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2019/20シーズンFリーグ担当審判員研修会 #jfa

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2019/20シーズンFリーグ担当審判員研修会が、4月29日(月)から5月1日(水)の3日間、JFAハウスで開催されました。
Fリーグ総務主事・渡辺真人氏から今シーズンのリーグ概要を説明いただき、その後今シーズンの判定基準について、チームからの要望等も含め説明を行いました。また、レフェリングについてのディスカッションや、すみだフットサルアリーナでのプラクティカル・トレーニングなど、有意義な研修会となりました。

参加者コメント

田中健太郎フットサル1級審判員
冒頭にFリーグから、今年は2020年開催のワールドカップ予選を控えた大変重要な1年になるとのお話をいただきました。Fリーグが世界で戦えるリーグとなるよう、対戦する両チームとともに「第3の審判チーム」として、選手の安全を守りながら共に世界を目指して戦う決意を共有して、研修会を開始いたしました。昨年度の問題点の1つとして、審判間での情報共有の改善が取り上げられました。笛を持つ主審、第2審判だけでなく、第3審判やタイムキーパーとの役割分担やそれぞれが持つ情報の共有について、審判チームの4人の能力が最大限に発揮できるよう、これまでは事前の打ち合わせなどで伝えることに傾倒しがちでしたが、持っている情報の引き出し方の重要性をより認識することができました。より良い審判チームの協力について、研鑽を重ねながら実践してまいります。
また、試合映像から審判員の対応について、振り返りを行いました。1つのアクションを起こすことで、どういう効果があり、どういう目的を達成できるか。選手やチームだけでなく、見ている観客も含めて全ての人に伝えることで、自分自身の課題でもあるマネジメントの効果を学ぶことができました。審判員の行動をどのようにすれば説得力のあるものにできるか、今後も追及して取り組んでまいります。
今シーズンも実践と検証を繰り返し、個人としても審判チームとしても責任と覚悟を持って、今月より開幕するリーグ戦に向けて取り組んでまいります。最後に、研修会開催に際してご準備いただいきましたFリーグ、日本サッカー協会、ならびに関係者の皆さまに心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

池ヶ谷卓伸フットサル1級インストラクター
2018年に1級に昇級して初めてFリーグ担当審判員研修会に参加させていただきました。研修会の冒頭、小川佳実JFA審判委員長より「自覚を持って責任を果たし、ピッチ上ではプロフェッショナルであること」と述べられ身が引き締まる思いがしました。今回の研修は、シーズン開幕前に担当審判員全員で共有と擦り合わせが出来たとともに、全体的に私に足りない部分に対して良い方向へ導いてくれるものとなりました。2018年の映像を使い各事象を検証していきましたが、インストラクターや諸先輩方は、私よりもさらに深く考えており自身の未熟さを痛感しました。
「ポジショニング」では、近づくことのメリット・デメリットを再確認できました。また、「コミュニケーション」は、警告の出し方についてでしたが、警告の目的はファウルした競技者本人、チーム、観客に意思を伝えるために使用するものであり、出し方によっては効果が得られません。競技者を落ち着かせて効果的に出すためにも、アンガーマネージメントの6秒を上手く使いながら対応していきたいと思いました。
最後になりますが、今シーズンフットサル日本代表はW杯予選を控えており、より良い結果を残すためにも日々のリーグで質の高いゲームが求められます。今回の研修で学んだことを自分の引き出しとして試合で活用し、より質の高いゲームになるよう取り組んでいきたいと思います。また、今回の研修にあたりご準備いただきました、Fリーグ事務局、日本サッカー協会審判部、インストラクターの方々、関係者の皆様に感謝申し上げます。


AFCカップに女性審判員トリオが初のアポイント 山下主審、坊薗副審、手代木副審がヤンゴンユナイテッド対ナガワールド戦を担当 #jfa #nadeshiko

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アジアサッカー連盟(AFC)は、AFCカップのグループF ヤンゴンユナイテッド(ミャンマー)対ナガワールド(カンボジア)の試合を山下良美主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審が担当することを発表しました。女性審判員のトリオがAFC主催大会を担当することは初めてとなります。

AFCカップ2019 グループF
ヤンゴンユナイテッド(ミャンマー)対ナガワールド(カンボジア)

日時:2019年5月15日(水) 16:30キックオフ@Thuwunna Stadium(ミャンマー)

山下良美主審プロフィール

氏名:山下 良美(ヤマシタ ヨシミ/ YAMASHITA Yoshimi)
生年月日:1986年2月20日
出身地:東京都
国際審判員登録:2015年
主な国際大会:
2015年 第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)
2016年 FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン2016
2017年 第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)
2018年 AFC女子アジアカップヨルダン2018
2018年 FIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018
※2019年 FIFA女子ワールドカップフランス2019

コメント:
AFC CUPのアポイントをいただくことができ、光栄に思います。新たな道を切り拓いてくださり、とても感謝しております。今後もアジア、日本の女性審判員が継続してこの機会を得られるよう、自信と責任を持って、精一杯この試合を務めます。

坊薗真琴副審プロフィール

氏名:坊薗 真琴(ボウゾノマコト/ BOZONO Makoto)
生年月日:1980年8月5日
出身地:東京都
国際審判員登録:2015年
主な国際大会:
2017年 アルガルベカップ2017
2018年 FIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018
※2019年 FIFA女子ワールドカップフランス2019

コメント:
この度のアポイントを頂き、大変光栄に思います。全員で力を合わせ、フェアで良い試合になるよう全力を尽くします。

手代木直美副審プロフィール

氏名:手代木 直美(テシロギナオミ/ TESHIROGI Naomi)
生年月日:1980年9月12日
出身地:北海道
国際審判員登録:2013年
主な国際大会:
2013年 AFC U-16女子選手権中国2013
2013年 AFC U-19女子選手権中国2013
2014年 AFC 女子アジアカップベトナム2014
2015年 FIFA 女子ワールドカップカナダ2015
2015年 AFC U-19女子選手権中国2015
2016年 第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ)
2018年 AFC女子アジアカップヨルダン2018
2018年 FIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018
※2019年 FIFA女子ワールドカップフランス2019

コメント:
今回のアポイントで、以前AFCで活躍していた女性審判員(AFCカップを担当した女性副審)と同じチャレンジをさせて頂けることを光栄に思います。フランス大会に参加するAFCの多くの仲間と共に、次の世代につながるように最善を尽くしてきたいと思います。

第1回Jリーグ担当副審研修会を開催 #jfa

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2019年第1回Jリーグ担当副審研修会を大阪で4月21日(日)に、東京で4月28日(日)・29日(月)に開催しました。
2019シーズン開幕後の1ヶ月の振り返りやディスカッションを中心とした研修会には、総勢100人のJリーグ担当副審が集いました。
研修会の主な内容は以下の通りです。
1.2030Jリーグフットボールビジョンについて
2.グループティスカッション
①Positioning & movement
②Teamwork Communication
③Offside
3.Jリーグ担当主審研修会での研修内容伝達

インストラクターコメント

山口博司 1級インストラクター(神奈川県)
研修会は①Positioning&Movement ②Teamwork Communication ③Offside の3つのテーマに沿ってシーズン中の映像を交えながらディスカッション形式で行いました。各テーマは副審にとっては継続的に突き詰める必要があるものであり、正しい判定を行うためにも数cm、あるいはコンマ数秒にこだわる、また、よりよい主審への援助を行うためにも自分の弱さを払拭し、正しい判定をしっかり伝える意識を改めて持つ機会になったと考えています。1回目の研修会後には主審の背後で警告を伴うファウルサポートの良い事例も報告され、審判員の熱意を感じるとともに早速の効果が表れたことにインストラクター一同、大変嬉しく思っています。審判員の皆さんが試合の中で輝くことができるように、我々インストラクター一同しっかり援助していきたいと思います。

参加者コメント

野村修 1級審判員(兵庫県)
今回の研修では、まず初めに、Jリーグ・黒田フットボール本部長より、Jリーグの2030年に向けてのビジョンについての話がありました。その後、今シーズンの事例を確認しながら、「ポジショニング・動き」、「協力・コミュニケーション」、「オフサイド」について振り返りました。副審のポジショニング・動きは、主審と比較した際、ポジションの範囲が限られており、動きのほとんどがリアクションとなります。しかし副審は、後方から2人目の守備側競技者と同レベルに位置することから、フィールド全体を見渡すことができる利点があります。主審の視野外での事象や主審が正しい判断を下せない状況において、副審が責任をもって援助することの重要性を確認し、また、正しい判定を下すために、正しいポジショニング・動きを追求することの必要性を改めて確認しました。研修会の冒頭で拝聴した「2030Jリーグフットボールビジョン」では、Jリーグが発展し、2030年までに世界のトップリーグ入りを目標としている中で、私達レフェリーが担う役割、レフェリングの向上がその発展に繋がることを再認識しました。今回の研修で得た学びを今後のレフェリングに活かし、私たち審判員もJリーグを構成する一員として、Jリーグの発展・価値の向上に貢献できるよう、より一層自己研鑚に努めて参ります。

関谷宣貴 1級審判員(栃木県)
今回の研修会では、『価値を加えていくことで、潜在能力を発揮する』というテーマのもと、「Positioning , Movement」・「Teamwork , Communication」・「Offside」の各セッションで開幕から現在までを振り返りました。「副審の強みを最大限に生かし、正しい判定が出来るポジショニングと動きを追求する。そのために、状況の把握・展開の予測・優先順位・監視する所を判断し、行動に移す」ことを確認しました。オフサイドのエラーについては、まだまだ改善の余地があり、特にオンサイドをオフサイドにするエラーを目標0(ゼロ)にする。そのためには自分の弱点を知り、理解する。現場で見えたものと、映像とのギャップを埋める作業を繰り返す。判定が合っていればそれでいいではなく、cm単位での動きとポジションにこだわる。強い意志と覚悟を持って試合に臨み、フィールドに立つ。それらのことを全員の共通認識としました。リーグ戦は約3分の1を消化し、これから中盤戦に入っていきます。今回の研修会で学び得たものを最大限に発揮するため、目の前の1試合1試合を大切にし、良い準備をして試合に臨んでいきたいと思います。

竹長泰彦 1級審判員(福井県)
初めて1級審判員になったときのような緊張感を抱いて、副審研修会に参加させていただきました。その緊張感も同じグループの先輩方にうまくほぐしていただき、集中して研修会に臨むことができました。研修会の冒頭には、Jリーグの黒田様より「2030 Jリーグフットボールビジョン」についてのお話がありました。審判員としてJリーグに関わることができる喜び、重要性を改めて感じました。研修会では、映像を中心に「Positioning・Movement」「Teamwork・Communication」「Offside」のテーマに沿ってグループディスカッションを行いました。副審としての行動を再確認し、副審の強み(フィールド全体がみえる)を最大限に生かした正しい判定ができるポジショニングと動きを追求していくことを確認しました。さらに、オフサイドラインキープをcm単位でこだわり、正しい判定に繋げていきたいと思います。そして、日々のトレーニングが副審としての信頼を高め、Jリーグの発展に貢献できると信じ、精進していきたいと思います。

2019年度フットサル1級審判インストラクター研修会を実施 #jfa

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2019年度フットサル1級審判インストラクター研修会は、ゴールデンウィーク初日の4月27日(土)から29日(月・祝)の3日間にわたりJFAハウスにて開催しました。北海道から九州まで9地域から総勢31名が参加した研修会では、松崎康弘フットサルFIFAインストラクターを講師に、競技規則の正しい適用に向けた考慮点、試合分析、審判員への指導のポイント、ならびにアセスメント評価方法について、インストラクターの資質向上につながる講義をしました。JFA審判委員会レイモンド・オリヴィエ副委員長による講習では、「Referee's coaching / mentoring」のレクチャーを中心に参加者とグループワークを進めていきながら、お互いの意見を積極的に出し合い、活発な議論が生まれました。

参加者コメント

五十川和也フットサル1級審判インストラクター
2020年のフットサルワールドカップ開催前年の今年、5月から開幕する2019/2020Fリーグほか全国大会に向けた今シーズンの国内活動はとても重要です。今回の研修会で学んだ知識と経験を年間通して、私たち指導者は、審判員達のために、自身のために、そしてフットサル界全体のために、活かしていけるよう継続してマネジメントを学び、インストラクター活動に従事していきたいと思います。

伊藤隆俊フットサル1級審判インストラクター
第一日目、試合のあとの担当審判員との振り返りのときの「Coaching」についてRAY氏よりレクチャーがありました。これまでインストラクターとして試合を終えた審判員との振り返りでは、審判員にうまくいかなかった点を指摘して、インストラクター側からほぼ一方的に「こうするべきだった」というような答えを与えるだけでした。キーワードは、GROW:成長する つまり Goal(何をしたいのか?)Reality(現実はどんな状態か?)Option(選択肢は?/何ができる?)Will(何をするつもりか?)インストラクターは審判員が対話の中から成長させていくために、どうやったらうまくいくのか、改善するには何をするのか・・・などを引き出していくということでした。
第二日目に「振り返りの持ち方」で松崎氏のお話を矢継ぎ早の質問にドキドキしつつ、″説得力ある指導を行うためには″というテーマでグループワークし各グループの意見をまとめました。そして第三日目に各グループが個性を出して発表。この3日間の研修を通じて、日本フットサルトップの審判のインストラクターとして◆アセスメントレポートの評価の重要性◆振り返りにおける説得力ある指導を行うなど共通認識できました。
私自身5年間の海外勤務でフットサルインストラクターの任務から遠ざかっていた間にカテゴリーが増え、それに伴い審判員、インストラクター仲間も増えたことに若干の驚きと、この研修を通じてますます我々のMissionの重要性を再認識するとともに、これからのインストラクター活動に向けて心が引き締まりました。

佐々木琢至フットサル1級審判インストラクター
毎年この時期に開催される研修会であり、今回も多くのことを学びました。1日目のRay氏の講義「Coaching」では、コーチ側から多くを話すのではなく、Refereeに話をさせることが大切であることや、その手法「GROWモデル」が紹介され、Goal、Reality、Options、Willを意識する必要性について説明がありました。特に印象的だったのは、試合中の重要な場面について、正しい判定であっても、順序立てて質問し、次回もよい対応ができるよう振り返りを行う手法でした。うまくいかなかった場面ばかり指摘するのではなく、また、教え過ぎになることなく、Referee自身の内にある答えを引き出すことの重要性を認識しました。2日目には松崎氏から「アセスメント・指導実践」に関する講義がありました。事前課題として映像を確認していた試合をもとにグループディスカッションを行い、難易度やキーインシデントの考え方を整理しました。また、アセッサーごとの評価にばらつきが生じないよう、より具体的な評価点の基準が示されました。いずれも、しっかり咀嚼し、間もなく始まる新たなシーズンにおいて、適切な評価ができるよう準備したいと思います。
また、全体を通して、普段なかなか会うことのできない全国の仲間、先輩インストラクターとの情報交換により刺激を受け、有意義な3日間となりました。最後になりましたが、今回の研修会の企画、運営にご尽力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。

第1回J3担当主審研修会開催 #jfa

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第1回J3担当主審研修会を5月12日(日)にJFAハウスで開催しました。
ディスカッション形式の研修会には20名のJ3担当主審が参加し、活発な意見交換が行われました。

インストラクターコメント

扇谷健司 1級インストラクター
J3担当主審研修会を5月12日にJFAハウスで実施し、J3担当主審20名全員が参加しました。
今回の主なテーマは「ペナルティーエリア内の出来事」・「審判が行うべきマネジメント」として、実際にJ3リーグで起こった事象を使いながらグループディスカッション形式で行いました。J3担当主審は、失敗することを恐れず、その経験をいかに次にどう活かすか、マネジメントについては出来ることから対応するということをテーマに今年度は取り組んでおります。J3担当は近い将来更に高いレベルの審判員を目指しているグループです。私自身も指導経験がまだ足りないため物足りない、わかりにくい研修会になったかもしれませんが、今後この中からひとりでも多くのよりよい審判員が出てくることを期待したいと考えております。

参加者コメント

上田隆生 1級審判員(熊本県)
今回の研修は、まず現在のJ3リーグの順位表を確認し、開幕から第8節までの試合を振り返り、「判定」・「ペナルティーエリア内インシデント」・「マネジメント」の3つに重点をおいたグループディスカッションを実施しました。
15シーンの映像を見て各グループで判定し、ディスカッションを行いました。全員がイメージを共有し、同じ基準で試合をコントロールする為にペナルティエリア内の判定や懲戒罰の基準について摺り合わせを行い、良い点・改善点・注意すべきこと抽出しました。1つのシーンから起こりうることを予測し対応すること、また、得点差・時間帯・試合の雰囲気を感じ取り、各自が考えを持って判断しなければならないことを再確認しました。使用されたシーンの試合を担当した審判員から話を聞き、自分ではどのように対応するか考えることができました。
最後は小川委員長より、「最高の試合とは“審判員がほとんど登場することのない試合”」というメッセージで締めて頂きました。Jリーグを担当する審判員として誇りを持ち、魅力あるリーグになるように今回の研修で学んだことをピッチで表現していきたいと思います。

5/25(土)の朝日新聞社主催イベント「なでしこのちから」で、審判員4名が激励されました #jfa #nadeshiko #世界のなでしこ

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FIFA女子ワールドカップフランス2019に選出された審判員、山下良美さん・坊薗真琴さん・手代木直美さん・萩尾麻衣子さんが、5月25日(土)に行われた朝日新聞社主催イベント『なでしこのちから』に登壇しました。主審を務める山下良美さんが代表して挨拶し、大会で全力を尽くすことを誓い、4名は来場した方々から温かい拍手で激励されました。

審判員コメント

山下良美さん
このようなイベントに参加させていただき大変ありがたく思います。私たちは、大会成功に向け、審判員としての役割を全うすることに力を尽くしたいと思います。なでしこジャパンはいつもフェアで技術があり、たくましいと海外の審判員から人気があり、日本の審判員として誇りに思います。私たちも、フランスのピッチで、そんな日本人としての責任と誇りを持ち、試合に臨みたいと思います。そして、現地でなでしこジャパンの活躍を心より応援しております。

坊薗真琴さん
なでしこジャパンと共に壮行イベントに参加させて頂き、皆様の温かいご声援が私たちの大きな力となりました。
フランスへの出発が近づいてきましたが、まずはしっかりとコンディションを整え、平常心で大会に臨めるよう努めます。

手代木直美さん
このイベントに参加させて頂いて、改めてなでしこジャパンを応援されている方がたくさんいらっしゃることを感じました。皆さんが応援している大会に参加させて頂けることを光栄に思います。同じ日本人として選手の活躍を応援し、私自身も選手と主審のために全力を尽くしてきたいと思います。

萩尾麻衣子さん
あと指で数えるほどで、フランスでのワールドカップがやってきます。準備は万端です。フィールドで見たものに正直に、自分に正直に、大会成功のため、日本、アジアを代表する審判員として、チームで全力を尽くします。

FIFA女子ワールドカップフランス 2019

大会期間:2019年6月7日(金)~2019年7月7日(日)

グループステージ:
2019/6/11(火) 01:00キックオフ(日本時間)
vs アルゼンチン代表

2019/6/14(金) 22:00キックオフ(日本時間)
vs スコットランド代表

2019/6/20(木) 04:00キックオフ(日本時間)
vs イングランド代表

TV放送情報はこちら
大会情報はこちら

担当審判員が試合会場でトレーニング ~キリンチャレンジカップ2019 日本代表対トリニダード・トバゴ代表~ #jfa

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2019年6月5日(水)に愛知県・豊田スタジアムで行われるキリンチャレンジカップ2019 日本代表対トリニダード・トバゴ代表の担当審判員が、4日(火)試合会場で前日練習を行いました。

担当審判員

主審:ZHANG Lei(中国)
副審1:CAO Yi(中国)
副審2SHI Xiang(中国)
第4の審判員:MA Ning(中国)

当審判員は、2019年6月9日(日)に宮城県・ひとめぼれスタジアムで行われるキリンチャレンジカップ2019 日本代表対エルサルバドル代表も担当します。

審判団コメント

今回のキリンチャレンジカップに招待して頂きまして、ありがとうございます。中国協会を代表して感謝致します。今回の2試合共、素晴らしい試合になる様に、我々も準備をします。スタジアムに来る方も、試合を楽しんで頂きたいと思います。

 

SAMURAI BLUE(日本代表)対トリニダード・トバゴ代表
開催日時:2019年6月5日(水) 19:30キックオフ(予定)
会場:愛知/豊田スタジアム

大会情報はこちら

SAMURAI BLUE(日本代表)対エルサルバドル代表
開催日時:2019年6月9日(日) 19:00キックオフ(予定)
会場:宮城/ひとめぼれスタジアム宮城

大会情報はこちら

 

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第2回ナショナルコンペティション担当審判員研修会を開催 #jfa

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第2回NC(ナショナルコンペティション)担当審判員研修会が5月25日(土)と26日(日)の2日間にわたり、JーGREEN堺で開催されました。
35名の審判員が参加し、プラクティカルトレーニングやフィジカルチェック、グループディスカッションを行いました。

インストラクターコメント

新田栄作インストラクター
第2回NC担当審判研修会を開催し35名の審判員が参加し、プラクティカルトレーニング、フィジカルチェック、講義などの研修を受けました。プラクティカルトレーニングは、「オフサイド」、「審判員の動きとポジショニング」について行い、オフサイドを含めて間違った際にはなぜそのようになったのかということを含めてお互いが理解をしながら進めることができました。講義においては、審判員自らの弱みや問題点を出し、グループで分析しディスカッションを行い発表しました。それぞれの問題点に対しての解決策を確認し合うよい機会となりました。また、気づきにむけて状況判断をはやくすることの大切さについても確認できたと思います。今回の研修を活かしながら、審判員の更なる成長に繋がることを期待しています。

参加者コメント

塚原健 1級審判員(宮城県)
研修ではプラクティカルトレーニング「オフサイドの判定」「実践ゲームを用いたトレーニング」、グループディスカッション、フィジカルチェック「Yo-Yoテスト」などが行われました。
オフサイドの判定では一回一回映像を撮影し、なぜ判定ミスをしたのかなど即座に原因を追究することや、グループ全員の審判員で各々の意見を共有することもできました。実践ゲームを用いたトレーニングでは、周りにいた審判員やゲームに参加している審判員で意見が分かれることがあり、見る角度や位置で見え方が変わってくるので、改めて正しい判定ができるポジショニングが重要であることを実感しました。
また、グループディスカッションでは、「判定」「ポジショニング」「マネジメント」「協力」について自分の課題などをもとに問題点と解決策をグループ毎に発表し、全員で共有することで多くの改善策を学ぶことができました。
私自身今シーズンから1級審判員として活動させていただいておりますが、今後も1級審判員としての意志と覚悟を持ち、日々精進して参ります。

山口隆平 1級審判員(京都府)
今回初めて、NC担当審判員研修会に参加させていただきました。プラクティカルトレーニングでは、「オフサイドの見極め」と「主審の動きとポジショニング」について実践しました。「オフサイドの見極め」についてはビデオで撮影し、見えていたものと、映像とのギャップを埋める作業をしました。なぜエラーが起きてしまったのか、何を改善しなければいけないかをその場で分析することで修正をしていきました。「主審の動きとポジショニング」では試合形式で、選手の立場で主審が邪魔だと感じるシーンを経験することや、主審が見やすいポジションを選ぶことによるリスクについて考えました。
ディスカッションでは、①判定②ポジショニング③マネジメント④協力のテーマ別にグループに分かれて議論し、各テーマについて考慮や工夫すべきポイントについて確認しました。
今回の研修で学んだことを試合で発揮できるように、良い準備をして試合に臨みたいと思います。


2019/20シーズン日本女子フットサルリーグ開幕前研修会 #jfa #nadeshiko

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日本サッカー協会は6月1日(土)~2日(日)、JFAハウスで日本女子フットサルリーグ開幕前研修会を行いました。日本女子フットサルリーグが開幕して、今年で3年目となりますが、今回初めて同リーグを担当する女性審判員のみを対象にした研修会を行いました。
研修会ではグループディスカッションを行うことで、審判チームとしての協力・コミュニケーション等を確認。今後のレフェリングをより高めていくための有意義な研修会となりました。

参加者コメント

増田亜希フットサル1級審判員
2019/20シーズン日本女子フットサルリーグ開幕前研修会に参加させていただきました。参加者は13名。初めて女子審判員のみで行われ、講義、グループディスカッションやフィットネスなど様々な内容で勉強をさせていただきました。
リーグ開幕を目前にした研修会と言うことで、同リーグの映像を使用し、それを振り返りながら審判員同士で多くの意見を交わしました。意見交換することで新たな視点から事象を捉えたり、知識の幅が広がったりなど、自分の持っている情報が以前より整理しやすくなったように思います。
講義の内容も、フットサル1級インストラクターの方々が、指導者としての立場からはもちろん、1級審判員時代の経験も話してくださり、分かりやすいだけでなく実践をしてみたいと前向きに思うことが多くありました。
また、フィットネスでは、最近良く耳にしていた『Dynamic Mobility』について具体的に教えていただきました。試合前のウォーミングアップと試合後のケアの大切さについても改めて考えさせられました。
開幕まで間もないですが、2日間の研修で学んだことを意味のあるものにするためにも、コンディションを整え、しっかりと準備をして3年目のリーグに臨みたいと思います。

赤嶺志穂フットサル1級審判員
今年度から1級審判員として認定していただき、日本女子フットサルリーグに関われることを、とても嬉しく光栄に思っています。沖縄県・九州地域の私にとって各地域の女子審判員と共に活動できることは素晴らしいことであり、この中で鍛錬し、レフェリー技術を向上させることが重要であるというのをあらためて強く感じました。研修内容は、事象の捉え方、競技規則の理解、グループディスカッション、ビデオテストなどを行いました。プラクティカルでは、ウォーミングアップについて学び、筋肉・関節の柔軟性向上(自動的関節可動域の向上)やケガの予防・パフォーマンス向上につながるダイナミックストレッチを全員で行いました。スペースのない場所でも出来るストレッチですので、普段のトレーニングに積極的に取り入れたいと思います。1日目の最後に、フットサルの認知度はまだ低いという話をお聞きしました。「最強の5人制フットボール」として、フットボールという原点にかえることから次が始まる・・・。フットサルという競技の認知度を上げるために、審判員としての自分には何が出来るのか、まずは日本女子フットサルリーグの魅力、面白さを周囲の方々にお伝えすることから始めていきたいと思いました。これから2019年のシーズンがスタートしますが、今回の研修で学んだことを常に再認識しながら、より一層の技術向上を目標に精一杯努めていきたいと思います。

カナダ対ニュージーランド戦で山下主審、手代木副審、坊薗副審、オランダ対カメルーン戦で萩尾副審が指名される~FIFA女子ワールドカップフランス2019 #jfa #nadeshiko

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国際サッカー連盟(FIFA)より、FIFA女子ワールドカップフランス2019 グループマッチ No.21とNo.22の審判団が発表され、6月15日(土)にグルノーブルで行われるカナダ対ニュージーランド戦において、日本の山下良美主審、手代木直美副審、坊薗真琴副審が担当審判員として指名されました。また、同15日(土)にバランシエンヌで行われるオランダ対カメルーン戦では、萩尾麻衣子副審が指名されました。

FIFA女子ワールドカップフランス2019 マッチオフィシャル指名

担当試合:グループE カナダ女子代表対ニュージーランド女子代表

試合日時:2019年6月15日(土) 21:00キックオフ(現地時間)
試合会場:フランス/グルノーブル(Stade des Alpes)
審判割当(日本関連):
主審/山下良美
副審/手代木直美
副審/坊薗真琴

担当試合:グループE オランダ女子代表対カメルーン女子代表

試合日時:2019年6月15日(土) 15:00キックオフ(現地時間)
試合会場:フランス/バランシエンヌ(Stade du Hainaut)
審判割当(日本関連):
副審/萩尾麻衣子

ドイツ対ナイジェリア戦で山下主審、手代木副審、坊薗副審、萩尾副審の4名が指名される~FIFA女子ワールドカップフランス2019 #jfa #nadeshiko

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国際サッカー連盟(FIFA)より、FIFA女子ワールドカップフランス2019 ラウンド16の4試合(No.37からNo.40)の審判団が発表され、6月22日(土)にグルノーブルで行われるラウンド16 ドイツ対ナイジェリア戦において、日本の山下良美主審、手代木直美副審、坊薗真琴副審が担当審判員として指名されました。また萩尾麻衣子副審も、同試合のリザーブ副審に指名されました。

FIFA女子ワールドカップフランス2019 マッチオフィシャル指名

担当試合:ラウンド16 ドイツ女子代表対ナイジェリア女子代表

試合日時:2019年6月22日(土)17:30キックオフ(現地時間)
試合会場:フランス/グルノーブル(Stade des Alpes)
審判割当(日本関連):
主審/山下良美
副審/手代木直美
副審/坊薗真琴
リザーブ副審/萩尾麻衣子

2019年度第2回 S/1級審判インストラクター研修会を開催 #jfa

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日本サッカー協会は、2019年度第2回S/1級審判インストラクター研修会を6月29日(土)と30日(日)の両日、JFAハウスで開催し、総勢130名のS級と1級審判インストラクターが参加しました。
研修会の前半は主に改正された競技規則に関する説明がなされ、後半はグループに分かれてアセスメントに関するディスカッションを行い、審判員の評価のすり合わせが行われました。

インストラクターコメント

柏原丈二審判委員会指導者部会長(S級審判インストラクター)
研修会では競技規則の改正について時間をかけて共有を行いました。特にハンドリングに関してはこれまでの判断を修正する必要があるケースもあり、審判インストラクターの皆さんの意見を聞きながら進めることができました。また、アセスメント評価のすり合わせでは、グループ毎に分かれて議論をしながら評価やいくつかの事象の確認をしていきました。その中で今回の研修では副審の評価が重要なポイントとなりました。オフサイドの難しさに関してはアセッサー個々の経験などから考え方に違いが出てきたことで、評価にも影響を及ぼす事が確認されました。今回、副審のパフォーマンスに関する考え方をアセッサーの皆さんと共有することができたことで、今後の審判員の評価や指導に活かされていくことを期待します。

2019年 全国審判委員長会議を9地域で分散開催 #jfa

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JFA審判委員会は、5月25日(土)・26(日)から6月22日(土)・23(日)までの5週にかけて、全国審判委員長会議を開催しました。
昨年の3箇所分散開催から、さらに地域・都道府県が緊密にコミュニケーションを取れる環境を作るために今年は9地域で開催しました。

地域・都道府県サッカー協会審判委員長など総参加者は132名となりました。(昨年109名から23名増加)

JFA審判委員会は審判員の育成・強化に関わる事業の抜本的な改革を検討しており、2021年の導入を目指しています。
今回の全国審判委員長会議では、JFAの方針を全国に共有した上で、各地域ごとの事業を見直す機会としました。

今会議を終え、「誰もが楽しめ信頼しあえるレフェリング」を実現するためには、「自立した魅力ある審判員」を育成・強化する必要があることが全国で共通理解されました。
同時に、過去の事業を継続するだけでなく「変化」を起こさなければならないということを参加者全員で確認しました。

開催日程

5/25(土)-26(日)北海道@ホテル札幌サンプラザ
6/1(土)-2(日)中国@広島オフィスセンター
九州@小倉KMMビル
6/8(土)-9(日)東北@TKPガーデンシティ仙台西口
関西@ホテルクライトン江坂
6/15(土)-16(日)関東@JFAハウス
四国@徳島県サッカー協会
6/22(土)-23(日)北信越@富山電気ビルディング
東海@ウインクあいち

本会議の目的

将来のJFA審判委員会の戦略・方針の説明と地域・都道府県における具体的な事業の検討
①:2021年以降に向けたJFAの戦略・方針の説明
②:2018年全国審判委員長会議で作成した地域FAビジョン・ミッション等の確認
③:2019年~2020年における地域・都道府県FAの具体的な取り組みの確認

主なプログラム

・2021年以降に向けたJFAの戦略・方針の説明
・地域FA・都道府県FAのビジョン、ロードマップの見直しについて
・2019年・2020年における地域・都道府県FAの具体的な取り組みの検討
・各部会・分科会からの報告事項

第2回Jリーグ担当審判員研修会を開催 #jfa

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第2回Jリーグ担当審判員研修会を7月7日(日)に東京・福岡で、7月14日(日)・15日(月・祝)に東京・大阪で分散開催いたしました。
研修会の主な内容な以下の通りです。

1.2019/2020競技規則改正について
2.グループディスカッション「オフサイド判定に関する協力」
3.シーズン前半戦の振り返り

インストラクターコメント

上川徹 S級インストラクター
今シーズン第2回目となるJリーグ担当審判員合同研修会を実施しました。週末を利用しての研修会となるためJリーグとの開催が重なり、審判員の割当てを考慮し計6回の分散開催となりました。各会場、30名前後の審判員の参加となりましたが、ディスカッションはいつも大人数で開催される研修会より活発であり、より中身の濃い時間になっていたかと感じます。研修会のプログラムは、8月から適用される競技規則の改正についての説明をメインとして行い、Jリーグにおける前半戦のレフェリングの振り返りも行いました。競技規則改正ではハンドの反則の考え方について、映像を用いてこれまでとの違いを具体的に説明。また、主審にボールが当たるなどドロップボールになるケースなどの確認を行いました。
半日をつかっての研修会でしたが、後半戦に向け期待されるレフェリングにつながることを期待したいです。

参加者コメント

谷本涼 1級審判員(大阪府)
今回の研修は①競技規則の改正について②オフサイド判定に関する協力③前半戦の振り返り、という内容で実施されました。今回、競技規則は改正される項目が多く、インストラクターから説明を受けながら各自、疑問に思う箇所について都度、確認していきました。Jリーグの場合はシーズン途中の8月上旬から適用が開始されるため、それまでに自分自身で内容を再度整理し正しく適用する準備をしておく必要があります。
オフサイド判定に関する協力では、副審だけで判断が難しいケースへの対応について話し合いました。このような場面では主審、副審の立場で求める情報が異なっており、相手への伝え方や言葉選びを誤ると正しい判定に到達することが難しくなることを理解しました。シーズンも残り半分となり厳しい季節がやって来ますが、Jリーグ担当審判員として自覚と強い気持ちを持って1試合1試合を選手、スタッフ、観客のために全力で取り組んで参ります。

塚越由貴 1級審判員(茨城県)
今回のJリーグ担当審判員研修会は、「競技規則の改正」「主審・副審の協力、コミュニケーション」「試合のイメージの向上」というテーマで行われました。競技規則の改正は、特に大きな変更点であるハンドリングについて共通理解を図りました。またディスカッションを通して審判員間のコミュニケーションはどのような手順やタイミングで各自が持っている情報を共有して正しい判定に繋げるかを再確認し、今後の試合に向けて相互理解とさらなる意思統一ができたと感じています。研修の成果をリーグ後半で活かしてフィールド上で的確な判定に繋げるために今後も実直に日々の審判活動に取り組みたいと思います。そして、Jリーグ担当審判員としての自覚と責任を持って、審判チームとしてサッカーの魅力を最大限に引き出せるように研鑽を重ねていきます。

花川雄一 1級審判員(和歌山県)
今回の研修会では小川審判委員長からの挨拶に続き、上川氏より、競技規則改正についての講義をしていただきました。今回は非常に多くの改正があり、Jリーグにおいては8月上旬からの適用ということもあり、現在の適用から切り替えが求められる中で、すべての審判員が正しい適用ができるよう、改正部分を細かく確認しました。また、宮島氏より主審と副審のコミュニケーションが必要な映像を見せていただき、どのような課題があり、どんな改善方法が考えられるかをディスカッションしました。コミュニケーションシステムやアイコンタクト、近づいての協議等が有効に行われることでスムーズな情報共有ができますが、必要だと感じている情報が主審と副審とでは若干相違するということも感じました。使う言葉が曖昧であると相互の得たい・伝えたい情報が適切に伝わらないということも再確認できました。今回の研修で確認したことを次の試合に活かすことができるようしっかりと準備をしていきたいと思います。

第3回JFL担当審判員研修会を開催 #jfa

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第3回JFL担当審判員研修会が7月7日(日)・15日(月・祝)に東京のJFAハウスで分散開催されました。7日(日)は9人、15日(月・祝)は16人の審判員が参加しました。
競技規則改正の講義やグループディスカッションを行い、担当審判員はシーズン後半戦に向けてさまざまな情報を共有しました。

インストラクターコメント

土本泰 1級インストラクター
7月15日(月・祝)に、第3回JFL担当審判研修会(後半)がJFLハウスで開催されました。後半の参加者は審判員16人、JFLコーチ3人でした。小川佳実審判委員長は開会の挨拶で、審判員に「答えを求めるのではなく、考え方を創る」と述べました。
講義1では「競技規則の改正」を太田潔S級審判インストラクターから受けました。2019/20年の改正は・選手の振る舞い(行為・行動)の向上と「リスペクト」の向上・より長いプレーイングタイムの確保・「公平・公正さ」と「魅力度」の更なる向上を目指したもので、審判員からもいくつかの質問があがっていました。
講義2では「ヘディングの競り合い」シーンの映像を視聴し、3つのグループでディスカッションしました。同じ映像でしたが、グループ内で意見が統一されることはありませんでした。
講義3では事前のアンケートを基にグループでテーマを選択し、「なぜこのテーマを選んだか、どのように解決するか、試合にどう生かすか」をディスカッションすることとしました。3つのグループが取り上げたテーマは、「コミュニケーションの取り方」が2グループ、「PA付近のポジショニング」が1グループでした。
最後に太田インストラクターから、「前半戦は大きなトラブルもなく進んできた。後半戦もコンディショニングを整えながらがんばってほしい」と審判員に向けた激励がありました。

参加者コメント

松本康之 1級審判員(愛知県)
競技規則は多くの改正点があり事前に映像と文章で確認をしていましたが、あらためて講義を受け、より理解を深めることができました。グループディスカッションは2つのテーマで話し合いを行いました。1つ目は「空中にあるボール、ヘディングの競り合いの見極め」をテーマとして、全員で同じ映像を見て、判定する際の考慮点(接触部位、配慮(力・距離・安全性)、意図(不用意)、踏み切る位置、角度など)の確認・共有を行いました。2つ目はレフェリング上で困っていること・疑問に思っていることについて、問題点・解決策を話し合いました。グループ毎に課題が異なっており、他グループのディスカッション内容を聞き様々な学びがありました。今回の研修会を活かし、一つひとつの判定を大切にし、見ている方々にも納得していただける判定を心掛けてまいります。

大橋侑祐 1級審判員(静岡県)
競技規則改正の講義では、今回大きくルールが変更になるということもあり、様々な疑問点などを用意して解説を受けました。審判員から多くの質問が出て非常に充実した講義になりました。グループディスカッションでは、「ヘディングの競り合い」というテーマが与えられグループごと話し合い様々な意見が飛び交いました。主審のポジショニングや競り合う選手の考慮点、ジャンプするタイミングなど色々なことを考えて正しい判定に結び付けていかなければならないと改めて勉強になりました。今後も研修会で学んだことを活かし競技規則を理解して「選手のために全力で」を念頭に置き、誠心誠意試合に臨んでいきたいと思います。


女子1級審判員全体研修会を実施 #jfa #nadeshiko

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女子1級審判員全体研修会が、7月6日(土)~7日(日)、および13日(土)~14日(日)に大阪のJ-GREEN堺で開催されました。6日(土)~7日(日)は13人、13日(土)~14日(日)は27人の女子1級審判員が参加しました。

2019/20競技規則改正の講義を中心に、プラクティカル/フィジカルトレーニングやグループディスカッションを行い、審判員はシーズン後半戦に向けて実戦や主体性を意識した強化を行いました。

インストラクターコメント

野原敬司 1級審判インストラクター
今回の女子1級審判員研修会では、プラクティカル、テクニカル及びフィジカルの各セッションで、グループに分かれ自主性・主体性を持って研修を進めてもらう場面が多くありました。そのグループワークの様子を見ていると、何人かはリーダーシップを発揮して、研修をリードしようとしていることがわかります。きっと、実際のゲームでもリーダーシップを発揮し、審判員として上手くプレーヤーをリードしてくれているのだろうなと頼もしく感じるところです。
一方、インストラクターとしては、研修の中でリーダーの役割を全ての参加者に担ってもらうことにより、リーダーシップを身に付けてもらえるようにすることも心がけなければならないと感じました。
今後、女子サッカーの環境も激変する可能性のある中、女子1級審判員のみんなが色々な機会を通して意識改革を進め、より逞しく成長することを期待します。

参加者コメント

髙橋早織女子1級審判員(東京)
7月6~7日で開催された女子1級審判員研修会に参加しました。本研修では競技規則改正が主なトピックでした。今回の改正では実際の試合に直接関わるものが多く、集中して受講しました。
その日の午後に行ったプラクティカルトレーニングでは、「DOGSO」「SPA」といった競技規則改正を反映したトレーニングメニューが組まれており、グループ毎にトレーニングに取り組みました。同時にその様子を動画撮影しその場でフィードバックを行い、判定だけでなく正しい判定を導くためにポジショニング・状況判断・論理的思考が適切であったかを確認し合ったほか、説得力有る姿勢・動作等自分では意識し難い点についても認識でき、更なる向上のための学びとすることが出来たと感じています。
この会の参加は12名と人数は少なかったのですが、参加者が活発に意見を述べ合えた密度の濃い研修でした。今回の学びを実践し、各々が臨む試合が充実したものとなるよう取り組みたいと思います。

杉本美里女子1級審判員(高知)
今回の研修は競技規則の改正、プラクティカルトレーニング、グループディスカッション、フィジカルトレーニング、夏場のコンディションについて、といった内容で行われました。プラクティカルトレーニングでは重大な判断が求められる場面(DOGSOなど)での動きや判定を、iPadで映像を撮ってその場で見ながらグループで話し合いました。自分の動きを客観的に見ることができ、とても参考になりました。また、試合の映像を見ながらのグループディスカッションもお互いの見解を出し合うことで、より事象に対しての理解を深めることができました。フィジカルトレーニングでも実際の審判の動きをもとにしてのスプリント練習だったので、イメージしやすかったです。
私は妊娠・出産を経て2年ぶりの研修会参加でした。今回はインストラクター、スタッフ、審判員の方々のご理解とご協力の下、息子と夫と一緒に参加させていただきました。周りの方々の協力があって審判を続けることができています。本当にありがたいです。これからも感謝の気持ちを持ちながら、今後の試合にも取り組んでいきたいと思います。

U-20/U-22審判員夏季研修会をJ-GREEN堺で開催 #jfa

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U-20/U-22審判員夏季研修会を7月20日(土)から25日(木)の6日間、大阪府堺市のJ-GREEN堺で開催しました。全国から計25名のU-20/U-22年代の審判員が参加し、第10回堺ユースサッカーフェスティバルで主審を担当しました。

この研修会は3月に実施した春季研修会に続く取り組みで、春以降、各審判員はWeb会議システムを活用した研修を毎月実施し、この年代の審判員に共通した課題の理解を図り、地域や都道府県での試合を通じてスキルアップを進めてきました。

大会期間中は試合、試合の振返り、プラクティカルトレーニング、講義を行いました。審判員はインストラクターとともに自らの課題に気づきを得て、翌日の試合で課題に対して果敢にチャレンジをし、さらにその結果を他の審判員と共有することで、グループ全体としてのレベルアップを図っていきました。

インストラクターコメント

山田修平審判インストラクター(東海RDO)
春季研修以降の4ヶ月間、動き出しやポジショニング、フィジカルの向上など、審判員それぞれの取り組んでおり、真夏の厳しい暑さの中でそれらをどれだけ発揮できるかが注目されました。
各審判員は、連日の試合を通じ自身のスキルの発揮に努め、これまでの取り組み成果を見せてくれました。試合会場では、対戦チームの指導者からの意見をいただくこともでき、求められるレフェリングや競技規則の適用に関する理解を深めるよい機会となり、例年以上の成果を得られた研修となりました。
今後は、地域、都道府県における活躍と所属先での指導機会を通じ、これまでの取り組みを継続してそのクォリティーをさらに高め、試合を通じて常に発揮し続けられること、各チームの戦術を理解するなどさらなるサッカー理解に努めていくことが期待されます。

参加者コメント

大戸魁 2級審判員(中国FA/岡山FA)
今回の研修会は春に続くものでした。「動きとポジショニング」から正しい判定を導くためにというテーマで行われました。インターハイ出場チームが多く集まる中、新競技規則で攻撃側競技者のハンドリングはどこまでなら取るのかということの共通理解をしました。また、「サッカー理解を深める」という点で、サッカーの攻撃と守備とはなんなのか、サッカーの3局面とはどう行った局面なのかを考え、サッカーの本質を理解することにより、レフェリングに活かしていこうと思いました。試合の中で日々チャレンジし、それをインストラクターに見ていただきこの研修会の中でも少しずつ成長できたと思います。今後地域に帰って、自分が学んだことを還元して、地域のレベルアップに繋がれば良いなと思います。また、自分自身も努力して、近い将来1級審判員になれるように頑張っていこうと思います。

青木智仁 2級審判員(四国FA/高知FA)
今回の研修では初めて新しい競技規則で試合を運営する機会となり、またインターハイ出場チーム同士のレベルの高いゲームを担当することができ非常に質の高く有意義な時間を過ごすことができました。新しい競技規則ではハンドの解釈やゴールキックなど今までの競技規則とはかなり変わっているところがあり、それによって選手のプレーの選択肢やチーム戦術にも少なからず影響をしていると感じました。そして我々審判員はその変化する選手のプレーやチーム戦術に対応したポジショニングや動きをし、より的確に細かくプレーを観察する必要があるのではないかと研修を通じて感じました。また、春の研修、そしてWEB研修を通してのテーマであった動きとポジショニングについても個人的な課題、そして参加した審判員全員で考えたより良いポジショニングを生み出す要素についてもこれからの自分のレフリングを向上させる鍵になるものを得られたと思います。今回の研修で出会えた同年代の審判員を常に頭の中にライバルとして意識しながら、指導していただいたインストラクターの方々に感謝してこれからも日々修行していきたいと思います。

本郷行秀 2級審判員(北信越FA/石川FA)
今回の研修会では、頂いた助言や自分の気づきを素直にチャレンジに繋げようと臨みました。実戦の中では、ビルドアップ時のポジショニングについて、初日に受けたアドバイスを翌日のゲームで実践し、その試合で受けた指摘を最終日に活かすという継続したチャレンジができました。この学びについて、地域に戻ってからも様々なゲームレベルで取り組み、試行錯誤しながら形にしていきたいと考えています。講義では、より良いポジショニングを取るためにどのようなことが必要かというテーマについて、フィッシュボーンのツールを用いて整理しました。一人では思いつかない側面を多く認識でき、自分の不足しているものに対して一つずつ取り組まなければいけないと感じました。研修のまとめとしてチャレンジと継続という言葉が共有されました。今回得られた自信や同年代の審判員から受けた刺激を原動力として、今後、より上級の審判員を目指します。

担当審判員が試合会場でトレーニング ~JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ王者決定戦 2019 KANAGAWA~ #jfa

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8月7日(水)に神奈川県/Shonan BMWスタジアム平塚で行われるJリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ王者決定戦 2019 KANAGAWA - 湘南ベルマーレ vs アトレチコ・パラナエンセの担当審判員が、試合前日の6日(火)に試合会場でトレーニングを行いました。

担当審判員

主審:Muhammad Taqi Aljaafari Bin Jahari(シンガポール)
副審1:Abdul Hannan Bin Abdul Hasim(シンガポール)
副審2:Ong Chai Lee(シンガポール)
第4の審判員:Letchman s/o Gopala Krishnan(シンガポール)

審判団コメント

今回シンガポールのレフェリーチームでこの大会のために来日することが出来て光栄です。この試合は各大会のチャンピオンの両チームが対戦する試合です。フェアプレー精神に則って、素晴らしい試合になることを祈ってます。

大会日程:2019年8月7日(水) 19:00キックオフ(予定)
大会会場:神奈川/Shonan BMW スタジアム平塚
大会・チケット情報はこちら

2019年JFAフットボールフューチャープログラム U-18審判員研修会・地域審判指導者研修会を開催 #jfa

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JFA審判委員会は、8月1日(木)~4日(日)に行われた「JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12」(以下FFP)において、U-18審判員研修会と地域審判指導者研修会を開催しました。

U-18審判員研修会

FFPの全試合は、47都道府県のサッカー協会から推薦された審判員が担当(総勢46名)。審判員は全員U-18年代の審判員で構成され、参加した審判員たちはFFPを通して基礎的な審判実技を習得するとともに、審判員としての自分の課題と目標を発見することを目指しました。
また、研修会を通じて「選手に最大限の力を発揮してもらうこと」が審判員の存在意義であることを理解するとともに、自分自身が今どのような状況にあるのかを振り返り、次の一歩を踏み出すための目標を明確にしました。

地域審判指導者研修会

このプログラムは、地域サッカー協会に所属する審判指導者に対して公募を行い、参加者を募りました。募集上限を超える応募により、JFAで選考した24名の審判指導者が参加しました。
審判指導者は、審判員に対する「ミスの指摘」ではなく、試合を通して見つけた審判員の長所や改善点を審判員自身に気づかせることを主眼に審判員のサポートに徹しました。
参加した審判指導者は、それぞれの審判員の成長のために親身になって話に耳を傾け、4日間という短い期間の中でU-18審判員たちの成長を実感している様子が見られました。

コメント

佐藤拓真 3級審判員(北海道)/東日本(Jヴィレッジ)
今回の研修会は「基本の習得」というテーマで行われました。審判実技では3試合主審を担当し、今までやってきたことを改めて確認出来たこと、また今まで出来なかったことをチャレンジすることができました。やっていく中で、基本のことを忘れていたこともありました。改めて勉強になったと思います。講義では、知らなかったことばかりでとても勉強になったと思います。今回研修会でいかに自分の努力が足りていなかったかということがわかりました。さまざまな課題を北海道に戻りチャレンジし、クリアにしていきたいと思います。また、今回いろいろな人の協力があり、参加できたと思っています。常に感謝の気持ちを忘れずに今後の審判活動をしていきたいと思います。

町田貴志 3級審判指導者(神奈川県)/東日本(Jヴィレッジ)
今回FFPに審判員の指導者として参加して、指導者としての楽しさや嬉しさを味わうことが出来ました。私自身の力だけではないですが、初日に自信がなさそうにしていた審判員が試合後の振り返りや一緒に研修を受けていくことで、最終日には胸を張って明らかに自信を持って笛を吹く姿を見ることができたことがとてもよかったです。アドバイスをした審判員が次の試合でチャレンジしようとする姿や、審判員同士での学びあいの姿、何をとってもユース審判員の成長の場となったこともよかったと思いました。
私自身も様々なJFAのインストラクターからアドバイスをいただき、成長の場となりました。指導者としての言葉が審判員に届き、変わる姿をはっきり見ることができたことのが最大の収穫でした。これから審判指導者として活動するなかで、少しでもこのことを実践できるようにFFPで得たことを生かしていきたいと思います。

稲本直 3級審判員(石川県)/西日本(時之栖)
私はこの研修会に参加して、多くのことを学ぶことが出来ました。その中で特に強く感じたのは、「予測すること」の重要性でした。研修会に参加する前は「プレーをより近くで見ること」を1人制審判法で意識していましたが、近くで見ようとするとプレーに巻き込まれたり、選手の走路やパスコースの邪魔になったりすることがありました。そして、この研修会でそのことが顕著に表れました。その際に、インストラクターの方から「予測すること」を教わりました。「予測する」ためには、プレーの流れを見ることや選手のいる場所や動き、チーム戦術などを自分で分析することが必要であると教わりました。私は2日目から、「予測すること」を意識してレフェリングをしました。最初は上手くいかず、ボールに当たったり選手の走路の邪魔になったりしていましたが、自分なりに考え分析していくうちに、「予測すること」ができるようになりました。また、「予測すること」によっていい角度で争点を見ることもできるようになりました。まだまだたくさん学んだことがあるので、そのことを今後の審判活動に活かしていきたいと思います。

野口健太郎 2級審判指導者(大阪府)/西日本(時之栖)
試合後の振り返りは「10分」と限定されていました。この時間は審判指導者にとっては非常に短いです。審判指導者は審判員のために多くの事柄を伝えたいと考えます。しかしそれは駆け出しのユース審判員にとっては混乱を招くものです。そのことを意識しながらレフェリングをみていると、レフェリングの見方が異なってきます。ユース審判員の素晴らしい部分を見つけながら、一つの修正ポイントに絞って観戦しました。細かいミスは気にしませんでした。目の前で一生懸命走っている審判員には無用のように感じられました。
ユース審判員は「スポンジ」のようです。キラキラ目を指導者に向け一つでも多くのことを学ぼうとする。私達は彼らと「会話」をしました。審判員の言葉をじっと聞きながら我々が感じている「彼らの課題」と「審判員の言葉」をいかににつなげるかを模索しました。彼らの言葉と我々のイメージがつながった時に一つの方向が生まれ、その瞬間に学びが起きました。
彼らは日を追うごとに成長していきました。4日間毎日彼らと関わることで大小の成長を見ることができました。人間関係ができるとプライベートのことも話しだします。そんな関わりを通して我々も成長することができたと思います。しかし一方で自分の指導力不足も感じました。4日間で私はユース審判の成長に大きな喜びを感じました。彼らが自分の地元に帰り、活躍することを願っています。私たちの指導一つでユース審判員を大きく成長させることが可能だということを感じることができた4日間でした。

2019年度フットサル2級審判員強化研修会を静岡で開催 #jfa

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7月31日(水)から8月4日(日)にかけて、静岡県浜松市に全国9地域から推薦を受けたフットサル2級審判員が集まり、強化研修会を開催しました。

今年度の講義は、「動きに目的を持つこと」、「審判活動後のリカバリーや日々のトレーニング」をテーマに行われました。またJFA 第6回全日本U-18フットサル選手権大会の審判を担当し、試合後に映像を用いながら判定した事象を振り返り、良いところをより良くするためのディスカッションを実施しました。大会期間中は、研修会参加者が朝に前日の映像を見ながらトピックスを確認し、認識合わせをして試合に臨んでいました。今回の研修会で学んだことを各地域に持ち帰って情報共有すること、審判員としてのスキルアップを続けることを確認して5日間の研修会が終了しました。

参加者コメント

平野裕也フットサル2級審判員
今回の研修会の共通課題は、「動くことの目的を常に考える」でした。初日の講義では、判定のメカニズムや判定を見極めるにあたっての3つの要素(チャレンジの方向、タイミング、プレーの可能性)の解説、良き予測をするためのポジション修正の必要性、ピッチの各ゾーンにおける動き方や視野の取り方などを学びました。トレーニングとリカバリーについての講義では、「現状分析⇒課題の選択⇒優先順位⇒目標の設定⇒実践⇒評価」といったトレーニングのサイクルの説明や、心拍数を指標としたトレーニング計画例の紹介がありました。リカバリーについては、3つの項目(疲労物質の除去、エネルギーの補給、筋肉の修復)の手法を学び、研修期間中に実践することでその効果も体感しました。2日目以降は、全日本U-18フットサル選手権の審判を担当するなかで、なぜそのポジションへ動いたのか、そのポジションは適切だったのか、といった振り返りを重ねることで、ポジショニングの精度向上を図る良い機会となりました。また、全国各地から参加した7名の研修生とは「やらまいか!」(遠州弁で「まずはやってみよう、やってやろう」の意味)と研修初日に誓い合い、切磋琢磨しながらも、ともに学ぶ仲間として良い関係を築くことができたと思います。今回学んだ内容を日頃からともに活動する地域の審判員にフィードバックし、地域の審判員全体のレベルアップに繋げたいと思います。最後に、5日という長い期間フットサル審判に没頭する環境を整えていただいた日本サッカー協会、インストラクター、審判員の方々をはじめとした関係者の皆様に心より感謝します。

渡部真悟フットサル2級審判員
講義や実践を交えてフットサルに集中して取り組むことで学びの多い5日間になりました。特に、初日の講義の中で取り上げられていた「予測」や「動くことの目的」の重要性をレベルの高いゲームを通じて身をもって知ることで自身のレフェリングや考え方の幅も広がったのではないかと実感しています。今回の経験や学びを地域に還元していくとともに、自らもさらに次のステージに飛躍できるように努力していきます。貴重な機会をありがとうございました。

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