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FIFAフットサルワールドカップコロンビア2016に小崎知広審判員をアポイント

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国際サッカー連盟(FIFA)はこの度、9月10日よりコロンビアで行われるFIFAフットサルワールドカップコロンビア2016の割当てを発表し、日本から小崎知広フットサル国際審判員がアポイントされましたので、お知らせします。

FIFAフットサルワールドカップコロンビア2016

期間:
9月10日(土)~10月1日(土)

開催地:
コロンビア/ブカラマンガ、カリ、メデジン

小崎氏プロフィール

氏名
小崎 知広(こざき ともひろ/KOZAKI TOMOHIRO)

生年月日
1978年5月26日(38歳)

居住地
大阪府茨木市

学歴
大阪大学大学院理学研究科

審判歴
1998年 フットサル4級審判員資格取得
1999年 フットサル3級審判員資格取得
2005年 フットサル2級審判員資格取得
2008年 フットサル1級審判員資格取得
2011年 フットサル国際審判員登録

<国際試合・大会での主な審判歴>

2011年International Indoor Futsal Tournament China 2011
2012年AFCフットサル選手権クウェート2012予選/本大会
2013年


4th Asian Indoor & Martial Arts Games Incheon 2013(韓国)
AFCフットサルクラブ選手権日本 2013
8th Grand Prix de Futsal(ブラジル)
2014年

AFCフットサル選手権ベトナム 2014
Futsal Continental Cup Kuwait 2014
2015年

AFCフットサルクラブ選手権イラン 2015
ASEANフットサル選手権2015(タイ)
2016年

AFCフットサル選手権ウズベキスタン 2016
AFCフットサルクラブ選手権タイ 2016

小崎氏コメント

この度FIFAよりいただいた貴重なアポイントを光栄に思うとともに、日本を代表して参加させていただく重い責任を感じています。FIFAのスタンダードを理解し表現する上で、日本人としての強みを発揮し、誠実に、フェアなゲームコントロールに努めたいと思います。これまでご指導いただいた先輩方、日々活動をともにしている審判員仲間、選手・役員の皆様をはじめ、これまでの20年の審判活動を支えていただいた全てのフットボール関係者の皆様への感謝の想いを胸に、良い準備をして大会に臨みたいと思います。


2016年 第3回J3担当審判員研修会をJ-STEPで実施

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8月19日(金)から21日(日)にかけて、静岡県の清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で、2016年第3回となるJ3担当審判員研修会を実施しました。

明治安田生命J3リーグを担当する審判員に向けて、今シーズンで課題となっていることを認識し、自らをより高めていくためのフィジカルトレーニングやグループディスカッションをはじめとする講義が行われました。また今回は静岡市立清水桜が丘高校サッカー部の皆さんにご協力いただき、プラクティカルトレーニングも行いました。ニ泊三日で現状の課題を把握するとともに9月以降のJ3に向けて準備を行い、有意義な研修会となりました。

研修会の主なプログラム

8月19日(金)開講式・フィジカルトレーニング
8月20日(土)グループディスカッション、プラクティカルトレーニング、「マネジメント」について
8月21日(日)プラクティカルトレーニング、研修会の各パート振り返り

指導者コメント

柏原丈二 S級審判インストラクター(神奈川県)
今回の研修会ではプラクティカルトレーニング、ディスカッション、グループワーク、コンディショニングチェックからプログラムを作成し、後半戦に向けてのJ3審判チームとしての取り組みを再確認しました。プラクティカルトレーニングは2日間実施しました。重大な判定に結びつくペナルティエリア内の判断、カウンターからの選手・ボールとの連動した動きを求め、説得力ある判定に結びつけることができたかを確認しました。副審としては、判定するための細かな動作など、実戦的なトレーニングを実施しました。

ディスカッションではいくつかの事象から、考慮ポイントを審判員が整理すること、そこから正しい判定を導き出し、ゲームコントロールにつなげていくこと、ゲームの雰囲気や選手の意図を考えながら対応をしていく必要があることを考えていきました。リーグ戦中断期に、今までの反省点、良い点を含めて共有し、再開に向けた準備をしてゲームに臨んでほしいと思います。

大西弘幸 1級審判インストラクター(兵庫県)
今年で3年目を迎えるJ3リーグですが、参加した担当審判員・インストラクターともに、サッカーの質が年々高くなっていることを感じています。そういったなか、前半戦の振り返りから抽出したテーマをもとに研修会が実施されました。映像を用いて様々なディスカッションを行いましたが、「遅延的な行為を排除するためのマネジメント力の向上」をテーマにしたグループワークでは、判定へのコンシダレーションポイントやプロセスを考えることの重要性を再認識できたと思います。

柏原チーフインストラクターからはプラクティカルトレーニングの重要性が強調され、3種類のプラクティカルトレーニングを行いました。その中の、カウンター攻撃への対応として爆発的なアクセラレーションを効かせたスプリントからのブレーキング、判定へとつなげるトレーニングでは、その様子を映像で見ながら審判員と分析することで、理解しやすいものになったと思います。動きのもととなるフィジカル面では、Dynamic Yo-Yoテストを用いてコンディションチェックを行い、通常のYo-Yoテスト結果との比較から自分の特性と強化すべきポイントが明確になったと思います。後半戦に向けて、プロサッカーをマネジメントする審判員として、自身に対する妥協のない取り組み、考えて工夫することの大切さを再確認する有意義な時間となりました。

参加者コメント

俵元希 1級審判員(東京都)
今回の研修はフィジカルパートとテクニカルパートの両面から前期の振り返りと後期に向けたスキルアップを行いました。プラクティカルトレーニングでは、実際の映像を見ながらランニングフォームやコース、ポジショニング、加速と減速のタイミング、最終的な判定の正誤についてなど、多面的に分析・議論を行うことで、多くの気づきを得ることができました。その中で印象的だったのは、現代サッカーの特徴としてプレースピードの上昇があり、われわれ審判員も必然的にスピードアップに対応できるフィジカルを身につけていなければならないということでした。

総括として、インストラクターから「J3リーグも年々レベルが上がってきており、審判員に求められるものも多くなってきている。基本に忠実に、走って、近くで、正しい判定を行うことで選手やチームの努力・想いに応えよう」とお話がありました。間もなく始まる後半戦に向けて、レフェリーチーム一丸となって気持ちを新たに準備していきたいです。

谷本涼 1級審判員(大阪府)
フィジカルに関して、2月に実施された研修会で山岸レフェリーフィットネスコーチからもお話があったように、より高いレベルのフィジカルが求められており、今後のトレーニングにおいて、各々の不足している箇所を補っていく必要性を改めて感じました。また、前期の課題と改善点について、全員で共有したことを残りのシーズンに生かせるようにしたいと考えています。シーズンも終盤に差し掛かり、厳しい試合が増えてくることと思います。今回学んだことを大切にし、一試合一試合をより強い気持ちを持って臨みたいと思います。

笠原寛貴 1級審判員(福岡県)
今回の研修ではいつもよりも長い時間をかけてプラクティカルトレーニングを行いました。現代サッカーのトレンドでもあるカウンターアタックに対応するために、12番目の攻撃側選手の気持ちで予期予測からアクセラレーションを上手く使い、最終的にはPA周辺の判定を説得力あるポジションで正しい判定につなげられるようにしました。主審のトレーニングだけでなく、副審としてオフサイドを正しく判断するための視野の確保やステップワークなども勉強になりました。

今回も中身の濃い非常に有意義な研修となりました。多くの方々のご協力があってのことだと思います。感謝しています。審判員、インストラクターの方とも2泊3日の研修でコミュニケーションを多くとることができました。常に感謝の気持ちを忘れず、目の前の試合にベストを尽くしたいと思います。

FIFAフットサルワールドカップコロンビア2016 3位決定戦に小崎知広審判員がアポイント

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現在コロンビアにて行われているFIFAフットサルワールドカップコロンビア2016の3位決定戦の第2審判に、日本の小崎知広氏がアポイントされました。

Match No. 51(3位決定戦)

2016年10月1日(土) 12:30キックオフ(現地時間)  @Coliseo el Pueblo Cali
イラン代表対ポルトガル代表

主審MALFER Alessandro(イタリア)
第2審判小崎知広(日本)
第3審判HNICH Khalid(モロッコ)
タイムキーパーGARCIA SANCHEZ Yuri Ferney(コロンビア)
リザーブ副審RIVERA LLERENAS Francisco Javier(メキシコ)

<参考>
FIFAフットサルワールドカップにおいて、日本人は5大会連続で指名されています。

2012年/タイ宮谷直樹
2008年/ブラジル五十川和也
2004年/チャイニーズ・タイペイ五十川和也
2000年/グアテマラ鈴木亮哉

小川佳実審判委員長コメント

前回大会(タイ)で準決勝を担当した宮谷さんに続き、今回3位決定戦に小崎さんが指名されたことは、日本として誇りに思います。この成果は、小崎さんの努力に加え、日頃からFリーグにおいて高いレベルの試合を経験していること、また、フットサル関係者の方々からのサポートによるものだと思います。日本、アジアの代表として、素晴らしいレフェリングを見せてくれるものと信じています。

第15回JFAレフェリーキャラバンを鹿児島県で開催

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2016年9月10日(土)、11日(日)に1泊2日の日程で鹿児島県鹿児島市(谷山北公民館、ふれあいスポーツランド)で鹿児島県レフェリーキャラバンを開催しました。レフェリーキャラバンとは、JFAと47都道府県サッカー協会(47FA)審判委員会が同じ方向性をもって、継続的に審判員と審判インストラクターのレベルアップをはかることを目的とした活動です。

今回は4級~2級の資格を持つ若手の審判員と3級~2級の資格を持つ審判インストラクターの方々を中心に2日間で30名以上の方にご参加いただきました。

レフェリーキャラバンの位置づけを参加者全員で共有した後、審判員とインストラクターに分かれて、それぞれのプログラムを実施しました。

1日目、審判員は、「審判員の魅力」・「フィジカルトレーニング」・「プラクティカルトレーニング」を受講し、審判活動をすることの楽しさや醍醐味を学びながら、実際の試合で活用できる動きや審判実技のトレーニングを行いました。インストラクターは、今後の県内での審判員向け研修会や講習会での活用を目指し、新しい指導方法のひとつである「チュータリング」の講習を受講しました。

2日目は、全員で2016/2017競技規則について改正点を整理し、審判員は「FKマネジメントの講義」、インストラクターは「より正しい競技規則の解釈の重要性」などを学びました。最後には全員でFIFAからJFAに共有されているITを活用したテストやクイズを体験しました。

9月に入っても暑さの残る鹿児島での開催でしたが、集まった方々の積極的な参加により非常に濃密な2日間となりました。

インストラクターコメント

山田修平 JFAインストラクター
昨年、この事業が立ち上がったときから開催を希望してくださっていた鹿児島県でしたが、全国でも多くの応募がある中、スケジューリングできず、待ちに待った開催となりました。2日間のプログラムは、事前打ち合わせで確認した鹿児島県の現状を踏まえ、インストラクター用と審判員用にわけた12のセッションが実施しました。

平均年齢20才という若い審判員の多くは、S級レフェリーインストラクターやトップフィジカルコーチ、プロフェッショナルレフェリーから直接指導を受ける機会は初めての経験で、自分の意見をうまく表現できない場面も見られました。しかし、1日目にグラウンドで実施したフィットネストレーニングやプラクティカルトレーニングでは、それぞれが個性を発揮し、審判員たちの将来性を感じられる場面がいくつも見られました。

インストラクターは、1日目にチュータリングという新しい手法を学び、2日目の両者合同セッションでは、初体験のTeaching Materialを使うなかで、チュータリングが目指す審判員へのアプローチを意識した研修を経験し、当初緊張していた審判員からも積極的に意見を引き出すことができました。今回のキャラバンの経験をステップに、鹿児島県ならではのアイデアが盛り込まれ、県内への普及と強化がさらに進むことを期待しています。

受講者コメント

萩原貞明鹿児島県サッカー協会審判委員長
今回のレフェリーキャラバンでは、鹿児島県内のレフェリーやインストラクターの資質向上と、審判を始めて間もない審判員が審判そのものに興味を持つことを目的の一つに実施しました。県内各地からの参加者が充実したプログラムに沿って、お互いにディスカッションし、審判技術や指導法を実践し、その中でコミュニケーションを深く重ねることができたことは、とても有意義な機会となり、JFAの講師の方々のエネルギッシュな指導を受けることができました。

鹿児島県は、12月に「全日本少年サッカー大会」やJリーグチームのキャンプ地になっており、いろいろなことを学ぶことができる環境でもあります。また、2020年に国民体育大会も開催されます。このレフェリーキャラバンを1つのきっかけとして、一人でも多くの審判員が意欲を持って、技術向上や上級へのチャレンジができるように環境整備をしていきたいと考えています。サッカーのレベルアップとともに、審判員とインストラクターのレベルアップと若手審判員の育成につながるきっかけをいただいたJFA審判委員会の皆様に感謝いたします。

小牟田雅浩 3級インストラクター
2日間に及ぶJFAキャラバンの開催にあたり、JFA審判委員会の方々に感謝申し上げます。都道府県FA開催のトレセンでは実践しがたいプログラム内容を受講できたことは、参加者全員が大きな刺激を受けたことと思います。審判員及び審判インストラクターの普及・育成・強化といっても一つの問題に対処することで解決するわけではありません。

今回のJFAキャラバンにおいては、多種多様な方法で審判員と審判インストラクターにアプローチし、最新情報や話題の共有、機器の充実及び活用、講義の在り方などにより、知識や技術の向上はもちろんのこと、「それにプラスして何が求められるか」を考えなければならないと実感しました。オープンで自主的・対話的・積極的な現場こそ、そのような人を育てることができるということを知り、次は我々の出番だと感じています。今回のキャラバンにて体験したことを、どのように県内の普及・育成・強化につなげるかがポイントだと考えています。審判員は何を求めているのか、どのような課題に直面しているのか、その解決に向けた取り組みを審判インストラクターとして責任を持ち支えていきたいと思います。

白石隆晃 2級審判員
今回のキャラバンでの内容は、私にとってはどれも新鮮なものばかりで多くのことを吸収することができました。1日目はプロフェッショナルレフェリーの東城さんから「審判の魅力」についてお話しいただき、私が感じていた魅力と重なるところもあり、ますます審判は面白いと感じました。午後からのフィットネストレーニング理論の講義はこれまで持っていなかった視点でのお話だったのでとても勉強になりました。今後日々のトレーニングの中にも取り入れていきたいと思います。プラクティカルトレーニング実践で行った、オフサイドを判定した後すぐにビデオの映像をみて振り返るというトレーニングは、自分の感覚と実際のプレーとの間にどれだけのギャップがあるかを知ることができ良かったです。

2日目はフリーキックのマネジメントというテーマでの講義がありました。ファウルが起こったあと普段何気なく行っているフリーキックですが、手順をしっかりと押さえてフリーキックをマネジメントすることがより良いゲームコントロールに繋がることを理解しました。今回のキャラバンで学んだことを今後のゲームに生かし、上級審判員になれるよう日々レフェリング技術向上のために取り組んでいきたいと思います。

女子1級審判員対象 第2回スキルアップ研修会

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9月17日(土)、18日(日)、女子1級審判員を対象とした「第2回スキルアップ研修会」をJ-GREEN堺で実施しました。

なでしこリーグが途切れることなく行われているため、試合を担当する審判員、研修会に出席する審判員とに別れての分散開催でした。本研修会のテーマは、「ボールイン・アウト、主審・副審との協力」。内容は、1.座学(①サッカー以外からの学び②副審、第4の審判員との試合前打ち合わせに関して③ハンドの判定に関して④なでしこリーグから判定に関して)、2.フィールドでのプラクティカルトレーニング(実際の試合を想定した実践トレーニング)で構成され、これから迎えるリーグ終盤、皇后杯に向け、意を新たにした場となりました。

インストラクターコメント

山岸佐知子審判1級インストラクター(千葉)
第2回スキルアップ研修会では、なでしこリーグの振り返りとハンドの判定力を高めるために実際の試合映像を用いながらディスカッションを行いました。判定を行う際の考慮点を確認することで、難しい場面でも正しい判定を導き出せるよう状況の整理を行いながら進めました。また競技規則改正後に現場で起こった問題点を洗い出し、後半戦に向けてよりスムーズな試合の進行の一助となるよう情報共有しました。後半はフィールドに出て審判員全員が選手役、主審役、副審役を順番で担当し、試合の状況を想定したプラクティカルトレーニングを実施しました。それぞれの役回りで気づいた点を共有したことで、一人では気付けないアイデアを仲間から学ぶことができたのではないかと思います。

研修会は最終的にパフォーマンス向上を目指すものですが、練習のための審判にならないよう、選手のためにより良いサッカーのために研鑽を積むということを忘れずにいたいものです。今回学んだことが後半シーズンのパフォーマンス向上につながることを祈ります。

参加者コメント

高橋早織女子1級審判員(東京)
リーグ戦中でもあり、研修2日目のこの日は参加者も16名と少なめでしたが、他の審判員の方の「学びたい」意欲と指導者の皆さんの「伝えたい」という意識の高さが印象的な研修でした。個人的には「前期の振り返り」のパートで新たな学びがありました。今回はシチュエーション毎の映像を見た後、各々の判定が直ぐに集約されるシステムが採用され、その場で何割がどの判定に回答しているかがわかる新しいシステムでした。

この中で、自分が少数派の意見となった際に多数派の意見をそのまま理解できるものなのか、少数でも自分の論理を主張した方が良いのかを考えさせられた場面がありました。判定に対する根拠を理論立てて説明することは、今までも行っていることでしたが、本研修では個人がどのように考えその判定を導いたのかを重要視していたため、安易に『わかりました』と納得するのではなく、躊躇せずまず自分の考えを述べ討論することで、自分の考えがより整理されていくということを改めて認識できたことは良かったと思います。今回の研修内容を踏まえ、コンディションを維持し意識を高く持ちながら、リーグ戦後も続く入れ替え戦・皇后杯等の試合に臨みたいと思います。

兼松春奈女子1級審判員(大阪)
今回のスキルアップ研修で強く印象に残ったことは、審判員はレフェリングという技術を身につけた「職人」であるということです。「職人」として自分のレフェリングの技術をどのように使うか、また何のために使うかということを考える良い機会となりました。身につけた技術を試合に関わるすべての方のために最大限活かせるよう努めていきます。そして今後も技術を磨き続けなくてはならないと強く思いました。

講義では映像を用いてハンドリングを考える基準として、ボールが蹴られた所からの距離、選手がボールにチャレンジしているのか、またはコースにチャレンジしているのかを判断するということを教えていただき、上手く整理ができました。ファウルに関しても、ボールには触れているか、相手に危険を及ぼす体勢でのプレーなのか、それともアクシデントなのか、そうではないのかをしっかりと事象を見て判断するということを改めて感じました。

講義やプラクティカルの中で他の審判員の方々と協力して活動に取り組む機会が多くありました。相手のことをよく観察し、状況を考えることで自分がどのように対応すべきかが、試合における審判団のチームワークにつながることを感じました。また、様々な方と組むことでその方のことをより知ろうとすることが、レフェリングをする上で大切だと実感しました。審判団として互いに助け合う、心に留めて後期の試合に臨んでいきたいです。

FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン 2016に山下主審、萩尾副審がアポイント

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現在ヨルダンにて開催されているFIFAU-17女子ワールドカップ2016に、日本から山下良美女子国際主審、萩尾麻衣子女子国際副審がアポイントされています。

両名は、10月3日に行われたベネズエラ対カメルーンの試合を担当し次の試合に向け、現地で日々トレーニングを重ね、競技規則の理解を深め次試合のアポイントを受ける準備をしています。

第16回JFAレフェリーキャラバンを長崎県で開催

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9月24日(土)・25日(日)の2日間、長崎県島原市で長崎県レフェリーキャラバンを開催しました。長崎キャラバンでは、テーマを「ユース審判員と指導者の育成」とし審判員と指導者を対象に実施しました。

指導者に対しては、チュータリングを通して審判員と双方向にコミュニケーションをとりながら審判員の良さを引き出す指導の手法を学習しました。プラクティカル実践においては実践を通して何を審判員に学習してもらいたいのかターゲットを明確にし、さらに掘り下げた指導をするために実践で起こりうる事象を予め想定しました。その事象に対しどういった質問をし審判員から何を引き出すかを事前のプラクティカル理論でのレクチャーを通して学びました。

一方、ユース審判員に対しては、東城穣氏によるレクチャーを通し、審判活動をはじめるきっかけや国際審判員としてどういった活動を行っているのか、どういった心構えで審判をしているのかを実際に担当した試合のエピソードを踏まえてお話をしていただきました。またプラクティカル実践では、実際に東城氏によるユース審判員への指導も行われユース審判員にとってはとても貴重な体験をする機会となりました。

インストラクターコメント

黛俊行 JFA審判委員会委員
開催にあたり長崎県審判委員会の実情をヒアリングし、実情に即したプログラムを準備して臨みました。受講されたユース審判員、指導者の皆さんは開講当初硬い表情でしたが、徐々に本来の明るさと実力を発揮され、充実した研修会を実施することができたと思っています。これもひとえに受講されたみなさんの受容性の高さのおかげと感謝しています。今回のレフェリーキャラバンを通して2019年の地域審判トレーニングセンターの完全実施に向けて、長崎県審判委員会が新しい指導手法を取り入れた指導環境の整備に着手することに期待しています。積極的に参加していただいた指導者、ユース審判員の皆さんには大きな可能性を感じました。今後も目的と目標をしっかり持って審判活動に取り組んでいただきたいと思っています。

受講者コメント

小川直仁長崎県審判委員長
長崎県では、少子高齢化の波とともに多くの離島を抱えることから、審判員の普及拡大が大きな課題となっています。とりわけ、2014年がんばらんば長崎国体以後、若手審判員の育成が進みませんでした。今回のキャラバン実施に伴い、「ユース世代の若い審判員」や「2級候補審判員」、「2・3級インストラクター」が一堂に会し、充実したプログラムのもと、チュータリングやインスタントフィードバックの実践など多くのことを学び、相互理解を深めることができた有意義な機会となりました。

このキャラバンをきっかけとして、各地域を支える指導者の育成と強化を推進し、県内隅々まで亘る審判員の普及を図り、さらには、高い志を持つ若手審判員の育成と強化に長崎県協会一丸となって取り組む決意を持ちました。今回参加した方々からは、「ここで学んだことをどこかで指導したい。」「1級審判員になります!」という心強いコメントが述べられました。この同期発火を長崎県内すべての審判員と指導者に連動させていくことが、これからの我々の使命であると考えています。

岡田要長崎県審判委員会委員
「黒船来港」の雰囲気でスタートした研修でしたが、2日間で、参加したユース審判員、インストラクターがどんどん自信のある表情に変わり、積極的になっていくのに驚きと喜びを感じました。丁寧でわかりやすい指導、そのために必要な多くの教材もいただくことができましたので、今後は今回の受講生がFAの中で中核となって全体に広められるよう土壌を拡大していくつもりです。

浦川昌代長崎県審判副委員長
これまで私自身、様々な研修会を行ったり、若手の審判員を指導してきました。その中で、できる限り受講者や審判員に話をしてもらうように意識して行ってきました。しかし、今回のレフェリーキャラバンを通して最も感じたことは、これまでの研修会や指導が、いかに指導者側からの一方向的なものであったか、ということでした。審判員自身に言葉にしてもらうことで、審判員自身が良さや課題に気付くことができるのです。今回学んだ様々な手法などを取り入れながら、審判員と指導者が双方向で作りあげる研修会や指導の場を作っていきたいと思います。指導することの難しさを感じる以上に、その楽しみを感じることもできた2日間でした。自分の言葉をしっかりと発信できる審判員を育てていきたいと思います。

永谷颯太郎ユース審判員
今回のキャラバンを通して僕が学んだことは失敗しても焦らずに、自分の判断を貫き通すことが大事ということです。1日目の講習では、最初は緊張してしまい間違えるのが怖くて自分の意見を言うことが出来ませんでした。しかし国際審判員である東城さんの話を聞き、このような偉大な人でも必ずどこかで失敗しているということを知り、ここで怖がるなら一生プロのレフェリーになるという目標は達成できないと思い、そこから自分の意見を言うようになりました。ファウルを見極めるテストでは普段ファウルを見ることが苦手なので「どのように争点をみるか」「警告、退場はどう見分けるか」ということを学びました。

2日目のプラクティカルトレーニングでは、普段自分では自信を持ってやってきたものが覆されたような気がします。自分がオフサイドと思うものが違っていたり、あまり経験したことがないPKでは焦ってしまい自信をなくしましたが、それでも自分の判断を貫き通し最後までレフェリングできたと思います。今回学んだ判断を貫き通すということをこれからの審判活動に活かしていこうと思います。

若手審判員の発掘と強化を行う「地域レフェリーアカデミー」を2017年度から開始

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日本サッカー協会(JFA)は、2004年から取り組んできた「JFAレフェリーカレッジ」を終了し、2017年度より地域サッカー協会が中心となる新たな事業「地域レフェリーアカデミー」を開始します。世界に通用するトップレフェリーを目指す若手審判員を育成・強化することを目的に、「JFAレフェリーカレッジ」で積み重ねてきたさまざまな知識や技法を「地域レフェリーアカデミー」に移行し、地域レフェリーアカデミマスター・インストラクターによる少人数制で密度の濃い継続指導を行います。

地域レフェリーアカデミー概要

■設立目的
地域レフェリーアカデミーは、前身である「JFAレフェリーカレッジ」で積み重ねてきた様々な知識や技法を活かし、優秀な若手審判員を短期間に集中的に指導し、技術や知識を習得させるとともに人間性の育成を目指すものです。

■求める人材像
将来性のある若手審判員で、25歳までに1級審判員になることを目指します。
審判活動に情熱を持ち、日頃から高い目標を設定して常に意欲的に自己改革を図ることのできる人材を求めます。

■指導体制
地域レフェリーアカデミーでは、レフェリーアカデミーマスターとレフェリーアカデミーインストラクターによる、少人数制・密度の濃い指導・継続指導を実現します。JFAによる遠隔講義や大会等を利用した集中講習、また地域の必要に応じて外部講師による講義を交えて指導を行うことになります。

■カリキュラム概要
○期間:2年間(1年目:2017年4月~2018年3月、2年目:2018年4月~11月)
※次回の募集は2018年(受講期間2019年1月以降)となります。
○定期講習:10回/年程度
○JFA主催プログラム:複数回/年
・ウェブによる遠隔講義(心理学・生理学・社会学など)を複数回予定
・各地域から選抜されたレフェリーアカデミー受講生を対象に大会等活用した実技中心の集中講習を実施予定

■参加費用交通費・宿泊費等は原則として自己負担となります。
※受講料:無料

※地域レフェリーアカデミー参加審判員の募集は各地域サッカー協会が行っています。


2016年第4回 J3担当審判員研修会を実施

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10月8日(土)から10日(月・祝)、大阪府のJ-GREEN堺にて、2016年4回目となるJ3担当審判員研修会を実施しました。

参加した審判員は2016シーズンに課題となっていることを認識し、さらに自分をより高めていくためにフィジカルトレーニングや、グループディスカッションをはじめとする講義を実施。審判員が自分の考えを積極的に発言する機会が多くみられました。また、今回は阪南大学と履正社医療スポーツ専門学校のサッカー部の皆さんにご協力いただき、プラクティカルトレーニングも行うことができました。

2泊3日の期間で現状の課題を把握し、終盤に差し掛かるJ3リーグに向け、準備をする、また、さらに意識を高めるという意味でも有意義な研修会となりました。

【研修会の主なプログラム】

10月8日(土)プラクティカルトレーニング、講義(ストレングス、FKマネジメント)
10月9日(日)グループディスカッション、コンディショニングチェック、
講義(ハンドリング、ホールディング)
10月10日(月・祝)グループワーク、プラクティカルトレーニング、研修会の各パート振り返り

指導者コメント

柏原丈二 S級審判インストラクター(神奈川県)
今シーズン終盤を迎える前の中断期間を利用し2泊3日で研修会を開催をしました。内容は、コンディショニングチェック・実戦を想定したプラクティカルトレーニング・判定基準の摺り合わせ・グループワーク等からレフェリングに繋げることなどです。J3の審判チームとして、終盤に向け、高いモチベーションを持ち、これまでのレフェリングを振り返り、今後に向けての課題修正を明確にした内容を取り組んでいきます。

これから終盤戦に向け、どの試合もより厳しい試合になってくると思います。選手はより試合に集中し、アグレッシブな戦いになるでしょう。審判員にはそのような試合でも、常に正しくコントロールする事を念頭に置き、試合前の準備を怠ること無く、ゲームに臨んでほしいと思います。

参加者コメント

野村修 1級審判員(兵庫県)
リーグ戦の終盤に向け、非常に中身の濃い、充実した2泊3日の研修会となりました。プラクティカルトレーニングでは、カウンターアタックへの対応を確認しました。PA周辺の重要な局面でプレーを正しく、説得力あるポジションで判定するために、攻守が入れ替わった瞬間の素早い切替の意識づけを行い、縦への速い展開への対応を確認しました。

講義では、ホールディング・ハンドリングの反則について、判定基準の確認を行いました。判定の際の考慮事項の整理・懲戒罰の基準のすり合わせを行い、判定基準をより明確に整理することができました。いよいよ残りの試合数も少なくなり、一試合一試合、プレーの一つ一つがより重要となります。今回の研修会で学んだことをしっかりと自身の中で整理し、シーズンを良い形で締めくくれるよう、残りの試合に全力で取り組んで参ります。

2016年第4回 J1・J2担当審判員研修会を開催

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2016年第4回J1・J2担当審判員研修会を10月15日(土)、イオンシネマ浦和美園と埼玉スタジアム2○○2で実施しました。

今回の研修会のテーマは「Jリーグの終盤を迎えるにあたり、これまでを振り返り、そして再確認しJリーグの成功に繋げる」こと、2016JリーグYBCルヴァンカップ準決勝以降に導入した追加副審の「システムや役割を共有する」ことです。

午前中は、追加副審のシステムや役割について、ルヴァンカップ準決勝や試験導入していたJ3リーグでの映像を用いて説明しました。また、今シーズンの試合映像を見ながらスタンダードの再確認を行ない、審判チームとして正しい判定に導くために様々なことを共有しました。

午後は埼玉スタジアム2○○2に場所を移し、午前中の研修を基に、追加副審の動きの確認や、講義の中で共有したことを自分ではどのように活かすかをイメージしながら、ルヴァンカップ決勝を観戦しました。

Jリーグ終盤に向け、良い準備をし、審判チームとして意思統一ができた研修会になりました。

講師コメント

上川徹 S級インストラクター(トップレフェリーグループシニアマネジャー)
ルヴァンカップ決勝戦を前に、今シーズン最後となるJ1・J2リーグ担当審判員研修会を開催しました。シーズンの終盤を迎えるにあたり、これまでを振り返り、そして再確認しJリーグの成功に繋げる。そして、ルヴァンカップ準決勝より導入した追加副審について、そのシステムや役割を共有する場としました。実際の映像を見ながらこれまでの試合を振り返り、ファウルタックル、ハンドリングを見極める際の考慮点、また遅延行為や今シーズン増加傾向にある異議による警告、スピーディな試合運営にむけたマネジメントなどについて確認しました。
Jリーグは終盤を迎えますが、優勝争いだけではなく昇降格に関わる厳しい試合が予想されます。審判チームとして試合に向けた良い準備を行い、そしてフィールド上では選手、サポーター、関係者から納得されるレフェリングを目指し取り組んで欲しいと考えます。

廣嶋禎数 S級インストラクター(トップレフェリーレフェリーグループマネジャー)
今シーズンの大きな取り組みでもあった追加副審について、ルヴァンカップ準決勝の映像を使用し、追加副審の役割などを確認しました。午後からは、ルヴァンカップ決勝を実際に観て、午前中の講義で確認したことを、実際の会場で確認してもらいました。また、「主審と副審の協力」、「オフサイド~GKへの妨害~」の2つのテーマについて映像を使用して、副審担当のみならず、主審担当とともに考慮点を確認することで、シーズン終盤に向けて審判チームとして、より良いゲームコントロールへの準備をしました。リーグ終盤に向け、審判員がパフォーマンスを十分に発揮し、Jリーグの成功のために力になっていってほしいと思います。

参加者コメント

清水修平 1級審判員(愛知県)
今回の研修会は1日と短い日程ではありましたが、大変有意義なものでした。我々は多くのツールを用いて試合に臨んでいますが、それに頼りすぎることなく基本的なことを大切に行うことを再確認しました。残りのリーグ戦に向けて、今シーズンに起きた事象を自分でどう活かしていくかを考え、試合に臨んでいくかを考えました。ルヴァンカップの決勝では、追加副審は、自分自身がイメージしていた以上に動きがあり、難しい判定をしなければならないところを任されているので、とても重要な役割であると感じました。試合を通じてとても参考となることが多く、自分の足りないところを再認識することができました。残りの試合をしっかりと準備して取り組んでいきたいと思います。

西水流優一 1級審判員(鹿児島県)
追加副審については、ペナルティエリア内の判定をより確実に行う、CK等のペナルティエリア内での違反を予防する、ゴールの判定を的確に行うことなどの説明を受けました。オフサイド(GKへの妨害)については、ゴール前のFKなどで起きるシーンで、副審としてはオフサイドであることを認識しておくこと、GKの正面に立っている相手競技者の情報を主審に伝え共有すること、また副審だけの判断を行わないことを映像を用いて確認しました。リーグ戦も終盤を迎え、審判員として選手のよいパフォーマンスを引き出せるように、今回の研修で学んだことを選手のために活かしていきたいと思います。

2016年度プレナスなでしこリーグ/プレナスチャレンジリーグ 最優秀審判賞に梶山芙紗子審判員

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10月25日(火)、都内で2016年度プレナスなでしこリーグ/プレナスチャレンジリーグ表彰式が行われ、梶山芙紗子女子1級/女子国際主審が最優秀審判賞を受賞しました。

梶山審判員は今シーズン、リーグ戦7試合、カップ戦4試合を担当し、初の最優秀審判賞受賞となりました。

【過去の受賞者】
2011年 井脇真理子
2012年 山岸佐知子
2013年 井脇真理子
2014年 山岸佐知子
2015年 山岸佐知子
2016年 梶山芙紗子

受賞者コメント

梶山芙紗子女子1級審判員(京都)
この度、このような素晴らしい賞をいただくことができたことを大変嬉しく思っています。これまでご指導をいただいた多くの指導者の方々やともに切磋琢磨してきた仲間の支えがあったからだと感じています。本当にありがとうございました。大好きなサッカーに関われること、選手たちの素敵なプレーを間近で見れることを本当に幸せに感じています。これからも、なでしこリーグがより魅力あるリーグとなるよう、審判員として、また一人のサッカーファンとして、皆さんとともに頑張っていきたいと思います。

キリンチャレンジカップ2016 日本代表対オマーン代表の担当審判員がスタジアムで前日練習を実施

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11月11日(金)に茨城県立カシマサッカースタジアムで行われる「キリンチャレンジカップ2016 SAMURAI BLUE(日本代表)対オマーン代表」を担当する審判員が10日(木)、スタジアムでトレーニングを行いました。

担当審判員

主審:
Mr. LIU Kwok Man(香港)

副審1:
Mr. CHOW Chun Kit(香港)

副審2:
Mr. LAM Nai Kei Sam(香港)

第4審判員:
木村博之(日本)

審判団コメント

日本とオマーンはどちらもアジアの中でとても素晴らしいチームです。今夜の試合はとてもエキサイティングな試合になるでしょう。私たち審判団も最善を尽くし、試合がフェアプレーであるよう、スタジアムにいる誰もが、また試合を見ている全員が試合を楽しめるように努めます。カシマサッカースタジアムはとても素晴らしいスタジアムで、ここで試合ができることをとても楽しみにしています。両チームの健闘とファンの皆さんが試合を楽しめることを祈念しています。

キリンチャレンジカップ2016

2016年11月11日(金) 19:20 キックオフ(予定)
茨城県立カシマサッカースタジアム
フジテレビ系列にて全国生中継※一部地域除く
SAMURAI BLUE(日本代表)vs オマーン代表
大会情報はこちら

※当日の会場へのアクセスは、大変な混雑が予想されます。行き・帰りの交通手段については、事前の確保をお願いいたします。
会場アクセス/交通案内

JFA公認指導者研修2016 [高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 チャンピオンシップ~審判との協調~]リフレッシュ研修会実施要項

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実施要項

1.目的

・日本のU-18年代のトップレベルの大会を視察し、逞しい選手の育成に関し、技術と審判の両方の観点から分析し、ディスカッションする。
・ユース年代の指導に関するレクチャーやディスカッションなどを通じて指導者としてのレベルアップを図る。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 チャンピオンシップ
日本サッカーの将来を担うユース(18歳以下)の少年たちが競い合う活気あふれる大会。参加チームは高円宮杯U-18サッカーリーグプレミアリーグのイースト優勝チームならびにウエスト優勝チームの2チーム

2.主催

公益財団法人 日本サッカー協会 

3.受講資格

日本サッカー協会公認S級・A級・B級・C級コーチ/日本サッカー協会公認 フットサルB級・C級コーチ
(※本研修会受講による“リフレッシュポイントは5ポイントとなります)
午前に行なう高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 チャンピオンシップのリフレッシュ研修会とは内容が異なります。ポイント付与は各5ポイントとなるため、両方参加されると10ポイントの取得となります。

4.募集人数

100名(最小催行人数50名)
※申込は先着順とさせて頂きます。

5.受講料

1,000円
料金に含まれるもの
研修に関わる経費(会場費・観戦代・諸経費)

料金に含まれないもの(以下の費用は受講料に含まれませんので、ご注意ください)
集散旅費、開催中の飲み物代等個人的性質の費用。

※当日、現金の持ち込みによる受講料のお支払いは受け付けられません。必ず事前にお支払いください。
※受講料お支払い後のキャンセルはできませんので、ご了承ください。(返金不可)
※受講料のお支払い時の振込手数料、システム利用料等は、各自でご負担ください。

6.日程・内容

日程:
2016年12月17日(土)

場所:
[講義] 埼玉スタジアム2002 1Fボールルーム
[試合視察] 埼玉スタジアム2002 メインスタンド2階席
http://www.stadium2002.com/access.html

講師:
JFAインストラクター 松田浩/鈴木淳
上川徹 (JFA審判委員会副委員長)

スケジュール:

12:20~12:50集合・受付 ※受付場所は下記案内図を参照
13:00~15:00(予定)試合視察・分析
15:45~17:15(予定)ガイダンス、講義

※試合終了時間により、試合後の講義の開始、終了時間が変更となる可能性がありますことを事前にご了承ください。
※午前から始まる『JFA公認指導者研修2016 高円宮U-18サッカーリーグ2016 チャンピオンシップ』と両方受講いただく方は、午前中の受付時に午後の受付も行ないます。

昼食:
昼食のご用意はございませんので、ご自身で試合のハーフタイムなど休憩時にお取りください。

その他:
お車でのお越しはご遠慮ください。

受付場所案内図:

7.受講申込み

申込期間:2016年11月16日(水)~2016年12月5日(月)

申込先:JFAWeb申請登録サイト『KICKOFF』
https://jfaid.jfa.jp/uniid-server/login
  
※画面上で必要事項を入力してください。
※お申し込みの際に入力頂くメールアドレスは、必ず有効なものをご指定ください。
また、メール設定等でメールが受信できない場合がございますので、今一度設定のご確認をお願い致します。
※申込時に住所・電話番号等の「基本情報」を必ずご確認ください。修正がある場合は、申込時に必ず修正してください。
※原則として、『受講確定通知』を受信し、受講が確定した後にキャンセルはできませんので、ご了承ください。

8.その他

●講習会開始後、遅刻・途中退出をされた場合、リフレッシュポイントは付与せず、また受講料のご返金もいたしませんのでご了承ください。
●支払手続きの不備等でお支払いが完了していない場合、受講できませんのでご注意ください。
その際、定員に達している場合はお申込みできません。
●リフレッシュポイントの付与は、翌営業日(12月19日(月))となりますので予めご了承ください。
●受講料のお支払い時の振込手数料、システム利用料等は、各自でご負担ください。

9.お問合せ先

【本研修会に関するお問い合わせ】
公益財団法人日本サッカー協会 指導者養成窓口
(マッシュコーポレーション㈱)
TEL:03-5155-2601

【KICKOFFの入力・操作方法等のお問い合わせ】
JFA登録サービスデスク
TEL:050-2018-1990 (月~金 10:00~20:00)
※祝日除く土10:00~17:00

『JFAnews』11月情報号、本日(11月16日)発売!特集は「日本フットサルの未来」

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Fリーグ(日本フットサルリーグ)は今年、開幕10周年を迎えました。Fリーグによって代表チームも力をつけ、日本は2004年大会から3大会連続でFIFAフットサルワールドカップ出場を果たしています(1989年大会を含め4大会に出場)。しかし、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだAFCフットサル選手権ウズベキスタン2016で6位となり、今回のコロンビア大会出場を逃してしまいました。

次の目標である2020年のFIFAフットサルワールドカップ出場に向け、ブルーノ・ガルシア新監督を迎えてスタートを切ったフットサル日本代表。女子も、日本女子フットサルリーグの開幕を来年に控えてプレ大会が開催されるなど、新たな一歩を踏み出しています。

今号では「日本フットサルの未来」と題し、日本フットサルの現状と今後の取り組みについて特集します。

巻頭インタビューは、北澤豪フットサル委員長。AFCフットサル選手権敗因の分析を踏まえ、ブルーノ・ガルシア監督を選任した理由を聞いたほか、同監督やU-19代表の鈴木隆二監督、女子代表の伊藤雅範監督に寄せる期待、Fリーグや女子のフットサルリーグの役割、フットサルの環境整備など、日本フットサルのこれからについて様々な質問に答えてもらいました。

小西鉄平JFAフットサルテクニカルダイレクターにはフットサルとサッカーの融合について取材。その事例として、フットサルとサッカー両方を実践して選手育成を進める岡山県作陽高校と福井丸岡RUCKの活動をご紹介します。

そのほか、女子フットサルの普及と育成・強化を見据えたフットサル委員会の取り組み、Fリーグ10周年記念として初めて開催したオールスターゲームもレポートしています。

隔月連載の「私とフットボール」は今回の特集にちなみ、フットサル国際審判員の小崎知広さんに登場してもらいました。フットサル審判一筋に活動してきたこれまでの経験談や、今年初めて参加したFIFAフットサルワールドカップ、地元・大阪への思いなどを熱く語っています。

連載「育成の学び場」は前号に続き、JFAアカデミー福島女子で取り入れている「体幹(コア)」と「アジリティ(敏しょう性)」の強化を目的としたトレーニングについてお伝えします。「クローズアップFA」は神奈川県サッカー協会、「JFAのグラスルーツ推進・賛同パートナー」は、茨城県ひたちなか市を拠点に活動する障がい者サッカークラブ、バンクル茨城ダイバーシティフットボールクラブです。

特別企画は、FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン 2016の大会総括に続き、チームを2大会連続の決勝進出に導いた楠瀬直木U-17日本女子代表監督に、チームづくりや選手たちの成長ぶりなどを語ってもらいました。

また、2大会ぶりにFIFA U-17ワールドカップ出場を決めたU-16日本代表の森山佳郎監督にも、AFC U-16選手権インド2016の振り返りや世界大会に向けて強化すべき点などについて話を聞いています。

両監督のインタビューから、若い選手たちの奮闘と成長ぶりがうかがえます。

大会情報は、12月に日本を舞台に開催されるAlibaba E-AutoプレゼンツFIFAクラブワールドカップジャパン 2016のプレビュー。大会レポートは、初優勝を果たしたAFC U-19選手権バーレーン 2016、アジア最終予選のイラク代表、オーストラリア代表との2試合のほか、2016JリーグYBCルヴァンカップと2016プレナスなでしこリーグをはじめとする国内大会の振り返りをお届けします。

12月19日(月)発売予定の次号は、各カテゴリー日本代表の2016年を振り返ると共に、著しい成長を遂げるアジア各国の現状などをお伝えします。お楽しみに。

購読のお申し込みはこちら 

第17回JFAレフェリーキャラバンを富山県で開催

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JFAレフェリー・キャラバンが11月19(土)、20日(日)、富山県フットボールセンター(日医工フットボールアカデミー)にて実施されました。

富山県の審判インストラクター15名、4級・3級ユース審判員9名、ユース審判オブザーバー5名の他、地元のS級・1級審判員インストラクター2名、1級審判員2名と大変多くの方にご参加いただきました。

本キャラバンでは、審判指導者を対象としたチュータリングの講義を中心に行い、プラクティカルトレーニングの指導を実践。またプロフェッショナルレフェリーの家本政明氏が参加し、富山県の若い審判員を指導しました。2日目は生憎の雨模様でしたが、今回のキャラバンをきっかけに富山県の審判インストラクター、審判員のより充実した育成強化プログラムが構築されることが期待されます。

インストラクターコメント

黛俊行 JFA審判インストラクター
今回のプログラムは、富山県との事前実情分析から指導者のスキルアップを主たる目的とし、JFA審判委員会が現在進めているチュータリング・スキルの紹介とプラクティカル・トレーニングの準備・指導実践を行いました。20日は「技術との協調」ということで「ユース審判員の活動環境」について、富山県技術委員会委員長の安井孝志先生をはじめ、高校の現場でご指導にあたっている8名の方にもご参加いただきグループ・ディスカッションを実施することができました。グループの中にはユース審判員にも入ってもらい貴重な意見交換をすることができたと思っています。また審判指導者のプログラムと同時進行でプロフェッショナルレフェリーの家本氏がユース審判員を指導しました。家本氏の熱の入った指導に時間を延長してほしいという審判員からの要望があり、質疑応答を1時間ほど延長しました。プラクティカルトレーニングでは、開始から雨が強く降っていましたが、富山県の指導者の熱心な指導ぶりがそうさせたのか途中から上がり、無事実施することができました。うまくできた点、出来なかった点それぞれありましたが、準備にエネルギーをさらに注力することが出来れば、課題の多くは解決できると感じました。指導者の方から最後に「我々は常に進化し続けなくてはいけないということに気づきました。」といったコメントを聞くことができました。参加した審判指導者、審判員の意識と意欲の高さのおかげで大変充実したキャラバンになったと思います。

受講者コメント

綿野直樹富山県サッカー協会審判委員長
本キャラバンは、「ユース審判員の育成」「審判インストラクターの強化」を重点テーマとして、本県審判委員会活動基盤の強化を図ることを目的として行われました。日頃なかなか経験することのできない質の高い指導を受けた受講者にとって、1日目は”発見””驚き””納得”の繰り返しで一日が終わり、2日目は実践的内容に戸惑う場面が多々見受けられましたが、経験技量不足を次なる課題とすることで元気を取り戻しました。また、「技術と審判の協調」では、県内の技術委員やチーム指導者が混ざり合って、ユース審判員の育成環境の整備をテーマにグループディスカッションを行い、現状課題の認識や今後に向けての方策を出し合い、共通理解を図ることができたことは大きな収穫でした。本県審判委員会にとっては大変意義のある2日間となりました。今回の参加者全員が得た熱い思いをエネルギーにして、今後も継続性をもたせた研修会へと位置付けし、審判活動基盤の強化に繋げていきたいと思います。

沢崎謙一 3級審判インストラクター
今回JFAレフェリーキャラバンに参加し、多くの事を学び、気付かされた事や確認できた事は今後の活動に大いに役立つ事ばかりで本当に勉強になりました。 チュータリングやチューターの役割、プラティカルトレーニングのプランニング、そして実践から問題点が確認できたことが良かったです。 従来の手法と違う新しい方法や機材を使ったインスタントフィードバックの実践など、審判員がよりはっきりと問題点を確認でき、解決方法に向きあえたことが印象深いです。今後も振り返りを含め、伝えることに腐心しながらインストラクターとして審判員育成のため活動していきたいです。

江尻満里奈ユース審判員
2日間JFAレフェリーキャラバンに参加して、とてもたくさんの知識や技術を習得できました。1日目は、チュータリングで審判に求められるものを考え審判像を描き”強さ””厳しさ””コミュニケーション””速さ””判断力””リスペクト精神””体力”などを自分と照らし合わせました。また、プロフェッショナルレフェリーの家本さんの話で①距離②角度③視野④プレーの邪魔をしないという点を考えることで、自分に欠けているものがわかりました。『極上の審判』を目指したいと思いました。2日目のプラクティカルトレーニングでは、オフサイドラインキープができていると思っていたものの実際に映像で確認すると遅れ気味の癖を知ることができ、動きに修正をかけたいと思います。ポジショニングではもっと広い視野を得ることについてアドバイスをいただきました。これらのことを早く次の試合で実践したいと思いました。


AFCチャンピオンズリーグ2016決勝第2戦を日本人審判が担当 アルアイン(UAE)対全北現代モータース(韓国)<11/26@アルアイン>

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11月26日(土)に行われるAFCチャンピオンズリーグ2016 決勝第2戦の審判を、下記の日本人審判5名が担当することがアジアサッカー連盟(AFC)より発表されました。

なお、AFCチャンピオンズリーグ決勝を日本人審判が担当するのは2014年以来、2年ぶり3度目となります。

AFCチャンピオンズリーグ2016 決勝第2戦

対戦カード:アルアイン(UAE)対全北現代モータース(韓国)
試合日時:11月26日(土) 18:25キックオフ(現地時間)
試合会場:UAE/アルアイン(Hazza Bin Zayed Stadium)
担当審判:主審/佐藤隆治、副審1/相樂亨、副審2/山内宏志、第4の審判/飯田淳平、第5の審判/唐紙学志

【参考】AFCチャンピオンズリーグ決勝における日本人審判の担当実績

<AFCチャンピオンズリーグ2010 決勝>
2010年11月13日@日本/東京(国立競技場)
城南一和(韓国)3-1(前半1-0)ゾブ・アハン(イラン)
主審/西村雄一、副審1/相樂亨、副審2/名木利幸、第4の審判/高山啓義

<AFCチャンピオンズリーグ2014 決勝第2戦>
11月1日(土)@サウジアラビア/リヤド(King Fahd International Stadium)
アルヒラル(サウジアラビア)0-0 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)
主審/西村雄一、副審1/相樂亨、副審2/八木あかね、第4の審判/佐藤隆治

小川佳実 JFA審判委員長コメント

2014年の西村雄一君を主審としたチームに続いてACL決勝への指名を受けた事は、日本人審判員が評価されている証でもあり、日本協会として誇りに思っております。第2戦ということで、さらに厳しい試合が予想されますが、主審の佐藤君を中心として、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるものと信じております。

第18回JFAレフェリーキャラバンを宮城県で開催

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11月19日(土)・20日(日)の2日間、宮城県松島町で「副審の育成・強化」をテーマに、JFAレフェリーキャラバンを実施しました。参加者は、総勢36名(内インストラクター21名、審判員15名)と多くの方にご参加いただきました。

指導者は、コミュニケーションに重きを置きながら審判員の良さを引き出すチュータリングを軸にしたカリキュラムの受講と、トレーニングをテーマ別に担当を振り分け審判員へ直接指導を行いました。事象を発生させ、録画したビデオを用いながら指導するインスタントフィードバックなど、今回の指導者のテーマでもあった「指導手法」を全員で共有できました。

一方審判員は、八木あかね氏による講義「副審の魅力」とプラクティカルトレーニングでのアドバイスを直接受けることが出来たのは大変貴重な機会となり、真剣な表情が印象的でした。10月にキャラバン本番へ向け、事前研修を行っていたこともあり、2日間のカリキュラムの中で成果が見える大変良いプログラムとなりました。

インストラクターコメント

石山昇 JFAインストラクター
宮城県レフェリーキャラバンでは、宮城県の審判指導者と審判員の「向上心の高さ」と「チームワークの良さ」を実感できる取り組みになりました。来年に控えた高校総体に向けて、副審としての技術・技能を向上させたいという想いに応えて宮城県の審判指導者に準備、室内でのチューターリング及びプラクティカルトレーニングのすべてを行ってもらうプログラムを実施しました。

10月に行った事前研修に始まり、11月には県内で事前に練習会、そしてキャラバン本番へと、宮城県審判指導者の皆様の情熱とチームワークには頭が下がる思いです。その成果としてキャラバンで実施したチューターリングやプラクティカルトレーニングでは県内審判員が笑顔で学ぶ機会が得られ、多くの気付きもありました。今後もキャラバンで経験された同様のトレーニング機会を計画的に設定し、来年の高校総体の成功につなげていただければ嬉しく思います。これからも様々な機会を通じてサポートしていきますのでよろしくお願いします。

受講者コメント

加藤勝宮城県サッカー協会審判委員長
今回のレフェリーキャラバンは2017年宮城インターハイに向けて、県内審判員が担当すると思われる副審強化を目的で実施しました。審判員・指導者共通の認識を持ってもらえるような内容に、綿密に準備をしていただきました。初日に指導者が研修を受けた、チュータリングを活用して参加した指導者が直接指導するような内容もありました。今後の研修会の指導には必要な手法であることが体験できたことは大きかったと感じました。また、審判員は知っていたと思っていたこと、知っているふりをしていたことがクリアになった研修であったと思います。今回のキャラバンを契機として、審判員の育成と指導者の育成を継続的に行えるような環境作りを進めていきたいと思います。県内審判員・指導者が一堂に集まって有意義な2日間の研修となりました。最後に、充実した研修会にしていただいた石山、高橋、阿久津インストラクター、八木プロフェッショナルレフェリー、JFA審判部の皆様に感謝申し上げます。

堀江真寿 2級審判インスタラクター/2級審判員
「繫がる絆・魅せよう僕らの若き力」のスローガンの下、平成29年度南東北インターハイサッカー競技が本県にて開催されます。1人でも多くの若手審判員を送り込み、貴重な体験をさせたいと、私自身もそれなりに努力してきたつもりでしたが、「それなり」「つもり」ではまだまだ甘いというのが、2日間での正直な感想でした。反面、決してネガティブになったわけでもなく、2日間絶えず「笑い」があり、充実した時間を過ごすことができ、今まで以上にモチベーションも高くなりました。

「チュータリングとは?」から始まった研修でしたが、参加者の「学びたい」という根底の気持ちを引き出す話術、参加者の積極的な「意見」「行動」を引き出す効果的なテクニックを真近で学ぶことができたことは今後の指導に大きくプラスになりました。今研修で学んだことをしっかりフィードバックしていきたいと思います。最後になりましたが、2日間の貴重な研修に対し、JFAインストラクター・スタッフの皆様に心より感謝申し上げます。

畠山大介 2級審判員
「こだわること」の大切さついて考えた2日間でした。初日は、プロフェッショナルレフリーの八木あかねさんのセッションの中で「なんとなくやっていては、指摘されても気づかない」という一言にハッとしました。八木さんの副審としてのこだわりは、その後のフィットネストレーニング中の所作にも感じられ、大変刺激を受けました。また、2日目午後のプラクティカルトレーニングは、午前の講義の内容に即しており、競技規則を深く理解することができました。特に、PK時の侵入やGKの飛び出しは頭で理解しているつもりでしたが、実際にやってみると混乱しそうになる事もありました。

また、オフサイドの判定をその場で映像で振り返る事で、自分の課題を見つける事ができました。今回のキャラバンでの経験を明日からの審判活動、トレーニングに生かしたいと思います。石山さんをはじめとするJFAの方々、宮城県サッカー協会の方々にはこのような機会を与えて頂き大変感謝しております。今後ともご指導よろしくお願いします。

第19回JFAレフェリーキャラバンを山口県で開催

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12月3日(土)・4日(日)の2日間、山口県「維新百年記念公園」にてJFAレフェリーキャラバンを開催しました。

山口県では審判インストラクターを対象者として、審判員と双方性を持った指導方法「チューターリング」の紹介と実践、12月3日に開催された山口県内の試合観戦と反省会の実施方法の確認と振り返りのほか、FIFAから提供されている指導教材の紹介などを行いました。

12月3日(土)の夜には、審判インストラクターだけでなく、県内の技術指導者も参加し、プロフェッショナルレフェリー東城氏の講演、山口県所属1級審判員吉田哲朗氏を中心とした「技術と審判の協調」を実施しました。

特に「技術と審判の協調」のセッションでは、技術指導者からも、今後は審判委員会と多くコミュニケーションを取って、相互理解に努めていきたいというコメントもあり、今回のレフェリーキャラバンが、審判インストラクターの新しい指導方法・指導教材を理解する機会となっただけでなく、県内の審判委員会、技術委員会が同じ方向を向いて、山口県のサッカーをより良くするためのきっかけとなるものでした。

インストラクターコメント

山崎裕彦 JFAインストラクター
近代日本の幕開けの中心となった長州、山口でのキャラバンは、指導者対象でしたが、このキャラバンを通して「山口のサッカーをよくしていきたい」と願う、熱い志を持った指導者や審判員のほか、技術の指導者も巻き込んだ様々な取り組みがされました。最初は、雰囲気が堅いかな?と思いましたが、キャラバン恒例の「恋するフォーチュンクッキー」で、参加された方々が一気にノリの良い、オープンマインドの雰囲気が作れ、楽しく進められました。そして、それぞれのセッションでは、参加者が「まずはやってみよう」と積極的で真剣に取り組んでいただいたお陰で、充実した内容で行われました。web会議システムを活用した反省会の観察は、今後の新しい研修スタイルの提案につなっがったと私自身も勉強になりました。

スケジュールの3分の1近くを占めたのは「チューターリング」でした。初めて聞く言葉が多く、また何をされるんだろうという不安も感じられましたが、短い時間の中で概要を掴んでもらいたいと考え、論より証拠ならぬ論より体験で、実践を多くとり入れて進めました。進め方の留意点や工夫についてもその都度説明を入れて行いましたが、所々で参加者の目が輝いているのが感じられ、この手法の良さが少しでも伝わったのではないかと思っています。「指導者の願い」が何であるかを考えたときに、「審判員first」の視点に立ち、指導者がよりよい指導手法を選択し審判員と関わっていただけると幸いです。大井委員長の下「新しい幕開け」を推し進めていこうとする力強いパワーを感じとれた2日間でした。お疲れ様でした。

受講者コメント

大井卓也山口FA審判委員長
5年前の山口国体が起爆剤となり、毎年山口県に全国大会がやってきて多数の優秀な審判員や指導者との交流ができるようになりました。昨年のねんりんピックで一段落すると同時に、県内の審判活動も少し低迷してきたところでしたが、今回、山口県の審判インストラクターを中心にレフェリーキャラバンに参加いたしました。アイスブレイクとして、オープニングの「恋するフォーチュンクッキー」を約50名全員で踊り、この2日間の講習会を前向きに意欲的に取り組むことができました。

山口県協会の理事会と技術委員会にもレフェリーキャラバンの開催を案内して「技術と審判の協調」をテーマにお互い「競技規則の精神」を理解して異なる立場から山口県、ひいては日本のサッカーを強くすることを確認できました。チュータリングで学んだ「双方向」のコミュニケーションのあり方は実生活のあらゆる場面で大切なことだと思います。「サッカーは大人を紳士にする。」という言葉の通り、まさにサッカーに真摯に取り組むことで、人生がそして社会が豊かになることにつながるとあらためて確信した2日間でした。ありがとうございました。

黒田敏文参加インストラクター
2015年の夏に、チューターリングについて大阪府堺市にて若干のレクチャーを受けましたが、コーチングとの区別ができていませんでした。今回のレフェリーキャラバンへの参加で判別ができたように思います。2016年8月の中国地区国体での研修会で、「審判インストラクターはなぜ必要なのか?何を行うべきなのか?」という議題を同じ2級審判インストラクターで議論したのですが、その時の私の到着点は”審判員を見守ること"でした。正にチューターリングが伝えていることと同じではないかと思えました。

現在の山口県内の状況は、課題が山積みで目指す方向を探している状況です。私自身も目の前の事象しか見えていないですが、審判実技と同様で全てがうまくはいきません。幸いなことに、希望を持って上級審判員を目指したいと言っていただいている審判員が今回のキャラバンに、オブザーバーとして複数参加していただきました。今回のキャラバン研修で得たことを、その方々にフィードバックしていきたいと思っております。見守る事を実践して行くつもりです。

大下国忠山口県規律委員会委員長
今回は、良いゲームコントロールができるように日々努力されている審判の方々の考え方に、少しでも触れることで、今後の大会や規律委員会の運営に活かしていくことができたらという思いから参加しました。その中で感じたのは、サッカーは人が行うものであり、どこまでも人が基本であるということです。審判の方々はゲームを、技術指導者は日ごろの指導を、そして運営は大会開催を通じて、素晴らしい選手を育てたいという同じ思いであることが、再確認できたことは大変良かったと思います。今回のキャラバンをきっかけに、審判、技術、大会運営に携わる者が、これまで以上にお互いのことをリスペクトできるようになったのではないかと感じました。このような研修を山口県内で継続的に開催できる期待しています。

第18回日本フットボールリーグ表彰式にて渡辺康太審判員が優秀レフェリー賞を受賞

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12月7日(水)、都内にて「第18回日本フットボールリーグ表彰式」が開催され、1級審判員の渡辺康太氏が「優秀レフェリー賞」を受賞しました。

渡辺審判員はJFL主審担当となり1年目で優秀レフェリー賞受賞となりました。

受賞者コメント

渡辺康太 1級審判員(大阪府)
この度、歴史ある日本フットボールリーグにおいてこのような素晴らしい賞をいただけたことを大変光栄に思います。これも、選手、チームスタッフを始めとするJFLに携わる皆さまや、バックアップをしていただいている協会関係者、審判関係者の皆様のおかげです。私自身、微力ではございますが、サッカーの魅力を最大限引き出せるように審判活動に取り組んで参りました。今後もその想いを胸に審判チーム一丸となって、選手の皆様の活躍を支えられるよう、全力を尽くしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

2016Jリーグアウォーズにて、西村雄一審判員が最優秀主審賞を、名木利幸審判員が最優秀副審賞を受賞

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12月20日(火)、横浜市内で「2016Jリーグアウォーズ」表彰式が行われ、西村雄一審判員が「最優秀主審賞」を、名木利幸審判員が「最優秀副審賞」を受賞しました。

西村雄一審判員は8年連続8回目、名木利幸審判員は初めての受賞となります。

受賞者コメント

西村雄一審判員
この度は、このような賞を受賞させていただきとても光栄に思っております。日頃、審判活動を支え、そして、審判を応援してくださるすべての皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。そして、今年のJリーグを一緒に支えた審判仲間、マッチコミッショナー、アセッサーの皆様にも、心より感謝いたします。ありがとうございました。今後も、サッカー審判員の使命である、選手の皆様に活躍していただけるように、そして、夢や希望、素晴らしい感動が、多くのサッカーファンの皆様に届けられるように、誠心誠意努力したいと思います。

名木利幸審判員
この度は栄誉ある最優秀副審賞をいただきましたこと、大変光栄に存じます。これまで多くの方に支えていただき、ピッチに立たせていただきましたこと、心より感謝申し上げます。日本サッカーは世界の頂点に立たなければならないということを目標にし、その目標に対して貢献をしたいという想いでいっぱいです。その日が訪れることを信じ、日々精進していきたいと思います。ありがとうございました。

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