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第32回JFAレフェリーキャラバンを群馬県で開催 #jfa

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12月16日(土)・17日(日)の2日間、第32回JFAレフェリーキャラバンを群馬県で開催し、審判インストラクターおよび審判員の総勢37名が参加しました。

今回の群馬キャラバンでは、斉藤仁インストラクター(イントレマネジャー)ならびに高橋武良インストラクター(関東レフェリーデベロップメントオフィサー)を中心に事前に群馬県サッカー協会審判委員会と打ち合わせを行いました。打ち合わせを通し、「審判インストラクターの資質向上を目指して」をテーマに指導者と今後指導者として活躍が期待される審判員向けに、チュータリングやアセスメントの手法と実践演習を組み合わせたプログラムを行うことになりました。参加者の性別や経験、年齢も異なる中、グループに分かれた演習では常に笑いが絶えず、和やかで活発な2日間となりました。

インストラクターコメント

高橋武良関東レフェリーデベロップメントオフィサー/S級審判インストラクター
県内でのサッカーがさかんであり、県を代表して地域や全国で活躍するチームが多くある群馬県で、JFAレフェリーキャラバンを開催しました。参加された方は審判員として活躍しながら、審判員の指導を行っている方が多く、今回のキャラバンで実施したチューターリングとレフェリーアナリシスのプログラムを楽しみながら積極的に参加していただきました。2日間で感じたことは、初めて体験するプログラムに興味があるからというよりは、新しい手法を取り入れて、チームや選手と同じように、あるいはそれ以上に活躍できる審判員をみんなで育成していこうという意欲でした。クロージングで、中村委員長から年明けには、今回のプログラムをいかした審判研修会を企画していきたいとの提案があり、実施に向けて参加者の皆さんが企画を考える姿から、群馬県の審判界に新しい風が吹き、発展していくと感じました。最後に7月から準備をしていただき、開催のためにご尽力いただいたスタッフの皆様に感謝申し上げます。

斉藤仁イントレマネージャー
本キャラバンの目的を“インストラクターのスキルアップ”と定め、“チューターリング”と“アセスメントからアナリシスへ”という題目を掲げて実施しました。女性4人を含む幅広い層となる約30人が参加し、基本はグループを単位とした構成で進めました。JFAの将来構想やラーニングサイクルの理解、それに繋がる審判指導者トレーニングセンター活動、地域都県との連携の必要性へと進み、チュータ―リングの理論までを午前中に済ませました。午後から眠気避けの「恋するフォーチュンクッキー」から始めましたが、これが熱気の助走となり、手法体験の6ステップ、9ダイヤモンドではグループ討議から意見が飛び交い、発表の段階では指摘や質問が飛び交い、楽しさと盛り上がりの中、熱心で前向きな積極性溢れる雰囲気となりました。初日の最後は学んだチュータ―リングの実践を行いました。グループで企画を組み上げ、その代表が「自ら気付かせる」指導に挑戦しました。フィールドシートの活用、スタンツ的な動きのある取り組み、質問の選択、引き出そうという意識が有りながらスッキリするくらい指導者が教えてしまう実際の進め方のギャップなど、学んだ内容を体験してもらえたと感じました。一所懸命さと真摯さ、それにユーモアある発言と笑いと、予定の時間を超過した一日目が終わりました。

2日目は、新アセスメントレポートの修正の主旨と書き方概論を学びました。その後、映像を見ての個々の分析結果をグループで討議し、視点の差異と見方・感じ方を共有しました。それを基に、試合をスタンドで見ていた1級審判員に当該審判員になりきってもらい、A項の規則の解釈と適用と、D項のポジションと動きに関して、チュータリング手法を活用して10分間で行う試合後のフィードバックを実践しました。審判員役の当意即妙な受け答えもあり、前日同様、真剣で熱のこもった活気あふれる時間となりました。フィードバック毎に意見を出し合い、講師のインストラクターからの気付きをもらい、アセスメントにおけるアナリシスの視点、それをチューターリング手法で審判員の成長に生かすことを相関付けた実践になったと感じました。キャラバンの主旨の一つである審判育成の再構築のきっかけになったことは中村審判委員長の閉会挨拶で明示されました。群馬名物のからっ風を物ともしない、熱く活発な2日間を共有でき、今後の群馬の活発な活動を期待できるキャラバンでした。

審判委員長コメント

中村祐群馬県サッカー協会審判委員長
レフェリーキャラバンを開催するにあたり、群馬県としてどのような内容で開催するのが最も望ましいのか。審判委員会で議論を重ねた結果、本県では2級審判員が担当する試合にアセッサーを継続的に派遣し指導を行っているが、試合ごとに単発の指導しかできておらず、次の試合へつながる、シーズンを通した一貫した指導ができていない現状が確認されました。この現状を踏まえて、現場で幅広くアセッサーに協力いただいている「2、3級インストラクター」を対象に絞って行うことが望ましいのではないかとの結論に至りました。キャラバン担当者およびJFA審判部の方々と数回のミーティングを重ねた結果、内容を「チュータリング技術の習得」「映像を利用してのレフェリング分析」の二点に絞って実施することが決定され、開催の運びとなりました。

キャラバン初日は2、3級インストラクター23名、オブザーバーとして8名の審判員が参加し、高橋武良JFA関東RDO、斎藤仁イントレマネージャーを中心に「チュータリング技術の習得」に伴う「チュータリングとは?」と「チュータリングの実践」を行い、チューターの役割やプレインストーミング・6ステップ・ダイヤモンド6などを、グループに分かれての実体験を踏まえた実践形式で行いました。二日目は「アセスメントとは?」と「アセスメントに基づく指導の演習」を参加者各自に事前課題として与えられていた、県高校選手権準決勝戦のレフェリング分析(VTR映像を利用)からのフィードバックを新アセスメントレポートの考え方や記載方法を含めて指導していただきました。

今回のキャラバンでは、今まで我々が行っていたティーチング中心の指導とは全く違う手法が提示され、目から鱗が落ちた参加者が多かったと思いますが、この貴重な経験を無にすることなく、更なる指導力の向上に向けて頑張っていただきたいと思います。他に特筆すべきこととして、初日は石山昇JFA審判副委員長、二日目は黛俊行JFA常駐インストラクターが飛び入り参加されました。突然ではありましたが、お二人の貴重な講話を拝聴できたことに対して、参加者を代表して御礼申し上げます。

受講者コメント

大武広海 3級審判インストラクター
「群馬県は審判員一人当たりのインストラクターの数、全国45位」。今回ご指導いただいた高橋さんの言葉に、まずはじめに愕然としました。私自身、3年前に3級インストラクターとなり、現役の審判員として活動をしながらインストラクターをしてきましたが、そうした現実についてはなかなか実感できていませんでした。さらにJFAとして、ワールドカップで決勝の主審を担当できる審判員を育成していくこと、そのためにユース世代の育成が急務という課題を共有いただき、私たち群馬県のインストラクターに求められる役割の大きさを感じられたことはとても意義のあることでした。

実際の講義では「チュータリング」をテーマに、審判員自身に考える機会を与え、自発的に成長に繋げる方法について学びました。「少し教えて、深く教える」というチュータリングの考え方に沿っての実習は、今までのやり方との違いに戸惑いながらも、参加者全員で必死に考えながらゴールに向かって進めていきました。印象的だったのは「ブレーンストーミング」「6ステップ」「ダイアモンド9」など、受け身ではなく、自分で考えて発表することで理解が深まることを実感できたことでした。また、総まとめとして実際の指導場面をイメージしたロールプレイングを担当させていただきましたが、いろいろな方に自分のやり方を見ていただき、良いところも、悪いところも、さまざまなご意見をいただくことができ、大変刺激になりました。

群馬県でもユース世代の審判員が徐々に増えつつあります。若い人たちを伸ばすのは私たちインストラクターであり、先輩審判員の大切な役割です。その責任の大きさを感じながら、今回学んだことを積極的に活用し、若手審判員が夢を持てるような育成ができるよう、私自身も成長していきたいと思います。今回は本当にありがとうございました。

新井恵子 3級審判インストラクター
今回このレフェリーキャラバンで、多くのことを学びました。特に、1日目のチュータリングの講義と実践は、とても新鮮で驚きと楽しさの連続でした。自分では理解していることでも、頭の中の考えを整理し、相手に簡潔に分かりやすく伝えることや、相手の考えや思いを上手く言葉にして引き出すことの、大切さや難しさを痛感しました。そして、チュータリング実践において、そのコミュニケーションの中に、相手のみならず自分自身もスキルアップに繋がるカギがあるのではないかと感じました。また、2日目のアセスメントに基づく指導のフィードバックでは、実際にレポートを書く側を経験し、フィードバックを行う意味を再認識するとともに、審判員として指摘・指導を聞くことだけではなく、話すことから生まれる気付きの多さに驚きました。

このレフェリーキャラバンで得た知識を、今後の審判活動に活かしていくことはもちろんですが、群馬の審判員に広めていくことも、私たちの役割だと思っています。まずは、すぐに出来ることから、見直しや工夫をしていきたいと思います。この2日間を通して、講師方からいろいろなお話を伺い、審判に対して同じ熱意を持った仲間と日本中で繋がっているように感じ、とてもうれしく思いました。本当にありがとうございました。


赤阪修氏が第19回日本フットボールリーグ表彰式にて優秀レフェリー賞を受賞 #jfa

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12月6日(木)、都内で「第19回日本フットボールリーグ表彰式」が開催され、赤阪修氏が「優秀レフェリー賞」を受賞しました。

受賞審判員コメント

赤阪修審判員(東京都)
この度は、このような栄えある賞をいただき大変光栄に思います。日本フットボールリーグ関係者の皆様、チームの皆様、いつもサポートいただいているJFAの皆様、そして苦楽を共にし、一年間を通して切磋琢磨した審判員の仲間に心より感謝いたします。また、サッカーをできる身体に育ててくれた両親、そして審判活動を理解しいつも送り出してくれる家族に、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。これからも伝統あるJFLが更なる魅力的なリーグになるよう祈念しています。この度は本当にありがとうございました。

第29回JFAレフェリーキャラバンを熊本県で開催 #jfa

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11月25日(土)・26日(日)の2日間、熊本県・パークドーム熊本にて第29回JFAレフェリーキャラバンを開催しました。

当初、9月に開催される予定でしたが、台風の影響により延期になった本キャラバンは、座学中心の講義になりました。講義は「チュータリング」や「審判指導ロールプレイング」など、実践に即した内容で、参加人数は当初より少なくなったものの、充実した研修会を行うことができました。

インストラクターコメント

脇山哲郎 1級審判インストラクター
台風の影響で当初計画の9月は延期せざるを得なくなり、今年度の開催が危ぶまれていましたが、関係者のご尽力により、無事に「JFAレフェリーキャラバンin熊本」が開催できたことを大変嬉しく思います。日程変更の関係で、審判員の参加ができなくなり、プログラムを審判指導者を対象とした内容に変更して実施しました。熊本では、審判指導者のスキルアップが急務であり、今の課題に即した「チューターリング」、「新アセスメントレポートの記入方法」、「アセスメントの摺り合せ」、「審判指導のロールプレーによるフィードバックの手順とレフェリー分析」を内容としたプログラムとしました。「チューターリング」では、新たな指導方法を理解するだけでなく、審判員を指導するうえの「ラーニングサイクル」の中の位置づけを明確にしないとその効果が十分に発揮できないことを強調しました。JFA黛氏から「新アセスメントレポートの記入方法」について基本的考え方や記入上の留意点を解説しました。

九州地域協会でも2018年度から新アセスメントレポートに順次移行することになっており、時宜を得た内容で審判指導者にとっては、とても参考になる内容となりました。また、「アセスメントの摺り合せ」、「審判指導のロールプレーによるフィードバックの手順とレフェリー分析」については、事前配布ビデオの試合分析を通じて、担当した審判員を交えて試合を振り返り、課題に対する気づきを与えるフィードバックの方法や分析のポイントを解説しました。試合のフィードバックは、審判アセッサーにとってはとても重要であり、また、難しい課題でもありますが、今後に大いに役立つものとなりました。今回のレフェリーキャラバンを通じて、審判指導者にとっての新たな課題の発見と併せて、次のステップアップにつながるものをいくつも見つけていただいたとても有意義なものなったと確信しています。

参加者コメント

相葉忠臣さん
熊本キャラバンの当初のテーマは、「ユース審判員の育成・強化と審判指導者の強化」としておりましたが、延期実施の影響でユース審判員の活動が難しいために、テーマを「審判指導者の強化」の一点に絞りました。JFAから黛インストラクター、九州FAから脇山インストラクターに来熊いただき、ご指導いただきました。2日目にはJFA小川審判委員長よりご挨拶をいただき、また、長田関東FA審判委員長からも激励をいただきました。 キャラバンでは、指導者が審判員に寄り添い、審判員から気づきと解決策を引き出すことを具体的な課題とし、「ティーチング・チュータリングの具体的手法の実践」、「新アセスメントレポートの目的と書き方」、「アセスメントにおけるゲーム分析と課題抽出の実践」、「試合後の振り返りロールプレーイングの実践」を丁寧にご指導いただきました。審判員指導の難しさと奥深さ、指導するための準備と学びの必要性、重要性を痛感し、受講生の意識が大きく変わるきっかけとなる濃密な2日間でした。熊本キャラバンで学んだことを今後の審判員指導に生かし、熊本のサッカー発展、熊本のスポーツ文化の発展につなげていきたいと決意を新たにしました。

北原市子さん
今回レフェリ―キャラバンを受講し、私は審判員の指導を行う上での視点が大きく変わりました。レフェリーにとって重要なこと、優先順位、そのために個々の「監視すべきこと」「行うべきこと」を丁寧に深く掘り下げて見てあげること(チューターリング)の大切さ、審判・インストラクターの気づきを引き出してあげる効果的なコーチング、そして、振り返りの必要性を学びました。黛俊久インストラクターのWHYから始まる質問に、「じゃあどうしたらいいの」を考えさせて気づかせる展開が興味深く、ぜひ私も実践していきたいと思いました。また、新アセスメントレポートの留意点、擦り合わせの指導があり、分析・評価する上での視点の深さを知ることができ、これも実践して慣れていかないと難しいと思いました。その中で一番印象に残ったのは「審判員の体の向き」でした。これはこれからの指導にぜひ取り入れていきます。また、小川佳実JFA審判委員長のお話を聞くことができたことも良かったです。

その中で、一番印象に残ったのは「環境を整備する」という言葉でした。審判活動に欠かせないものだと思いました。脇山インストラクターからはチューターリングの役割と実践で「気づき」を与えていただきました。キャラバンに参加して、自分の力量不足を知るきっかけを作っていただいたことで、次の新たな目標に繋がりました。時間が必要ですが、やるかやらないかは自分自身の課題だなと思います。審判員にいい気づきを与えられるようになりたいです。そのためにも私自身が研修会で学んだものを審判員に返していきたいです。キャラバンに参加できて大変良かったですし、今後の自分のレベルアップに、そして審判員のレベルアップに繋げていきます。

河野航大さん
審判員への指導の実践で、実際に自分が主審を行った試合の映像を使い、試合後の振り返りを行いました。3人の指導者からそれぞれ、自分のレフェリングで良かった点や気になった点をご指摘いただきました。同じ試合を複数の指導者からじっくり指導していただけたのは、多くの意見やアドバイスをいただく貴重な機会となり、自分にとってもすごく勉強になりました。その後、黛インストラクターから直接振り返りをしていただきました。自分が振り返りの中で述べた、逆の判定をしてしまったシーンでは、「なぜ、そのミスは起きたのか?」について、深く掘り下げられ、自分自身ミスの原因を考えながら、最後には、「選手がプレーをする前の位置関係が把握できていなかった」という答えを導き出すことができました。また、自分では正しいと思っていたシーンにも、判断ミスがあり、そのミスに気づいていない要因に、ポジショニングが良くないことやボールホルダーに目が行き過ぎており、周囲の状況が掴めていないことがあることをご指摘いただきました。

試合を通して、そのミスが起きる要因となった自分の悪い癖がいろんなシーンに隠れており、起こるべくして起きたミスであると感じました。これから試合を振り返るときは、単に「角度が悪かった」などで片付けず、「なぜそのポジションにいたのか」など深く掘り下げることで、同じ失敗を繰り返さないようにしていき、そして、自分のレフェリング技術を向上させ成長していきたいと思います。

2018年国際審判員として31名を登録 #jfa

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日本サッカー協会は、2018年の国際審判員として以下31名を申請し、世界サッカー連盟(FIFA)より全員が承認されましたので、お知らせします。

カテゴリー氏名アルファベット表記生年月日登録年所属備考
主審東城 穣トウジョウミノルTOJO Minoru1976.08.302007埼玉PR
 佐藤 隆治サトウリュウジSATO Ryuji1977.04.162009愛知PR
 飯田 淳平イイダジュンペイIIDA Jumpei1981.08.142011東京PR
 岡部 拓人オカベタクトOKABE Takuto1981.10.152015茨城 
 木村 博之キムラヒロユキKIMURA Hiroyuki1982.01.302014北海道PR
 山本 雄大ヤマモトユウダイYAMAMOTO Yudai1983.03.042011京都PR
 荒木 友輔アラキユウスケARAKI Yusuke1986.05.022017東京 
副審八木 あかねヤギアカネYAGI Akane1974.01.142009新潟PR
 越智 新次オチシンジOCHI Shinji1975.10.152013愛媛 
 相樂 亨サガラトオルSAGARA Toru1976.06.252007栃木PR
 唐紙 学志カラカミサトシKARAKAMI Satoshi1978.08.282013静岡 
 山内 宏志ヤマウチヒロシYAMAUCHI Hiroshi1979.01.202014東京 
 三原 純ミハラジュンMIHARA Jun1981.06.162017島根 
 聳城 巧タカギタクミTAKAGI Takumi1982.01.092017神奈川 
 平間 亮ヒラマリョウHIRAMA Ryo1985.05.18宮城 
 西橋 勲ニシハシイサオNISHIHASHI Isao1986.08.27大阪 
女子主審梶山 芙紗子カジヤマフサコKAJIYAMA Fusako1977.03.282011京都 
 山下 良美ヤマシタヨシミYAMASHITA Yoshimi1986.02.202015東京 
 松下 朝香マツシタアサカMATSUSHITA Asaka1988.08.262017熊本 
女子副審萩尾 麻衣子ハギオマイコHAGIO Maiko1979.12.262015大阪 
 坊薗 真琴ボウゾノマコトBOZONO Makoto1980.08.052015東京 
 手代木 直美テシロギナオミTESHIROGI Naomi1980.09.122013北海道 
フットサル小崎 知広コザキトモヒロKOZAKI Tomohiro1978.05.262011大阪 
 小林 裕之コバヤシヒロユキKOBAYASHI Hiroyuki1980.03.142012大阪 
 藤田 武志フジタタケシFUJITA Takeshi1982.11.292015大阪 
 大矢 翼オオヤツバサOYA Tsubasa1984.12.19三重 
女子フットサル松尾 久美子マツオクミコMATSUKO Kumiko1980.02.072015徳島 
 晝間 久美ヒルマクミHIRUMA Kumi1981.04.132015東京 
 宮崎 真理ミヤザキマリMIYAZAKI Mari1983.05.14東京 
ビーチ佐藤 誠サトウマコトSATO Makoto1980.07.282016福岡 
 波多野 祐一ハタノユウイチHATANO Yuichi1981.03.262015三重 

※PRはプロフェッショナルレフェリーの略
※国際審判員の年齢制限
上限:年齢制限無し。但し45歳を超える審判員については、FIFAは技術評価やメディカルチェックを追加で実施する権利を有する。
下限:2017年1月1日時点で、25歳以上であること。但し、副審は23歳以上であること。

第41回全日本少年サッカー大会 U-18審判員・地域育成担当インストラクター研修会を開催 #jfa #全少

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12月24日(日)~29日(金)の6日間、鹿児島県で開催した全日本少年サッカー大会にてU-18審判員研修会と地域育成担当インストラクター研修会を開催しました。

U-12年代のチャンピオンを決める全日本少年サッカー大会では、全試合の審判を高校生が担当し、またすべての試合を1人制審判で実施しています。

今回の審判員は、9地域のサッカー協会から全32名が参加。審判員を指導する担当者として、17名の審判インストラクターを招集しました。

本大会の担当審判員と審判インストラクターは、開会式前日の12月24日鹿児島県に集合して、大会役員としての意識統一を図りました。そして、25日には1日をかけてトレーニングや講義を行い、第1試合から29日の決勝戦まで全ての試合で1人制審判を実施しました。

主任審判インストラクターコメント

高橋武良 JFA1級審判インストラクター
全日本少年サッカー大会が8人制での開催されることになった2011年から、決勝大会の全試合をユース年代の審判員が担当してきました。この7年間でユース年代の登録審判員数は全国で8万名を超え、2級審判員として15名が登録されるようになりました。若い審判員が増えるとともに、審判員として世界を目指す若者も全国で出てきています。このような状況を踏まえ、2017年度から予選ラウンドから決勝ラウンドまでの全87試合を1人制審判で採用することとして臨みました。本大会に参加した審判員の多くが日頃は都道府県審判委員会の指導の下で活動し、4種委員会の協力を得てU-12年代の試合経験を積んでいる審判員です。審判員たちは、講義やトレーニングの内容を充分理解して、大会のすべての試合を1人制審判で務めあげてくれました。

今大会中、チーム(指導者・選手)が判定は審判員に任せて、笛が鳴るまではプレーを続けよう、笛が鳴ったら次の準備をすぐしようという姿が非常に印象に残っています。試合に集中することで、自分たちが準備をしてきたプレーを全力で出そうという姿勢を感じ、同時に審判員もサッカーをもっと勉強しなければならないと感じました。また、大会としてウェルフェアオフィサーの配置や大会全体として保護者や報道に向けての告知など、1人制審判を実施するためのサポート体制を整えていただいたことには大変感謝しています。1人制審判で試合を運営するには、大会に関わる皆さんのご理解とご協力がなければできないことを改めて実感しました。

審判委員会として、今回の大会を謙虚に振り返り、地域FA・都道府県FAと情報を共有し、一層、ユース年代の審判員の育成に取り組むとともに、大会に向けて計画的に準備することで、2018年度の大会にも「試合に向き合える審判員」を招集できるようにしていきたいと思います。最後に、今回の決勝大会ために試合環境を整えていただいた、4種大会部会の委員の皆さま、各都道府県FA4種委員会の皆さま、JFAおよび地域・都道府県の技術委員のみなさま、大会の運営に携わられた皆さま、U-12年代のサッカーに関わる全ての皆さまに感謝申し上げます。

JFA技術委員会コメント

山口隆文 JFA指導者養成ダイレクター
第41回全日本少年サッカー大会は、すべての試合が1人制審判で運営されました。今大会を通じて、大きく2つの点を感じることができました。まず1つは、試合を担当した高校生のユース審判員のサッカー理解の高さです。日本のサッカーを世界に通用するサッカーにするために、また、世界に通用するプレーヤーを育成するために技術委員会と審判委員会は「技術と審判の協調」という取り組みを進めています。技術委員会が考えるサッカーの方向性を伝える重要なプログラムであり、今大会期間中もユース審判員に向けて「技術と審判の協調」を図る研修を開催いたしました。

各地域から選抜されたユース審判員は「技術と審判の協調」の理解度が高く、たとえば、プレーヤーがファウルを受けても次のプレーに移ろうとしているときはプレーを続けさせる、引っ張られてもプレーヤーにプレーの意志があれば積極的にアドバンテージを適用させる、といった有効なアドバンテージが見られました。日本が世界を目指すためのレフェリング、サッカーの本質を理解したレフェリングを見せてくれました。もう1つは、子どもたちへのフェアプレー精神の醸成です。ユース審判員が、いいプレーをしたプレーヤーに積極的にグリーンカードを出すシーンが大会を通じて見られました。グリーンカードによって、大会期間中にプレーヤー自身が「フェアプレーとはどいうことか」を考えるきっかけになったと考えています。これはユース審判員に関わらず、「1人制審判」を導入した際の重要な精神の1つです。その精神を理解してレフェリングしてくれていたと思います。

今大会が成功に終わったことも、各地域・都道府県サッカー協会の審判委員会の皆様、4種大会委員会の皆様、チームの指導者の皆様、保護者の皆様、U-12年代に関わるすべての皆様が、ユース審判員の発掘・育成に多大なご協力をいただいた為だと考えております。改めて皆様に御礼を申し上げ大会へのコメントとさせていただきます。

参加者コメント(U-18審判員)

萩原雅貴 3級審判員(鹿児島所属)
予選ラウンドではピッチの幅いっぱいに走ることを目標にしていました。ラウンド16では予選ラウンドでの反省から、プレーを見極めるより適切なポジション取りに心がけ、それぞれの事象について、選手が積極的にプレーを続けられるような判断も含めて勇気を持って判定することができました。28日に担当したフレンドリーマッチ後にはJFA審判インストラクターから空きスペースで簡易のプラクティカルトレーニングを受け、短い距離の動き出しの確認をすることができました。決勝の主審に選ばれ、これまでの研修会で学んだことを踏まえて、いつも通りのレフェリングをしようと思い臨みました。

テレビ放送される試合を吹くのは初めての経験でしたが、無事に試合を終えることができました。試合前は緊張しましたが、40分間走りきり、判定も自信を持ってすることができたと思います。試合後には審判インストラクターからも「安心して試合を見ることができた。萩原に主審を任せて良かった。」と言ってもらえて、自信がつきました。全国大会の決勝で、多くの観客がいる中で主審を務めることができたことは、これから先、様々なカテゴリーの試合を担当するにあたってとって非常にいい経験になったと思います。今後も審判員として努力を続け、将来的には1級審判員になり、国際審判員を目指して邁進していきたいです。

参加者コメント(地域育成担当インストラクター)

岩河義弘 2級インストラクター(高知所属)
9つの地域サッカー協会から選出された32名の審判員を地域育成担当インストラクターがJFAインストラクターのアドバイスをいただきながら指導を行いました。中でも試合を終えた審判員をグラウンド脇のスペースに集め、ミニ・プラクティカルトレーニング行い、試合中の動き方をすぐに確認することは審判員にも大きな説得力があったように感じました。大会3日目には決勝トーナメントに入ることができなかった審判員がフレンドリーマッチを担当しましたが、地域育成担当インストラクターも積極的に指導する光景が見られました。また、審判員も向上心を持ち取り組んでいたことが印象的でした。

この大会を通して審判インストラクターとして審判員に寄り添い、自ら答えを導き出すよう問いかけることの大切さを知ることができました。四国の審判育成はまだまだ審判活動ができる環境が不足しています。地域育成研修会では今大会で得た情報を各県で共有し、ユース審判員の環境を整え、四国から優秀な審判員を輩出することに繋げる取り組みを続けたいと思います。

1級審判員今季引退者と新1級審判員について #jfa

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下記の1級審判員が2017シーズン限りで引退することになりましたのでお知らせいたします。また、新1級審判員につきましても併せてお知らせいたします。

サッカー1級審判員引退者

藤田 稔人(フジタ トシヒト/1977年12月24日生、北海道サッカー協会)
1級登録:2005年11月
J1レフェリー:0試合、J1アシスタントレフェリー:0試合
J2レフェリー:12試合、J2アシスタントレフェリー:12試合

宮島 一代(ミヤジマ カズシロ/1967年12月17日生、茨城県サッカー協会)
1級登録:1998年
J1レフェリー:0試合、J1アシスタントレフェリー:220試合
J2レフェリー:0試合、J2アシスタントレフェリー:52試合
*2005年~2012年:国際副審

前之園 晴廣(マエノソノ ハルヒロ/1967年6月4日生、埼玉県サッカー協会)
1級登録:2001年
J1レフェリー:0試合、J1アシスタントレフェリー:98試合
J2レフェリー:0試合、J2アシスタントレフェリー:119試合

扇谷 健司(オオギヤ ケンジ/1971年1月3日生、神奈川県サッカー協会)
1級登録:1999年、プロフェッショナルレフェリー:2007年~
J1レフェリー:222試合、J1アシスタントレフェリー:23試合
J2レフェリー:101試合、J2アシスタントレフェリー:14試合
*2007年~2010年:国際主審

青山 健太(アオヤマ ケンタ/1982年4月6日生、愛知県サッカー協会)
1級登録:2009年
J1レフェリー:0試合、J1アシスタントレフェリー:0試合
J2レフェリー:0試合、J2アシスタントレフェリー:104試合

名木 利幸(ナギ トシユキ/1971年11月29日生、高知県サッカー協会)
1級登録:1996年、プロフェッショナルレフェリー:2009年~
J1レフェリー:0試合、J1アシスタントレフェリー:326試合
J2レフェリー:0試合、J2アシスタントレフェリー:120試合
*2003年~2017年:国際副審

サッカー女子1級審判員引退者

今泉 奈美(イマイズミ ナミ/1978年11月6日生、福島県サッカー協会)
女子1級登録:2004年
*2008年~2016年:女子国際主審

間渕 三香子(マブチ ミカコ/1993年6月15日生、神奈川県サッカー協会)
女子1級登録:2015年

樽本 好美(タルモト ヨシミ/1981年2月26日生、兵庫県サッカー協会)
女子1級登録:2002年

河添 三代子(カワゾエ ミヨコ/1980年2月8日生、岡山県サッカー協会)
女子1級登録:2008年

サッカー新1級審判員

荒上 修人(アラガミ シュウト/1990年8月1日生、北海道サッカー協会)
高橋 悠 (タカハシ ユウ/1984年10月23日生、宮城県サッカー協会)
清水 拓 (シミズ タク/1984年11月3日生、福島県サッカー協会)
長峯 滉希(ナガミネ コウキ/1991年11月1日生、栃木県サッカー協会)
田邉 裕樹(タナベ ユウキ/1990年2月3日生、埼玉県サッカー協会)
長谷川 雅(ハセガワ マサル/1990年12月4日生、東京都サッカー協会)
舟橋 崇正(フナハシ タカマサ/1987年7月6日生、愛知県サッカー協会)
原田雅士(ハラダ マサシ/1992年5月27日生、滋賀県サッカー協会)
廣瀬成昭(ヒロセ ナリアキ/1989年8月25日生、大阪府サッカー協会)
高崎航地(タカサキ コウジ/1992年10月25日生、広島県サッカー協会)
松尾明徳(マツオ アキノリ/1988年9月13日生、福岡県サッカー協会)
原田大輔(ハラダ ダイスケ/1985年4月3日生、鹿児島県サッカー協会)

サッカー新女子1級審判員

上田 千尋(ウエダ チヒロ/1990年11月28日生、千葉県サッカー協会)
山口 鈴佳(ヤマグチ スズカ/1996年6月24日生、新潟県サッカー協会)
中本 早紀(ナカモト サキ/1989年11月13日生、兵庫県サッカー協会)
廣田 奈美(ヒロタ ナミ/1997年11月19日生、岡山県サッカー協会)
赤木 陽美(アカギ ミナミ/1995年9月2日生、広島県サッカー協会)

フットサル新1級審判員

伊豫永 守(イヨナガ マモル/1984年10月20日生、福島県サッカー協会)
高木 秀信(タカキ ヒデノブ/1978年11月30日生、大阪府サッカー協会) 

国際親善試合 フットサル日本代表 vs フットサルアルゼンチン代表担当審判員 #jfa #daihyo

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1月25日(木)、大田区総合体育館にて国際親善試合 フットサル日本代表対フットサルアルゼンチン代表の試合が行われ、オーストラリアと日本の審判員が試合を担当しました。

担当審判員

主審:
SHEPHEARD Ryan

第2審判員:
BEST Andrew

第3審判員:
小崎知広

タイムキーパー:
大矢翼

また1月28日(日)、富山市総合体育館で行われる2戦目は以下の組合せで試合を担当します。

主審:
BEST Andrew

第2審判:
SHEPHEARD Ryan

第3審判:
藤田武志

タイムキーパー:
大矢翼

審判団コメント

世界チャンピオンのアルゼンチンと日本代表の試合を担当できることは非常に楽しみでもあり光栄でもあります。来日して雪を目にしました。オーストラリアでは降雪があまりないので、これから行く富山も非常に楽しみです。次戦も両チームのフェアプレーと健闘を期待しています。

2018年度フットサル1級審判員研修会を開催 #jfa

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1月27日(土)~28日(日)、2月3日(土)~4日(日)と2回に分けて、フットサル1級審判員研修会を大阪にて開催しました。年度当初に行うこの研修会には、フットサル1級審判資格を保持する審判員全員が参加しました。

座学では、事象の映像を見ながらのディスカッションを行い、審判員の理解を深めました。また実技講習では、大阪成蹊大学の柴沼真氏をはじめフットサル部の選手の皆さんにご協力いただき、同大学の体育館にて実践に近い形でのトレーニングを行うことができ、非常に有意義な研修会となりました。

インストラクターコメント

延本泰一フットサル1級審判インストラクター(東京都)
1月末および2月初旬にかけての2週にわたりフットサル1級審判員研修会を開催しました。この研修会では先に開催されたAFCのセミナーでのトピックスを受けて、ブロッキング、決定的な得点の機会の阻止(DOGSO)、大きなチャンスとなる攻撃のじゃまをする、または阻止するという行為について、ファウルか否か、懲戒罰の適用について共通理解を図りました。テーマに対して、グループ討議により考え方を議論、映像による確認、技術の観点から大阪成蹊大学柴沼先生のご協力によるフットサル技術戦術の講義、選手に協力いただきプラクティカルトレーニングでの実践と様々な角度からアプローチし、理解を深めました。また、徹底されていないシグナルや競技規則に明記されていないシグナルについての確認を行いました。多くのサポートをいただき充実した研修会が開催できました。各審判員が理解を深め、今後のレフェリングで活かされることが大いに期待されます。

参加者コメント

田中二郎フットサル1級審判員(岩手県)
今回の研修会では、フットサルの試合中によく起きるブロッキングの反則についてフォーカスがなされ、2日間かけて映像テストやグループワーク、プラクティカルトレーニングを行いました。「フットサル審判員の目標と重要項目」の中にも「ブロッキング」という言葉があり、フットサルではよく起こる反則の一つです。どのような状況やどの場所で起こることが多いのか、競技者の意図が何なのか、それぞれをよく考慮して判定する必要があります。また、大阪成蹊大学准教授柴沼真先生に技術面での講話をいただき、そしてそれらを踏まえプラクティカルトレーニングを実践的に行いました。

2日目にはDOGSO(決定的な得点の機会の阻止)およびBUPA(相手の大きなチャンスとなる攻撃のじゃまをするという戦術的な目的でのファウル)について映像による研修なども行いました。小川審判委員長のお話にもあったように、JFA審判員には「すべての人の感動と喜び」のために役割を果たす使命があります。さらに「落ち着いてしまってはいけない」ものであり、当たり前ですが日々精進していかなければなりません。今シーズンもフットサル審判員全体のレベルアップ、また、あらゆる人たちからの信頼獲得のために私自身も謙虚さを忘れることなく、決して現状に満足することなく、より良い人間性を持ったレベルの高い審判員になれるよう頑張っていきたいと思います。最後になりましたが、研修会参加にあたりご指導を頂いたりお世話になりました皆様、特に大阪成蹊大学の柴沼先生や、寒さの厳しい中、実技にご協力いただいた同大学フットサル部の学生の皆様、研修会場として会場をご提供いただいた同大学(1日目)やホテル(2日目)の皆様に改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

常國広平フットサル1級審判員(北海道)
今回のフットサル1級審判員研修会のテーマは①ブロッキング②DOGSO③BUPAの大きく3つでした。ブロックについて競技規則に「ブロック」と書かれている部分が2箇所しかなく、まずはブロッキングの定義をみんなでディスカッションするところから始まりました。スペースを作り出すために戦術として使われることがフットサルでは多くありますが、そこをどう見極めていくのかを多くの時間を使って整理することができました。DOGSO、BUPAは映像を使いそれぞれ審判員の判定のすりあわせができたと思っております。また技術からのお話も審判をしていく上で非常に参考になる内容でしたし、技術と審判が協力して世界に通用するフットサルを、フットサルに関わる方々と作っていく必要があると感じております。1泊2日の短い間ですが情報のアップデートと整理をすることができ、これからの全国大会や来シーズン向け良い準備ができたと思っております。


元国際審判員の名木利幸さんがインドネシアの審判ダイレクターに就任 #jfa

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日本サッカー協会は、アジアにおけるサッカー発展を目的として、アジア各地に指導者を派遣しています。このたび、審判ダイレクターとしてインドネシアに赴任した名木利幸さんをご紹介します。名木さんは、2014FIFAワールドカップブラジルを含む数々の国際大会で副審を務めてきた、日本を代表する元国際審判員です。

コメント

名木利幸審判ダイレクター
本年2月より、インドネシアサッカー協会(PSSI)に審判ダイレクターとして着任しました。

日本サッカー協会(JFA)は昨年12月、PSSIとより強固で良好な関係を築き両国におけるサッカーの発展を目的とするパートナーシップ協定を締結しました。私は、インドネシアの審判技術の向上と審判育成を主なターゲットとして取り組みます。

インドネシアの人口は2億3千万人を超え、世界第4位。サッカーは最も人気のあるスポーツで、国内では非常に注目を集めています。プロリーグも再編成され、今後さらに高まるサッカー熱に、なんとしても応えなければならないと考えています。インドネシアの国土は東西5,000kmを超え、島も13,000以上あります。カバーするエリアは大変広いですが、PSSIの皆さん、そしてチームとして時間をともに過ごす審判仲間と、与えられた環境の中でインドネシアサッカーの発展に貢献すべく日々努力と精進を重ねます。

日本の皆さまにもぜひインドネシアのサッカーに興味を持って注目していただければ幸いです。最後に、このような素晴らしい挑戦をする機会を与えてくださったPSSIとJFAに感謝申し上げます。

JFA公認海外派遣指導者

名木利幸 インドネシア 審判ダイレクター

9地域女子審判員担当者会議/ワークショップを実施 #jfa #nadeshiko

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1月20日(土)、21日(日) JFAハウスで、9地域審判委員会女子審判員担当者を集めた会議およびワークショップを実施しました。

会議の目的は3つ、「スポーツ、サッカーを通した女性の活躍の推進」、「女子大会の成功のための、審判員の強化、育成、普及」、「女性審判員の活動を助ける地域担当者の活躍の推進」です。

プログラムの主な内容は、2017の活動の振り返り、2018の活動に関して確認、議論、現在変わりつつある地域審判委員会の役割等の学びでした。これらを様々な技法を用いて個人で、またグループでディスカッションしながら、今後自らがどう進むべきかを模索していきました。

全員で考え、議論した2日間となり、各地域で日本中の女子審判員を見守っていくという意を新たにした会となりました。

コメント

黛俊行 JFAレフェリーデベロップメントグループシニアマネジャー補佐
レフェリーデベロップメントグループから、「JFA審判ナショナルトレーニングセンター構想」と「地域審判トレーニングセンターの改革の進行状況と今後の展開」について説明するために参加させていただきました。説明するにあたり、地域における女子審判員・審判指導者の育成、強化の現状分析と将来の目標設定から今後の課題と課題解決のための取り組み内容を取り上げ、その取り組みの重要性と緊急性を考慮した実施の優先順位をKPT法で振り返っていただきました。参加者の熱心なディスカッションで実りある時間になったことを感謝いたします。

岩見充治東海地域女子部長
私が初めてこの会議に参加させて頂いた4年前は、各地域の担当責任者の割合は男性6割、女性3割でした。それが今年の会議では、女性6割、男性3割と逆転していました。これは、JFA審判委員会女子部会が目指す、「女子の大会は女子の審判員で!」との活動の方向性とそれに呼応した地域の取り組みの成果であると確信しています。新たに地域を担当されるメンバー全員が現役審判員時代に国内外で大活躍された錚々たる方々であるということで、東海地域としても皆様に続く人材を育てて行くことが急務と認識しています。

会議では、各地域の抱える実状も話し合われ、女子審判員の絶対数不足とそれに対する底辺拡大に取り組む其々の状況も知る事ができ、わが地域でも早速取り組めそうなヒントを沢山収穫することができました。また、グループディスカッションでは、様々な課題について討議され、その一つに「審判員を育てるためには・・・」とのテーマが与えられましたが、私が強く感じたのは、“自分自身の成長!”でした。審判員を育てるためには審判員に対して的確な情報を効果的に「アウトプット」できるよう、自分自身が常に成長し続けなくてはならないと改めて決意する事が出来た2日間でした。これからも地域の女子審判員とともに力を合わせながら前進し、時には後方から背中を支える縁の下の力持ちとして、陰の戦いに徹して参ります。

森近和代中国地域女子部長
昨年に続き2回目の参加となりました。他地域の取り組みに関する報告、女子審判員の育成普及をテーマとしたディスカッションなど、ポジティブで有意義な会議に、新たな発見と好感触を得ることができました。参加された皆さんに接し、様々な意見を聞かせていただいたことで課題も明確になりました。仲間づくり、地域の活性化、発展、定着化を目標に、今回の情報をしっかりと伝えることで、各県の取り組みの契機になればと感じています。この会議にご尽力いただいた皆様に感謝申し上げます。

2018シーズン Jリーグ担当審判員開幕前研修会を開催 #jfa

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2月10日(土)から12日(月・祝)まで、2018シーズンJリーグ担当審判員開幕前研修会が横浜市にて開催されました。

Jリーグ2018シーズン開幕に向け、Jリーグを担当する審判員157名が新横浜に集まりました。

研修会の内容は、以下のとおりです。

実施内容

1日目判定基準に関するスタンダードの説明、2017シーズンの振返り
2日目グループディスカッション、(主審:座学)ストレスマネジメント、
(副審)フィジカルチェックやプラクティカルトレーニング
3日目グループディスカッション、まとめ

インストラクターコメント

上川徹 S級インストラクター(トップレフェリーグループシニアマネジャー)
2018シーズン開幕に向けたJリーグ担当審判員研修会を2月10日から12日の3日間で開催しました。研修会の目的としては、映像を見たうえでのディスカッションやプラクティカルトレーニングなどを通じて判定基準の統一性、一貫性を図る。また、今シーズンのテーマを「Realizing your potential」とし、それぞれの審判員の可能性、存在能力、目標、夢などを認識、実現する。そのために必要なこと、あるいは何を成長させなければいけないかを審判員自身でも考え、全体のレベルアップに繋げていくことを全員で共有しました。プログラムにはストレスに関するマネジメントも取り入れ、テクニカルだけではなくメンタルの重要性についても考えを深めてもらえたものと思います。ワールドカップが開催される今シーズン、注目は更に高まることかと思いますが、選手が安全に、そしてプレーに集中できる環境を審判チームとして整えて上げられるようなレフェリングの実現を期待したいと思います。

参加者コメント

山岡良介 1級審判員(秋田県)
審判員とインストラクターが一堂に会す研修会ともあり、2018シーズンがこれから始まるという緊張感を感じました。はじめに、小川佳実審判委員長より「価値」~value~ 審判員として、人として価値を高めていこう、言動、行動に責任を持ち、常に注目されている、見られているということを忘れてはいけないとお言葉をいただき、改めて自分が立たせていただいている立場を再認識することができました。続けて、1級の約束、競技規則テスト、2017シーズンの振り返りと短い時間の中で今シーズンへの準備が進められていきました。1日目の夜には表彰式が行われ、長年にわたり1級審判員、1級インストラクターとして活躍されてきた方々の引退セレモニー、なでしこジャパンの高倉麻子監督のトークショーなど終始和やかな雰囲気の中で多くの方と交流を深めることができました。

2日目には、今シーズンのスタンダードの説明があり、多くの映像をもとに判定基準を共有し、またディスカッション映像では一つの事象に対し、状況に応じて選択肢を持つということを確認しました。グループディスカッションでは、「タクティカルファウル」~戦術的なファウル~をテーマに、今シーズンは大きな得点のチャンスを阻止、選手の意図の悪さに対する判定を厳しく、懲戒罰を見直すことも伝えられました。最終日は、「協力とジェスチャー」をテーマにRay Oliver氏が講師となって下さり、協力においては、主審が見えていない、見えなかった反則に対し、副審から速く、明確に、勇気を持って伝えよう、またフラッグアップやコミュニケーションシステムでの情報共有がしやすいような環境を主審が作っていきましょうと。ジェスチャーは影響力が高く、よりメッセージ性が高いためリスクがあることから、エリアでの使い分け、打ち合わせからいい準備を心懸けましょうとご指導いただきました。

最後に再び小川委員長から「Realizing your potential」というフレーズを教えてくださいました。多くの意味が込められている言葉で、一人ひとり当てはまる言葉の意味合いは違うと思いますが、1級審判員での活動に認識、理解してくれている家族や職場に感謝の気持ちを忘れず、意志と覚悟、自覚と責任を持って、努力を惜しまず、開幕に向けていい準備をしていきたいと思います。

若槻直輝 1級審判員(島根県)
Jリーグ担当として初めて参加した開幕前研修でした。昨シーズンの振り返りをもとに審判員全員で今シーズンの目標や方向性を共有でき、とても意義のある研修となりました。研修の中では少しでも良いゲームとするために審判員同士で多くのディスカッションの機会が設けられ、様々な意見や考え方があることを知り、ディスカッションを通して今シーズン重点的に取り組んでいくものに関して理解を深めることができました。副審のプラクティカルトレーニングでは実践を想定したオフサイドの判定など開幕に向けた良いトレーニングとなりました。今回の研修会で得たものを常に心に置き、選手が全力を発揮できるようにレフェリングをしていきたいと思います。

酒井達矢 1級審判員(東京都)
今回のJリーグ担当審判員開幕前研修会では、今年は注目されるワールドカップの年ということもあり、「すべての人に感動と喜び」のために役割を果たし、魅力ある試合を実現するということから審判員達が再度認識し、スタートしました。スタンダードビデオにて判定等を整理し、グループディスカッションでは「タクティカルファウルについて」、「協力とジェスチャーについて」を中心に行われました。映像からはなぜそのような判断になったのか、良かった点や改善すべき点等をそれぞれ議論し合い、理由を考えました。Jリーグ担当審判員達の意見、知識、考え方などの深さを共有し、その場面でより良い判断材料や様々な要素・原因を分析し、フィールドで表現することが今後の自分の課題だと感じました。

また、主審担当のプログラムでは「ストレスマネジメント」について講義や実際にヨガを経験するなど、様々な観点からのアプローチ、セルフコントロールの重要性を理解することができました。今シーズンからはプロリーグ担当審判員としての自覚と責任、そして覚悟を持ち、報恩奉仕の気持ちで審判員全体のレベルアップへの更なる活動、また、私生活からも常に感謝の気持ちと誇り、謙虚さを忘れることなく、自分の目標とする人間性を追求し、感動と喜び、そして魅力のある試合を実現できる審判員を日々目指して誠心誠意、精進していきたいと思います。

2018シーズンJFL担当審判員開幕前研修会を開催 #jfa

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2月10日(土)から12日(月・祝)まで、2018シーズンJFL担当審判員開幕前研修会を横浜市にて開催しました。

JFL2018シーズンの開幕に向けJFL担当25名が新横浜に集まりました。

研修会の内容としては、以下のとおりです。

実施内容

1日目判定基準に関するスタンダードの説明、2017シーズンの振返り
2日目栄養学、フィジカル理論、フィジカルチェック
3日目グループディスカッション、まとめ

インストラクターコメント

太田潔 S級インストラクター(トップレフェリーグループマネジャー)
1級審判員全体での研修後、各カテゴリーに分かれての研修会を持ちました。JFL担当審判員は、上荒、長岡、濱名インストラクターから昨シーズンの振り返りと、そこから発展させた今後の取り組みや本カテゴリーの意義についてアドバイスがあり、安元、前田インストラクターからは目標設定の考え方の講義を受け各審判員が再確認しました。昨シーズンまでJ3カテゴリーで取り組んでいた「主審と副審の適性の見極め」を、今シーズンはJFLカテゴリーで行い、将来へ向けた指導、カテゴリーへ反映させていくことになりました。審判員はこのことをしっかりと自覚してレフェリングに取り組むことになります。コーチ制での指導も2年目になり、個々の審判員への指導もスムーズになってきています。審判員の皆さんが、本研修を活かして素晴らしいパフォーマンスを示してくれることを大いに期待しています。

参加者コメント

船橋昭次 1級審判員(北海道)
2月10~12日に第1回JFL担当審判員研修会が開催されました。JFLを担当する25名の審判員が顔を合わせ、年代もそれぞれ違いはありますがすぐにとけ込め、終始明るい雰囲気の中で研修会は行われました。3日間内容の濃い奥深い講義が多数ありましたが、A4サイズの紙を使ってどのグループが1番高いタワーを作るかという講義は斬新でした。テーブルにはハサミとセロハンテープが1つずつ、A4サイズの紙が34枚置かれ説明を受けて制限時間15分の中でタワー作りがスタートしました。実際に作ってみると頭で描いていたタワーができずあっという間に15分が経過しました。身長ほどのタワーができたグループもあれば倒壊したグループもありました。この講義の重要なところは「どうすれば勝てたか」「勝つための要素」を考えることです。目標設定(どこまで高くするか)、設計力、計画性、イメージ共有、役割分担、紙の数を知りその紙を使いきる、基礎を大切にするといったことが求められています。そしてほとんどのグループが15分を計測していなかったのでペース配分ができてませんでした。当たり前のことをしっかりやる重要性を知りました。この「どうすれば勝てたか」「勝つための要素」というのは審判技術の向上と同じであり、その奥深さを実感しました。いよいよ2018年リーグが始まります。しっかりと目標設定をし、誰もが楽しめ信頼しあえるレフェリングをすることで感動と喜びを与えていきたいと思います。

田代雄大 1級審判員(福岡県)
1級審判員としての責任と誇りを持って今シーズンも最大限の努力をしようと改めて思えた研修会でした。座学では、今シーズンにおけるスタンダードの説明を聞き、判定の際の考慮事項など、それぞれの審判員が持つ判定基準の擦り合わせを行いました。またフィジカル理論、栄養学では平日仕事をしながら週末に審判活動をしている我々にとってこれからの審判活動に大変有益な情報を学ぶことができました。フィールドテストにおいては、いま個々人が持っている最大限の能力を発揮し、今シーズンの開幕に向けての最終準備状態を確認できました。サッカーというスポーツの魅力を最大限に引き出せるよう、また、20周年というJFL節目の年に貢献できるように努力してまいります。

2018シーズンナショナルコンペティション(NC)担当審判員開幕前研修会を開催 #jfa

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2月10日(土)から12日(月・振休)の3日間、横浜市にて2018シーズンナショナルコンペティション(NC)担当審判員開幕前研修会を開催しました。

NC担当審判員は主に、全国大会を担当する審判員です。NC2018シーズンの開幕に向けNC担当30人が新横浜に集まりました。

研修会の内容としては、以下の通りです。

【実施内容】
1日目:判定基準に関するスタンダードの説明、2017シーズンの振り返り
2日目:栄養学、フィジカル理論、フィジカルチェック
3日目:グループディスカッション、まとめ

インストラクターコメント

太田潔 S級インストラクター(トップレフェリーグループマネジャー)
全体での研修後、JFLとNC担当審判員は、Jスタンダード、栄養学、トレーニング理論について合同で研修し、現時点のコンディション確認のためフィールドでYo-YoテストとCODAを行いました。大倉、南インストラクターから昨シーズンの振り返りと今後の取り組みや目標について、さらに、昨年からの継続的なテーマの「論理的な思考」についての話がありました。新しく1級審判員となったものも含めて、意識を新たにすることになったと思います。本シーズンから、NCでも各審判員のレフェリング向上を目指してコーチ的指導を取り入れることにしました。地域性を反映した少人数のグループをつくり、そこへコーチ的なインストラクターを配置することで、より親密な関係が構築できると考えています。NC担当の審判員の皆さんには、地域の審判活動にも積極的に参加、貢献していただくことと、全国大会に向けより良いレフェリング技術の向上と自己研さんに取り組んでいただけることを期待しています。

参加者コメント

高橋悠 1級審判員(宮城県)
初めての1級研修会は緊張と充実した3日間になりました。初日に小川佳実JFA審判委員長から直接1級のゴールドワッペンをいただき、1級審判員になったということを実感しました。研修会では栄養学やフィジカル理論などの専門的な講義も受け、この知識を今後コンディション管理に役立て新シーズンに臨みたいと思います。これから1級審判としての自覚を持ち、今回いただいたゴールドワッペンをこれからより輝かせていけるよう日々精進していきたいと思います。

原田雅士 1級審判員(滋賀県)
研修会冒頭に、小川佳実審判委員長から1級審判員のワッペンを授与していただき、大きな責任とこれから始まるんだという思いが込み上げました.講義では栄養学やフィジカル理論を学び、今後フィジカルの向上に活用したいと思います。また選択的理論の思考を審判員に当てはめてディスカッションし、審判員として夢・目標について掘り下げて考えました.それぞれの思いを共有し、夢や目標を再確認。実現に向けての行動をあらためて考えたことで今シーズンの良いスタートになりました.1級審判員の自覚を持ち、サッカーにかかわる全ての仲間と魅了的な試合を実現できるように日々努力していきます。

女子1級審判員開幕前研修会を開催 #jfa #nadeshiko

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2月10日(土)~12日(月)、女子1級審判員を対象とした「女子1級審判員開幕前研修会」を横浜市内で実施しました。新しく女子1級審判員になった5名を加え、計50名になった女子1級審判員。今回の研修会は、「審判資格の更新」の他に、日本のサッカーを支える者として、「フィールド上で成功するため(自己実現に向けて)の学び」「情報の共有」「よい準備~仲間と共に~」という目的を持つものでした。

<実施内容>

1日目研修会の目的確認、2017年シーズン振り返り、競技規則テスト、
新アセスメントレポート(仮称)について
2日目 2018なでしこリーグ判例集(ルール説明会用)からの学び、
2018年Jリーグレフェリングスタンダードからの学び
ケーススタディー(3つの事例を用いて)、RAY氏講義「Realising your potential」
フィジカルパート(グループディスカッション含む)
3日目 体組成チェック、なでしこリーグ田村専務理事より今シーズンのリーグについて
講演:山口香理事、目標設定「夢を実現させる為に」

インストラクターコメント

永松常憲 1級審判インストラクター(大分)
今回、インストラクターとして参加し、2日目にテクニカルセッションで2018年Jリーグレフェリングスタンダードの説明を行いました。女子1級審判員の皆さんは、私の前にS1級審判インストラクターの鈴木亮哉氏が説明した「2018女子判例集」と合わせて映像を確認し、更にイングランドから招聘したインストラクターRay Oliver氏の「Realizing Your Potential」の講義を受け、2018シーズンに向けた決意を新たにした印象を受けました。

ケーススタディーでは、開始前、ゲーム中、終了後に日頃起きない事象3つについてグループごとにディスカッションし、ゲームに生かしていくことを確認しました。佐幸欣治氏による「夢を実現するために」のセッションでは、国際審判員になるためのスキルアップや求められる審判像をモデルとして各審判員より提言がなされました。山口香JFA理事の講演ではお話の中で意表を突く話をされ「なるほど」と感心させられながら話に聞き入ってしまいました。まさに「自立」「自律」でした。

研修会を通して、女子1級審判員の研修会に対する熱意や意欲が強く感じられ、これから始まるリーグ等も全員が良いパフォーマンスを発揮し、良いゲームをすると確信できた研修会でした。女子審判員の地位向上が望まれる中で現役の審判員が手本となり「審判員」になりたいという人材が増える事を願っています。最後に研修会を開催するにあたってJFAや女子部会の皆様のご尽力に感謝いたします。

参加者コメント

萩尾麻衣子女子1級審判員(大阪)
2018年、私たち女子審判員にとっても新たなフェーズの始まりです。これまでを振り返り、フレッシュアップした仲間と、明治維新から150年、「平成」と共に歩み始めた、なでしこリーグ30周年のこの年、これからも日本の女子サッカーを支える役目を担い、在りたい姿を可視化して進み続けます。

この開幕前研修では、フィールド上で成功する審判員の姿を見据えて、主軸となる意思と規準の統一、技術的な面での維持と向上、ノリッジシェアの場を持ちました。まさに今、トップを築き率いるゲストの方々との生きた対話からは3つのことを学びました。一つ目は改めて自分のポジションを認知すること、二つ目は自己実現するステップの確度と修正を測ること、三つ目は女子審判員を1つのチームと捉え、そのブランドを確立することです。それぞれのキーアイテムと、アクションのタイミングは自分たちの掌に見えています。

今年の合言葉は、”Realizing Your Potential”です。それは、私たちをいつでもPurpose walking for successに導きます。私は持ち物リストに、この合言葉を追加して試合に挑みます。最後に、限りある時間の中でしたが、先人たちの功績を学ぶ機会、また指導者や仲間たちと交流する機会を与えて頂きまして、ありがとうございました。

中本早紀女子1級審判員(兵庫)
この度、新女子1級審判員として初めて開幕前研修会に参加させていただきました。たくさんの先輩方とお話しすることができ、またずっと憧れてきた先輩と同じ時間を過ごすことができ、とても刺激を受けた3日間となりました。その中でも小川佳実審判委員長から私たちに伝えられた2018年シーズンの合言葉である“Realizing your potential”という言葉は、研修会を終えた今、私の心の中でとても大きな存在となっています。この言葉を聞いて改めてこれからが本当のスタートだということを、身をもって感じることができました。そして目標設定のセクションを受けたことで、自分の夢を実現させていくためのプロセスが明確となり、具体性を持って日々の生活の中に落とし込むことができました。また、判定基準のすり合わせでは、判定の根拠を項目ごとに整理していくことの大切さに気付き、スピードのある判断を求められる試合の中でも実践できるようにしていきたいと思いました。

とても学びの多い研修会となりましたが、これから先は自分の行動次第で世界が変わると思います。だからこそ、たくさんの努力を積んで試合に挑む選手たちと同様、私自身も自覚と責任を持ち、謙虚に目の前の試合に取り組みたいと思います。不安と期待の入り混じる2018年シーズンではありますが、それ以上に胸の高鳴りを感じながら、私らしくシーズンインできるようにしっかりと準備をしていきたいです。

2017年シーズン審判員・審判インストラクター表彰式を実施 #jfa

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2017年シーズンをもって勇退するサッカー1級・女子1級審判員、サッカー1級審判インストラクターの表彰式が2月10日(土)、神奈川県横浜市にて実施されました。

当日はS・1級審判インストラクター、1級審判員、女子1級審判員約380人が出席し、勇退者の功績をたたえました。また、新人賞となる浅見審判基金の表彰も行われました。

勇退者(審判インストラクター・審判員)

■審判インストラクター
髙田静夫さん(在任期間:1995年~2017年/東京都)
並木克之さん(在任期間:2011年~2017年/千葉県)
※50音順

■女子1級審判員
今泉奈美さん(在任期間:2004年~2017年/福島県)
河添三代子さん(在任期間:2008年~2017年/岡山県)
樽本好美さん(在任期間:2002年~2017年/兵庫県)
間渕三香子さん(在任期間:2015年~2017年/神奈川県)
※50音順

■1級審判員
青山健太さん(在任期間:2009年~2017年/愛知県)
扇谷健司さん(在任期間:1999年~2017年/神奈川県)
名木利幸さん(在任期間:1996年~2017年/高知県)
藤田稔人さん(在任期間:2005年~2017年/北海道)
前之園晴廣さん(在任期間:2001年~2017年/埼玉県)
宮島一代さん(在任期間:1998年~2017年/茨城県)
※50音順

浅見審判基金表彰

最優秀新女子1級審判員賞:荒川里実さん(栃木県)
最優秀新男子1級審判員賞:大橋侑祐さん(静岡県)

勇退者コメント

髙田静夫元審判委員長・1級審判インストラクター(東京都)
今回勇退するにあたって、教訓めいたことをお伝えすることは難しいと考え、思いつくままに審判手帳や審判記録を見直してみました。

44年間、審判員、審判指導者として活動してきました。悩み、迷い、もうやめようかと思ったこともありましたが、それ以上に本当に多くの素晴らしい経験をさせてもらいました。

審判員として活動するにあたって、試合が終わった後に充実感や達成感を味わうことがあると思います。私はそれを越えて「幸福感」を感じた瞬間がありました。

国際審判員に選ばれた1984年シンガポールで開催されたアジアカップの決勝戦を主審として担当しました。無我夢中で試合を終えましたが、試合の内容はほとんど覚えていません。審判チームはよくやったと評価をされたことだけを覚えています。試合終了後に審判控室に戻るとき、一緒に試合を担当したイングランドの副審が「この決勝戦は我々審判チームとしても素晴らしい試合だった。審判チームでこの素晴らしい余韻に浸ろう」と声を掛けてくれました。フィールド上でイングランドの副審、スペインの副審と私の3人で肩を組んでしばらく試合後の表彰式の様子を見ていました。

私は「審判をやっていて本当によかった」と心から思えました。これは充実感や達成感を越えて幸福を感じた瞬間でした。

審判員は個人としての活動故に孤独を感じることがあると思います。ただ、仲間もたくさんできます。特に同年代の競い合った仲間と信頼できる関係が結べることは非常に大切です。人との繋がりからも、続けてきてよかったという思いがあります。

最後に審判活動を通じて大事にしていたことがあります。「常に誠実でありたい、潔くありたい、信念を持ち、決してブレない」という思いです。また、外から見た姿が影響を与えるという意味で、審判員としての「姿勢の良さ」を意識し、大切にしました。

審判にかかわる制度や環境も改善されてきています。今後も審判界は新しい試みにチャレンジしていくと思いますし、皆さんもそれぞれのチャレンジが続くと思います。審判員の立場から日本サッカーの発展を支えていっていただきたいと考えています。心から健闘を祈っています。

試合前に両チームのキャプテンに伝えていた言葉を送ります。

Good game. Good luck.

並木克之 1級審判インストラクター(千葉県)
今年度末をもって、審判指導者を退くことにしました。突然のように思われるかもしれませんが、仕事・生活・家族などの状況を合わせて、前々から思い悩んできた末の決断です。ですから、「勇退」などと言えるものではなく、お許しいただきたいことばかりです。ただ、1級の資格をいただいたことで全国大会での研修も経験し、関東では審判トレセンのコンタクトパーソンとして、若さあふれる審判員の皆さんとともに過ごす機会を得たことは、大きな喜びでした。この7年間という期間に出会い、そしてお世話になったJFA審判部の皆さん、全国のインストラクターの皆さん、そして審判員の皆さんに、この場をお借りして御礼申し上げます。日本サッカーの発展、そして皆様の益々のご活躍を別のところから、お祈りしています。ありがとうございました!

今泉奈美女子1級審判員(福島県)
2004年から女子1級審判員として、さらに国際審判員として9年間活動させていただきました。昨年から家族のいる海外に移住することを決め、活動を休止にしていましたが今後のことを考え決断しました。これまで全力でやりきった、悩み抜いたという想いの一方で、寂しさもあります。審判活動を通して世界が広がり、多くの方々と出会い、かけがえのない経験をさせていただきました。そこには良いことばかりではなく辛いこと、苦しいことも多々ありましたが全ての思い出が財産です。

日本サッカー協会をはじめ審判部、インストラクター、審判員の皆さま、サポートしてくださった全ての方々に感謝いたします。

河添三代子女子1級審判員(岡山県)
沢山のお世話になった方々へ、直接お会いして挨拶やお礼をすべきですがこの場を借りてご挨拶させていただきます。女子1級として審判活動をさせてもらった9年の間、活動が出来ないことも多く、正直悔しい思いをした時期の方が多かった気もしますが、本気でサッカーに向き合えた素敵な時間だったと思います。審判活動を通して、サッカーという競技に真摯に取り組む仲間に出会えたことを、本当に嬉しく思っています。今後、テレビや競技場で皆さんのご活躍を拝見出来るのを楽しみにしています。本当にありがとうございました。

樽本好美女子1級審判員(兵庫県)
難病で審判を諦めた父の夢を叶えるため15歳で審判を始め、サッカー経験のなかった私は本当に沢山の方々に出会い学ばせていただき、あらゆる試合の笛を数多く吹かせてもらう毎日と情熱溢れる指導者に恵まれ、21歳で女子1級審判員になることができました。人のために選手のために何ができるかを常に考え審判に臨んでいましたが、けがの時期が長く、ベストコンディションでなければ選手に申し訳ないと葛藤する日々が多かったことを思い出します。そんな中、指導者の方々、先輩方にはいつもあたたかく声をかけていただき、励ましていただきました。審判をしていなければ決して出会えなかった大切な仲間に辛い時も支えてもらったおかげで楽しかった思い出の方が多く心に残っています。本当に感謝しています。そしていつも見守って応援してくれた家族にあらためて感謝しています。

現在、地元姫路を中心に初めて審判に触れる子どもたちに楽しさや喜びを伝えています。今後、私にできる形でサッカーに恩返しができればと思っています。

みなさんに出会えたこと、共にピッチに立てたことを誇りに思います。かけがえのない時間をありがとうございました。

間渕三香子女子1級審判員(神奈川県)
女子1級審判員として活動できたのも、一重にこれまで支えてきてくださった日本サッカー協会・地域の方・先輩方・同期の皆様のおかげだと、心より思っております。短い期間でしたが、今まで本当にありがとうございました。

青山健太 1級審判員(愛知県)
1級審判員としての活動期間は短かったですが、インストラクターの先生方をはじめ多くの諸先輩方に大変お世話になりました。審判活動を通して得た皆様方との繋がりは私の人生の財産です。今後は2級審判員としてまたインストラクターとして引き続きサッカー界に貢献していく所存であります。今後ともよろしくお願い申し上げます。

扇谷健司 1級審判員(神奈川県)
本年度を持って現役活動を退かせていただきます。今までご指導いただいたインストラクター、アセッサーの皆様、審判活動にご尽力いただいている地域、各都道府県協会の皆様、JFA、Jリーグの皆様、そして何より私がかかわった全ての審判員の皆様、色々とお世話になりました。ありがとうございました。

最後は少し残念な形で退きますが、沢山の思い出が出来ましたし、沢山の方々に出会えたことは私の人生の財産になりました。現役の皆様、けがをしたら無理をせず、身体を大事にして一日でも長く現役活動が出来るよう励んで下さい。今後私も微力ながら皆様の活動をサポートしていきたいと思います。本当に、本当にありがとうございました!

名木利幸 1級審判員(高知県)
「今シーズンをもちまして、第一線を退くことを決めました」尊敬する中山雅史さんが45歳の時に使ったフレーズを使う日が来ました。1級審判員として21シーズン、力の無い私を我慢し使い続け、自分の実力をはるかに超えたサッカー界のトップレベルでチャレンジする機会をいただき、大変貴重な経験をすることができました。サッカーを通して様々な経験ができたことで人として成長をさせていただきました。審判活動を通して出会えた皆様、支えていただき、叱咤激励をいただいたこと、また、ご理解を賜りましたことも多く、感謝の念でいっぱいです。クラブ、選手、サポーター、協会、リーグ、審判仲間、アセッサー、指導者の皆様と共にピッチで過ごした時間は何ものにも変えることのできない大切なものです。このように培った経験は私自身大変誇りであり、自信でもあり、これから先の人生の支えになるものと確信しています。皆様とまたピッチでお会いできる日を楽しみにしております。ありがとうございました。

藤田稔人 1級審判員(北海道)
笛を握り始めて20年、1級になって12年、たくさんのよき出逢いに恵まれたことに心から感謝します。よき師匠に恵まれました。審判としてだけではなく、人間としても大きく成長することができました。そして、よき仲間に恵まれました。中央大学サッカー同好会の仲間、駆け出しの頃に菅平や波崎でお世話になった皆さま、東京FA・北海道FA・JFAの皆さま、各試合で共に汗を流した皆さま、レフェリーカレッジの講師や仲間、そして1級審判の仲間、さらには地元北海道の頼もしい若手など、枚挙にいとまがありません。最後に私の「笛」を成長させてくれたのは、多くの選手や指導者の皆さまでした。私は人間なのでたくさんのミスをしてきたかもしれませんが、現場の声が「笛」を成長させてくれました。現場の声を審判員は真摯に受け止めてほしいと思います。サッカーを通じて出逢った全ての方に感謝いたします。本当にありがとうございました。

前之園晴廣 1級審判員(埼玉県)
1級審判員を引退するにあたり、皆様に深く感謝申し上げます。23年前、所属チームから審判活動を勧められたものの後ろ向きな気持ちでのスタートでした。大好きなサッカーへの貢献と携わっている教育の場で役立つものになるのではないかと思い直し、真摯に取り組むことを決意しました。1級審判員としての16年間では、公務の関係上、制限がある中での活動となり十分に貢献することはできなかったかもしれませんが、自分らしく取り組み、さまざまな経験を通し人間的にも成長できた幸せな時間でした。あらためて支えていただいた多くの皆様に感謝申し上げるとともに家族に御礼を伝えたいと思います。50歳を一つの区切りとして、これからは立場を変えて、微力ながら日本サッカーの発展と教育現場への還元のために努めていきたいと思っています。本当にありがとうございました。

宮島一代 1級審判員(茨城県)
今まで大変お世話になりました。平日、それぞれの仕事をこなし、それぞれがトレーニングをして試合のための準備をし、週末になるとそれぞれの場所からスタジアムに集合し、チームがそろった瞬間に「この試合に全力を尽くす。この試合を素晴らしいものにする」という目標に対してベクトルが同じ方向を向きます。1級審判員とは、そういう集団なのだと思っています。そのような魅力的で、素晴らしい仲間と出会えたこと、その集団に19年間いられたことを宝物として、大切にしていきたいと思います。ほとんどの1級審判員が仕事を持ちながら、自ら環境を整え、審判活動を行っています。仕事と審判、「二足のわらじ」を履くことは本当に大変です。でも、両立していくことこそが「真のプロフェッショナル」だという気概をもって頑張ってほしいと思います。ご指導いただいたインストラクターの皆様、いつもサポートしていただいた審判部の皆様、一緒に組んでいただいた審判員の皆さん、長い間本当にありがとうございました。


荒木友輔氏、山内宏志氏とプロフェッショナルレフェリー契約を締結 #jfa

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公益財団法人日本サッカー協会は2月1日付で荒木友輔氏、3月1日付で山内宏志氏とプロフェッショナルレフェリー契約を締結することとなりましたのでお知らせします。

荒木友輔氏プロフィール

氏名

荒木 友輔(あらき ゆうすけ)

生年月日

1986年5月2日生

出身地

東京都青梅市

学歴

2010年 法政大学文学部卒業

職歴

2010年~2018年 オフィススポデュケイション

サッカー歴

1993年~1999年 吉野FC
1999年~2002年 青梅市立西中学校サッカー部
2002年~2005年 東京都立北多摩高校サッカー部

資格

2002年 4級審判員取得
2003年 3級審判員取得
2008年 2級審判員取得
2011年 1級審判員取得
2012年 日本サッカー協会公認C級ライセンス
2017年~ 国際主審登録

主な審判歴

2010年 JFAレフェリーカレッジ入学(2011年12月終了)
2018年 プロフェッショナルレフェリー契約

<国内>
2017年 全国高校サッカー選手権大会 決勝主審
             Jリーグ主審/副審:65試合/0試合(2018年2月1日現在)

<国際大会>
2010年 AFCプロジェクトフューチャーレフェリーズ(2013年修了)
2013年 UEFA COREプログラム(スイス)(2014年修了)
2015年 ダラスカップ(米国)
2017年 トゥーロン国際大会(フランス)
              King’s Cup 決勝(タイ)
              審判交流プログラム(ポーランド)

受賞歴

2012年 浅見審判基金表彰(最優秀新男子1級審判員賞)

山内宏志氏プロフィール

氏名

山内 宏志(やまうち ひろし)

生年月日

1979年1月20日生

出身地

愛媛県東温市(旧温泉郡重信町)

学歴

2003年 東京学芸大学大学院教育学研究科保健体育選考修了(教育学修士)
2006年 英国リバプールジョンムーアズ大学
             大学院スポーツ運動科学研究科修了(研究修士)

職歴

2013年~2018年 国際基督教大学教養学部(専任講師)

サッカー歴

1991年~1993年 重信中学校サッカー部
1994年~1996年 松山南高等学校サッカー部
1997年~2001年 東京学芸大学蹴球部
2000年 関東大学サッカーリーグ1部準優勝

資格

1997年 3級審判員(関東学生サッカー連盟主催審判養成コースで3級審判員から取得)
1999年 2級審判員
2006年 1級審判員取得
2014年 国際副審登録

主な審判歴

2018年~ プロフェッショナルレフェリー

<国内>
2013年 J1昇格プレーオフ決勝(副審)
2014年 J1昇格プレーオフ決勝(副審)
             第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会 準決勝
2015年 JリーグYBCルヴァンカップ 準決勝(副審)
             J1リーグプレーオフ決勝(副審)
2016年 FUJI XEROX SUPER CUP(副審)
             Jリーグチャンピオンシップ決勝(副審)
             Jリーグ主審/副審:56試合/92試合(2018年2月1日現在)

<国際大会>
2015年 FIFA U-20ワールドカップニュージランド2015 (副審)
2016年 第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ)(副審)
2016年 AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦(副審)
2017年 FIFA U-17ワールドカップインド2017 準決勝(副審)

受賞歴

2007年 日本フットボールリーグ優秀レフェリー賞

プロフェッショナルレフェリーとは

JFAは、トップレベルの審判員が審判活動に専念できるよう、「プロフェッショナルレフェリー制度」を導入しています。プロフェッショナルレフェリー(PR)は自身のレベルアップに励みながら全国で講義を行うなど、日本の審判界全体のレベル向上にも貢献しています。現在、主審10人、副審3人がプロフェッショナルレフェリー(PR)として契約しています。
※2018年度の新規契約プロフェッショナルレフェリーとして、4月に1名との契約締結を予定しています。

2018シーズンの判定基準「競技規則スタンダード」をJFA審判委員会上川副委員長より解説 #jfa

2018年度第1回S/1級審判インストラクター研修会を開催 #jfa

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「2018年度第1回S/1級審判インストラクター研修会」が2月10日(土)と11日(日)に新横浜で開催されました。2018年シーズンを控えた開幕前研修会として総勢131人のS/1級審判インストラクターが一堂に会しました。研修会は、小川佳実審判委員長のあいさつ、新任の審判インストラクターの紹介、そして2017年の振り返りからプログラムはスタート。2018年の新シーズンへ向けて、レフェリングに関するスタンダードの説明、レフェリーディベロップメントグループからの現在行っている取り組み紹介があり、新シーズンへ向けての意識統一を図りました。

インストラクターコメント

柏原丈二審判委員会指導者部会長
開幕前の研修会としての目的は、昨年度の振り返りや今年度の取り組み、そしてアセスメントレポートの評価方法の修正点の確認および議論が中心になりました。初日は全国大会の主任を担当された方々から報告、トップレフェリーグループ、ディベロップメントグループからの活動報告をしていただき、共有をすることが出来ました。2日目は技術部からB級指導者講習会の都道府県開催に関しての目的などを話していただき、各都道府県の講習会が増加することから、審判インストラクターの方々の協力が必須であり、技術と審判の協調をさらに構築していくことでB級講習会の成功に繋げていくことを確認できたと思います。また、アセスメントレポートの修正点の確認、議論に関しては、今シーズンからアセスメントレポートの考え方などを議論しながら確認をしていきました。幾つか意見をいただき共通認識でスタート出来る感じを受けました。指導者部会のメンバーや審判部の方々の多大な準備から、研修会中の各パートを担当してくださった部会メンバーの皆さんには、研修会が終えたことに感謝をし、さらに修正点などを振り返り今後に繋げていきたいと思います。

受講者コメント

有田靖 1級審判インストラクター
今回、S級・1級審判インストラクター研修会に初めて参加させていただき、1級審判インストラクターとしての実感が湧いてきました。同時に、さらに精進して学び続けていかなければいけないと決意を新たにしました。初日の新規審判インストラクター研修会では、「接続詞」を使った自己紹介をし、少し緊張もほぐれました。「2018シーズンのスタンダード」についても直にお話を聞くことができ、整理をすることができました。表彰式では、勇退される審判員、審判インストラクターの皆様のこれまでのご苦労や経験を知ることができ、その思いを少しでも引き継ぎ、審判員の皆様の背中を後押しできる存在になることができればと思いました。

2日目の「アセスメントレポート」の改訂については、これまで旧フォーマットでアセスメントしていたので、新しく学ぶことができました。今後の審判アセッサーの機会を通して、理解を深めていきたいと思います。ニ日間、緊張の連続でしたが、大変有意義な充実した時間を過ごすことができました。このような研修の機会をいただき、本当にありがとうございました。「努力は実る」を座右の銘に、今後も研さんを積み重ねていく決意です。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

川村聖一 1級審判インストラクター
新規1級審判インストラクター研修会からのスタートとなりましたが、黛俊行インストラクターからのアイスブレイクの要素を含んだ各々の自己紹介により、大分雰囲気も和らぎ充実した研修会を受けることができました。小川佳実審判委員長からは、【気付き・実現】を今年のテーマとし、日本サッカー界の未来への成功に繋げていくことの責務を確認するとともに、審判インストラクターとして常にチャレンジすることで研さんし向上しなければならないと感じました。

石山昇インストラクターからはレフェリーディベロップメントグループの取り組みの紹介があり、トップレフェリーを育成するためには地域と都道府県の活動の場が重要となり、特にインストラクターにおいては試合分析力を強化しなければなりません。その後、2018スタンダードの説明、そして柏原丈二指導者部会長より2017年の振り返りと、2018年へ向けて事前課題(映像からのアセスメントレポート作成)を用いてのグループディスカッションを行い、アセスメントレポートの擦り合わせで共通理解をすることができました。どのセッションも有意義なもので今後の審判インストラクター活動へ役立つものでした。ニ日間という短い期間でしたが、研修会開催に携わったJFAスタッフおよび関係者へ感謝を申し上げます。

2018FIFAワールドカップロシアに佐藤主審、相樂副審が選出 #jfa

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国際サッカー連盟(FIFA)はこの度、6月14日よりロシアで行われる2018FIFAワールドカップロシアの割当てを発表し、日本から佐藤隆治主審、相樂亨副審の2名の審判員が選出されましたので、お知らせします。

2018FIFAワールドカップワールドカップロシア

期間:6月14日(木)~7月15日(日)

佐藤隆治主審プロフィール

氏名:佐藤 隆治(サトウリュウジ/ SATO Ryuji)
生年月日:1977年4月16日
出身地:愛知県

審判歴:
1998年 4級審判員取得、3級審判員取得
2001年 2級審判員取得
2004年 1級審判員取得
2009年 国際審判員登録

主な国際大会:
2014年 AFC U-19選手権ミャンマー2014
             Emirates Cup 2014
2015年 AFCアジアカップオーストラリア2015  
             FIFA U-20ワールドカップニュージーランド2015
             FIFAクラブワールドカップジャパン2015
2016年 第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ)
             AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦
2017年 FIFA U-20ワールドカップ韓国2017
             FIFA U-17ワールドカップインド2017

相樂亨副審プロフィール

氏名:相樂 亨(サガラトオル/ SAGARA Toru)
生年月日:1976年6月25日
出身地:栃木県

審判歴:
1993年 4級審判員取得、3級審判員取得
1997年 2級審判員取得
2002年 1級審判員取得
2007年 国際審判員登録

主な国際大会:
2009年 FIFA U-20ワールドカップエジプト2009 3/4位決定戦
2010年 2010FIFAワールドカップ南アフリカ決勝(第5審判)
2010年 FIFAクラブワールドカップUAE2010 決勝
2011年 AFCアジアカップカタール2011
2012年 第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)
2013年 FIFAコンフェデレーションズカップブラジル2013
2014年 2014FIFAワールドカップブラジル開幕戦
2014年 AFC U-16選手権タイ2014
2015年 AFCアジアカップオーストラリア2015
2016年 第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ)
             AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦
2017年 FIFA U-17ワールドカップインド2017

聳城巧氏とプロフェッショナルレフェリー契約を締結 #jfa

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公益財団法人日本サッカー協会は4月1日付で聳城巧氏と、プロフェッショナルレフェリー契約を新たに締結することとなりましたのでお知らせします。

聳城巧氏プロフィール

氏名

聳城 巧(たかぎ たくみ)

生年月日

1982年1月9日

出身地

神奈川県秦野市

学歴

2004年 中央大学経済学部卒業

サッカー歴

1992年~1994年 鶴巻ドラゴンズ
1994年~1997年 秦野市立鶴巻中学校サッカー部
1997年~2000年 神奈川県立秦野高校サッカー部
2000年~2004年 中央大学サッカー同好会
2004年~2006年 大日本インキ吹田サッカー部
2012年~2016年 ボーノFC

資格

2000年 サッカー4級審判員取得
2001年 サッカー3級審判員取得
2005年 サッカー2級審判員取得
2008年 サッカー1級審判員取得
2017年 国際副審登録

主な審判歴

<国内>
2015年 Jリーグヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)決勝(副審)
             J1昇格プレーオフ決勝(副審)
2017年 J1昇格プレーオフ決勝(副審)
             Jリーグ副審:213試合(J1副審:108/J2副審:85/Jリーグカップ副審:18/
             J3副審:2)※2018年1月5日現在

<国際試合>
2017年 AFCカップ
2018年 AFCチャンピオンズリーグ

プロフェッショナルレフェリーとは

JFAは、トップレベルの審判員が審判活動に専念できるよう、「プロフェッショナルレフェリー制度」を導入しています。プロフェッショナルレフェリー(PR)は自身のレベルアップに励みながら全国で講義を行うなど、日本の審判界全体のレベル向上にも貢献しています。現在、主審10人、副審3人がプロフェッショナルレフェリー(PR)として契約しています。

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