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2015年度 第3回地域レフェリーフィットネスインストラクター研修会

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2015年度第3回地域レフェリーフィットネスインストラクター研修会を味の素ナショナルトレーニングセンターで12月20日、開催しました。

山岸貴司チーフインストラクターからは、1年の振り返りとトレーニング実践のレクチャーがあり、実技指導では効果的なウォーミングアップの考え方、ジョギング、加速動作におよびポイントからサイドステップなど基本的動作の指導がありました。

また、レフェリーがゲームを読む時、どういうマインドとフィジカルが重要なのかを説明され実践されていました。

キーインシデントをいいポジションで判定するための指導は有意義な研修会になりました。

インストラクターコメント

山岸貴司 JFAトップレフェリーフィットネスインストラクター
今回の研修会では実技指導の中にゲームを読む動きをするために必要なマインドとフィジカルを駆使するための実技指導をポイントにおきました。ただそのためには基本動作であるジョギング、サイドステップからストップ、ターン動作などのテクニックが完成されていなければなりません。またそこから加速動作へつなげるチェンジスピードテクニックができれば、非常に大きな武器になります。レフェリーはただ単に走るだけでなく、身動きをしながら判定の正確性と安定性を求められています。今後も様々な取り組みから地域の方々に還元していけるよう指導してまいります。

受講者コメント

柴田恭伸地域レフェリーフィットネスインストラクター
今回の研修では、各地域のYo-Yoテストの結果考察や、記録方法の再確認、注意点などの説明を受けた後、今後の審判関係のスケジュールや世界視野でのトレンドなど、先を見据えた情報共有ができたと思います。特に、レフェリーフィットネスインストラクターの今後についての説明が聞けたことは大きな収穫でした。午後からは「ゲームを読むとはどのようなことか」、などについて映像を観ながら、みんなで考えた後、効果的なW-upやジョギング動作、加速動作などの実技研修が行われました。今回も、程よい疲労感と、有意義な情報が得られた満足感のある充実した研修となりました。今回、このような研修会に参加させていただいた関係各位に感謝しつつ、次回も楽しみにしています。

増井克安地域レフェリーフィットネスインストラクター
第3回地域レフェリーフィットネスインストラクター研修会に、2年間のうちの1年目の締めくくりとして参加させていただきました。冒頭、黛副委員長からあいさつをいただいた後、今年度の地域トレセンにおけるYo-Yoテストの現状と課題の解説からスタートしました。この結果は、2011年から今年度まで右肩上がりになっており、各地域の取り組みの成果があらわれ継続した指導が確実に力になっていると実感しました。今後の地域トレセンで取り組まれるYo-Yoテストでは、カウントダウンなしタイプの音源を使用して実施していくことなどを確認をしました。午後から行われた実技研修では、筋・関節モビリティをふまえたウォーミングアップの取り組み、歩き~ジョギング~加速、動きからフォーカス、ボールを見ながら動き、ボールと選手の動きを見ながらタイミングを合わせ動くことを行いました。振り返ってみると今回の研修のすべての内容が、ゲームを読んで動くというところに結びつけられた研修であったと改めて気づきました。非常に充実した内容で、楽しく満足した研修会でした。ありがとうございました。


2015Jリーグアウォーズにて、西村雄一審判員が最優秀主審賞を、相樂亨審判員が最優秀副審賞を受賞

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12月21日(月)、都内で行われました「2015Jリーグアォーズ」にて、西村雄一審判員が「最優秀主審賞」を、相樂亨審判員が「最優秀副審賞」を受賞されました。

西村雄一審判員は7年連続7回目、相樂亨審判員は7年連続8回目の受賞となります。

受賞者コメント

西村雄一審判員
このたび、この賞をいただけたことをとても光栄に思っております。今後も審判チーム一丸となって、選手の皆様の活躍を支えられるよう、全力を尽くしていきたいと思います。ありがとうございました。

相樂亨審判員
このような素晴らしい賞をいただき非常に光栄です。今後も的確にオフサイド・オンサイドを見極めて、多くの美しいゴールを保証できるように努力を重ねていきたいです。

地域女子審判員担当者会議/女子リーダー研修会を実施

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12月12日(土)~13日(日)、都内で地域審判委員会女子審判員担当者会議を実施しました。今回初の試みとして、地域の女子審判員リーダーを集めた研修会も並行して実施しました。

プログラムの主な内容は、FIFA大会やAFC大会でマッチコミッショナーを務めるJFA国際部の江川純子氏による「基調講演~FIFA女子シンポジウムからのフィードバック、FIFA女性リーダーシッププログラムの概要、それから得た how to develop our leadership」。また、全国各地域からのポジティブな取り組みを発表していただきました。

さらに、ブレーンストーミング形式で2017年女子1級審判員認定審査内容について、並びに、女子トレセンの有効活用について、話し合いました。

全員で活発な意見を交換を行い、地域で日本中の女子審判員を見守っていこうと意を新たにしました。

地域会議参加者コメント

佐幸欣治北信越審判委員会女子部長
今回の会議には各地域の女子リーダーも参加され、女性11名、男性6名となり仲間が増え、エネルギーを十分にもらうことができました。会議は、女性の人数が増え雰囲気が和やかで楽しく意見交換ができ、更にポジティブな意見が多く出され内容の濃いものでした。JFA国際部の江川純子さんの講演では「女性スポーツにおける変化への挑戦(ブライトン宣言)」を聞き、女子リーダーの育成が大切であること、課題は何でどんなことをしなければならないのかを理解できました。更に、地域リーダーの意見を聞き大変に参考になりました。深野女子部会長は、女性だけではなく男性とのミックスされた組織が大切であると主張されています。男性としての役割を明確にして女子リーダーが模範となり日本の女子審判員に勇気と希望を与えられるように今後も援助できればと思いました。

女子リーダー研修会参加者コメント

勝谷忍女子リーダー(北海道)
今回初めて、全国で活動している他地域の女子担当者・女子リーダーの皆様と交流できたことで女子審判員の普及、育成に関する有力な情報を共有することができました。今後の課題も明確になり、この研修会で学んだことを生かし愚直にチャレンジしてまいりたいと思います。今回、この研修会を企画して下さったことに心から感謝したしております。

2015年度フットサル新1級審判員研修会を実施

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2015年度フットサル新1級審判員は本年度3名が合格し、12月12日から13日の2日間研修会を行ないました。初日は、Fリーグ第32節バルドラール浦安とバサジィ大分の試合にて観戦研修、2日目は試合分析・講義等を行い、2日間充実した研修会となりました。

インストラクターコメント

五十川和也フットサル・ビーチサッカー部会長
初日の研修内容はFリーグの試合を観戦しながら、各自この試合を担当した審判員のレフェリングの中で自身のレフェリングに取り入れたい内容や、それぞれの対応において工夫したい考慮点等をメモし、レフェリングの分析を行ないました。試合内容もリーグ終盤戦の時期でもあり、両チームとも白熱したアグレッシブなゲーム展開のなか、この観戦研修で得た知識は大いに参考になったと感じています。2日目は、モーニングトレーニングから始まり、前日観戦した試合の分析を行い、良い点/改善点を出し合って、考慮するポイントを挙げていきながら活発な意見交換を行います。今後のレフェリングに活かすべく自身の審判能力の向上に努めました。今年度昇級した審判員は3名です。一人一人が積極的に参加し、有意義な研修会となりました。これからは新人とかベテランとかではなく、フットサル1級審判員として周囲から見られることに対して、1級審判員としての「自覚」と「誇り」をもって、これから取り組んでもらいたいことを伝えました。2015年フットサル1級審判昇格組として、同期の仲間を大切にし、審判活動を楽しむことを忘れないでほしいと思います。

参加者コメント

熊谷一也フットサル1級審判員(宮城県)
はじめに1級昇級に際し、御指導いただいた東北・宮城県の審判指導者・審判仲間の皆さま、フットサルファミリーの皆さまに御礼申し上げます。今回のフットサル新1級研修会ではFリーグの試合での観戦研修、観戦した試合の試合分析、実際にあった試合での映像分析、フットサル競技規則についての講義が行われました。特に、競技規則の講義ではコンシダレーションズポイントを中心に講義が進み、正しい判定をするためには競技規則の深い知識と理解が欠かせないと再確認しました。この研修を通してフットサル1級審判員として求められている能力の高さを実感し、フットサル1級審判員としての責任の重さをも実感しました。今後は日本フットサルの発展の一助となれるよう、フットサルという競技の魅力を存分に引き出せるレフェリング・正しい判定を目指し、フットサル1級審判員としての責任を果たすべく日々努力していきます。

女子1級審判員対象 第3回スキルアップ研修会を開催

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日本サッカー協会は、12月19日(土)~20日(日)、女子1級審判員を対象とした、第3回スキルアップ研修会を実施しました。

皇后杯も終了し、女子は現在、大学、高校、ユースの3つの全国大会が開催されています。

今研修会は、皇后杯準々決勝を観戦しての試合分析、危機管理、今季の目標に対する振返り、来年に向けた目標設定、AFCセミナーの模擬(全て英語で実施)といった内容で行われました。

今回初めて、お子様連れで参加した審判員がいらっしゃいました。生活環境が変わっても審判を続けるこういった方を、審判委員会女子部会では支援していきたいと考えています。

インストラクターコメント

山﨑裕彦審判S級インストラクター(北海道)
「なでしこジャパン」が世界で活躍しているように、日本の女子審判員も各世界大会に毎回のように指名を受け、アジアの中でも最優秀レフェリー賞を受賞するなど毎年継続した活躍を形として残しています。審判員一人ひとりの献身的な努力の成果でもありますが、常に全体の底上げを効果的に進めていくかを模索しながら、女子全体の試合環境から研修会の持ち方まで、かつ連絡調整から実施までを行っている女子部会の裏方の努力もわかることができました。

研修では、試合分析という中で、担当した審判員が試合中に感じたことや考えたことを率直に伝え、また、それに対して参加した仲間の審判員からの質問や改善のために各自が行っている実体験を率直に出し合う中で、それぞれに新しい情報が共有できたと感じました。また、資質向上の話しから審判へのヒントを得たり、目標設定シートの振り返りを行うなど年間を通した計画性のもとに進められていました。文字にすることで冷静に振り返ることができ、また、目標を見失わずに前進できている様子が、表情から伺えました。最後には、希望者限定でしたが、AFCでのall Englishによるセミナーの様子を体験するレクチャーもあり、とても興味深く見学させていただきました。参加して、改めて審判員に求められていることが広がっていることを学ばさせていただきました。

参加者コメント

新妻久美女子1級審判員(東京)
目標達成用紙(マンダラート)の作成では、明確な目標を立て、さらに細分化して書き出すことで、思考が深まり、より自分の目標が明確になったと思います。書いている側からどんどんイメージが浮かび、すぐにでも実行に移したいと感じるほどでした。また、プレゼンテーションやマネジメント能力の必要性にも気付かされました。自分の考えを的確に表現し、周囲を動かすことはゲームにおいても必要不可欠なものです。トレーニングを積み、自信を持って堂々と出来るようになりたいと思います。短い時間での研修でしたが、得るものや感じるものが多く、来シーズンに向けての良い動機づけとなりました。目標を具現化できるよう、日々努力してまいりたいと思います。

受講者コメント

柳村彩乃女子1級審判員(京都)
今回の研修会は皇后杯の試合を観戦し、グループごとで課題を検討しました。グループごとに課題は違いましたが、たまたま同じシーンをピックアップしていたりして、さまざまな観点から観ることができました。そして、実際の試合を見ながら意見交換をすることで、普段の自分が意識できてないこと、どこにフォーカスを当てている結果、そのような判断になってるかなど、ビデオ分析では気づけない部分をみつけることができました。また、今回の研修会では危機管理ということで3つのお話をしていただきました。特に私が印象的だったりことが「なぜなぜ分析」です。ミスが起きた時にその原因について「なぜ」を繰り返し追求していくと思ってもいないような結果が出るというもので、レフェリーに置き換えてもなかなか改善できない課題などに対して追求していくことで色々な気づきがあり、改善に繋がるのではないかと思いました。今後のレベルアップに活かしていきたいです。

第39回全日本少年サッカー大会 ユース審判研修会を開催

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日本サッカー協会審判委員会は例年、全日本少年サッカー大会でユース審判員の研修を実施しています。

2015年度のU-12年代のチャンピオンを決める全日本少年サッカー大会には、多くの高校生が大会役員として運営に携わりました。公式記録の作成や会場の設営などで活躍してくれたのは鹿児島県内の高校生であり、同大会の全試合の審判員を務めたのは全国から集まった46名の高校生でした。

46名の高校生審判員たちは、1試合を通じてベストなポジション、ベストな角度で判定し続けることを目標とし、1次ラウンドは1人制で、ラウンド16からは3人制でレフェリングを行いました。

大会には全国9地域より9名のユース育成担当インストラクターも参加。ユース審判員は試合の合間や試合後にインストラクターより指導を受け、また受講者同士でも積極的にディスカッションを行うなど、審判レベルの向上を図りました。

インストラクターコメント

高橋武良 JFA審判委員会普及部会長
全国でリーグ戦が始まったことによって、ユース年代で登録している審判員が約8万人になっています。その中で、少しでも審判員としてレベルアップをしようと努力している審判員を「大会役員」として集めました。在籍校のサッカー部で活動している者も多く、これからサッカーに選手、指導者、審判員、大会役員など色々な形でかかわっていくであろう人材であることを踏まえて、審判員に特化した指導を行うのではなく、審判活動を通して「人間として成長する機会」となるように考えた指導をしました。集まってくれた審判員たちは、今大会の試合を担当するのに必要な力量を持っていましたが、まだ成長の過程にあります。今回集まってくれた可能性を持った審判員たちには、地元での審判活動を通して「人として成長した」審判員になってくれることを願って大会を終えました。

参加審判員コメント(U18審判員)

川島和士ユース審判員(島根)
私は今まで審判に対して深く考えておらず、とにかく自分がミスをしないことばかりを考えて審判活動をしてきました。今回の研修に参加し、チャレンジして失敗を恐れず、それを次に活かすことを学び、よりレベルアップできるルートを見つけました。また、同じ年代のユース審判員とルールについて語り合ったり、1つの事象に対して議論しあって様々な意見が出たことが大変勉強になりました。濃密な5日間を過ごし、自分の将来や、自分の都道府県の人のレベルアップにつなげたいと思いました。

大浦寛雄ユース審判員(奈良)
今回のU-18研修会に参加させていただいて自分の中で他府県の審判員たちとの出会いやインストラクターの人たちとの出会いが今後の審判活動のためにも凄くいい経験になったと思います。自分には無いレフェリーとしての知識や他の審判員たちのレフェリングを観られて凄く勉強になり、自分のレベルアップにつながる経験になりました。

笹田大輝ユース審判員(福井)
今回初めてこのような研修会に参加し、自分と同じ世代の方々と審判をして、非常によい刺激を受けました。夜の講義では審判としてだけではなく、人として成長するためにやるべきことも教えていただき、とても貴重な経験となりました。この研修会で学んだことを今後の審判活動に活かし、もっと大きな舞台で審判ができるよう、努力しようと思います。

参加インストラクターコメント(ユース審判育成担当)

櫻井充典地域推薦インストラクター(北海道)
久しぶりにユース審判員研修会に参加して、自分自身大いに刺激を受けました。また、北海道地域・旭川地区にもどって、どのようにユース審判員を育成していくか指標を得ることができたことは大きな収穫となりました。他の地域から参加されたインストラクターとの交流も他地域の実態を知ることができました。また機会があれば参加したいと思います。

JFA-TV

新1級審判員研修会を埼玉県で開催~新1級審判員紹介

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2015年1級認定審査に合格した審判員たちが1級審判員として初めて参加する「新1級審判員研修会」を2015年12月24日から28日の5日間、埼玉県さいたま市で開催しました。

1級審判員は、Jリーグ、J3、JFLのそれぞれ主審、副審担当とカテゴリーに分かれています。

1級審判員に昇級すると、まずこの研修会に参加します。そして、ここでのパフォーマンスにより最初に所属するカテゴリーが決定する、重要な研修会です。

審判員たちは連日行われた高校生の試合を担当し、ひと試合ずつ丁寧に分析を行い、インストラクターから指導を受けました。

フレッシュな審判員たちの今後の活躍にご期待ください。

受講者コメント

植松健太朗新1級審判員(岩手県)
この度の1級取得に際し、東北サッカー協会の伊藤力喜雄審判委員長、岩手県サッカー協会の佐藤秀明審判委員長をはじめとするご指導いただいた多くの方々へ感謝しております。1級というスタート地点に立った今、これからの進化が重要だと思います。一つ一つの準備を大切にして目標を着実にクリアし、審判員としてはもちろん一人の人間としてステップアップして参ります。

野堀桂佑新1級審判員(山形県)
いよいよという心行きでいっぱいです。これから様々な研修や試合を経験し、巡りあった仲間と情報を共有しながらライバルとして競争し合い、少しでも早くレベルの高い試合を任せてもらえるような審判員を目指したいと思います。また、これまでに出会った先輩方や地域の方々の感謝を忘れず、目標とされるような審判員になれるよう全力で頑張りたいと思います。

岩崎創一新1級審判員(栃木県)
1級となって新しいステージに立ち、様々なレベルの高い試合に関われることをうれしく思います。「選手が安心して力を発揮できる環境を作ること」、「スピーディーでタフな魅力あるサッカーを演出すること」を念頭に置き、自分自身サッカーを楽しむことを忘れずに、日々努力していきたいと思います。

木内裕也新1級審判員(東京都)
1級審判員としての自覚を持ち、人生のあらゆる要素を豊かにすることが、審判員としての向上にもつながると考えています。選手やその他の関係者にとってより魅力的なサッカーのために、より上のカテゴリーを目指して精一杯努力して参ります。

鈴木渓新1級審判員(東京都)
今回の研修を通じて、1級審判員としての自覚と責任を改めて感じることができました。日々の努力を怠らず、準備をしっかりと整えて、一つ一つの試合に全力で取り組んでいきたいと思います。

松本瑛右新1級審判員(長野県)
1級審判員としての責任と自覚を持つことができた研修会でした。チャレンジする気持ちを持ち続けて、今後も日々精進していきたいと思います。

坂本晋悟新1級審判員(富山県)
1級審判員として自覚と誇りを持って活動し、夢に向かって今しなければならないことは何かと常に考え、謙虚に夢に向かってステップアップしていきたいです。まだまだ未熟な点ばかりですが、学ぶ姿勢を忘れず取り組んでいきたいと思います。

内山翔太新1級審判員(静岡県)
今回の研修会で1級審判員としての心構えを学ばせていただきました。学んだ心構えとともに、1級審判員としての自覚・覚悟・責任感を持ち、トップレフェリーを目指し同期の仲間とともに切磋琢磨していきたいです。また、レフェリングを追求するだけでなく、一人の人としても成長できるよう自己研さんに励んでいきたいです。

中井敏博新1級審判員(京都府)
日本のトップレフェリーとして、信念を持って審判活動に励んでいきます。そしていつの日か世界の舞台で活躍できるよう日々の努力を欠かさず、一歩一歩階段を上っていきたいです。

勝部健新1級審判員(大阪府)
1級審判員になることができたのは、選手をはじめとする多くの方々のおかげです。これからは自分の持っている力を発揮して、良いパフォーマンスという形で選手をはじめとする多くの方々に恩返しをしていきます。

柳田翔新1級審判員(大阪府)
1級審判員としての自覚と責任を持って取り組み、新シーズンより、一つでも上のステージを目指して活動していきますので、宜しくお願い致します。

若槻直輝新1級審判員(島根県)
常に課題意識を持ち、日々の努力を怠らず課題を一つ一つクリアしステップアップしていき、ここからがスタートという新たな気持ちで審判活動に精進していきたいと思います。

石丸秀平新1級審判員(広島県)
この度、新しく1級として昇級することができましたが、自分が1級になれたのではなく、応援して下さる周囲の方々が自分を1級に押し上げてくれたのだと感じています。今後は感謝の気持ちを忘れることなく、自分の特徴を生かして、サッカーを愛する全ての方々に恩返しが出来るように日々精進していきたいと思います。

鹿島裕史新1級審判員(愛媛県)
これから1級審判員として新たなスタートを切ります。お世話になった多くの方々に感謝するとともに、1級審判員になれる喜びとそれ以上の責任感を持ち、日々精進していきます。

藤田優新1級審判員(愛媛県)
毎試合、いい準備をして、自分の持っている力を最大限に出し、ベストなパフォーマンスをしていきたいです。何事も自覚と責任感を持ち取り組んでいきます。同期という仲間であり、ライバルと切磋琢磨して、成長していこうと思います。

先立圭吾新1級審判員(福岡県)
競技規則と審判員の目標を基に、サッカーの魅力を引き出せる審判員を目指します。また、これまでお世話になった方々への感謝と謙虚な気持ちを忘れずに、目の前の1試合1試合を全力で取り組んでいきます。

緒方孝浩新1級審判員(大分県)
今回、1級審判員となり初めての研修会に参加しました。研修会では同期の仲間と出会い、多くのことを学び考え、本当に刺激的で楽しい研修会でした。これからも、積極的に学び、経験し、審判員としてだけでなく、人間としても成長していきたいと思います。

2016年国際審判員として31名を登録

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日本サッカー協会は、2016年の国際審判員として以下31名を申請し、世界サッカー連盟(FIFA)より全員が承認されましたので、お知らせします。

なお新たにビーチサッカーの佐藤誠審判員が承認されました。

2016年国際審判員一覧はこちら

審判員コメント

佐藤誠ビーチサッカー国際審判員(福岡)
1873年ダグラス少佐により蒔かれた「サッカー」は、日本を代表するスポーツ文化となり、大木を形成しつつある今日、私はビーチサッカー国際審判員の任を受け、心地よい緊張感のもと、決意を新たにしています。その決意を一言で表すならば、「承」になります。国際審判員としての「自覚と誇り」を受け継ぎ、日本を代表し、世界へ挑戦していくという気概を常に抱きながら、精進して参ります。

ビーチサッカーは、2005年よりFIFAに公式競技として認定され、10年を経た今、「ビーチサッカー」という物語の起承転結の「承」の時期にあると感じております。ビーチサッカーの一層の普及と発展に尽力するとともに、先代の国際審判員のお二方のビーチサッカーへの愛情と審判員としての決意を受け継いでいきたいと考えております。


第11回JFAレフェリーキャラバンを福岡県で開催

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第11回目となる「JFAレフェリーキャラバン」を、九州のトップを切って福岡県のフットボールセンターで開催しました。現状の課題に応じ、テーマは「技術と審判との協調」、「3級審判インストラクターとU-22・U-20審判員のパフォーマンスの向上」としました。柏原インストラクター、木村プロフェッショナルレフェリーも参加し、福岡県の2級審判インストラクターが3級審判インストラクターに指導する場を設定し、コーチング理論の実践も行いました。

今回は泉審判委員長の協力のもと、井手福岡県技術委員長、安信J-18リーグ実行委員長、井上国体スタッフ、手嶋ギラヴァンツ北九州コーチの4名が参加し、「技術と審判の協調」プログラムとして、審判員の映像によるレフェリング指導をともに行い、ディスカッションを行いました。技術系のインストラクターのゲームやレフェリングのとらえ方、見方は参加者にとって大いに参考になるものです。今後も定期的に技術との交流の機会を持つという「きっかけ作り」のひとつとなりました。また山岸フィジカルトレーナーは、「攻撃側の12番目の選手になる」ということを予期・予測し、選手の動きに同調させながらレフェリングすることを意識して取り組むよう強調していました。

インストラクターコメント

小幡真一郎 JFA審判委員会副委員長
福岡県は元来サッカーどころであり、多くの優秀な1級審判員を輩出しているだけに、参加された審判指導者は非常に理解が早く、行動も積極的で、豊かな学ぶ力や磨く力などを発揮していただきました。U-22やU-20の審判員はフィジカルの強さやポジティブな姿勢など飛躍の可能性を十分秘めていると感じました。我々指導者は、審判員がさらに自立、自律できるように、コーチングの考え方、「インタラクティブ 双方向」「テーラーメイド 個別対応」「オンゴーイング 行動・確認・修正」などを実践し、審判員に話させて、自ら気づかせ、自ら改善策を見つけさせていきたいです。つい良かれと思い、指導者が先に答えや結論を示して、審判員の自発性の芽を摘んでしまいがちです。言いたいことを少し我慢し、審判員から引き出す質問力(オープンクエッション)を高めていきたいものです。

今回のキャラバンで、聞くだけ、見るだけでなく、やらせてみる、話させることがさらなる理解に繋がることになることを体感していただいたと思います。まずは行動を始めてみて、その結果と方向性を確認しながら、次の行動に移していくということを習慣化することが大切です。福岡県は継続的に、力を合わせて取り組むことができるサッカー協会だと確信しています。

受講者コメント

泉弘紀福岡県サッカー協会審判委員長
11月21日(土)と22日(日)の二日間にわたってJFAレフェリーキャラバンを福岡で開催することができました。福岡では昨年度、県技術委員長の井手春芳氏が3級審判インストラクターの資格を取得するなど、「技術と審判の協調」が組織的に広く、深く進行しつつあります。これを受け、初日には「技術と審判の両面から見る若手審判への指導」を軸に、また二日目には「若手審判員へのフィジカル面の強化」を目的に、プラクティカルトレーニングもフィジカル面の強化をテーマとして山岸氏にご指導いただきました。柏原氏、木村氏には、若手審判員へ直接審判活動の魅力等を伝えていただき、多くの刺激を与えていただきました。

本会を「ここからがスタート!」という言葉で締めたように、まさにこのキャラバンをスタートに県審判委員会としても、JFA審判委員会の指導方針を踏まえながらさらなる進展を深めていかなければいけません。もう一度、この二日間をふり返りつつ、福岡県として、まだまだ多くの課題を抱えていることも含め、皆様の協力のもと向上展開をはかっていかなければと考えています。参加いただいた福岡県技術委員会の方々、審判員、指導者の方々、福岡県サッカー協会事務局の皆様、その他多くの方々の協力のもと本会が成功できました。感謝しています。

手嶋俊介 3級審判インストラクター/JFA公認B級コーチ
審判の目線での感じ方を知ることができたこと、その考え方に共感することができ、大きな経験となりました。実際に選手としてプレーしていたときは、審判の気持ちを考えたことなどなく、自分勝手な要求ばかりし、選手の観点からしか考えていませんでした。しかし、指導者となって審判をする機会が多くなり、審判の方々の大変さを知りました。今回参加してみてわかったのは、審判員が僕たち指導者と志が全く一緒だということです。全ては選手のために、と審判員の方々は日々、努力をされています。試合のための準備、試合中、そして試合後の反省会などでもです。僕たち指導者も日々、試合のための準備や選手の将来を見据えてトレーニングをしています。

手と手を取り合って、もっと日常の中で「同志」として気軽にサッカーのことを話せる関係性を築いていきたいと思います。互いがリスペクトし、聞く耳を持ち、要求し合うことが、試合の質の向上につながり、選手のためになると思いました。この活動で感じたことを周りの指導者の方々に伝播していくのがこれからの僕の使命だと思っています。また機会があれば参加したいですし、他の指導者にも参加してもらいたいです。

前田理行 2級審判員
キャラバンでの内容は、どれも新鮮なものばかりで多くのことを吸収することができました。1日目はレフェリング分析で見た映像を「技術の資格を持つ審判インストラクター」、「審判員」、そして「インストラクター」で、ディスカッションをしました。ファウルの判定ひとつをとっても、審判員と技術の方々とでは、見方、感じ方、考え方が異なっていることが分かりました。これらのギャップを少しでもなくすために、試合後にチームのスタッフと話し合う機会を設け、互いに協調していくことが大切だと感じました。2日目はプロフェッショナルレフェリーの木村さんから「審判の魅力」についてお話いただき、サッカーの魅力を引き出すためには、選手とコミュニケーションを取る際に、自分の考えだけを押し付けるのではなく、選手がどんな答えを求めているのかを常に考えることが大切だということを教わりました。

その後行われたフィジカル・プラクティカルトレーニングの理論・実践では、攻守が切り替わった後、次の争点に行く動きを早くするためには、レフェリーが12番目の攻撃選手となり、常にゲームの流れを深く読むことが重要であることを、身をもって知ることができました。学んだことを今後の試合で実践し、試行錯誤を繰り返していくことで、レフェリングの技術を向上させていきたいと思います。最後になりましたが、今回のJFAレフェリーキャラバンを開催していただいたJFA関係者、並びに福岡県サッカー協会の皆様、また貴重な経験をさせていただいたことに感謝しています。

国際親善試合フットサル日本代表対フットサルコロンビア代表 担当レフェリーが会場視察

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1月27日(水)と30日(土)に国立代々木競技場第一体育館ならびに大阪市中央体育館で開催する国際親善試合「フットサル日本代表対フットサルコロンビア代表」の試合を担当する審判員が会場の視察を行いました。

担当審判員

1月27日(水)  19:05キックオフ(予定) 東京/国立代々木競技場第一体育館
主審 COLLEY Chris
第2審判 小崎知広
第3審判 SHEPHEARD Ryan
タイムキーパー 小林裕之

1月30日(土)  14:15キックオフ(予定) 大阪/大阪市中央体育館
主審 SHEPHEARD Ryan
第2審判 小林裕之
第3審判 COLLEY Chris
タイムキーパー 小崎知広

審判団コメント

COLLEY Chris氏、SHEPHEARD Ryan氏
AFCフットサル選手権直前の大事な試合で審判ができることは非常に光栄です。日本はホスピタリティもすばらしく、1992年、2007年、2010年に続いて再び日本に戻ってこられたことを嬉しく思います。(COLLEY Chris氏)

日本とオーストラリアは長年に渡って交流事業を行ってきており、この度もこれまでの実績が実を結んだものと思っています。両チームともに、とてもプロフェッショナルなチームですので、レベルの高い試合になることを期待しています。

国際親善試合

フットサル日本代表 vs フットサルコロンビア代表
[ 第1戦 ] 2016/1/27(水) 19:05キックオフ(予定) 東京/国立代々木競技場第一体育館
[ 第2戦 ] 2016/1/30(土) 14:15キックオフ(予定) 大阪/大阪市中央体育館
チケット発売中!
大会情報はこちら

第11回JFAレフェリーキャラバンを北海道で開催

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1月16日(土)から17日(日)にかけて、JICA北海道で第11回JFAレフェリーキャラバンを開催しました。今回は、昨年9月にJICA、JFA、Jリーグが連携協定を結んだ縁もあり、JICAの活動内容をJICA北海道市民参加協力課の二見伸一郎課長に伺う機会にも恵まれました。

北海道15地区から集まった2級インストラクターを対象に行われた北海道キャラバン。「集まる」と一口に言っても冬の北海道です。天候によっては不参加者が出ることも予想されましたが、片道6時間以上かかったという稚内、根室からの参加者を含め、全員が参加しました。

キャラバンでは、各15地区のリーダー的存在である2級インストラクターのスキルの向上をメインテーマとし、チュータリングを実施しました。多くの参加者が初めて知る手法のチュータリングでしたが、室外のマイナスの寒さとは対象的に、参加者は和気藹々と取り組み、熱気に包まれたキャラバンとなりました。

インストラクターコメント

石山昇 JFA S級審判インストラクター
今回は少し目先を変えた指導方法(チューターリング)をご紹介し、今後の審判員育成に役立てていただこうという目的で実施しました。知識や経験を教えること(ティーチング)に執着しがちな審判員の指導ですが、参加者の疑問点や課題と感じていることを「質問」することで引き出し、それを競技規則に沿ってどう解釈すべきなのか、参加者の意見を聞き出しながら「行動」させて自ら気付かせる手法(チューターリング)が、効果的な学びのテクニックだと感じていただけたらありがたいです。道産子はシャイだ とお聞きしていましたが、この二日間でそのイメージは払拭されました。「笑顔がないところには学びがない」と日頃から考えていますが、皆さんに笑顔で積極的に参加していただいたおかげで、とても気持ちよくキャラバンを実施できました。この手法がお気に召したら、ぜひ北海道で本格的に進めていただけると幸いです。

開催サッカー協会 審判委員長コメント

柳元良文北海道サッカー協会審判委員長
今回はJFAの石山インストラクター、神奈川県の浅井1級インストラクターにお越しいただきました。講習会や研修会の持ち方、インストラクターとしてのセッションの持ち方、レフェリーの指導の仕方について、身ぶり手ぶりを交えた講義となりました。私たち指導者はややもすれば、学校の授業形式での知識、情報の伝達になりがちですが、そうではなく、講師、受講生も一緒に活動していく、学んでいく、という重要性を再認識することができました。こうしたスタイルの講習会、研修会、レフェリーの指導の仕方を今後、北海道でも広く伝えていければと思っています。

受講者コメント

村山尚哉 2級審判インストラクター/2級審判員
『チュータリング』は自分にとって本当に新たな手法でした。冒頭の石山インストラクターの英語スピーチでギクッとさせられ、続けて恋するフォーチュンクッキーのダンスでドキッとさせられましたが、そこから石山ワールドに引き込まれていきました。すべてのセッションが新鮮で、かつ納得させられ、2日間があっという間に、楽しく過ぎていきました。審判員との信頼関係を築き、気軽に発言出来るような雰囲気を作って引き出すことの重要性、ハイテクからローテクまでの道具をセッションごとに有効活用し、理解させることが印象的でした。なかでも課題の抽出(Q&Aの活用)とRecap(おさらいの重要性)に関しては、今後指導する上で大きなポイントになると実感するとともに取り入れるべき内容だと強く感じています。北海道でもより多くのインストラクターがこれらの手法を身につけ、今後の指導に繋げて結果を出せればと思います。

千田晋 2級審判インストラクター/2級審判員
サッカーは選手や審判員の「人格を形成する」ものであり、そのような教育活動を通して自分自身の「人間性」も磨かれていくものだと思って取り組んできました。今回のキャラバンに参加し、この考えがより深く、明確になりました。現代はどこかで決めた、決まりきった知識を、どれだけ早く平均的に身につけるかというかたちで,人を評価していると思います。審判員が自分の可能性を伸ばしていくときに、多くの知識をため込んでいなければならないかというと、必ずしもそうではないと思っています。簡単に手に入った「答え」はすぐに忘れてしまいます。でも仲間と一緒に、必死になって生み出した答えは、ずっと心にあると思います。そんな「きっかけ」をわれわれインストラクターがチューターとなり、審判員に寄り添い、審判員を大切に思いながら、つくっていくことができればと思います。「よどめば水は腐る」もの。時代の変化を受け入れながら、でも一方で当たり前のことを大切にしながら、前へ進む姿勢を大切にしていきたいと、本キャラバンで思いました。

都道府県サッカー協会取り組み紹介‐審判委員会の取り組み(茨城県サッカー協会)

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各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。

今回から4回、審判委員会の取り組みをご紹介いたします。

※以下の寄稿記事は、公益財団法人日本サッカー協会機関誌『JFAnews』2016年1月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。

審判委員会の取り組み~茨城県サッカー協会

藤ヶ崎敬審判委員会委員長
"チーム茨城"
「~茨城県のサッカーレベルの向上を目指して~」

茨城県サッカー協会の審判委員会は、審判員の育成・強化を図ることなどを目的に、年間を通してさまざまな活動に取り組んでいます。

審判員の養成・強化に欠かせないのが、インストラクターの指導力の向上です。茨城県では年に4回程度、3級審判インストラクターの研修会を実施し、インストラクターの資質向上に努めています。主に2種、3種の大会をその研修会に当てており、指導レベルを揃えるため、レフェリングの原則や指導におけるポイントなどについて学ぶ場となっています。「インストラクターは、審判員が自ら答えを導き出す思考を手助けするためにいる」いう認識を共有し、審判員の養成に当たっています。

また、2015年度から審判委員会内に「若手育成部」を創設し、上級審判員を目指すユース世代から20歳代前半の若者たちを対象にした審判員の育成を推し進めています。幸い県内ではここ数年、上級を目指す若い審判員が多く育っており、将来が楽しみです。若手育成部では、審判技術の向上を図ることはもちろんですが、それ以上に日常生活における行動やマナーなどもしっかりと指導し、審判技術、人間性ともにバランスのとれた審判員の輩出を目指しています。

さらに、現在活動中の茨城県所属の現役1級審判員6人によるトレセンおよび1級キャンプを年数回開催し、トップゲームで活躍する審判員のさまざまなスキルを学ぶ機会を設けています。毎回50人近い審判員が参加しており、審判活動のモチベーションアップにつながっています。県内の1級審判員同士が、茨城県のために審判技術などを還元しようと「チーム」して貢献してもらえているのは大変ありがたいことです。

今後の課題は、ここ数年、1級審判員昇格者を出していないため、継続的に1級候補者を養成していくこと、そして、女子審判員の発掘・育成です。

茨城県は級や種別、性別にかかわらず、すべての審判員が、審判技術の向上のみならず「茨城県のサッカーレベルの向上を願い、"チーム茨城"として皆で一体となって活動しています。

AFCフットサル選手権ウズベキスタン2016担当審判員に2名の日本人審判員がアポイント

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2月10日よりウズベキスタンのタシケントで開催されるAFCフットサル選手権ウズベキスタン2016に日本から2名の審判員がアポイントされました。今回アポイントされたのは、国内に4名いるフットサル国際審判員の内2名で普段はFリーグで活動している小崎知広氏と小林裕之氏です。もう1つの日本チームにもぜひご注目ください。

審判員コメント

小崎知広フットサル国際審判員
AFCフットサル選手権は前回ベトナム大会に続き2度目のアポイントになりますが、今回は今年9月にコロンビアで開催されるワールドカップ予選を兼ねた特に重要な大会になります。これまで、Fリーグや国際親善試合を初めとした様々な試合でのアポイントや、様々な研修会に参加する機会を頂いてきました。この大会は私にとってこれまでの審判員活動における、いわば集大成の大会と思っています。国内で共に活動してきた全てのフットサル仲間への感謝と、この大会に関わる全ての人へのリスペクトを胸に、全力で誠心誠意務めてまいります。

小林裕之フットサル国際審判員
2014年に続き、『AFC Futsal Championship Uzbekistan 2016』にアポイントをいただけたことを非常に嬉しく思います。今大会は、13ヵ国16名のレフェリーチームとなりました。大会直前の限られた時間ですが、しっかりとコミュニケーションを図り、心身ともに良い準備をして大会に臨みたいと思います。さらに、今大会は9月に開催される「FIFA Futsal World Cup Colombia 2016」のアジア予選を兼ねているため、どの国も前回以上の強い気持ちで大会に臨んでくるはずです。その強い気持ちに応えて素晴らしい試合を創り出せるように、平常心で、そしてアジアトップのゲームを楽しむことを忘れず、選手のためのゲームコントロールに務めたいと思います。また、前回同様に小崎さんという心強い同志が隣にいますので、2人で力を合わせて大会が成功するように全力を尽くしてまいります。

AFCフットサル選手権ウズベキスタン2016[2016年2月10日(水)~2月21日(日)]

グループステージ第1戦
2016年2月11日 16:30(日本時間 20:30)キックオフ
vs フットサルカタール代表
LIVE放送:2/11(木)20:20~ NHK-BS1
録画放送:2/12(金)21:00~ CS テレ朝Ch2

大会情報はこちら

都道府県サッカー協会取り組み紹介‐審判委員会の取り組み(長野県サッカー協会)

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各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。

今回も引き続き、審判委員会の取り組みをご紹介いたします。

※以下の寄稿記事は、公益財団法人日本サッカー協会機関誌『JFAnews』2016年1月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。

審判委員会の取り組み~長野県サッカー協会

山際将史(育成部)
「長野県の実態に合った研修スタイルを模索していきたい」

長野県サッカー協会では、審判技術の向上を目的とした研修会「審判セミナー」を月1回、主に松本市内の県フットボールセンターを拠点に開催しており、今年で6年目を迎えます。これまで延べ80人以上が参加し、研さんを積んできました。長野県は山間地が多く、広い県内を移動するにも負担がかかります。開設当初は平日の夜にどれだけ人数が集まるのかなど、不安材料も少なくありませんでした。しかし、多くの方のサポートを得ながら毎年15人前後の受講生が集まり、活動を続けています。

セミナーは1回3時間の枠の中で、講義と実技を行います。受講生の年齢層は中学生から60代までと幅広く、毎年、昇級者も出ています。特に昨年は、県内初の高校生2級審判員が誕生するなど、ユース審判員の活躍が目立ちました。また、審判インストラクターの資格を持つ者もおり、指導する立場からの意見を聞くなどディスカッションではさまざまな角度から話が盛り上がります。講師は、県内の1級審判員が担当し、普段のレフェリングから得られた経験をもとに、受講生の実態に合わせた講義や実技を展開しています。

現在の特徴的な活動に「U25育成プログラム」が挙げられます。学生を中心とした若手審判員を対象に特別な昇級プログラムを編成し、3級昇級への道筋をつくっています。例えば、平日の夜に行われる高校生の練習試合を活用して、実践的なトレーニングを行うなど、今までにはなかった新たな取り組みにもトライしています。そして、昨年度はこのプログラムに4人が参加、実技、筆記、体力テストをクリアし、晴れて3級に昇級することができました。

セミナーの運営や研修内容などは、試行錯誤を繰り返している段階であり、年度ごとに新たな取り組みを加えながら、今後も本県の実態に合った研修スタイルを模索していきたいと思っています。昇級やユース審判員の増加など、数字として目に見える形での成果も大事にしながら、受講生の皆さんのスキルアップという本セミナーの目的にアプローチしていきたいと考えています。

オフサイドに関する追加ガイダンスについて

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国際サッカー評議会(以下IFAB)より、競技規則第11条オフサイドに関する追加ガイダンスが通達されました。

今回のオフサイドに関する追加ガイダンスは、2013年に通達されたオフサイドの解釈“相手競技者に干渉する(ボールに向かっている相手競技者にチャレンジする)”が、大陸連盟や加盟協会において統一されていないことを受け、新たな文言を加えることで、そのオフサイドの解釈を整理したものです。

日本サッカー協会においては、現在、適用しているオフサイドの解釈は、追加ガイダンスで求められている解釈と何ら変わるものではないため、現行の解釈を引き続き適用するものとします。

なお、本ガイダンスは、2015年7月17日付けのIFAB回状3号により通達されましたが、日本国内ではシーズン途中を避け、新シーズンヘ向けてこの時期に通達することとしました。

第11条―オフサイドに関する追加ガイダンス

国際サッカー評議会(IFAB)は、オフサイドに関する多くの加盟協会および大陸連盟からの要望に応え、オフサイドの反則の「相手競技者に干渉する」、また、オフサイドにおける「セーブ」(競技規則の冊子P110)の定義について、追加的な解説、並びにガイダンスを示すこととします。これらの解釈は、IFABの技術小委員会とすべての大陸連盟からの審判の専門家から構成される技術諮問委員会の間で詳細に審議されたものです。これまでに通知されたIFAB以外の指示、またはガイダンスについては、この解説に修正してください。これにより、競技規則第11条が更に一貫性をもって適用されることを確信しています。 

1.“相手競技者に干渉する”

解説
すでに競技規則に説明されている状況に加え、オフサイドポジションにいる競技者は、次の場合、罰せられるものとする。
●自分の近くにあるボールを明らかにプレーしようと試み、それによって相手競技者にインパクト(影響)を与えたとき

または、
●ボールをプレーできる相手競技者に、明らかにインパクト(影響)を与える明白な行動をとったとき

ガイダンス
●“明らかにプレーしようと試みる”-この表現は、オフサイドポジションにいる競技者がかなり遠くの距離に居るにも関わらず、ボールに向かって走ってくるだけでオフサイドで罰せられることを防ぐものである。(ボールの近くに寄った場合を除く)。
●“近く”というボールとの距離を認識することは重要で、ボールがオフサイドポジションにいる競技者の頭上や前方を明らかに(プレーができないほど離れたところを)通っていった場合には、罰せられることはない。
●“インパクト(影響)を与える”とは、オフサイドポジションにいる競技者が、相手競技者がボールをプレーすること(または、プレーする可能性)に影響を与えることで、これには相手競技者がボールをプレーする動きを遅らせたり、邪魔をしたり、または妨げたりすることが含まれる。

しかしながら、競技者がオフサイドポジションにいることだけで常に相手競技者にインパクトを与えるとは限らない。例えば:
● ボールがフィールドの右側にあり、オフサイドポジションにいる競技者がフィールドの中央から次の攻撃のポジションに入った場合、これによって相手競技者がボールにプレーすることに対して影響を与えない限り、この競技者は罰せられない。
● 競技者が相手競技者に影響を与えることなくゴールに入りそうなボールをプレーしようとする場合、また、近くに相手競技者がいない状況にある場合、この競技者は罰せられることはない。 

2. セーブ

解説
第11条は、オフサイドポジションにいる競技者がその時のプレーに関わることで罰せられる状況を示しており、これらには次の状況が含まれる(P110)。

●“その位置にいることによって利益を得る”とは、次にようにボールをプレーすることを意味する。
ⅰ. ゴールポストやクロスバー、または相手競技者からはね返った、またはそれらに当たって方向が変わってきたボールを、既にオフサイドポジションにいる競技者がプレーすること
ⅱ. 相手競技者が意図的にセーブして、はね返った、方向が変わってきた、またはプレーしたボールを、既にオフサイドポジションにいる競技者がプレーすること。

相手競技者が意図的にプレーした(意図的なセーブは除く)ボールを、既にオフサイドポジションにいる競技者が受けたとしても、その位置にいることによって利益を得たとは判断しない。

文章の最後に示した“セーブ”は、ゴールキーパーに限らず、いかなる競技者によっても行われることがあることから、IFABは次のように明確化することとする。

“セーブ”とは、ゴール、またはゴールに非常に近い位置に向かっているボールを、競技者が手以外(ただし、自分のペナルティエリア内のゴールキーパーを除く)の体の部位を使って止めることをいう。

注:この解釈は、競技規則第12条-ゴールキーパーの反則(P122)にある“セービング”という言葉の使い方と同じものである。 

日本サッカー協会の解説

今回のガイダンスで相手競技者に干渉するとは、オフサイドポジションに位置している競技者が、近くにあるボールを明らかにプレーしようと試みた場合や、ボールを避けようというような明らかな動きをした場合、その動きが相手競技者のプレーやプレーの可能性を遅らせる、邪魔する、または妨げる等の影響を与えた場合にオフサイドとして罰せられることを明確にしたことになる。

相手競技者の視線を遮ることなく、立っているだけの場合、または、明らかにプレーしようと試みていても、ボールが明らかにプレーできる距離にない場合は罰せられることは無いことが改めて明確にされたことにもなる。

また、セーブについても、より明確化すべく解説を加えたものであり、これまでの解釈に変更はなく、現行通りの基準にて適用することになる。

競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン

オフサイドに関する追加ガイダンスについて 

JFA-TV

 

第2回JFAフットボールレフェリーカンファレンス2016を千葉・成田で実施

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第2回JFAフットボールレフェリーカンファレンスが1月30日、千葉県成田市で開催されました。「その気にさせる」(Aspire to Inspire)というテーマの下、審判員は選手を、指導者は審判員をいかにその気にさせるか、その気にさせるための気づきを促し、その気にさせるためのマネジメントの方法や手順、コミュニケーションのとり方、自分自身のコントロール等への学びの機会としました。また、外部講師として演出家の佐藤雄一氏を招き、演出家の立場から役者をいかにその気にさせるかという視点から舞台稽古の映像を上映し、実際の舞台公演(ショートバージョン)を行いました。また、佐藤氏自身の講演も実施。厳しい言葉の中に舞台に懸ける情熱や愛情、信念を生に感じることができ、人を動かすことの難しさを改めて感じる内容となりました。

29日、31日は各カテゴリーに分かれ、競技規則テストの実施並びに新シーズンに向けての情報共有と意思統一を図るための研修会を行いました。

サッカーインストラクターコメント

山本弘之 1級審判インストラクター
今回、初めてカンファレンスに参加をさせていただきました。今までの研修とは、雰囲気も、人の意欲も、表現力も、大きく違っていました。そこには、「自分がまだまだ成長し続けるぞ」という空気が流れていました。ひとつの事象に対しての観察力も高く、さまざまな見方が出来る人の集まりで、改めて自分の未熟さを理解し、失敗しながら自分を成長させていく決意が出来たカンファレンスでした。自分自身がスタートラインに立ったと再認識させていただいたことに感謝します。

フットサルインストラクターコメント

木村神津司フットサル1級インストラクター
第2回目の開催からフットサルも参加対象となり、今回参加させていただきました。1日半という短い時間でしたが、普段接することが出来ない多くの方々と接することができ、いろいろな見方・考え方をすることが大切だと再度認識することが出来ました。また、午後のゲストスピーカーの講演では準備・練習・魅せる(見られている)ことの大切さと本質を考え・見ること、そのためには常に向上心と意欲を継続して持ち続けることの大切さを認識し、信頼感(安心感)を得られることと自信が持てることの大切さを改めて学ぶことができたと思います。機会があれば次回も参加させていただきたいと思います。ありがとうございました。

サッカー審判員

赤阪修 1級審判員
初めてカンファレンスに参加し、以前の1級審判員研修会とはいくつかの点で大きな変化を感じました。まず一つ目は参加者です。サッカー審判員だけでなく、フットサル、ビーチサッカーそしてインストラクターも同じ場で、同じ目線で話すことは今後の活動につながるものだと感じました。また取り組む姿勢について、以前の“研修会”形式ではどうしても受け身になることが多かったのですが、今回のカンファレンスでは参加者が積極的にまたアクティブになれる環境が揃っていたと思います。その要因はディスカッション形式のプログラム内容はもちろん、進行、場の設定が挙げられると思います。ちょうどカンファレンス開催期間中にU-23日本代表のアジア制覇を仲間と共に目にすることができました。2016年はオリンピックイヤー。私たち審判員もサッカー界に貢献していきたいと、本気にさせられるカンファレンスでした。

サッカー女子審判員

松浦波瑠夏女子1級審判員
今回のカンファレンスで、私自身『その気になる』いいきっかけとなりました。普段違うカテゴリーで活動している審判員やインストラクターの方々とディスカッションすることは学ぶことが多く、いろんな観点から分析することにより、審判の奥深さや面白さを改めて感じることが出来ました。ここで得たたくさんのいい刺激のおかげで新シーズンへの気持ちが高まりました。これからも自覚と責任をもち、日々努力を惜しまず、人として、審判員として成長していきたいと思います。

フットサル審判員

加藤具哉フットサル1級審判員
今年のカンファレンスはフットサル審判員・インストラクターも加え総勢400名以上が集い、1級審判員・インストラクターの一員として参加できたことを光栄に思います。テクニカルセッションにおいては各カテゴリーの審判員・インストラクターがグループとなり課題を検討し、共通理解を深められました。勇気と信念を持って1試合1試合全力で臨み、1級審判員としての責任を果たしていきたいと思います。

1級審判員・1級インストラクター勇退者をJFAフットボールレフェリーカンファレンス2016で表彰

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1月30日(土)に千葉県成田市で行われた「JFAフットボールレフェリーカンファレンス2016」にて、2015シーズンをもって勇退されたサッカー1級審判員、フットサル1級審判員、サッカー1級インストラクターに対する功労賞の表彰が行われました。インストラクターには長年の功績をたたえて上川審判委員長から楯が、審判員には賞状(10年以上1級審判員として活動した審判員には記念メダルも贈呈)が贈られました。

審判員勇退者コメント

金田大吉サッカー1級審判員
1995年12月から20年間、1級審判員として活動いたしました。その間、本当に皆様にお世話になり、本当にありがとうございました。審判員としての一番の思い出は、福岡県の高校選手権大会決勝のPKです。各チーム1人2回ずつ蹴るという展開がありました。現役審判員の皆様にはこれからも体に気をつけて一生懸命頑張っていただきたいと思います。私も微力ながら、審判員界と日本サッカー発展のために頑張っていきたいです。

高橋佳久サッカー1級審判員
日本サッカー協会やインストラクター、現役審判員、カンファレンスに参加された皆様に本当に感謝しています。この場を借りて、丈夫な体に産んでくれた親と日頃支えてくれている家族にお礼を言いたいと思います。1級審判員を20年間やってきて一番良かったと思うことは、多くのサッカー仲間ができたことです。全国大会や研修会などで多くの人と出会い、トレーニングを通じて審判員としての連帯感や仲間意識、ライバル意識が芽生えたのではないかと思います。今まで本当にありがとうございました。

手塚洋サッカー1級審判員
19年間、1級審判員の活動をさせていただきました。審判員としての思い出はたくさんありますが、どの方にも親切にしていただいたことは自分の財産だと思っています。審判委員会、上川委員長をはじめインストラクターや現役審判員の方々に試合前の控え室から試合後まで、いつも親切にしていただきました。これからは1級インストラクターとして精一杯頑張っていきたいと思います。

長谷忠志サッカー1級審判員
和歌山県の審判委員長も務めていますが、ニ年前の全日本社会人大会、昨年の和歌山国体では審判関係の皆様に大変お世話になり、感謝しています。審判委員長をやりながら1級審判員を続けてきて、体力的にも厳しいことがありましたが、なんとか意地と気力だけで続けてまいりました。17年間の審判員活動で得たことを、今度はインストラクターとして皆様に返す番だと思っています。今まで教えていただいたことを少しでも共有できればと思います。

浅野正樹サッカー1級審判員
1級審判員となって多くの方と出会い、支えられてここまでやってこられたことに感謝しています。怪我をして、復帰するつもりでリハビリに励んできましたが、なかなか体調が戻らず、今回勇退を決意しました。1級審判員としてはやりきったとは思っていませんし、自分自身に残念な気持ちもありますが、これも人生の一部だと思っています。立派な感謝状も頂戴し、自宅に帰って家族に感謝を伝えたいと思います。

石川恭司サッカー1級審判員
審判委員会やインストラクター、審判員の皆様に今まで大変お世話になりました。特に中国地域のインストラクターの方々には1級審判員になる前からご迷惑をおかけしました。2000年に1級審判員に合格してから15年間在籍しましたが、最後の2~3年は体調を崩し、全うすることができなかったことが非常に心残りです。ここで学んだ経験をいかし、これからも頑張っていきます。

宮部範久サッカー1級審判員
昨年シーズン途中から怪我を再発し、復帰するためにリハビリに励んできましたが、叶わず引退することを決めました。審判を始めてから多くの人の支えがあり、今日まで活動できたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。1級審判員になって6年と短く、不完全燃焼ではありますが、子どもたちに夢を与える場で活動できたことは、大きな自信になり誇りに感じています。これからは今までと違う立場になりますが、自分にできることでサッカーに携わっていきたいと思います。

山岸佐知子サッカー女子1級審判員
何年も前からこの日をゴールと決めていましたが、いざ迎えるとついにこの日が来たんだという気持ちです。歴代審判委員長や審判部、そして歴代の女子部会長の皆様に本当にお世話になりました。自分が夢に描いていたことが全てできたとは思っていませんが、親がどこに行っても困らない星の下に産んでくれたと審判活動を通じて感じました。家を空けることが多く、家族にも迷惑をかけました。仲間とも本気で議論し、衝突することも多々ありましたがに全てが大切な宝物です。

大畠千枝サッカー女子1級審判員
この一年間は審判員としての活動ができておらず、この場に来るまでにお世話になった皆様にもきちんとご挨拶ができずにいました。10年間携わって下さった多くの方に本当に心より感謝を申し上げたいと思います。普通に生活していたら会うこともなかった方々と知り合うことができ、とても幸せでした。今日はその御礼も申し上げたいと思います。本当に14年間幸せな思いをさせていただきました。心より御礼申し上げます。

宮谷直樹フットサル1級審判員
2007年のFリーグ新設に伴い、フットサル審判制度が整備されました。そのタイミングでフットサル専任1級審判第1期生として、活動してきました。開幕当初は審判技術も未成熟で迷惑をおかけしたこともありましたが、関係者のご指導やご支援によりアジアを代表する、そして世界で戦えるリーグとなってきました。私自身も多くのご指導をいただき、2009年に国際審判登録、2012年にはFIFAフットサルワールドカップへのアポイントと審判員として多くの名誉をいただきました。Fリーグ創世記に携われたことを誇りに思います。今後も、サッカーファミリー、フットサルファミリーの一員として、ファンとして微力ながら関わることができればと思います。現役生活を支えていただいた全ての方に感謝しています。

杉山利久フットサル1級審判員
日本サッカー協会審判委員会をはじめインストラクターやともに活動した審判員の方々に感謝しています。年齢的にはまだ若いですが、怪我が原因で勇退を決意しました。復帰を目指しリハビリをしていましたが、復帰は難しいという状況となりました。今年あらたに1級審判員になった方々には、トレーニングとともに体のケアも充分に行い、一年でも長く現役審判員を続けられるように頑張っていただきたいと思います。若くして審判員を勇退することになりましたが、その分、後進の指導を早く始められるとポジティブに捉え、今後も審判界に携わっていきたいと考えています。

審判インストラクター勇退者コメント

岡田征三サッカー1級インストラクター
「岡田」の名字の方が審判インストラクターに多くいらして、いつのまにか「セイゾウさん」と呼んでいただけるようになりました。審判インストラクターとしては、ひとまずここで区切りとなり、勇退させていただくことになりました。ただ、私自身の生活パターンは変わらないですし、これからはベテラン審判員として、年間100試合以上を目標として活動をしていきたいです。

澤田嘉男サッカー1級インストラクター
34歳で1級審判員に合格し、この12月で70歳を迎えましたので、人生の半分、35年間の長きにわたって、サッカー審判に関わる仕事をさせていただきました。非常に嬉しく思っていますし、ありがたいことです。この場を借りて御礼申し上げます。サッカーを始めたのは高校生の時で、サッカーには50年関わってきました。勇退するにあたって寂しさはありますが、これからは地域や県で若手の方のサポートを中心にお手伝いしたいと考えています。現役1級審判員の活躍をテレビや会場で見る機会を楽しみにしていますし、ぜひ頑張っていただきたいです。

木村孝行サッカー1級インストラクター
自宅の近くで米を作っていますが、米を作るということは胃袋を豊かにするということです。サッカーの審判員は選手の技術を引き出して、観客に感動を与えるためのお手伝いをし、心を豊かにすることが使命だと思っています。審判員には、農業と同じように人を豊かにするということを考えながら、頑張っていただきたいと思います。インストラクターとして16年間携わらせていただきましたが、皆様に良くしていただき本当に幸せでした。現役審判員はもちろんのこと、インストラクターも移動やレポートなどで体力的にも精神的にも簡単ではない仕事だと思います。まず健康であることが審判に関わる仕事をする上で重要であり、それが日本サッカーの貢献にも繋がると考えています。今までお世話になり、この場を借りて御礼申し上げます。

都道府県サッカー協会取り組み紹介‐審判委員会の取り組み(島根県サッカー協会)

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各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。

今回も引き続き、審判委員会の取り組みをご紹介いたします。

※以下の寄稿記事は、JFAnews2016年1月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。

審判委員会の取り組み~島根県サッカー協会

川神昌暢審判委員会委員長
「いま、目の前の課題に向かって」

島根県は東西に長く、移動に5時間以上かかる場所もあるため、島根県サッカー協会は4支部制で運営しています。審判委員会も同じスタイルです。委員が顔を合わせる会議は年2回程度で、日常的な連絡はメールで行うか、種別ごとに対応しています。

われわれ審判委員会の抱える課題は三つです。一つは、女子審判員の育成で、毎年のようにJFAから指導者を派遣してもらい研修会を開催していますが、なかなか審判員の数が伸びません。女子サッカーの普及度が低いことが要因と考えられ、関係各所と連携を取り、さらなる普及に取り組んでいきたいと考えています。

二つ目は2級審判員の育成です。島根県には52人の2級審判員が登録されていますが、半数以上が全国高等学校体育連盟(高体連)に所属している教諭のため、チームの運営上、地域大会への参加が難しいのが現状です。そのため、教諭以外の職業を持つ審判員に負担がかかっています。この状況を変えていくためには、より多くの審判員を2級に昇級させることが重要だと考えています。その施策として、次年度の2級候補者のレベルアップ研修会を高校新人戦に合わせて1泊2日で行っています。複数のインストラクターによる集中的な指導で徐々に成果も出てきており、2015年度は1級審判員が1人誕生し、ユースを含め3人の2級審判員を輩出することができました。

三つ目の課題は、審判インストラクターの養成です。現在、2級審判インストラクターは7人で、十分といえる数には達していません。3級審判インストラクターは現役審判員としての活動が忙しく、指導までは手が回りません。審判員不足の状況でインストラクターを増やすのは非常に難しいのですが、インストラクターの増員と技術能力の向上がなければ審判員のレベルアップはないと考え、さまざまな施策を検討中です。

多くの課題がある中、明るい兆しも見えてきています。2009年から出雲カップ(現・雲大社杯)に1級審判員を派遣していただいていることにより、地域のユース審判員が良い刺激を受けています。全日本少年サッカー大会への参加など、多くの方々にご指導いただき、15年度は島根県初のユース2級審判員が誕生しました。若い世代の台頭を期待しつつ、「今、動け」の精神で課題克服に取り組んでいきます。

「女性が輝く社会をスポーツから考える」シンポジウム 開催のご案内

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日本サッカー協会は3月6日(日)、「女性が輝く社会をスポーツから考える」シンポジウムを大阪市で開催いたします。

昨年10月に改訂した「なでしこvision」で、日本サッカー協会は「サッカーを女性の身近なスポーツとする」「なでしこジャパンが世界のトップクラスであり続ける」「世界基準の個を育成する」の3点を目標に、サッカーやスポーツをはじめとするあらゆる場に女性が関わり、ポテンシャルを発揮できる社会を実現するため、「女性が輝く未来を」目指すことを掲げました。

なでしこジャパン(日本女子代表)がオリンピック出場をかけて戦うアジア最終予選にあわせて開催される本シンポジウム。当日はスポーツ界各方面のトップで活躍される女性をパネリストに迎え、多くの皆さんと語り合う場所としたいと考えております。

参加をご希望の方は、必要事項をご記入の上、以下方法でメールにてお申込みください。先着100名様を無料でご招待いたします。

「女性が輝く社会をスポーツから考える」シンポジウム

日時

2016年3月6日(日) 17:00~19:00 (受付 16:00~)

場所

TKP新大阪カンファレンスセンター
〒532-0011 大阪市淀川区西中島5-13-9

パネリスト

・野田朱美
(公益財団法人日本サッカー協会女子委員長、元なでしこジャパンキャプテン)

・萩原美樹子
(JXエネルギー株式会社CSR推進部、早稲田大学バスケットボール部女子部監督、元バスケットボール日本女子代表)

・土肥美智子
(国立スポーツ科学センターメディカルセンター副主任研究員、国際サッカー連盟医学委員/女子委員)

・山岸佐知子
(公益財団法人日本サッカー協会 1級審判インストラクター、元国際主審)

参加募集

先着100名(予定)

申込方法

件名を「女性が輝く社会をスポーツから考えるシンポジウム参加申し込み」として、
下記必要事項をメールにて jfa_jyoshi@jfa.or.jp 宛にお送りください。

*代表お申込み者名(フリガナ)・ご所属
*お申込み人数( 名)
*代表お申込み者 メールアドレス(本メールの返信先となります)
*その他連絡先(日中の連絡)
*本シンポジウムで扱ってほしいトピックスなどありましたらご記載ください。
*その他コメント、通信欄

申込み締切

3月1日(火)
参加確定の返信(メール送信)は締切日までに行います。

その他

2月29日(月)から3月9日(水)にかけて、女子サッカーアジア最終予選(リオデジャネイロオリンピック2016)が行われます。参加6チーム中、オリンピックへの切符を手にするのはわずか2チーム。是非スタジアムでなでしこジャパンを応援してください!
マッチスケジュールの詳細はこちら

本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人日本サッカー協会
女子部 担当宮崎 TEL:03-3830-1812  FAX:03-3830-1160  E-mail:jfa_jyoshi@jfa.or.jp

2016年 第1回 J3担当審判員研修会を実施

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2月12日(金)から14日(月)にかけて、2016年シーズン最初のJ3担当審判員研修会を千葉県・帝京平成大学千葉キャンパスで実施しました。

今シーズンに向け、各審判員の現状認識や自身をより高めるためのフィジカルトレーニング、副審としてやるべきこと、またサッカーをより理解することなどをテーマとしました。

今年3年目を迎える明治安田生命J3リーグ。過去にJ3リーグを担当し、現在はJ1・J2リーグを担当する審判員からJ3リーグでの経験をどう活かしてきたかの講義も行われました。開幕を一ヶ月後に控え、いい緊張感の中で仲間意識を高め、各審判員の特徴を理解することができた、実り多い研修会となりました。

【研修会の主なプログラム】

2月13日(金) 開講式・測定「40mスプリント、12分間走、Yo-Yoテスト」
2月14日(土) 講義「フィジカル理論」、「副審として」、「サッカーの戦術について(オフ・ザ・ボールの動き)」
グループディスカッション
2月15日(日)  トレーニング「ストレングス」、講義「J3リーグを経験して」

指導者コメント

柏原丈二トップレフェリーインストラクター
今シーズンから新たな審判員8名を迎え、2016年シーズンの開幕前研修会を行いました。今回の研修会では、フィジカルテストの測定(40mスプリント、Yo-Yoテスト、クーパー走)を行い、各審判員のフィジカルコンディションをチェックし、シーズンを乗り切っていくための体づくりを指導しました。レクチャーの中では戦術からの審判員の動き(特にビルドアップ)やポジショニング、スタンダードの再確認、さらにルール講習会で出たチームからの意見を情報共有し、どう良いレフェリングに繋げるかをディスカッションしました。2016年シーズンに向け、判定基準の一貫性を重視しながら、同じ方向を向き、安定したレフェリングを目指し、強い気持ちを持って試合に臨んでほしいと思います。

参加者コメント

金次雄之介 1級審判員(千葉県)
今回の開幕前研修に参加して、プロリーグで審判を担当する責任をあらためて実感しました。特にフィジカル面では、試合に向けて逆算してトレーニングをしていくことや時期に応じてフィジカルレベルの底上げをしていくことの重要性を感じました。自身のフィジカルレベルをしっかりと認識して、年間を通して走りきれるフィジカルを身に付けたいと思います。また講義を通して、副審の役割や主審との連携、戦術理解についても学ぶことができました。どちらの内容も「予測」というキーワードがありました。選手の意図や戦術をしっかりと理解して、的確な判定につなげるための動きやポジショニングを意識しなければならないと感じました。今回の研修で学んだことを常に考えながら日々取り組み、一試合一試合を大切にして取り組んでいきたいと思います。

須谷雄三 1級審判員(京都府)
プロリーグを担当する審判員としての自覚と責任をあらためて感じました。フィジカルの部分では今の力量確認を行いましたが、不足しているところを確認することができました。新しいトレーニング方法も実践して、改善していくことで不足しているところを補い、シーズン開幕までに最高のコンディションで臨めるよう準備したいです。そして今回の研修会で再認識した審判員としての自覚・責任をさらに意識し、日々精進していきたいと思います。

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