Quantcast
Channel: JFA.jp - 公益財団法人日本サッカー協会公式サイト
Viewing all 679 articles
Browse latest View live

2018年度フットサル1級審判インストラクター研修会 #jfa

$
0
0

「2018年度フットサル1級インストラクター研修会」が5月11日(金)から13日(日)の3日間JFAハウスにて開催され、28名が参加されました。研修会は小川佳実審判委員長のあいさつから始まり、スペインから招聘したPedro Ángel Galán Nieto氏(FIFAインストラクター)と松崎康弘氏(FIFAインストラクター)による、競技規則の正しい適用に向けた考慮点や、試合分析、審判員への指導のポイント、アセスメントについてインストラクターの資質向上につながる講義に加えて、スペインのフットサルの紹介をいただきました。またRaymond OLIVIER氏による「共感」を持ったレフェリングについての講義を実施いただきました。研修会の中ではグループワークによるインストラクター同士の意見交換を行う機会もあり、密度の濃い研修会となりました。

受講者コメント

櫻田雅裕フットサル1級審判インストラクター
今回、フットサル1級審判インストラクター研修会に参加させて頂きました。2018年度からフットサル1級審判インストラクターになった私にとっては、新しい仲間たちとともに、素晴らしい機会に恵まれたことを大変嬉しく有難く思っております。素晴らしい仲間たちの情熱やオープンマインドに良い影響を受けて、これからも精進して学び続けていかなければいけないと決意を新たにしました。初日のプレゼンテーションでは緊張もしましたが、頼もしい仲間たちの傾聴の姿勢にも学ばされる部分が多くありました。スペインより来日してご指導下さったFIFAインストラクターのPedro氏の講義は、異なる国の文化にも触れられ、フットサル先進国の取り組みや考え方を知ることもでき、非常に刺激のある内容を伺うことができました。

2日目のRaymondさんの「共感を持ったレフェリング」の講義は非常に興味深く、とても良いお話を伺うことができました。松崎インストラクターの講義では、ゲームをみる視点や考え方など参考になる部分が多く、全て良い勉強の機会となりました。今後の活動の中で、上手に活かしていきたいと思います。3日間大変刺激のある有意義で充実した時間を過ごすことができました。このような素敵な研修の機会に参加させて頂き、ありがとうございました。これから経験を積み重ね、審判のことを学び続け、仲間たちに貢献できる素敵な人材を目指して取り組みたいと思っております。

杉山利久フットサル1級審判インストラクター
本研修会に参加し、改めて自分の職責を見つめ直すとともに、フットサルインストラクター自身も常に進化・深化を追求し、成長するべき存在であると感じています。レフェリーの成長を促し、今後直面する課題等を解決するには、私たちインストラクターの成長が不可欠であり、「事象の分析」の講義など今研修で私自身もたくさんの課題を発見することができました。また、スペインでの選手とのコミュニケーションの「55%はボディーランゲージ、38%がトーン、7%が会話」という話しがあり、いかにレフェリーの意図することを伝達するのが難しいことか理解し、その重要性を周りに正しく伝達していきたいと思います。様々な自己研鑽を通じ、少しでも日本フットサル界に貢献できるよう、またレフェリーからも“共感”が持たれるインストラクターになれるよう今後もチャレンジしてまいります。


第2回女子1級審判員研修会実施 #nadeshiko

$
0
0

4月30日(月・振休)、JFAハウスで女子1級審判員研修会を実施しました。3月に開幕したなでしこリーグのここまでの振り返り、審判活動の基礎力アップが今回の目的です。

実施内容

内容インストラクター
資質向上の話高田静夫氏
テクニカルの学び
~全体講義~
レイモンド・オリヴィエ氏
テクニカルの学び
~6グループに分かれてディスカッション~
野原敬司氏、山岸佐知子氏、
鮎貝志保氏、鈴木亮哉氏、
レイモンド・オリヴィエ氏、深野悦子氏
夢を実現させるために~目標設定~ Recap佐幸欣治氏
競技規則の話~歴史について~松崎康弘氏

インストラクターコメント

山岸佐知子 JFA審判委員会女子部会長/S級審判インストラクター
女子一級審判員が関わる全てのカテゴリーの選手たちが世界に直結していることから、我々も選手同様に日常から世界基準を意識して審判活動に取り組む必要があると考えております。女子一級のカテゴリーは年齢の幅、経験の幅が広い分、互いから学べる機会も多くあるということは強みです。この強みを生かしつつ、全ての審判員が今後活動をしていく上で必要なこと、大切にして欲しいことの源を学ぶことで、それぞれが気づきを持ち、実践につなげられることを狙いとした研修内容としました。単なる技術向上だけでなく、基礎基本を再度見直し、しっかりとした基盤を築くことで各審判員が今後の飛躍につなげることを大いに期待いたします。

鈴木亮哉 S級審判インストラクター
ゴールデンウィーク中の開催にも関わらず39名の審判員が出席し、私もインストラクターとして参加しました。研修内容は資質向上、競技規則、目標設定、テクニカルから構成され、それぞれが内容の濃いものでした。資質向上では、高田静夫氏(元審判委員長)による講演がありました。審判員としてだけでなく、人としてご自身の経験談を交え、審判活動を通して感じたこと、思うことなどを話されており、「そうだよな」と改めて考えさせられたお話でした。松崎康弘インストラクター(元審判委員長)によるサッカーの歴史、変遷、英語原文から見た競技規則・改正の話では、審判員からは「へえ~」などの反応がありました。受講生にとってはまさに『目から鱗』状態であったようで、競技規則の学び方についてもヒントになっていたようです。目標設定では、佐幸欣治インストラクターによる年間シリーズ化した話で、各自設定した年間目標の振り返りと見直しを行うことで、自分の立ち位置を再確認していました。テクニカルは、レイモンド・オリヴィエ氏によるPosition、Movementについて学び、英語での受け答えに苦労しながらも各審判員が自身の考えを伝えていました。その後、グループ別になり、シチュエーション毎でのディスカッションがなされ、オープンな雰囲気でよい意見交換ができていました。今回得たものをこの場限りではなく、今後の審判活動、日常生活で表現・実践してほしいと感じた研修会でした。

参加者コメント

手代木直美女子1級審判員
今回の研修会は、忘れがちになっていることに改めて気づくことができる機会となりました。自ら開拓してきたからこそ得たものの大きさ、競技規則の歴史を学ぶことで本当のサッカーを理解することが出来ること、ペナルティーエリア内の重要な判定を正しく判定するために中盤の動き方が大切であることを気づかせてくれました。そして、定期的に目標を振り返ることで、女子1級として、個人としても、原点に戻って考えることができ、審判員として必要なことや本来の目的を思い出すきっかけとなりました。来年の女子ワールドカップに向けて、なでしこジャパンの選手達の真剣な取り組みを私たちもしっかり支えていけるように努力していきたいと思いました。

國師えりな女子1級審判員
今回の研修は、まず最初のセッションでは元国際審判員の高田静夫氏が招かれ、これまで経験されてきた貴重な話を聞くことができました。資質向上という話の中で、現在当たり前にあるものをその当時は自分で作って使っていた話を聞き、とても驚きました。その他にも国際大会での出来事など普段聞けないお話もたくさん聞くことができました。次のセッションでは、得点につながるペナルティエリアでのプレーをいかにどう見るのか、「ポジショニングと動き」では適切な時に適切な場所で判定することがいかに重要かつ、プレーの妨げになる場合もあるので、選手の位置や数を把握した上で審判としてその時にあったポジショニングが必要であることを学びました。午後のセッションではグループごとに目標設定の振り返り、さらにこれからの目標設定の確認を行いました。最後のセッションでは日ごろからサッカーに関わる中で改めてサッカーの生い立ちや審判員が過去と現在で様変わりしていることに関心をもちました。今回の研修も丸一日とても濃い時間を過ごすことができました。今回の研修会で得たことを一つでも多く発揮できるようにしたいです。

キリンチャレンジカップ2018 担当審判員がスタジアムでトレーニング #jfa

$
0
0

5月30日(水)に開催されますキリンチャレンジカップ2018の担当審判員が試合前日となる5月29日(火)、日産スタジアムでトレーニングを行いました。

この試合は、国内で行われる日本サッカー協会主催試合として初めてVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が適用されます。

担当審判員

・主審:Christopher BEATH
・副審1:Matthew CREAM
・副審2:Owen GOLDRICK
・第4審判員:飯田淳平
・VAR:Craig ZETTER
・AVAR:Luke BRENNAN

審判団コメント

日本にとってワールドカップ直前の重要な機会となる試合を担当できることは審判団にとっても非常に光栄なことです。この試合ではVARが適用となります。両チームともに非常に経験豊かなチームですし、フェアプレーで試合に集中していただければと思います。両チームの健闘を祈ります。

2018年5月30日(水) 19:25キックオフ(予定)
神奈川/日産スタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表)vs ガーナ代表
大会情報はこちら
チケット情報はこちら

 

夢を力に2018

2018FIFAワールドカップロシアに山内宏志副審が選出 #jfa

$
0
0

公益財団法人日本サッカー協会は、5月29日(火)付で、国際サッカー連盟(FIFA)より2018FIFAワールドカップロシアの審判員として山内宏志副審が選出されたとの通知を受けましたのでお知らせします。これを受け、同大会には佐藤隆治主審、相樂亨副審との日本人レフェリートリオで臨むこととなります。

2018FIFAワールドカップワールドカップロシア

期間:6月14日(木)~7月15日(日)

山内宏志副審プロフィール

氏名:山内宏志(ヤマウチヒロシ/ YAMAUCHI Hiroshi)
生年月日:1979年1月20日
出身:地愛媛県東温市

審判歴:
1997年 3級審判員取得
1999年 2級審判員取得
2006年 1級審判員取得
2014年 国際審判員登録
2018年 プロフェッショナルレフェリー(副審)

主な国際大会:
2015年 FIFA U-20ワールドカップニュージランド2015
2016年 第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ)
2016年 AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦
2017年 FIFA U-17ワールドカップインド2017 準決勝

2018年度フットサル担当審判員研修会を実施 #jfa

$
0
0

2018年度フットサル担当審判員研修会が5月18日(金)~20日(日)の3日間、JFAハウスにて開催され、54名の審判員が参加しました。前週に開催されたフットサル1級インストラクター研修会に続き、スペインから招へいしたPedro Angel Galan Nieto氏(FIFAインストラクター)と松崎康弘氏(FIFAインストラクター)から競技規則の正しい適用に向けた考慮点等テーマにした講義を、またRaymond Olivier氏(JFA審判委員会副委員長/レフェリー戦略経営グループシニアマネジャー)による「共感」を持ったレフェリングについての講義を実施しました。

最終日は各カテゴリーに分かれてディスカッションを行い、非常に有意義な研修会となりました。

受講者コメント

小曽根潮フットサル1級審判員
今回の研修会で印象に残ったのは「game empathy」という言葉です。言葉で説明するのは少し難しいのですが、empathyは直訳すると「共感」となり、試合の流れを感じたり選手の気持ちを読んだりと審判が試合に臨む際にとても重要な要素であると感じました。sympathy(同情)ではなく、権威の押し付けになってもいけない。行動のさじ加減が非常に難しいのですが、逆にこれを正しく把握することができれば試合のコントロールの大きな助けとなります。これまでの自分の経験を生かし、試合の大局を適切に掴める審判員になりたいと思いました。

また、「第18条はコモンセンス(常識)である」であるというお話はこれまでサッカー・フットサルの両方の現場で何度も聞いてきましたが、今回はそれに加えて「第19条は効果的なコミュニケーションである」という旨のお話を聞きました。サッカーでもAARやVARが導入されはじめていますが、やはりピッチ内の4人の審判と選手のコミュニケーションで試合を運営することの重要性は変わりなく、テクノロジーが活躍しだして久しい世の中ですが、審判が人間に任されている意味や意義を十分に理解して、今後の審判活動につなげていきたいと考えています。

徳永光恵フットサル1級審判員
この3日間の研修では、私にとってとても内容の濃い、貴重な時間を過ごすことが出来ました。初日に紹介されたスペインのフットサルリーグでは、発足後約30年間で多くのファンが熱狂し、多くの国内メディアも注目するまでに発展を遂げている、ということが紹介されました。ナショナルレベルの大会では大会規模も大きく、チーム数も日本に比べて格段に多く、審判員も約1,000人を要することを知りました。発展の背景には、元々インドアスポーツが人気で、『(サッカーのような)スペースを要さず、室内でできること』、『学校など活動の場が多くあること』が理由に挙げられていました。スペインの人口は日本の約半分にも関わらず、これだけ世界的にレベルの高い人気スポーツになるのは、『フットボール文化』の違いだと感じました。サッカーとフットサルの審判法の大きな違いの一つは、笛を持った審判員が2人居ることです。難しいのはお互いの『競技規則の解釈』ですが、Raymond OLIVIER氏の講義を通じて、担当審判員での『共感力』を共有し、3日間の研修で築いた協力関係を基に、6月2日(土)からの女子リーグ、16日(土)からのFリーグに主審・第2審判が、そして担当する審判員が全員で協力しながら取り組んでいきたいと思います。

ビデオアシスタントレフェリー(VAR)に関する解説映像を公開 #jfa

$
0
0

2018年3月に開催された国際サッカー評議会において、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)のルール化が決定しました。これにより、FIFAワールドカップロシア大会でVARが導入されることになりました。この映像は、VARが試合中にどのように使用されるかを説明した映像です。

2018FIFAワールドカップロシア ポルトガル対スペイン戦に、佐藤主審が第4の審判員、相樂副審がリザーブ副審に指名される #jfa

$
0
0

国際サッカー連盟(FIFA)より、2018FIFAワールドカップロシア グループマッチNo.1~4の審判団が発表され、6月15日(金)にソチで行われるポルトガル代表対スペイン代表戦に、日本の佐藤隆治主審が第4の審判員、相樂亨副審がリザーブ副審に指名されましたのでお知らせいたします。

2018FIFAワールドカップロシア マッチオフィシャル指名

担当試合:
グループマッチ ポルトガル代表 対 スペイン代表

試合日時:
2018年6月15日(金) 21:00キックオフ(現地時間)

試合会場:
ロシア/ソチ(フィシュトスタジアム)

審判割当(日本関連):
第4の審判員/佐藤隆治
リザーブ副審/相樂亨

2018FIFAワールドカップロシア ベルギー対パナマ戦で佐藤主審が第4の審判員、相樂副審がリザーブ副審に。チュニジア対イングランド戦で山内副審がリザーブ副審に指名される #jfa

$
0
0

国際サッカー連盟(FIFA)より、2018FIFAワールドカップロシアグループマッチ No.12~17の審判団が発表され、6月18日(月)にソチで行われるベルギー代表対パナマ代表戦において、日本の佐藤隆治主審が第4の審判員、相樂亨副審がリザーブ副審に指名されました。また、同日ヴォルゴグラードで行われるチュニジア代表対イングランド代表戦では、山内宏志副審がリザーブ副審に指名されましたので併せてお知らせいたします。

2018FIFAワールドカップロシア マッチオフィシャル指名

担当試合:グループマッチ ベルギー代表対パナマ代表

試合日時:
2018年6月18日(月) 18:00キックオフ(現地時間)

試合会場:
ロシア/ソチ(フィシュトスタジアム)

審判割当(日本関連):
第4の審判員/佐藤隆治
リザーブ副審/相樂亨

担当試合:グループマッチ チュニジア代表対イングランド代表

試合日時:
2018年6月18日(月) 21:00キックオフ(現地時間)

試合会場:
ロシア/ヴォルゴグラード(ヴォルゴグラードアリーナ)

審判割当(日本関連):
リザーブ副審/山内宏志


2018年度全国審判委員長会議を実施 #jfa

$
0
0

JFA審判委員会は、5月から6月にかけて2018年度全国審判委員長会議を実施しました。

今回の全国審判委員長会議では、2019年度より地域審判トレーニングセンターが本格的に始動するのを前に、地域と都道府県がどう連携し審判トレーニングセンターを活動させていくのかを、地域と都道府県で議論を重ねました。

まずは地域での強みを再認識し、その上で改善すべき点を洗い出し、目指すべきビジョンを設定しました。そしてそのためのロードマップを策定した上で、取り組むべきタスクの抽出とアクションを地域毎にまとめました。

各地域とも2日間にわたり白熱した議論が展開され、地域毎に特色のあるビジョンとロードマップが完成しました。

開催日程

5月19日(土)~20日(日):中国、四国、九州
6月2日(土)~3日(日):北海道、東北、関東
6月9日(土)~10日(日):北信越、東海、関西

主なプログラム

1日目

13:00委員長挨拶、趣旨説明
13:30各部会からの連絡・報告
14:152019年に向けた地域・都道府県審判トレセンの再構築、本会議の目的・実施内容について
15:15地域実態調査のフィードバック
16:00各地域でのワークショップ

2日目

09:00ワークショップの途中経過報告
09:30各地域でのワークショップ
14:30各地域によるビジョン・計画等の共有
15:00まとめ
15:45終了

参加者コメント

加藤勝東北サッカー協会審判委員長
地域の実態を把握し、今後の東北地域のビジョンを明確にするという大きな課題に向けて、各県委員長と各県委員によるディスカッションを通じて、一つの方向性を見出す機会となり、有意義な時間であったと思います。各県での取組みには温度差がありますが、ビジョンに向かって進むことは確認できたと思います。今後はスムーズに進めるよう県域を越えた協力もしていきながら、ビジョン達成に向けて頑張っていきたいと思います。

大西弘幸関西サッカー協会審判委員長
この2日間は、2021年の各府県まで落とし込んだ審判トレセンの仕組み作りを、逆算的にいかに具体的に進めていくべきかをじっくりディスカッションすることが出来た濃密な時間となりました。関西では、これまで組織・系統だった取組みがなされてきたという自負はありますが、将来ビジョンに設定した「国際審判員・W杯Refereeを輩出する環境づくり」の実現のためには、新しいアクションや既存の取り組みを強固かつスムーズな連携で各府県と更に進化させることが必要です。予算面のこと、関西及び府県審判委員会に携わる多くの方の共通理解やベクトル合わせなど、その取り組みには課題も山積みですが、ご紹介いただいた「夢なき者に成功なし」の言葉を常に意識し、審判トレーニングセンターの構築を進めます。この会議の開催に当たり実施された地域実態調査の分析や会議をサポートしていただいたJFA審判委員会、審判部の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

浜田章治九州サッカー協会審判委員長
今年度より山城前委員長を引継ぎ、九州の委員長として会議に出席しました。昨年度までとは異なり今年度から3地区に分かれての委員長会議となりました。分けることで自ら考える時間とディスカッションの場が増えました。そこから地域で明確な目標を定め、ロードマップを作成・運営することで自主性が生まれます。地域・県のやるべきことが具体的になりました。またレフェリーデベロプメントオフィサーが発足したことでJFAと地域・県がより身近になったように感じています。立てた目標を実践するために、九州の地域性を活かし、八県一丸となって頑張って行きたいと思います。九州は一つ!

2018FIFAワールドカップロシア ナイジェリア対アイスランド戦で山内副審がリザーブ副審に指名される #jfa

$
0
0

国際サッカー連盟(FIFA)より、2018FIFAワールドカップロシアグループマッチ No.18~26の審判団が発表され、6月22日(金)にヴォルゴグラードで行われるナイジェリア代表対アイスランド代表戦で山内宏志副審がリザーブ副審に指名されました。

2018FIFAワールドカップロシア マッチオフィシャル指名

担当試合:グループマッチ ナイジェリア代表対アイスランド代表

試合日時:
2018年6月22日(金)18:00キックオフ(現地時間)

試合会場:
ロシア/ヴォルゴグラード(ヴォルゴグラードアリーナ)

審判割当(日本関連):
リザーブ副審/山内宏志

2018FIFAワールドカップロシア ドイツ対スウェーデン戦で佐藤主審が第4の審判員、相樂副審がリザーブ副審に指名される #jfa

$
0
0

国際サッカー連盟(FIFA)より、2018FIFAワールドカップロシア グループマッチ No.27~29の審判団が発表され、6月23日(土)にソチで行われるドイツ代表対スウェーデン代表戦において、日本の佐藤隆治主審が第4の審判員、相樂亨副審がリザーブ副審に指名されました。

2018FIFAワールドカップロシア マッチオフィシャル指名

担当試合:グループマッチ ドイツ代表対スウェーデン代表

試合日時:
2018年6月23日(土)23:00キックオフ(現地時間)

試合会場:
ロシア/ソチ(フィシュトスタジアム)

審判割当(日本関連):
第4の審判員/佐藤隆治
リザーブ副審/相樂亨

2018FIFAワールドカップロシア オーストラリア対ペルー戦で佐藤主審が第4の審判員、相樂副審がリザーブ副審に サウジアラビア対エジプト戦で山内副審がリザーブ副審に指名される #jfa

$
0
0

国際サッカー連盟(FIFA)より、2018FIFAワールドカップロシア グループマッチ No.37~40の審判団が発表され、6月26日(火)にソチで行われるオーストラリア代表対ペルー代表戦において、日本の佐藤隆治主審が第4の審判員、相樂亨副審がリザーブ副審に指名されました。また、25日(月)ヴォルゴグラードで行われるサウジアラビア代表対エジプト代表戦では、山内宏志副審がリザーブ副審に指名されましたので併せてお知らせいたします。

2018FIFAワールドカップロシア マッチオフィシャル指名

担当試合:グループマッチ オーストラリア代表 対 ペルー代表

試合日時:
2018年6月26日(火)17:00キックオフ(現地時間)

試合会場:
ロシア/ソチ(フィシュトスタジアム)

審判割当(日本関連):
第4の審判員/佐藤隆治
リザーブ副審/相樂亨

担当試合:グループマッチ サウジアラビア代表 対 エジプト代表

試合日時:
2018年6月25日(月)23:00キックオフ(現地時間)

試合会場:
ロシア/ヴォルゴグラード(ヴォルゴグラードアリーナ)

審判割当(日本関連):
リザーブ副審/山内宏志

2018FIFAワールドカップロシア パナマ対チュニジア戦で山内副審がリザーブ副審に指名される #jfa

$
0
0

国際サッカー連盟(FIFA)より、2018FIFAワールドカップロシア グループマッチ No.45~48の審判団が発表され、6月28日(木)にサランスクで行われるパナマ代表対チュニジア代表戦で山内宏志副審がリザーブ副審に指名されました。

2018FIFAワールドカップロシア マッチオフィシャル指名

担当試合:グループマッチ パナマ代表 対 チュニジア代表

試合日時:
2018年6月28日(木)21:00キックオフ(現地時間)

試合会場:
ロシア/サランスク(モルドヴィアアリーナ)

審判割当(日本関連):
リザーブ副審/山内宏志

2018年度第2回S/1級審判インストラクター研修会を開催 #jfa

$
0
0

「2018年度第2回S/1級審判インストラクター研修会」が6月23日(土)と24日(日)にJFAハウスで開催されました。S/1級審判インストラクターが一堂に会する本研修会は年に2度開催され、今回は2回目の研修会となりました。本研修会では、メインテーマである審判員の評価すり合わせを、特定の試合映像を交えて担当するカテゴリーごとにディスカッションを行いながら実施しました。加えて、本協会審判委員会のトップレフェリーグループよりトップリーグにおけるさまざまなシーンでの判定についてのすり合わせ、そしてRay Olivier氏による講習(Game Empathy・Referee Coaching)を行いました。

インストラクターコメント

柏原丈二 JFA審判委員会指導者部会長
6月23日(土)、24日(日)と第2回S/1級審判インストラクター研修会を実施いたしました。今回のプログラムとしては①競技規則改正の説明②全国大会に向けての共有③ゲーム分析からアセスメントの評価④Ray Oliveir氏からのプレゼンテーションと4つの内容を中心に参加者と議論をしながら進めて行きました。その中でもゲーム分析からのアセスメント評価に関しては、各自の評価を元に他の審判インストラクターと議論をしながら再確認をし、JFAの見解との違いや、ポイントを再確認しながら摺り合わせを行いました。幾つか違う見解がありましたが、考え方などは、共有できたと感じています。更に審判員の強化、育成のためにこの研修会での議論や共有事項などの内容を振り返り、指導者として、活動して頂きたいと思います。指導者部会のメンバーの方々には準備の段階から時間を費やして頂き、研修会の中でそれぞれが役割を遂行して頂き、感謝をしています。ありがとうございました。

受講者コメント

角山勝洋 1級審判インストラクター
今回の研修会は事前に配信された映像から、アセスメントレポートを作成し、それを持ちより、擦り合わせを行う『ゲーム分析』を中心としたものでした。4月に開催された研修に引き続きということで、ポイントとする事象のとらえ方、分析の仕方、ポイントの整理、コメントの記入、全体的な評価、難易度の考え方等、同じグループや参加者の皆さんとディスカッションすることで、一層自身のゲーム分析に対する確認や整理ができ、非常に良い機会となりました。また、Ray Olivier氏の講義では1日目に『Game Empathy』というテーマで講義がありました。EmpathyはSympathyより、より共感・理解が深いときに使う言葉で、競技規則に照らし合わせた対応をすべき場面がほとんどだと思いますが、試合の温度・場面の状況等を共感することで、その場の流れや雰囲気に合わせた対応が必要とする場合もあり、ゲームに対する理解力・共感力を高めることが大切であるということが印象的でした。

2日目の講義は『Coaching』がテーマでした。日頃の審判員への指導の際、こちらの思っているような回答が出てこず、ついつい「教える」「伝える」になってしまうことが多くなっているように思いますが、そうではなく、我慢強く、審判員の考えを引き出すために繰り返し質問をすることで、審判員自ら解決方法を導き出させる、この手助けをすることが大切であると言うことが良く分かりました。この方法は時間を掛けて行う必要があるので、すべての場面で使えるかが難しい面はありますが、今後の試合の振り返りの中で、この手法を使って実践してみようと思っています。今回の研修で吸収したことを今後の活動に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。

恩氏孝夫 1級審判インストラクター
年2回開催されるS/1級審判インストラクター研修会のうちの2回目が今回6月に開催され、参加させていただきました。映像分析による審判員のパフォーマンス評価点のすり合わせでは、自分が気付かなかったポイントを的確にとらえている先輩審判インストラクターの方々の眼力に感服しました。1級審判員達は、日々の努力と鍛錬を怠らず常に試合の現場でがんばってくれています。評価レポートは、その良い所を多く感じ取り、評価に反映していくことで、彼らの今後の成長につなげる大切なカルテとなることを再確認することができました。Ray Olivier氏によるコーチングのセッションでは、審判員と会話する際に質問するテクニックを磨くことにより、審判員自らに気づかせ考えさせることにより、次に向けて積極的なチャレンジ(行動)に導く行程の大切さを学びました。試合後の振り返り(フィードバック)でこの手法を用いることにより、審判員のアイデアを引き出し、次に向けて前進させる手助けになるよう会話の質を向上させたいと思いました。

審判インストラクターは、審判員の成長と成功を助ける立場にあります。彼らが自らひらめいたアイデアを信じてチャレンジしていく過程を見守り、成功(審判がうまくいった)体験を導けるようサポートしていきたいものです。今回の研修をとおして、常に自分自身の学びの場であることを意識しながら、一層審判員と向き合い寄り添っていきたいと思いました。

第33回JFAレフェリーキャラバンを和歌山県で開催 #jfa

$
0
0

6月16日(土)、17日(日)の2日間、JFAレフェリーキャラバンを和歌山県上富田スポーツセンターで開催しました。

このレフェリーキャラバンでは「動きとポジショニング」をテーマにした実践的な「プラクティカルトレーニング」、「トレーニングマッチでの審判実践」、「映像を使った審判インストラクターから審判への振り返り」等のプログラムが行われました。

ユース審判員は、「審判の楽しさ」「レフェリング向上のためのスキル」について、インストラクターは「プラクティカルトレーニングの理論と実践」を学ぶことになりました。

キャラバン初日、ユース審判員9名、インストラクターが13名、オブザーバー参加として8名の審判員や指導者の方たちが参加しました。黛俊行インストラクター、山本雄大プロフェッショナルレフェリー両講師のもと、午前は同じ会場で、午後からは、審判員とインストラクターに分かれて講義を受けました。

審判員は、山本プロフェッショナルレフェリーから体験談を踏まえた、講義や指導実践を受け、審判の面白さ、難しさを知る機会となりました。

インストラクターは、黛インストラクターから「プラクティカルの理論」の講義を受け、グループに分かれ討論を重ねながら目的や狙いについて学びました。

二日目の午前は、2級、3級インストラクターがグループに分かれ、新宮高校、田辺高校のサッカー部員たちがデモンストレーターとなり、プラクティカル実践を行いました。

午後からは、これまでに学んだことを実践するトレーニングマッチを主審、副審を交代しながら、主審、副審を全員が担当し、ユース審判員一人一人にインストラクターがチューターとなり指導を行なわれました。

両日とも梅雨にもかかわらず天気に恵まれ、最高の環境の中で全日程を終えました。

JFAインストラクターコメント

黛俊行さん
2015年に始まったキャラバンも今年も4年目、実施最後の年になります。その目的を考えると地域審判指導者トレーニングセンターや地域審判アカデミーと連携した府県審判トレーニングセンターを現行の和歌山県の持つ育成や強化の仕組みにどのように取り入れていくか、その準備がどれくらい進んでいるかを感じるよい機会となりました。

参加いただいた中学生を含めたユース審判員の方々には大きな可能性を感じました。まだまだ研さんを積み重ねなければなりませんが、夢を捨てることなく明確なビジョンを持って計画をたて、着実に実行できれば夢に近づけると思います。ただし、その審判員の着実な成長には的確なサポートをする指導者の存在が必須だと考えます。今回取り組んでいただいたプラクティカルトレーニングも一つのスキルですが、チューターリング、フィジカル、ITスキル等の他のスキルを活かした指導環境の整備が急務と感じました。南北に長い和歌山県の地理的環境でもWebを使った研修会の実施や情報共有、指導者、審判員の活動拠点を分散する仕組みづくり等々、工夫次第で若い審判員の夢を叶える環境づくりはできると思います。今回のキャラバンが2019年への準備と将来の和歌山県の審判指導者、審判員の育成環境の変化につながるきっかけになれば幸いです。

開催FA審判委員長コメント

長谷忠志和歌山FA審判委員長
レフェリーキャラバンを和歌山県で開催するにあたり、どのような内容が最も望ましいのかを、審判委員会や実行委員会で何度も議論を重ねました。本県での、審判員、審判インストラクターの活動状況を顧みて、課題や問題点を絞り込みました。その結果、ターゲットをユース審判員(13歳から18歳)と県内で活躍している2級、3級インストラクターの2本立てにしました。すべてが初めてのことでしたが、審判員、インストラクターともに新鮮な体験となりました。来年度から和歌山県インストラクタートレーニングが始まります。将来「和歌山県から国際審判員を送り出す」という大きな目標に向かって和歌山県が抱える課題を一つずつクリアしていきたいと考えています。最後になりましたが、ご指導いただいた黛インストラクター、山本プロフェッショナルレフェリー、そしてこのキャラバン開催に伴い、ご尽力いただきました関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

受講者コメント

佐古善紀インストラクター部長(2級インストラクター)
梅雨時期の真っ只中にもかかわらず2日間とも快晴に恵まれての開催に心から喜び、どのような研修になるのかとの不安も吹き飛ぶような内容で、とても実りある研修でした。今回はユース年代(中学生と高校生)を中心に行われた研修でしたが、ユース審判員がサッカー競技の理解とサッカー審判をやっていく上で楽しみを見出し、これからの審判活動にどのような影響を及ぼしてくれるかがとても不安でしたが、研修内容は比較的分かりやすく、ユース年代でも受け入れられるもので、参加して良かったとの声が聞けて嬉しかったです。一方、指導者においても、普段、選手への技術指導を行っていても審判員への指導をあまりやっていない参加者も少なくはなく、初めて行ったプラクティカルトレーニングやゲーム分析の指導経験が出来たおかげで多少なりとも指導方法の手法に自信が持てたと思います。時間が短かったため深堀まではいけなかったので、現在行われているインストラクタートレーニング参加者が中心となって和歌山県内への落とし込みが必要だと感じました。最後に、今回参加したメンバーの意見として和歌山県から国際審判員の輩出とJリーグを作ることを目指したいとの意見が多くありました。それを実現するためには、指導者や審判員の育成は欠かせないとの意見があり、行うべき目的が明確になりました。

今回、2日間と言う短い時間だったにもかかわらず、吸収出来たものは大きかったと思います。これからの和歌山県内での活動の一助となる内容でしたし、今度は審判委員会が中心となって活動していきたいと思います。今回、遠路遙々来ていただいたJFAスタッフの皆さんに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

蟹井太陽さん(2級審判員)
待ちに待ったレフェリーキャラバンがついに和歌山にもやってきました。JFAから黛インストラクター、国際審判でプロフェッショナルレフェリーの山本氏が来てくださり、活力となる内容の講義、サッカーの楽しさ、レフェリング向上のためのスキルなどを教えていただきました。セッションでは、和歌山でユース世代のチームかつ審判の両方で登録している割合が日本でトップと知り、プレーヤーの審判に対する意識が高いことは、素晴らしいと思いました。しかし、現在、和歌山に1級審判が一人だけという現実も、これからの僕たちが打破していかなければならない課題だと感じました。さらに、「和歌山の将来のサッカー界をどうしたいか」というディベートでは、和歌山からワールドカップレフェリーを誕生させるという意見を出したことで、自分がそうなりたいと強く決意することができました。また、プラクティカルトレーニングでは、インストラクターの方々に基本的なことから、テーマでもあった動きやポジショニング、どこにフォーカスするかなど、次のレベルへステップアップするための技術を指導していただきました。回数を重ね、指導を受けるたびに、段々と上達していると褒めていただいたのもインストラクターの方々の指導のおかげだと思います。

今まで出会った審判員の方々は年齢・経験・実績様々ですが、今回出会った山本氏をはじめ、尊敬する審判員やインストラクターの皆さんに共通することがあります。それは「人として」の部分です。「和歌山の審判員は人としてもジャッジも日本一だ」と言われるように、日々トップを目指して精進したいです。最後に、JFAの黛氏、山本氏をはじめ、和歌山FAの審判員やインストラクターの方々、有意義で貴重な時間をありがとうございました。


第34回JFAレフェリーキャラバンを山形県で開催 #jfa

$
0
0

6/16(土)、17(日)の2日間で山形県レフェリーキャラバンを開催しました。山形県の明成高等学校に協力をいただき、会議室やフィールドなど素晴らしい環境での開催となりました。

山形県では審判インストラクターのスキルアップを中心にプログラム構成を行いました。1日目はチューターリングの紹介と実践、翌日に行うプラクティカルトレーニングの準備などを行いました。2日目には審判員にも参加を呼びかけ、プラクティカルトレーニングの実践とフィジカルトレーニングの理論・実践を行いました。

山形県レフェリーキャラバンでは、チューターリングやプラクティカルトレーニングといったスキルの紹介・実践のみではなく、審判員の発掘・育成に力を注いでいる酒田市の活動紹介も行われました。山形県内で成功事例として紹介された酒田市の活動と伝達されたスキルを組み合わせて山形県内を活性化させるきっかけとなる開催となりました。

JFAインストラクターコメント

正木修一東北地域審判指導者トレセンマネジャー
2018JFAレフェリーキャラバン(第34回)のトップバッターとして山形市で6月16日(土)~17日(日)の両日開催されました。東北地域では2017の開催が無かったため、イントレマネージャーとしては初の参加であり少しの不安と緊張を持って臨むことになりましたが、前日の会場のセッテングと綿密な打ち合わせ、木崎委員長のこのキャラバンへの並々ならぬ思い入れ意気込みが感じられ倍増の力を得てのスタートとなりました。

初日は指導者へのチュータリングをメインとし、概要や例を紹介しながら参加者に前もってテーマを提示し、競技規則のより正しい解釈の重要性での「5分間セッション」として6名のインストラクターから実践して頂きました。これまでセッションの機会や経験が不足していたため、最初は中々上手くまとめることができませんでしたが、徐々に緊張もほぐれてスタンツを取り入れるなど活発な動きや発言がみられたことは今後に繋がるものと期待が感じられました。また、成功事例として酒田地区のレフェリーカレッジについて紹介があり、今後県内各地域へ波及できればかつての1級審判員が多く在籍した山形県の姿を再現ができるものになるのではないでしょうか。

2日目はプラクティカルトレーニングを実践しました。インストラクターは経験が少ないということでありましたが、それぞれの持ち場、担当として積極的に関わることで経験と次の機会をいち早く実現して欲しいものです。山崎フィジカルコーチによる「日頃のトレーニングメニューの構築」の座学とグランドでの実践は参加審判員にとっては新しい発見であり実践可能なメニューであり「意志と覚悟」もって今後の肉体改造に繋げて欲しいものです。振り返りでは、木崎委員長の「山形が変われば東北が変わる。東北が変われば日本が変わる」を合言葉に新たな山形県を創造し終了となりました。伊藤RDOのお力添えと参加者に感謝申し上げます。ありがとうございました。

開催FA審判委員長コメント

木崎博昭山形県FA審判委員長
『審判指導者としての楽しみを知ってもらい、意思統一とモチベーションの向上を図る。』というテーマのもとに開催されたレフェリーキャラバンでは、2~3級インストラクター、1級~ユース3級審判員が参加し多くのものを学び実践しました。インストラクターの方々には新しいことや体験したことの無いものにも「まずはやってみること」と積極的にチャレンジしていただきました。

チューターリングのレクチャーでは「何故チューターリングが必要なのか」また、その手法などを理解できたのではないでしょうか。プラクティカルトレーニングでは、実際にプランニングからトレーニングを行ったことのあるインストラクターが1名しかいない状況で実施することになり、見直しを重ねながら事前研修を行って臨みました。その甲斐があってスムーズに進められ、審判員たちにとってもいいトレーニングが出来たと思います。フィジカルでは理論と実践を通して日頃のトレーニングのあり方を学びました。

正木イントレマネージャー、伊藤東北RDO、山崎フィジカルコーチ、審判部岸岡様には準備段階から大変お世話になりました。会場を提供していただいた山形明正高等学校様、プラクティカルトレーニングのデモンストレーターに協力いただきました明正高校サッカー部の皆様に感謝申し上げます。これを機に山形からも高いレベルで活躍できる審判員を継続して輩出していけるように、審判員とインストラクターがお互いに協力しながら取り組んでいきます。

受講者コメント

奥山茂樹山形県FAインストラクター部長
JFA将来構想からTeaching Material、全体の振り返りまで、本当に中身の濃い2日間でした。1日目のチュータリングでは、審判員が自ら考え、様々な意見の中から気付かせて納得させる手法を今回のキャラバンで学び、今後の審判員の育成強化に生かしていきたいと思います。ただ、5つのセッションによりチュータリングを学びましたが、実践の5分間セッションでは、プレゼンテーションに近いやり方になってしまい、インストラクターの技量の更なるレベルアップの必要性も感じました。

2日目のプラクティカルトレーニングでは、これまで山形県内のインストラクターが山形県内の審判員にプラクティカルトレーニングを実施したことがなく、当初は不安でいっぱいでしたが、打ち合わせや事前研修を重ね、またプランも何度も練り直し、当日に臨みました。練習の成果か、デモンストレーターの呑み込みも早く、審判員を惑わせるような動きもあり、今後のレフェリングの動機づけになったと思います。また、オフサイドの見極めではタブレット端末を使用し、微妙な判定をその場で確認できたことは、インストラクターにとっても審判員にとっても目からウロコであり、機器調達の課題はありますが、今後の研修において、多くの審判員に体験してもらいたいと思います。コーナーキックでは、アウトオブプレー及びインプレー時に審判員が監視すべきことと、行うべきこと、特に複数の事象が同時に発生する場面で審判員がどう対応すべきか、プラクティカルトレーニングで何度も練習することにより、実際の試合でのミスをなくすことにつながるものと思います。最後に、2日間担当してくださいました伊藤RDO、正木イントレマネジャーに心から感謝を申し上げます。

志田翼山形県FAサッカー2級審判員
今回レフェリーキャラバンに参加させて頂き、貴重な経験をさせて頂きました。プラクティカルトレーニングでは、コーナーキックとオフサイドの判定を行いました。コーナーキックの場面では、実戦に近い状態でのトレーニングとなりました。その中で私は、選手に対するマネージメント力をもっと身につけなければいけないと改めて実感しました。また、ポジショニングや動き方もご指導頂き、すぐに実践で試すことができたので、今後の審判活動で生かしていきたいと思います。

オフサイドの判定の場面では、実践→映像確認を繰り返し行いました。映像確認では、判定の合否の他に、見方や動き方をご指導頂きました。動き方の所では、普段のトレーニングでアジリティートレーニングの量を増やさなければ、改善できないなと思いました。また今回、山崎JFAフィジカルコーチよりフィジカルのトレーニングメニューの構築とメニューのお話を聞ける機会がありました。トレーニングメニューの紹介では、実践で細くご指導して頂きました。今回のレフェリーキャラバンに参加して、私自身の課題が明確になったと思います。今回ご指導頂いたことを今後の審判活動に繋げられるように、意志と覚悟を持って取り組んでいきたいと思います。

2018 JFL・ナショナルコンペティション(NC)担当審判員合同研修会 #jfa

$
0
0

6月30日(土)・7月1日(日)の2日間に分かれ、JFL・ナショナルコンペティション(以下.NC)担当審判員合同研修会が横浜市で開催されました。

前半部分ではJFL担当審判員・NC担当審判員合同で2018/19競技規則の改正についてポイントを確認しました。

後半部分ではJFL担当審判員は4名~5名のグループで事前に設定したテーマについて試合映像を用い、判定のポイントについてプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーション後にはインストラクターから詳細な解説があり、各自理解を深めることができた様子でした。

NC担当審判員は2018シーズン前半の振り返りとともに後半に向けて課題等を共有し、活発な意見交換が行われました。

最後に今後にむけてインストラクターの講義を受け、充実した研修会となりました。

【実施内容】
・競技規則の改正
・Game Empathy

JFL
・審判員によるプレゼンテーション
・ヘディングの競り合いの見極め
・前期の振り返りと今後に向けて

NC
・前期の振り返りと今後に向けて
・自己評価と他者評価について

インストラクターコメント

武田進 1級インストラクター
今回の研修プログラムは、「①競技規則改正説明・Game Empathy ②グループによるプレゼンテーション③ヘディングの競り合いの見極め④前半戦の振り返りとまとめ」を行ないました。

太田氏より「Game Empathy」の考え方について説明を受けた審判員は、この考え方を新たな課題として受け止めていましたが、太田チーフインストラクターからは「JFL担当審判員のみんなは、より一層の基礎基本的なレフェリングを実践し、絶対に背伸びをしないで欲しい」と強調されていたことが印象に残りました。②の審判員によるプレゼンは、担当した試合で起きた事象を分析し「判定はどうか?どんな対応をしたら良いか?など」をテーマに積極的な意見交換を行い、それぞれの事象を皆で共有する良い機会となりました。この研修会が後半戦に活かされ、そして審判員の更なる成長に繋がることを期待しています。

中込均 1級インストラクター
二日間という短い期間でしたが、6月30日(土)には11名、7月1日(日)には9名に審判員が参加し、中身の濃い研修となりました。最初に太田インストラクターから「競技規則の改正について」「Game Empathyについて」、私からは夏の研修大会に向けて前半のゲームで気になった点や心構えを、大倉インストラクター・南インストラクターからは「自己評価と他者評価について」の講義を行いました。NC担当審判員ということで、2018シーズンの新一級審判員も含めて若手審判員の現在抱えている課題や、それを克服するための心構えなどについて確認し合う機会となりました。7月末からは各種大会で評価試合も始まります。今回の研修を活かしながら、更にレベルアップを図ってほしいと思います。

参加者コメント

花川雄一 1級審判員(和歌山県)
今回の研修ではまず、小川審判員会委員長よりビデオメッセージをいただき、審判活動を⾏う1級審判員としての自覚と責任をもって取り組むことの重要性について、改めて確認する機会をいただきました。太田チーフインストラクターからは、競技規則の改正部分についての説明・質疑が行われました。細かな部分も含めて一つひとつの改正点について確認し、理解を深めることができました。

研修会後半では、前期のJFLの試合での映像を各グループが持ち寄り、レフェリングの改善点や共有事項について発表・意見交換を行いました。また、武田インストラクターからは試合での競技者の競り合いについて、判定の精度を⾼めるために、どのような情報を得て、どのような考慮すべき点があるかなどを追及し深め合うことができました。上荒インストラクターからは副審をテーマにお話があり、副審として主審をどのように援助するかや、副審が持っている情報を伝えることやその⽅法・タイミングについて、改めて全員で確認しました。2018シーズンもいよいよ後期に突入します。各々が前期の研修や自己分析で深めたことを、実際の試合の場で⼗分活かすことができるよう、割り当てられている試合に向けて、最⼤限の準備をしていきたいと思います。

長谷川雅 1級審判員(東京都)
前半部分はJFL担当審判員と合同で競技規則改正について、太田インストラクターより講義を受けました。全体的には大きな解釈の変更はありませんでしたが、「オフサイドにおいて、プレーしたとするタイミングはボールを触ったところなのか、足から離れたところなのか」など、VARの運用を前提に改正されている点など、今日のサッカーの変遷を感じました。後半は、NC担当審判員で「夏に向けて~ポジショニングのメリットデメリット~」、「自己評価と他人からの評価」など、テクニカルな点やシーズン後半に向けての心得を仲間とともに確認しました。講義はもちろんですが、前後の時間や様々な場面で志を共にする仲間と近況を話したり、情報交換をしたりした時間も多くの刺激を受けるとても貴重な時間でした。最後に、研修に向けて準備をしてくださったJFAの皆さま、切磋琢磨できる仲間、日頃から私の審判活動をバックアップしてくださる職場の皆さんといつもわがままを許してくれる妻に感謝申し上げます。

国際親善試合 ビーチサッカー日本代表 vs ビーチサッカーイングランド代表担当審判員 #jfa

$
0
0

7月8日(日)に大蔵海岸公園(兵庫県明石市)で行われる国際親善試合 ビーチサッカー日本代表対ビーチサッカーイングランド代表の試合を担当する審判員は下記の通りです。

担当審判員

主審:
シャオ・リアン(中国)

第2審判:
スハイミ・マットハッサン(マレーシア)

第3審判:
佐藤誠(日本)

タイムキーパー:
波多野祐一(日本)

審判団コメント

2016年に続き日本でレフェリーを務められることをとても嬉しく思います。残念ながら天気には恵まれませんでしたが、昨日の大雨の中での練習試合は両チームともとてもフェアプレーでした。今日は天気も回復したので、両チームの健闘を祈ります。

国際親善試合

ビーチサッカー日本代表 vs ビーチサッカーイングランド代表
[第1戦] 2018/7/7(土) 14:00 キックオフ(予定) 12:30 開場(予定) ※中止
[第2戦] 2018/7/8(日) 14:00 キックオフ(予定) 12:30 開場(予定)
会場:兵庫/明石市大蔵海岸公園 [入場無料!]
大会情報はこちら

第3回女子1級審判員研修会を実施 #jfa #nadeshiko

$
0
0

6月30日(土)、7月1日(日)、JFAハウスにて第3回女子1級審判員研修会を分散で実施しました。競技規則改正のタイミングにあわせた実施で、改正点の説明はもちろんのこと、夏場のコンディショニングの確認や基礎力アップが今回の目的でした。

実施内容

内容講師、インストラクター
技術との協調U-20日本女子代表監督、池田太氏
競技規則改正についてインストラクター、伊藤力喜雄氏
テクニカルの学び
~6グループに分かれてディスカッション~
各インストラクター~
鮎貝志保氏、佐幸欣治氏、
野原敬司氏、深野悦子氏、山岸佐知子氏
資質向上の話インストラクター、伊藤力喜雄氏
フィジカルよりコンディションについて各レフェリーフィジカルコーチ~
1日目:牛尾眞一郎氏、2日目:島田浩幸氏

コメント

伊藤力喜雄 S級審判インストラクター
今回、初めて女子1級審判員研修会にインストラクターとして参加させていただきました。普段は接することの少ない女子1級審判員の皆さんが、決して恵まれているとは言えない環境の中でも、常に前向きに審判活動に取り組んでいる姿を目の当たりにして、私自身、得るものが多く有意義な研修会となりました。グループディスカッションにおける映像を見た各審判員の意見を聞いていると、各々の審判経験の幅が広いことが分かり、指導する立場としてその難しさを実感できました。今後の指導に当たってテクニカルなセッションにおいては、各審判員のカテゴリーを考慮した進め方が重要であると感じました。また、ペナルティエリア内の反則について、懲戒罰を含めた判定の整理をクイズ形式で実施しましたが、競技規則に精通することの重要性を、参加した審判員に再確認できたことも大きな収穫だったと思います。選手が試合に向け十分な準備をするように、競技規則の確認も含め、各審判員が十分な準備をして、自信を持って試合に臨んでいただきたいと思います。今後も機会があれば、女子審判員のレベルアップに協力できればと思っております。

島田浩幸レフェリーフィジカルコーチ/女子部会員
女子1級研修会にてフィジカルセッションを行い、お話しする機会を得ました。当日は「夏場のコンディショニング」をテーマとし「暑熱順化」「食事について」「水分補給」「リカバリー」について、参加審判員とベクトルを合わせました。暑熱化ではどうしても食欲不振に陥ったり、トレーニングもリカバリー中心になったり、とパフォーマンスを向上させるために立ちはだかるハードルが多くなります。そこに向き合い、自分自身を管理し、また見通しをつけて日々を過ごすためのきっかけになれば、と思います。フィジカルについては女子の取り組みとしてはまだまだすべきことがあります。まず、自分自身の環境を整え、少しでも向上できる地盤作りのお手伝いができればと考えています。私自身もこういう機会に、できることを精一杯チャレンジしていこうと思います。

伊藤実奈子女子1級審判員(埼玉県)
⼥⼦の定期的な研修がシーズン中に実施されるようになって数年が経ちますが、毎回⼥⼦部会の方々の準備、取り組みにいつも感謝しております。今回も競技規則の改正をはじめ盛り沢⼭の内容でした。U20⼥⼦代表監督の池⽥太⽒の講演ではU19の⼤会の振り返りからトレンドについて、映像を観ながら話をいただきましたが、中でもボードを使った戦術の話はとても興味深かったです。2対1の局⾯をどうつくれるのか、数的優位を狙っていくことのこだわりだったり、場⾯に応じてのシステム変更等、⾃分に⾜りない戦術眼を養ういいヒントをもらったような気がします。その後の伊藤インストラクターからの講義では、ご⾃⾝の⼤事にしている⾔葉の伝授から始まり、全員で各々が座右の銘を発表しましたが、皆とても前向きな⾔葉を⼤事にしているな、という印象を受けました。因みに私は『向上⼼に終わりはない』です。ずっと昔から⼤切にしている⾔葉です。⽜尾フィジカルコーチからはコンディショニングについての講義でした。情報は常にアップデートする必要があるので、毎回新しい発⾒があります。体重測定について、私も毎⽇していますが、トレーニング前後は2%以内というのは驚きでした。夏場でなくてもそれ以上になるときがあるので、もう少し内容を考えなくては、と反省しました。数値で説明されると説得⼒があります。もうひとつ、最近は必ず少⼈数での映像を使ったグループ討議があるのですが、この時間は⾔葉にすることで⾊々なことがクリアになったり、他者の意⾒を知るとても有意義な時間です。特にシーズン中は気づかされることがいつもあり、勉強になります。毎回、様々な⾓度からテーマを与えていただき密度の濃い充実した研修でした。夏が過ぎるともう後期が始まります。夏を乗りきり、やりきったと思える⾃分でいられるよう新たな気持ちで、これからの試合に臨んでいきたいです。

廣田奈美女子1級審判員(岡山県)
今回の研修会では、まずU20女子代表の池田監督より、サッカーの戦術・トレンドについて学ぶことができました。日本の選手の特徴や、欧州とアジアのシステムの違い、またそのシステムのメリット・デメリットを池田監督から直々に教えていただきました。日本代表の試合や取り組みを知り、日本が世界と戦うためになでしこリーグ・チャレンジリーグの持つ意味が大きいことを改めて実感しました。また、他のセッションでは競技規則改正や夏場のコンディション調整について学びました。これから暑くなる中で、パフォーマンスを維持・向上していけるように暑熱順化やリカバリーに取り組みたいです。試合後のリカバリーから次の試合への準備が始まっており、リカバリーも含めて準備なんだと印象に残りました。今回の研修会で様々な講義から審判員としての自覚と責任を再確認することができました。女子1級として活動してまだ半年ですが、試合・インストラクターの先生・先輩方から学ぶことは多くありました。まだまだ続く2018シーズンがさらに良いものになるよう、チャレンジ精神を忘れず、良い準備をしていきたいです。

第35回JFAレフェリーキャラバンを宮崎県で開催 #jfa

$
0
0

7月7日(土)から8日(日)にかけて、JFAレフェリーキャラバンを宮崎市佐土原町の佐土原総合文化センターで開催しました。

当日は、宮崎県サッカー協会所属のサッカー、フットサルのインストラクター計14名が参加しました。冒頭で、宮崎県サッカー協会の橋田和実会長から参加者に向けて、日ごろの活動への感謝とともに審判員養成の重要性についてご挨拶がありました。その後、チュータリングの理論と実践に臨みました。ファウルがあり主審が笛を吹いた直後から、再開の合図までに主審がやるべきことを「6ステップ」の手法を用いて6段階に整理したり、理想の審判インストラクター像を絵で示す「ドローイング」の手法によりユニークな絵を作成したりと、各インストラクターは新しい手法の習得に熱心に励んでいました。

二日目は、サッカーのインストラクター14名に審判員1名が加わり、各自で事前確認した同じ試合映像をもとに、グループに分かれてゲーム分析を行い、難易度と評価のすり合わせを行いました。また、同試合を担当した審判員に対する模擬フィードバックにも各グループで挑戦し、指導ポイントの整理を図りました。

時折激しい雨が降るなか、研修室では熱い議論が行われ、全日程を無事に終了しました。

JFAインストラクターコメント

脇山哲郎九州地域審判指導者トレセンマネジャー
豪雨で交通アクセスに支障が生じる中、九州で今年度初となるレフェリーキャラバンが開催されました。宮崎県サッカー協会の橋田会長、戸田専務理事にも参加いただき、特に橋田会長からはオープニングで審判員総数の確保やユース審判員の発掘、育成など、宮崎県FAが抱える諸課題の解決に向けて、今後積極的に取り組んでいくという心強いお言葉をいただきました。

初日は、チュータリングの必要性や手法のセッションからスタートしました。チュータリングについて具体的な内容、手法を理解することも重要ですが、審判員指導の「ラーニングサイクル」の中の位置づけを理解することで、より意義あるものになることを強調しました。

次に、競技規則の解釈、理解を深めるために、チュータリングの様々な手法を活用し、5分間セッションを実施しました。グループごとにセッションの構成、内容をディスカッションした後に発表という手順で実施しましたが、独自のアイデアを織り込んだセッションもあり、有意義なものとなりました。一日の最後には審判員指導の手法の一つとして定型パワーポイントを紹介し、今後の指導に活用いただくこととしました。

二日目は、前日の振り返り、今年度の競技規則改正の解説に続いて、もう一つの重要テーマであるレフェリング分析を泉レフェリーデベロップメントオフィサーの指導で実施しました。事前に配布された試合映像をもとに作成したレフェリング分析レポートを持ち寄り、グループで試合の難易度、審判員のパフォーマンスについてディスカッションをしてメンバー間の評価の考え方を共有しました。分析の考え方や指導、フィードバックのポイントを細かく説明し、参加インストラクターからも積極的な発言があり、今後のレフェリング分析の向上につながるプログラムとなりました。

今回のレフェリーキャラバンは、参加インストラクターにとっての新たな課題の発見と併せて、宮崎県の課題解決につながるヒントをいくつも見つけていただいた、とても有意義なものになったと確信しています。レフェリーキャラバンを新たなスタートとして、活動のさらなる活性化が図られることに期待していきたいと思います。参加者の皆様に感謝申し上げます。

開催FA審判委員長コメント

鳥越明弘宮崎県FA審判委員長
1992年に全国高校総体が宮崎県で開催されて四半世紀が経過しましたが、これ以降、宮崎県の審判育成・強化は後退を続け、これまでに様々な取り組みを重ねてきたものの向上に至っていないのが現状です。ここ数年、ユース審判員の発掘・育成にも努めてまいりましたが、落ち込んでしまった宮崎県の審判育成・強化を取り戻すには厳しい状況が続いています。このJFAレフェリーキャラバンにおいても、若い審判員不足により、審判指導者のみの研修となってしまったことは残念でした。しかしながら、時間をかけて、審判指導者としての役割や使命も学び、もちろん新しい指導方法等も取得したことで、新たな宮崎県の審判育成・強化を再構築すべく、審判指導者が積極的に行動することに勇気を与えていただきました。インパクトを与えていただいた脇山氏、泉氏に感謝しています。当面の目標である、8年後の宮崎国体に向けた審判育成・強化において、「宮崎県の審判改革」を決意し努力していく覚悟です。今回のキャラバンを転機とします。

受講者コメント

生田修 2級サッカー審判インストラクター
8年後の2026年に「宮崎国体」が開催されます。それに向けて何をすべきかを議論したところ、「ユース審判員の発掘・育成」を最優先にすべきと動き出したところでした(宮崎県版マイルストーン)。このタイミングでのレフェリーキャラバンの開催は願ってもいないことでした。普段、私たちが講師で行っている講習会・研修会で「レフェリングの知識」を教えているはずなのに、審判員がうまく使えていないなど感じることがあり、どうすればうまく伝えられるのだろうかという思いがありました。これを解決する手法のひとつが「チュータリング」でした。「6ステップ」、「ドローイング」、「ダイアモンド6」などを実践して効果を体感し、手法を習得する良い機会となりました。その中でも、「間違えてくれてありがとう」は今までの指導者側の対応を考え直さなければならないと気付かせてくれ、心に残っています。またゲーム分析では、実際の試合映像をもとに新アセスメントレポートを記入しましたが、アセスメントレポートの記載についてまで学ぶことができ、特にゲームの評価点について「難易度(やさしい・ふつう・難しい)」をどう決めるかを教えていただいたことで、悩みがひとつ解決しました。熱い戦いが続いているFIFAワールドカップを忘れるぐらい時間はあっという間に過ぎ、充実した2日間でした。大雨の中、宮崎までいらしてくださった泉氏、脇山氏をはじめ、開催に向けてご尽力いただいた皆さまに感謝しています。若き審判員たちが躍動する「宮崎国体」の実現に向けて気が引き締まる思いでいっぱいです。

鈴木寿士宮崎県FA2級審判員
二日目のセッションにのみ参加しました。インストラクターの方々が3つのグループに分かれ、私が主審を務めた実際の試合のビデオを見ながら分析・ディスカッションしたまとめを、グループごとに審判員にフィードバックするという形がとられました。インストラクターの方々が自分の試合映像を見ながら細かに分析し、悪い所、良い所を出し合ってディスカッション・評価し、最終的にアドバイスをする。このような経験は普段の1対1の反省会とはまるで違った雰囲気での体験でした。自分が出来ていないこと、何が必要なのかが明確に見えてきましたし、特に自分の身振り素振り、ポジショニングがはっきりと悪いということが分かりました。新たに自分のレフェリングを振り返り、技術向上させていくためのきっかけになったと思います。自分で試合を撮影し分析することは簡単にはできませんが、今後審判活動で上級者を目指していく上で大事なポイントになってくると思います。今回指導していただいたポイントを忘れず、普段の審判活動で意識しながら取り組めるよう努力していきたいです。

Viewing all 679 articles
Browse latest View live