついたと実感しています。今後の新潟県の活躍を祈っています。

開催FA審判委員長コメント

加藤芳彦一般社団法人新潟県サッカー協会審判委員長
新潟県では2009年に開催された国体を契機に審判員の普及・育成・強化という三本柱を立て活動してきました。そしてこの5年間で1級審判員を4名、女子1級を2名、フットサル1級1名を輩出することができました。また1級審判員が県内の審判員へのかかわりを持つことで若手審判員が刺激を受け、新たに意識が高く、意欲に満ちた審判員が生まれる環境ができつつあります。しかし、その若手審判員を育成する指導者の数が圧倒的に足りないというのが現状です。そこで今回のキャラバンでは「若手審判員の育成」をテーマに、17歳から22歳位の若手審判員と今後彼らを指導するインストラクターを対象に今回のキャラバンを行いました。

当日、審判員はPRの扇谷氏の話を間近で聞くことができたくさんのメッセージを受け取ったことだと思います。また自らの意見を述べることで今まで気づかなかった自分を引き出すこともできたのではないでしょうか。インストラクターは佐幸氏、山崎氏から育成するうえでのポイントとなる指導方法を学びました。審判員を指導するうえでの「アセスメント」「ティーチング・チュータリング」「プラクティカル」そして「ゲーム」というサイクル明確にしたことで、今何を学んでいるのかを明確にできたことは非常に有意義だったと思います。参加者が活発に意見を出し合い、積極的に参加してため時間はあっという間に過ぎてしまいました。キャラバンが終了した今、ここからがスタートと考えています。指導者育成に向けた委員会内の役割の見直し、計画と実行、振り返りとやらなければならないことが見えてきました。今後、これを機会に継続させることで厚みのある指導体制を作っていきたいと考えています。

受講者コメント

阿部浩士サッカー2級審判インストラクター
参加する前はどの様なことをするのか、今まで参加していた研修とはどう違うのか、他県ではもうすでに実施されているにもかかわらず全く分からず、期待と不安で楽しみでした。「チューターリング」という聞きなれない言葉に戸惑いながらも、オープンマインドな佐幸インストラクターの分かりやすいご指導の下で、ラーニングサイクルや6ステップ、ダイヤモンド9などの考え方やスキルを用いて指導を進めていくことを教わりました。それによって、受け手が自分で考えることで理解を深め、気づきを得ることが出来、相互に成長できることを学びました。また、プラクティカルトレーニングでは、オフサイド、手や腕の不正使用、動きとポジショニングの場面を想定し取り組みました。山﨑インストラクターからは、どんなミスが起こりやすいのかを考えようという中で、現在使用している用具や、プレーヤー・ボール・インストラクターの位置の工夫、審判員の動き出すタイミングの取り方などを伝授いただき、途中でもRecapすることなどを合わせてお話いただきました。得たものを今後に活かしていきたいと思います。

湯淺貞夫サッカー2級審判インストラクター
最新のJFAの考え方や方針、最新のスキルを生で触れることができるという期待で、このレフェリーキャラバンにすぐに参加希望しました。そして、試合映像のアセスメント分析表の作成、プラクティカルトレーニング用のプランニングシートの作成を事前に要求され、果たして、インストラクターで年寄となった私が若手と一緒に上手く受講できるのか不安でした。ところが、オープニング直後の映像・音楽に合わせた踊りやJFAスタッフ皆様のオープンマインドな導きにリラックスして臨むことができました。講義では、ラーニングサイクルによる改善継続の必要性やチュータリングの考え方(少し教えて、深く教えて)に新鮮さを感じました。また、実践では、座学より何倍も効果的なプラクティカルトレーニングでは、懲りすぎてしまい上手く効果を上げることができませんでしたが、「振り返り」での他グループの反省を聞き、コツを少し掴むことができました。

最後のあいさつで、新潟県は環境に恵まれ、ここ数年、毎年1級審判員を輩出しているので継続してほしいとのお話がありました。ただ、新潟県は地域レベルの試合が多い割にインストラクターの数が他県より少ないのが現実です。この研修を通じ、新潟県のインストラクターの増員やレベルアップに少しでも貢献できればと思っています。

阿部達也サッカー3級審判員
まず今回のレフェリーキャラバンに参加できたことを嬉しく思います。トップレフェリーの扇谷さんのお話をお聞きできたことや、プラクティカルとその振り返りを通して課題を見つめ直せたことは、私にとってとても良い経験となりました。今回の講師には前述のようにプロフェッショナルレフェリーの扇谷健司さんにお越しいただきました。二日間の活動の中で、経験談や信念のお話、実際の動きの中でのご指導などをしていただきました。私は今回の扇谷さんのお話の中で責任という言葉が印象に残りました。私たちのレベルでも、県から派遣されている責任や、試合を作る責任があるのだということを再確認することができました。

またプラクティカルでは、オフサイド判定や手の不正使用の判定という内容を行いました。実践していた時の感覚と、ビデオで振り返りをした時の感覚の差異に驚きを覚えながらも、フィードバックと共に改善することの必要性を感じられました。普段行わない基本の部分の重要性を改めて今一度見つめ直そうと思います。今回聞き、動き、学んだ内容を活かして、まずは早く2級に昇級し、活動の幅を広げられるよう努力します。

藤森暖土サッカー3級審判員
私は扇谷さんの「逃げるな」という言葉が印象深く心に残っています。今回のキャラバンでもはじめはユース審判であるということから、年上の審判員の方がいる中でどうしても遠慮して一歩引いていました。ですがこの言葉を聞いて「今の自分はただ失敗から逃げているだけだ。」と思えるようになりました。そして話し合うセッションの中で自分から少しずつ積極的に発言することができました。それから別のお話の中で「失敗してもいいんだぞ」といっていただき自分の中にまだ少しあった「逃げ」がなくなり、先輩がいる中でさらに発言することができるようになりました。二日目のプラクティカルでは他の人たちに負けないくらい堂々とチャレンジすることができました。

キャラバンを通して間違っていることを発言したことがあったかもしれません。ですが自分で考えたことを発言する大切さやその挑戦から逃げずに、失敗から学ぶということの大切さを感じることができました。そのことは何より自分がキャラバンで成長できたことだと思いました。受講生のみなさん、インストラクターのみなさん、そして自分の考え方を変えるチャンスをくださった扇谷さん、本当にありがとうございました。

2017Jリーグアウォーズ 西村雄一氏と相樂亨氏が最優秀主審賞、最優秀副審賞を受賞 #jfa

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12月5日(火)に新横浜で行われた2017Jリーグアウォーズで最優秀主審賞を西村雄一氏が、最優秀副審賞を相樂亨氏が受賞したことを受け、両レフェリーよりコメントが届きました。

受賞者コメント

西村雄一プロフェッショナルレフェリー
この賞をいただけたことを、とても光栄に思います。支えてくれた仲間に、心から感謝しています。2018シーズンも、レフェリーチーム一丸となって、選手のみなさまのために全力を尽くしたいと思います。Jリーグを通じて、多くの方々に感動が届くように、より一層精進して参ります。ありがとうございました。

相樂亨プロフェッショナルレフェリー/国際副審
このような素晴しい賞をいただくことができて光栄です。今後もオフサイドの精度をさらに上げていくように努力したいと思います。

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