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2019年国際審判員として33名を登録 #jfa

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日本サッカー協会は、2019年の国際審判員として以下33名を申請し、国際サッカー連盟(FIFA)より全員が承認されましたので、お知らせします。

カテゴリー氏名登録年所属備考
主審東城 穣トウジョウ ミノル2007埼玉PR
佐藤 隆治サトウ リュウジ2009愛知PR
飯田 淳平イイダ ジュンペイ2011東京PR
岡部 拓人オカベ タクト2015茨城 
木村 博之キムラ ヒロユキ2014北海道PR
山本 雄大ヤマモト ユウダイ2011京都PR
荒木 友輔アラキ ユウスケ2017東京PR
副審八木 あかねヤギ アカネ2009新潟PR
越智 新次オチ シンジ2013愛媛 
唐紙 学志カラカミ サトシ2013静岡 
山内 宏志ヤマウチ ヒロシ2014東京PR
三原 純ミハラ ジュン2017島根 
聳城 巧タカギ タクミ2017神奈川PR
平間 亮ヒラマ リョウ2018宮城 
西橋 勲ニシハシ イサオ2018大阪 
野村 修ノムラ オサム兵庫※3
女子主審梶山 芙紗子カジヤマ フサコ2011京都 
山下 良美ヤマシタ ヨシミ2015東京 
松下 朝香マツシタ アサカ2017熊本 
兼松 春奈カネマツ ハルナ大阪※3
女子副審萩尾 麻衣子ハギオ マイコ2015大阪 
坊薗 真琴ボウゾノ マコト2015東京 
手代木 直美テシロギ ナオミ2013北海道 
緒方 実央オガタ ミオ大分※3
フットサル小崎 知広コザキ トモヒロ2011大阪 
小林 裕之コバヤシ ヒロユキ2012大阪 
藤田 武志フジタ タケシ2015大阪 
大矢 翼オオヤ ツバサ2018三重 

女子
フットサル

松尾 久美子マツオ クミコ2015徳島 
晝間 久美ヒルマ クミ2015東京 
宮崎 真理ミヤザキ マリ2018東京 
ビーチ佐藤 誠サトウ マコト2016福岡 
波多野 祐一ハタノ ユウイチ2015三重 

※1 PRはプロフェッショナルレフェリーの略
※2 国際審判員の年齢制限
上限:年齢制限無し。但し45歳を超える審判員については、FIFAは技術評価やメディカルチェックを追加で実施する権利を有する。
下限:2018年1月1日時点で、25歳以上であること。但し、副審は23歳以上であること。
※3 今年より新規で登録したレフェリーのプロフィールはこちらをご参照ください。


JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会担当審判団報告 #jfa #U12

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JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会の全試合の審判は全国9地域から集まった32名のU-18審判員が担当しました。48チームが全国の予選を勝ち抜いて鹿児島に集まったように、32名の審判員も地域/都府県で選考されたメンバーです。この大会で審判をすることを目指し、地元で学び・実践を重ねた結果、9地域から推薦されました。また、この32名の審判員で大会にのぞむにあたって全国から18名の指導者にも集まり、ピッチに立つ審判員が「試合のために全力を発揮できる」ようサポートをしていただきました。

【審判団の活動】
 集合前:審判員 ビデオレター等による事前準備。地域審判インストラクター web会議による事前研修。
 24日:集合大会における役割・目的の確認
 25日:フィールドを活用したトレーニング・会議室での講義・開会式後のリスペクトワークショップサポート
 26日~29日:全試合担当(1人制審判)・試合終了後宿舎にて講義

インストラクターコメント

高橋武良 JFAインストラクター
全国から集まった32名の審判員と18名の審判指導者が、大会の審判を担当する「チーム」として「大会を成功させる」という目的をもって今大会に臨みました。審判の立場から「大会を成功させる」とは「どんなことなのか?」「審判員は何をすればよいのか?」「審判指導者はどんなことができるのか?」などの研修を、鹿児島に集まる前、大会前、大会期間中と積み上げながら、大会の全試合(87試合)に向かいました。チーム・選手はどの試合においても全力で相手に立ち向かっていました。このような試合において、1人制審判であっても主審としてしなければならないことは「フェアにプレーしている」ことを見極めることでした。審判員たちはフィールド全体に動き、プレーを見極める努力をするだけでなく、次のプレーでオフサイドの反則が起きないかも意識して動いていました。試合によっては縦に早い展開が多い試合やGKから一本でDFラインの裏にパスが送られる試合もあり、審判として判定が難しい場面もありましたが、審判員たちはできるだけミスが起きないように工夫をしていました。それぞれの試合の特徴を感じて審判をしてくれていたことを感じていただけたと思っています。

審判指導者は、自分がピッチに立つのではなくピッチに立っている審判員が良いパフォーマンスを発揮できるように、審判員の技術的な面だけなく、精神的なサポートも含めてアドバイスをしていました。難しい立場ですが「大会を成功させる」ために努力してくれたと思っています。29日の決勝戦を終え、審判チームとして「大会を成功させる」ために努力できたと感じて終わることができた大会でした。

参加者コメント

安河内亜実 U-18審判員(滋賀県所属)
今回の大会に参加し、プレイヤー、審判員共に全国レベルを肌で感じることができました。一戦一戦の緊張感や責任感は今までには味わったことのないものでした。しかし、どんな試合でも審判員は今回のような緊張感、責任感で試合に臨まなくてはならないということも気づくことができました。全国大会という子供達の夢が詰まったこの場所で審判員の1人として関われた事、とても誇りに思います。そして現状に満足せず今大会で見つけた課題を克服するためこれからも努力していきます。

平石暁史地域審判インストラクター(北海道)
全国から集う32名の高校生、18名の地域育成担当インストラクター、さらにJFAインストラクターが、ひとつのチームとして5泊6日の時間を共有しながら、大会の成功のために役割を果たそうと力を合わせて過ごす6日間はとても貴重な経験となりました。私たちインストラクターの役割は、審判員を「支える」こと。試合後のフィードバックやアセスメントの方法に慣れている私たちにとって、はじめは、どう審判員を支えたらよいか、その方法を模索していました。しかし、若い審判員が次の試合にどう取り組んだらよいか、次に審判する場面にどうつなげたらよいかを考えるためのサポートをするということは、試合の反省ばかりでなく、次に向けた課題の設定を審判員自身に考えさせ、それまでに何をどのようにトレーニングすればよいかを導く、いわば「審判員のコーチ役」を担うイメージに最終的に到達することができました。何より目の前の高校生の審判員たちが、「もっとうまくなりたい」と向上心をもって私たちを頼りにしてくれたことが大きかったと思います。他地域の方々と意見交換することがたくさんできました。自分自身解決できないでいた審判指導に対する疑問をたくさんぶつけることができ、担当する審判員にたくさんかかわることができました。この経験を地域に持ち帰り、グラスルーツからワールドカップまでに至るまで、日本サッカーの発展に少しでも尽力できる審判員の育成につなげたいと思います。

新1級審判員と今季退く1級審判員について #jfa

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2019年、新たに1級となる審判員をお知らせします。また、2018シーズン限りで1級審判員を退くことになった審判員を併せてお知らせします。

サッカー新1級審判員

中村 一貴(ナカムラ カズキ/北海道サッカー協会)
塚原 健(ツカハラ タケシ/宮城県サッカー協会)
原 崇(ハラ タカシ/栃木県サッカー協会)
御厨 貴文(ミクリヤ タカフミ/東京都サッカー協会)
安川 公規(ヤスカワ コウキ/三重県サッカー協会)
谷 弘樹(タニ ヒロキ/京都府サッカー協会)
山口 隆平(ヤマグチ リュウヘイ/京都府サッカー協会)
若宮 健治(ワカミヤ ケンジ/京都府サッカー協会)
井出本 瞭(イデモト リョウ/大阪府サッカー協会)
堀 善仁(ホリ ヨシヒト/兵庫県サッカー協会)
池田 元(イケダ ハジメ/鳥取県サッカー協会)
森数 真治(モリカズ シンジ/広島県サッカー協会)
友政 利貴(トモマサ トシキ/高知県サッカー協会)
宮原 一也(ミヤハラ カズヤ/熊本県サッカー協会)
向井 修也(ムカイ シュウヤ/鹿児島県サッカー協会)

サッカー女子新1級審判員

堀川 うらら(ホリカワ ウララ/埼玉県サッカー協会)
曽根 未宇(ソネ ミウ/岐阜県サッカー協会)

フットサル新1級審判員

齋藤 香菜(サイトウ カナ/東京都サッカー協会)
池ヶ谷 卓伸(イケガヤ タカノブ/静岡県サッカー協会)

2018シーズンで1級を退く審判員

サッカー1級審判員

見付 和昭(ミツケ カズアキ/青森県サッカー協会)
1級登録:2010年

吉田 寿光(ヨシダ トシミツ/東京都サッカー協会)
1級登録:1993年

廣瀬 格(ヒロセ イタル/京都府サッカー協会)
1級登録:2002年

大西 保(オオニシ タモツ/大阪府サッカー協会)
1級登録:1995年

サッカー女子1級審判員

松浦 波瑠夏(マツウラ ハルカ/新潟県サッカー協会)
女子1級登録:2015年

米村 真由美(ヨネムラ マユミ/広島県サッカー協会)
女子1級登録:2007年

フットサル1級審判員

磯崎 政克(イソザキ マサカツ/茨城県サッカー協会)
フットサル1級登録:2006年

池田 浩之(イケダ ヒロユキ/三重県サッカー協会)
フットサル1級登録:2009年

吉田 愛(ヨシダ アイ/京都府サッカー協会)
フットサル1級登録:2014年

AFCアジアカップUAE2019 担当審判員が大会を振り返る #jfa #王座奪還

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1月5日(土)~2月1日(金)、UAEにて行われたAFCアジアカップ2019では、日本から5名の国際審判員が選出され、下記試合を担当しました。

審判員

主審:佐藤隆治、飯田淳平、木村博之
副審:山内宏志、三原純

担当試合

1月7日(月) Group D Match No.7 イラン vs. イエメン(主審:佐藤、副審:山内/三原、追加副審:飯田/木村)
1月10日(木) Group A Match No.13 バーレーン vs. タイ(追加副審:佐藤、第4審判:山内)
1月10日(木) Group A Match No.15 インド vs. UAE(追加副審:飯田/木村)
1月11日(金) Group C Match No.17 フィリピン vs. 中国(主審:木村、副審:山内/三原、追加副審:佐藤/飯田)
1月14日(月) Group A Match No.25 UAE vs. タイ(主審:佐藤、副審:山内/三原、追加副審:飯田/木村)
1月16日(水) Group D Match No.31 ベトナム vs. イエメン(追加副審:飯田/木村、第4審判:山内)
1月22日(火) Round of 16 Match No.43 韓国 vs. バーレーン(主審:佐藤、副審:山内/三原、追加副審:飯田)
1月25日(金) 準々決勝 Match No.48 UAE vs. オーストラリア(主審:佐藤、副審:三原)

コメント

佐藤隆治国際審判員
FIFA Club World Cup UAE 2018から12月24日(月)に帰国し、束の間の休息を経て12月30日(日)に再びUAEに戻り、5日間のセミナーのあと、1月5日(土)に開幕したAFCアジアカップUAE2019に臨みました。
グループステージの2試合(イラン vs. イエメン・UAE vs. タイ)、ノックアウトステージのラウンド16(韓国 vs. バーレーン)、準々決勝(UAE vs. オーストラリア)の主審を担当しました。
同一大会で4試合の主審は初めての経験であり、タイトなスケジュールの中でコンディションを維持する難しさと笛を吹ける喜び、またAAR(追加副審)とVAR(ビデオアシスタントレフェリー)という異なった審判システムで試合に臨むにあたり、今まで以上に他国のレフェリーとのコミュニケーションの必要性を感じました。前回大会(AFCアジアカップオーストラリア2015)以来2回目の参加でしたが、この4年間の成長を実感し、さらなる飛躍を決意して帰国をしました。いよいよ始まる2019シーズン、今回の経験を活かして1試合1試合を大切にしていきたいと思います。

飯田淳平国際審判員
我々審判員は12月30日(日)に集合し、1月1日(火)の午前中にフィットネスチェックを受け、その後は試合に向けて判定基準・大会要項などの講義を受講し、開幕を迎えました。
大会中は、午前中にフィールドでのトレーニング、昼食前にインストラクターからの試合の振り返りや研修ミーティング、午後は試合に向けた移動・試合、体のケアといったスケジュールでした。
アジアのトップの審判員と生活を共にして感じたのは、仲間と協力して審判チームを大切にしながら、トレーニング、ミーティング、そして試合では、自分の意思を出す・曲げない強さを持っていることです。それが、難しい判断を強いられる場面での判定や選手・観客からのプレッシャーの中でも正しい判定を導き出すベースであったように感じました。
日本のサッカーも進歩していると思いますが、アジアのサッカーも同じように進歩していると感じました。今まで以上に努力をして、このような大会に審判員として携われるよう頑張っていきたいと思います。

木村博之国際審判員
今回アジアカップに参加し、主審1試合、追加副審4試合を担当して、任された試合では自分の役割を果たし大会運営に貢献できたものと思います。
開幕前にはレフェリングの基準のすり合わせや、この大会におけるターゲットを共有したほか、開幕後は試合毎に分析がされ、重要な場面については全体でフィードバックが行われました。さまざまなシーンが取り上げられ、都度基準を明確にする作業が続きます。大会期間中に学んだことは多く、今後のレフェリングに活かせるものでした。また、国際試合に限らずどの試合も緊張感がありますが、アジアカップの緊張感は今までとは質が異なり、この経験はレフェリングの幅を広げるきっかけになるものと思います。
引き続きレフェリングのスキルアップを目指し、より良い試合運営を心掛け取り組んでいきたいと思います。

山内宏志国際審判員
今回アジアカップに参加させていただき、個人としても成果と課題の両面を得られ、大変貴重な体験となりました。さまざまな面でご支援いただいた皆さま、ありがとうございました。
アジアカップの特性は、ワールドカップにも引けを取らない「多様性」にあると感じました。国や地域によって異なる戦術やメンタリティーを考慮して対戦することは、各国代表にとって容易ではなかったはずです。審判団としてもその難しさは同様だったと思います。そのような中、日本の審判チームとして最善を尽くし、大会の成功に貢献できたと振り返っています。
スローガン「Bringing Asia Together」は、審判間においても実現されていたと思います。一貫性と統一性を高めつつ、交流を深めながら、共に切磋琢磨できました。アジア内での審判の競争は激化していますが、日本人の強み、またJリーグで培っているサッカー理解を審判として表現していけるように、今後も努力していく所存です。

三原純国際審判員
アジアのNo.1を決める重要な大会に、日本人審判団の一員として参加できたことは誠に光栄です。
大会期間中、佐藤主審をはじめとする日本人審判員の仲間や各国から集まった審判員たちとトレーニングや生活を共にする中で、彼らの取り組みから多くの気づきを得ることができました。担当した試合はどれも緊張感のあるものでしたが、できるだけ落ち着いて普段通りの気持ちで臨むことを心掛けました。
今後も担当させていただく一試合一試合を大切に、副審という立場でスムーズなゲームコントロールをサポートできればと思います。
派遣にあたってお世話になった日本サッカー協会の皆様、そして日頃から審判活動を理解し支えていただいている職場の皆様と家族に心から感謝申し上げます。

2019年度第1回S級/1級審判インストラクター研修会を開催 #jfa

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2019年度第1回S/1級審判インストラクター研修会を1月26日(土)と27日(日)の両日、JFAハウスで開催しました。2019年シーズンを控えた開幕前研修会に、総勢126人のS級、1級審判インストラクターが一堂に会しました。

初日は小川佳実JFA審判委員長の挨拶から始まり、新シーズンに向けたレフェリングに関するスタンダードやハンドリングに関する説明がなされました。研修会終了後には、2018年シーズンで勇退する12名の審判インストラクターの方々の表彰式が行われました。

2日目は審判アセッサーと審判インストラクターに分かれて研修を行いました。アセッサーの研修ではアセスメントに関するディスカッションを行い、インストラクターの研修ではレフェリング分析に関する講義を行いました。

インストラクターコメント

柏原丈二 JFA審判委員会指導者部会長
研修会ではまず新S級及び新1級審判インストラクターの紹介を行い、全体に共有する内容を報告していきました。その後、今シーズンのスタンダードビデオの説明及びハンドリングに関して、考慮ポイント等を考慮しながらそれぞれの事象を確認していきました。事前に映像を確認していただいた集計では、かなり判断が分かれていたシーンもありましたが、考え方は整理できたと思います。その後、今年度で勇退されるインストラクターの表彰式を行い、皆様の今までの功労を全参加インストラクターで労うことができました。2日目は、アセッサーに関してはアセスメント評価の考え方を修正することに少し時間をかけ、少グループでの議論を行い、考え方の整理を行いました。インストラクターに関しては、ゲーム分析をするためのポイントなどを絞りながら議論を進めました。審判員の課題点などを見つけてどの様に修正させていくか、アプローチをしていくかなど、指導実践に繋げていく内容の研修を行いました。いずれもそれぞれの役割を明確にし、それに伴うプログラムを実施することから、今シーズンに向けて良い準備ができたと思います。審判インストラクター、アセッサーの皆さんのそれぞれの活動に感謝をするとともに審判員のレフェリング向上のためにそれぞれの立場からサポートしていただきたいと思います。

受講者コメント

池田直寛 S級審判インストラクター
小川委員長のご挨拶の後、柏原指導者部会長から大西弘幸氏(兵庫県)、恩氏孝夫氏(茨城県)、私の3名が新シーズンからS級インストラクターとして活動することを紹介していただき、その役割と果たすべき責任に改めて気が引き締まる思いがしました。初日の大きなテーマは、ハンドリングでした。競技規則の定義と考慮点が変わるものではありませんが、いくつかの映像を用いての説明は開幕を迎えるにあたって一定の共通理解が図れたと感じました。実際の試合では難しい判断が必要な事象が必ずありますので、指導者として正しく判断し適切な対応ができるよう今一度整理したいと思いました。2日目のアセスメントに関しては、審判員のパフォーマンスを一貫性を持って評価することを目的に、主審・副審にとってのキーインシデントの整理と評価上の注意点および試合の難易度の考慮事項について説明があり、ディスカッションが行われました。審判員は、試合に関わる全ての人の期待に応えるために日々研鑽しています。指導者の任務は、審判員の期待に応えることだと私は思っていますので、審判員が明確な課題を持って次の試合に取り組めるように導くことと正当な評価をすることを目標に新シーズンも活動していきたいと思います。

西野照美 1級審判インストラクター
どんな世界が待っているのか?不安でいっぱいの中、S/1級審判インストラクター研修会に参加しました。「こちら側の世界へようこそ」の言葉で始まり、温かい雰囲気に包まれ、午前中の新1級研修会が始まりました。「インストラクターの役割」をテーマにしたダイヤモンドナインでは3つのグループに分かれてディスカッションを行い、午後からは全体研修会が行われました。多くの諸先輩が集まるなか、2019年Jリーグレフェリングスタンダードの説明から始まり、その後ハンドリングを主とした講習へ。意図的か否かと、ハンドリングの判定は最も難しい事象でしたが、8項目の考慮事項に基づいて映像やスタンツを使用した説明は、とても分かりやすいものでした。二日目は前日に行われた競技規則テスト同様、問題に悪戦苦闘し、競技規則の読み込みの甘さを痛感した時間でした。二日間の研修を終え、充実した時間を得られたことに感謝するとともに、全国の女性インストラクターに勇気を与えることが自分に課せられた使命だと改めて思いました。多くの方の応援があってこのステージに立てたことを常に忘れずに前を向いていこうと思っています。

2019シーズンの判定基準「競技規則スタンダード」に関する解説映像を公開 #jfa

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日本サッカー協会はこの度、2019年シーズンにおける判定基準を示す「競技規則スタンダード」の解説映像を公開しました。

この映像は、試合中の選手のプレーや審判員の判定をサッカーファミリーの皆さんと共有し正しく理解してもらうことを目的に、競技規則の解釈、適用についてわかりやすく説明したものです。

なお、この映像は、Jリーグ全クラブ及びメディアの方々をはじめとする多くの関係者にも共有されているものです。

ぜひご覧ください。

※使用している映像は、あくまでも事例として示しているものであり、特定の選手や審判員について言及しているものではありません。

サッカー競技規則の詳細はこちら

2019年度フットサル1級審判員研修会を開催 #jfa

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2月2日(土)、3日(日)の2日間、2019年度第1回フットサル1級審判員研修会がJFAハウスで開催されました。フットサル1級審判員が一堂に会し、映像を見ながら試合の中の事象についてディスカッションを行い、レフェリングの理解を深めました。またプラクティカルトレーニングでは視野の確保などを中心に行いました。

参加者コメント

仲地あすかフットサル1級審判員
まずは今年、フットサル1級審判員としてチャレンジさせていただくことに感謝します。サッカーの審判活動と平行してやっていくことができるかという不安もありますが、今回、研修会に参加させていただきました。2日間時間が足りないくらいあっという間に終わってしまい、課題がいっぱいだと痛感しました。競技規則の理解、サッカー競技規則との違いの整理や試合の中で起こる事象や早い判断力など、たくさん勉強しなくてはと思いました。その中で今回の研修会で沢山の新しい仲間に出会えたことが本当に嬉しく思います。フィジカルトレ-ニングの際、皆で声を掛け合い、協力しあえたことが楽しかったです。研修を終えて早く試合をやりたいと思いました。その前までにしっかりとした準備、勉強、トレ-ニングと日々精進を重ねて1級審判員として信頼のあるレフェリーになりたいです。

齋藤香菜フットサル1級審判員
全国各地から審判員が集まり、担当カテゴリー問わずコミュニケーションをとることができる数少ない研修会です。今年昇級し初めて参加する自分にとって、フットサル1級審判員としての共通理解を深める絶好の機会でした。普段、試合前にレフェリーチームで打ち合わせを行うものの、試合に入れば監視しにくくなる場所やパートナーに見てほしい争点が必ず発生します。今回の研修会では、そういった部分をレフェリーチームとしてどう補完していくか、攻守におけるチーム戦術の理解、どんな場所に争点があるのかなどのシチュエーションを想定しながら、意見を出し合いました。プラクティカルでも目的は同様で、レフェリーチームで正しい判定に導くための認知力・視野の確保・フィジカル向上のトレーニングを行いました。第2ペナルティーマークからのキック時のGKの飛び出し、ペナルティーエリアの中か外か、映像を確認しながら行うことで的確さを追求しました。今回の研修で学んだこと、仲間と共有できたことを、より良いチームワークで2019シーズンに向けて研鑽していきたいと思います。

2019シーズン1級審判員開幕前研修会を実施 #jfa

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2019シーズン開幕前研修会がJFAハウスにて開催されました。

Jリーグ担当審判員は2月10日(日)~11日(月・祝)の2日間、JFL・ナショナルコンペティション(NC)担当審判員は2月9日(土)~11日(月・祝)の3日間の日程で行われました。

参加者全員が一堂に介し受講する講義もあり、開幕に向けて確認事項を共有する良い機会となりました。

研修会の主な内容は以下の通りです。

Jリーグ担当審判員

2/10:2019シーズンの判定基準「競技規則スタンダード」について・ハンドリングについて
2/11:グループディスカッション・まとめ

JFL担当審判員

2/9:フィットネス講義
2/10:JFLの活動について・2019シーズンの判定基準「競技規則スタンダード」について・ハンドリングについて
2/11:副審について・グループディスカッション・まとめ

ナショナルコンペティション(NC)担当審判員

2/9:フィットネス講義
2/10:NCの活動について・2019シーズンの判定基準「競技規則スタンダード」について・ハンドリングについて
2/11:副審について・グループディスカッション・まとめ

インストラクターコメント

青木隆 1級インストラクター
2019年JFLを担当する25名の審判員を4名の1級インストラクター(小幡真一郎氏・濱名哲也氏・土本泰氏・青木)がコーチとしてサポートすることになりました。3日間の研修には様々なメニューが組み込まれていましたが、特徴的なものを一つ紹介します。それは小幡コーチから審判員に与えられた、画用紙に3色のマジックで審判活動に関する目標や心境などを絵に表し、題をつけるものです。絵が完成するとその絵に対して他者が質問し、それに作者が答えることによって、気づきやイメージがより明確になりました。
コーチは事前研修で、審判員にすぐに解決方法や答えを指示するのでなく、審判員の発言に耳を傾け、コーチの的確な質問によって自ら気付くように導くことが大切だと学びました。この研修では審判員との個別面談もあり、レフェリングにおいての目標や課題、私生活における相談なども行うことができ、互いの理解を深められたのではないかと思います。私はコーチとして未熟で力不足ですが、彼らのモチベーションがアップし、目標に到達できることを微力ながらサポートしていきたいと思います。

参加者コメント

大坪博和 1級審判員(神奈川県)
開幕前研修会は250名以上の審判員が集まり開催されました。研修会は、小川佳実委員長の挨拶に始まり、スタンダード等の内容で研修が進みました。小川委員長の挨拶の中で、Vision-目指す姿、Mission-果たすべき使命、Values-見出す価値観の話があり、昨年度のテーマである“Realising your potential”に加え、2019年のテーマとして“Realising your potential by adding values”の共有がありました。今までの気づき・実現に加えて、価値を加える事で潜在能力を発揮していく内容です。インテグリティ・中立性を大事にし、自立した魅力ある審判員を目指すために、各々が追求し続けていく事が必要である事を、改めて気付くことが出来ました。
また、2018年の振り返りから様々なゲームの共有がありました。2019年シーズンをチーム関係者・選手・サポーター等、サッカーに関わる全ての方々と、魅力あるゲームを皆さんと協力しながら展開出来るよう、追求していきたいと思います。

原田雅士 1級審判員(千葉県)
JFL担当審判員開幕前研修会に参加し、1級審判員として強い自覚と責任を再確認し、今シーズンに向けて良い準備ができた有意義な研修会でした。残念ながら1日目は雪でフィットネステストは中止になりましたが、フィットネス講義を通して審判員に求められるフィジカルやマクロサイクル、メゾサイクルでのトレーニングのプランニング、フィジカル理論を学び、試合で正しい判定に繋げることができるよう日々のトレーニングに活用したいと思います。またスタンダードビデオとハンドリングの説明では考慮するポイントと判定基準の擦り合わせを行い、基準を整理することができました。最後に1年間共に切磋琢磨し合う25人のJFL担当の仲間と個人個人の目標設定・ゴールセッティングを行いました。選手が安全でプレーに専念できる環境を作ることができるように、サッカーの価値を高め、JFLを盛り上げることができるように仲間と共に努力していきます。

森数真治 1級審判員(広島県)
1級審判員として初めて開幕前研修会に参加させていただき、多くのことを学び、そして改めて自分の立場と向き合うことが出来ました。
NC担当審判員の研修会ではフィットネス講義やハンドリングに関する講義、副審についての講義などを受けました。それにより、2泊3日という短い期間の中でもNC担当審判員同士で判定の基準や1年間の取り組みについて共通認識を持つことが出来ました。
また、小川審判委員長より新1級審判員に対して、どのような覚悟と自覚を持って行動すべきかを講義していただき、これまで以上に常に自分自身の行動に責任を持ち誠実に物事に向き合っていかなければならないということを感じました。
技術や経験など未熟な部分もありますが、今回の研修で学んだことを活かし、仲間同士で切磋琢磨し合いながら成長していきたいと思います。


2019シーズン女子1級審判員開幕前研修会を実施 #jfa #nadeshiko

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2月10日(日)・11日(月・祝)の2日間、女子1級審判員の開幕前研修会がJFAハウスにて開催されました。

新たに1級審判員となった2名を加え、計53名となった女子1級審判員。今年はフランスでFIFA女子ワールドカップが開催される重要な年となります。なでしこリーグ、そして各種全国大会において1級審判員として高いレベルのレフェリングを常に求められるなか、今回の研修会での準備を経て2019シーズンがスタートします。

研修会の主な内容は以下の通りです。

1日目

・2019シーズンの判定基準「競技規則スタンダード」について
・ハンドリングについて
・競技規則テスト
・テクニカル&なでしこリーグ2019判例集

2日目

・「Game Empathy」について
・なでしこリーグのビジョン、2019シーズンについて
・まとめ

インストラクターコメント

山岸佐知子 S級審判インストラクター(千葉)
今回の研修会は、女子1級審判員全員が新たなシーズンを迎えるにあたり、共通認識を持つための大切な機会となりました。判定基準のすり合わせ、そして日本女子サッカーのイメージを守るために我々がアプローチすることで何ができるかを考え、行動に移すためのきっかけとなるアプローチが盛り込まれた内容でした。
当たり前のことですが、審判員一人一人がフィールドに立つための恥じない準備を行うこと、現実から目をそらすことなく我々の関わる試合で何が起きているか自分の事として受け止めることではじめて前進できると信じています。
多くの支えがあって活動できることに感謝を忘れず、共通テーマ「Realising your potential by adding values」審判員をサポートする立場の我々も、それぞれの審判員の潜在能力を引き出せるようKeep looking、Don’t settleしながら審判員に関わっていくことで、2019シーズンを共に前進できるようを歩んでまいります。

参加者コメント

梶山芙紗子女子1級審判員(京都)
“Realising your potential by adding values”を合言葉に、いよいよ2019年シーズンが始まります。
自立した魅力ある審判員であるために、昨シーズンを様々な映像から振り返った今回の研修会によって、自分たちに足りないもの、求められているものが明確化され、シーズンに向けての強い決意を持つことができました。またそれは同時に、シーズンを迎える喜び、楽しみとなっています。
ハンドリングの講義では、選手の意図が大きな考慮点となることを理解し、なでしこの判例集では、悪質なプレーに対し、レフェリーがきちんと対応しなければならないことを再確認しました。
審判員として、心・技・体すべてにおいてフィールドに立つ準備をすること、また、サッカーを楽しむ気持ち、関わる喜びを感じながら、サッカーの本質を考え、共感が得られるレフェリング、ロボットレフェリーではない、人間味あふれるレフェリングを目指し、2019年シーズンを迎えたと思います。
最後に、今回の研修会を通し、改めて、多くの仲間がいることに心強さを感じ、また、沢山の方々のサポートによって審判活動ができていることに感謝したいと思います。

上田千尋女子1級審判員(千葉)
新たなシーズンを目前に、昨シーズンの振り返りや2019年の判定の基準となるスタンダードを全審判員と共有し、見極めについて統一を図り基準が明確になったことで頭の中がクリアになり、とても実りのある研修会となりました。
今年のテーマは“Realising your potential by adding values”です。価値を加えて潜在能力を発揮する、私たちは日頃から努力を怠らず学び続け、模範となる姿勢で周囲をリードしていかなければなりません。
また、Game empathyのセッションでは、「試合の魅力を最大限に引き出しかつ説得力があるという結果をもたらすために、試合の流れや試合理解を適切に使用すること」が重要であり、誰もが共感できる試合に導くことが私たちの使命であることを実感しました。
この研修会で得たことを実践できるように万全な準備をしていきたいです。
女子1級審判員としての責任や自覚を持つことはもちろんですが、謙虚な姿勢でひたむきに取り組むことを忘れることなく今シーズンも活動していきたいと思います。

曽根未宇女子1級審判員(岐阜)
この研修の中で、私が印象深かったのはレイモンド氏の「Empathy」の講義です。私たちはロボットのようにただ淡々と競技規則を施行するのではなく、サッカーの魅力を最大限引き出すために、その試合の流れや雰囲気を理解し、適切に競技規則を適用することが私たち審判員に求められていることであることが分かりました。
また、同じくレイモンド氏のハンドリングの講義では、「Unnatural」というキーワードの元、映像を見ながら考えることで、以前よりもハンドリングの判断基準が明確になったと感じました。
今回、女子1級として初めて開幕前研修会に参加しました。偉大な先輩方と同じ空間と時間を共有できたことは私にとって刺激的な2日間となり、これから始まるシーズンが楽しみになりました。
同時に女子1級としての責任感が強くなりました。謙虚さを忘れず、選手と同じくらい努力をし、また選手と同じくらいサッカーを楽しんで、審判員として生きていく中で人間的に大きく成長できるよう日々精進していきます。

2018シーズン 1級審判員・1級インストラクターの勇退者を表彰 #jfa

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2018年のシーズンをもって勇退するサッカー/フットサル1級・女子1級審判員ならびに1級審判インストラクターの表彰式が、1月26日(土)、2月2日(土)、10日(日)、それぞれJFAハウスにて行われました。

長らくサッカーやフットサルにおける日本のトップの大会・リーグを支えていただいた功績をたたえ、勇退者の皆様には記念品の授与が行われました。

▼勇退者一覧
※カテゴリー毎に五十音順

サッカー1級審判員

大西 保(1995年~2018年/大阪府)
廣瀬 格(2002年~2018年/京都府)
見付 和昭(2010年~2018年/青森県)
吉田 寿光(1993年~2018年/東京都)

サッカー女子1審判員

松浦 波瑠夏(2015年~2018年/新潟県)
米村 真由美(2007年~2018年/広島県)

サッカー1級審判インストラクター

内田 直人(2003年~2018年/山梨県)
大庭 弘毅(2009年~2018年/佐賀県)
岡田 昭(1997年~2018年/大阪府)
小田川 正二(2001年~2018年/和歌山県)
菊地 秀夫(1999年~2018年/東京都)
木島 栄(2009年~2018年/北海道)※フットサル1級審判インストラクターも合わせて勇退
佐藤 満(1999年~2018年/群馬県)
塩屋園 文一(1999年~2018年/東京都)
田中 賢二(1999年~2018年/大阪府)
長岡 康規(1992年~2018年/兵庫県)
林 則治(1997年~2018年/愛知県)
森津 陽太郎(1996年~2018年/滋賀県)

フットサル1審判員

池田 浩之(2009年~2018年/三重県)
磯崎 政克(2006年~2018年/茨城県)
吉田 愛(2014年~2018年/京都府)

勇退者コメント

大西保サッカー1級審判員(大阪府)
家族の理解と多くのサッカー仲間に支えられ、これまで1級審判員として活動をさせていただきました。何より、審判仲間の皆さんには、勇気とたくさんのご協力をいただき心より御礼を申し上げます。特に関西の審判仲間には、出来の悪い私をいつも温かく、時に厳しく、審判員としてどうあるべきかを学ばせていただき感謝しております。私一人ではここまでやってこられなかったと思っています。審判人生に一区切りとなりますが、自分らしい審判人生に納得しております。それぞれの試合におけるチームスタッフ、マッチオフィシャルのスタッフ、サッカーに関わるすべての方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

廣瀬格サッカー1級審判員(京都府)
1992年に審判活動を始めてからこれまでの27年間はかけがえのない時間でした。仕事をしながらトレーニングを行い、コンディションを維持する時間を確保するのは容易なことではありませんでしたが、次の試合が日々のエネルギーとなり、ここまで続けることができました。審判活動を理解してくれる職場の同僚や管理職、大会を運営して下さる方々、週末には温かく送り出してくれる家族のおかげで試合に集中できる環境が整いました。そして、支え合う審判仲間がいて安心して試合に臨み、適切な助言をくださる指導者の方々のおかげで目標を持って自身を高め続けることができました。そして、我々の判定や判断を受け入れて共に良い試合へと導いてくれる選手やチームスタッフの方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。選手がゴールを目指して懸命にプレーし、それに観客が引き込まれるスタジアムの中に身を置けることが幸せでした。
現役審判員の皆さん、選手やスタッフがその日までに積み重ねたことが思う存分発揮され、それを観ている人に幸せや感動、生きる力を与えられる試合を演出し、サッカーを通して日本を活気づけてください。私もこれから、そのお手伝いが少しでもできればと考えています。今後ともどうぞよろしくお願いします。

見付和昭サッカー1級審判員(青森県)
東日本大震災があった2011年、1級審判員としての活動が始まりました。当初は震災の影響で審判活動もままならなかったのですが、たくさんの方々のご支援により審判活動をすることができました。また、多くの経験と貴重な体験をさせていただいたことに、感謝の言葉しかありません。審判員としての活動が、私を大きく成長させてくれました。まだまだ不完全燃焼なところはありますが、また次のステップに向けて頑張っていきたいと思っています。長い間本当にお世話になりました。ありがとうございました。

吉田寿光サッカー1級審判員(東京都)
2018年7月7日、体力テスト不合格の日をもって、ワッペンは1級ですが、実質2級審判員としてピッチに立たせていただいております。
級が変われども、選手がプレーに専念できる環境を作るためにピッチに立つことは変わりません。活動を許されるカテゴリーで割当てられる試合に、今まで同様の準備をして臨みたいと思います。
皆様の御活躍は、一サッカーファンとして陰ながら応援させていただきます。
これまで私に関わりを持っていただいた皆様に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

松浦波瑠夏サッカー女子1級審判員(新潟県)
女子1級としての活動は、実質1年程度のものでしたが、本当に夢のような時間でした。大好きなサッカーにどんな形でもいいから関わっていたいという気持ちから審判を始め、ここまでやってきました。審判という世界を知り、そこで得たいろいろな経験や出会えた人々は、私の人生の財産です。
また、ここまで育ててくださった新潟県をはじめ北信越の皆様には、感謝してもしきれないほど、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
いつかまたどこかで出会えた時、胸を張って皆さんにお会いできるように精進していきます。影ながら皆様の活躍を応援しております。
私の審判員としての活動に関わってくださった全ての皆様へ感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

米村真由美サッカー女子1級審判員(広島県)
審判部の皆様、指導者の皆様、ここまで育ててくださった皆様、一緒に切磋琢磨した審判仲間の皆様、お世話になりました。本年度をもって女子一級審判員としての活動を退かせていただきます。
皆様に支えていただき、活動できました。ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。
女子一級での活動は、楽しいことばかりではありませんでしたが、色々なことにチャレンジし、成長することができました。
怪我も多く、何度か心が折れそうになりましたが、色々サポートして、励ましてくれた仲間のお陰で最後は「フィールドの上で笛を吹く!」と誓い、頑張れました。実現でき、多くの仲間に見守られ本当に幸せです。
悔いなく、次の一歩を踏み出せます。
サッカーと出逢い、多くの方と出会い、たくさん学び、美味しいものを食べ、素敵な仲間と一緒に過ごした時間はかけがえのない宝物です。
「審判をやっていてよかった」そう思います。
本当に本当にありがとうございました。

内田直人サッカー1級審判インストラクター(山梨県)
みなさまのおかげをもちまして、無事に職責を全うすることが出来ました。真にありがとうございました。
また、中銀スタジアムでお会いしましょう。
「計画は繊細に、行動は大胆に」

大庭弘毅サッカー1級審判インストラクター(佐賀県)
大学(東京)から始めたサッカー、縁あって約半世紀、これまで長く関わりを持ち続け、九州(佐賀)での選手時代から指導者や審判員、審判指導者としてやってきました。
周囲の勧めもあり、50代で1級審判インストラクターにチャレンジ、当時最高齢で皆さんの仲間入りをして10年が経過しました。”これからが大変だよ”と聞いてはいましたが、大学同期との再会をはじめ、地域育成やNCにも関わらせていただき、学びや刺激の多い、感謝いっぱいの10年でした。全国大会では、若手の1,2級審判員や審判インストラクター、サッカー関係者との交流、出会いはかけがえのない大きな財産です。
これからは、また違った形で、各サッカー協会とも関わり、出来れば2023年の佐賀での国民スポーツ大会で皆さんと再会できることを楽しみにしたいと思います。”成せば成る、焦らず、あきらめず”を胸に、皆さまの活躍を応援しています。これまでお付き合いいただいた皆様にお礼申し上げます。ありがとう。

岡田昭サッカー1級審判インストラクター(大阪府)
私は、昭和54年滋賀県のインターハイで1級昇格テストを受け、そこで合格しインターハイ・全国社会人リーグ・高校選手権を担うこととなりました。当時、国際審判員には、私の大先輩にあたる長岡さんや高田さん、田中さん、森津さん、十河さん、舘さん、菊池さんと、錚々たるメンバーが在籍されてご指導いただきました。長い任期の中でたくさんのことが思い出されます。中でも、印象的な思い出としては、30年近く前のゲームなのですが、ペナルティーエリア内での接触プレーで誤ってペナルティーキックの判定を行い、試合を5分間中断させてしまいした。当時はすごく落ち込みましたが、今となってはいい思い出です。このようなことがありながらも、私は皆さんに支えられ助けられて今日までくることができました。
一昨年の夏に3度目の脳梗塞を患い、思うように言葉が出てこなくなるなど、自分に限界を感じ、家族にも相談した結果、引退させていただくことにしました。皆様にはたくさんご迷惑をかけたことと思います。本当に長い間お世話になりました。ありがとうございました。

小田川正二サッカー1級審判インストラクター(和歌山県)
現役の審判活動よりも長い18年間1級インストラクターとして携われたことは何物にも代えがたい最大なる財産となりました。女子カテゴリーから始まったアセッサー活動も最後は日本のトップレフェリー担当となり幅広く携われたことも貴重な経験でした。また、全国大会でのインストラクターや1級審査などを含めると年間50試合ほど審判員を拝見しましたが中でも将来を期待される優秀審判の発掘に携われたことと世界で活躍するトップレフェリーと時間共有ができたことも忘れ難い思い出です。また、日本のトップリーグと代表選手のプレーを特等席で観れることも任務とはいえ何より楽しみでした。そして若手審判員の新しいサッカー観や国際審判員の世界で培ったサッカー観と世界の流れ、競技規則の変遷などを学べたことも有意義でした。これからはお世話になった地元の審判育成と世界で活躍できる素晴らしいレフェリー輩出に向け微力ながら携わって行けたら幸いです。最後に残す言葉として「驥は自ら千里に至る者ならず伯楽を持ちて後に至るなり」を贈ります。”優れた才能もそれを見抜いた人によって初めて発揮される”との意です。長い間お世話になりました。

菊地秀夫サッカー1級審判インストラクター(東京都)
思い出:Jリーグや全国大会等でアセッサーを担当しましたが現役時代の審判活動からアセッサーになってからも引き続き毎年高校サッカー選手権に泊まり込みで関わったのが印象強いです。我が家では、年末年始は父親は家に居ないのが慣例となってしまった感がありました。
審判員へ:自分の目標を明確に持ち日々努力しチャレンジしてほしい「あの時しておけばよかった」と悔いることのないように。
指導者の皆様へ:指導者一人一人が自分を超える審判員を育て上げ輩出されることを願っています。

木島栄サッカー1級審判インストラクター/フットサル1級審判インストラクター(北海道)
1級審判員17年、1級インストラクター10年、フットサルインストラクターは13年間と長い間大変お世話になりました。
沢山の関係者と出会えたことが私の宝です。
現役諸君へ
カテゴリーはジュニアからユース、シニアそしてJリーグとさまざまですが
どのカテゴリーでも謙虚に真摯に立ち居振る舞うことが1級審判員としての使命です。
日本の審判員の見本となって欲しいと思います。

佐藤満サッカー1級審判インストラクター(群馬県)
35歳で1級審判員になり、10年間JSL審判、45歳の時Jリーグが始まり、今までになかった競技場の雰囲気に変わりました。50歳で現役審判員を引退、翌年からインストラクターに係わりました。20年間があっという間に過ぎました。来シーズンから何をしようか戸惑っています。
長い間、好きなサッカーに関われたことは、家族や職場の理解があればこそと感謝しています。
現役審判員に何か良いコメントをといつも思って会場に行っていましたが、これといったアドバイスができず心苦しく思っています。長い間お世話になりました。日本サッカーの益々の発展を祈念しています。

塩屋園文一サッカー1級審判インストラクター(東京都)
現役審判を定年の2年前に挫折し引退。その後、インスペクター→アセッサー業務を定年まで全う出来た事は、本当に嬉しい限りです。自分がアセッサーを担当しての喜びは、担当審判員4名がマニュアルに縛られずに工夫して臨機応変に対応する姿を見つけ出す事でした。また、試合は生き物で選手達にとっても審判員達にとっても、最後の最後まで何が起こるかわからないのがサッカーであり、どんな試合でも無事に(?)試合終了のホイッスルを吹いた審判団に敬意を表したいと思ってアセッサーに取り組みました。現役インストラクターの皆さんには、審判団の創意工夫を見つけてあげて欲しいと思います。

田中賢二サッカー1級審判インストラクター(大阪府)
1977年、1級審判員になり、当時の日本サッカーリーグ、国際審判員、Jリーグ等々の審判員を担当、審判員を退任後は、マッチコミッショナー、審判インストラクターを担当させて頂きました、先輩から教えられた「平常心是道」という言葉を大切にしながら、自分の心に素直に40数年間、問題に突き当たった時、この言葉を思い出し前に進んできました、素晴らしい先輩、素晴らしい仲間と過ごした最高の時間も平成とともに幕を閉じます、これから新たな道を進んでいきます。皆様には長い間大変お世話になりました、ありがとうございました。

長岡康規サッカー1級審判インストラクター(兵庫県)
これまでお付き合いいただき、ありがとうございました。引退となると、少しさびしいと同時に、「こうなったらいいのに」「もっとこうすればよかった」と思うことがあります。
①審判の世界は楽しい!
「審判はおもしろそうだ」と多様な人材が飛び込んでくるところ、また「若造」も4級審判員も自由に何でも言えるオープンでフラットなところ、今以上にそんな審判界になったらいいなあと願っています。そうなれば、きっと日本の審判員のプレゼンスにもプラスになるでしょう。
②審判はおもしろい!楽しい!
技術面のアドバイスはいろいろしましたが、「審判を楽しんでいる?」「審判はこんなところもおもしろいよ」と、もっと伝えられたらよかったと振り返っています。
③インストラクターはおもしろい!楽しい!
審判員に貴重な経験を聞かせてもらったり、あれこれ尋ねたり、教えてもらったりしたのはこの2、3年です。もっと出会いを楽しんだらよかったです。インストラクターが楽しいと、審判員も楽しいはずですから、残念です。

林則治サッカー1級審判インストラクター(愛知県)
今もこれから先もサッカー大好き人間です。審判の立場でサッカーに関わったことは、人生の最大の喜びでした。皆様にはお世話になり感謝の言葉『有難う御座いました』の一言です。

森津陽太郎サッカー1級審判インストラクター(滋賀県)
昨年は1級審判インストラクターとしての最後のシーズンでしたが、何とか無事に任務を終えることができました。ありがとうございました。
思い返せば、1980年に1級審判員に合格し、国際審判員としての活動やJリーグのスタートにも立ち会えるという素晴らしい経験させていただきました。審判員をリタイヤした後は1級審判インストラクターとしての活動をスタート。その間、審判委員会のメンバーとしても活動する機会をいただきました。いずれも私にとっては本当に貴重な経験だったと思っています。本当にたくさんの皆様に支えていただきました。改めて感謝申し上げます。
今しばらく、関西地域や滋賀県で活動させていただき、今までの経験を少しでも若い審判員の方々に伝えられればと思っています。

池田浩之フットサル1級審判員(三重県)
今年度末をもってフットサル1級審判員としての活動から退かせていただくことにしました。
私自身、東海地域から初めてのフットサル専任の1級審判員として活動させていただきましたが、その活動は審判員としてだけでなく人間としても大きく成長させていただけた幸せな時間でした。
これも、一重にここまで支えてきてくださった日本サッカー協会・日本フットサル連盟・Fリーグの関係者の皆様をはじめ、時には厳しく時には優しくご指導いただいたインストラクターの先生方、苦楽を共にした全国の審判仲間、そして職場や家族の理解のおかげだと、心より感謝しています。
ピッチで過ごした時間は、私自身大変誇りであり、これからの人生の支えになるものと確信しています。
第一線を退きますが、これからはお世話になった皆様や日本フットサル界の更なる発展のために、少しでも恩返ししていきたいと考えています。
フットサルを愛する者として、皆様とまたピッチでお会いできる日を楽しみにしております。本当にありがとうございました。

磯崎政克フットサル1級審判員(茨城県)
今シーズンをもって、フットサル1級審判を勇退させていただくこととなりました。
JFA審判部の皆様を始め、指導者の方々、1級審判の仲間、地域でサポートしていただいた方々等多くの支えがあって無事にフットサル1級審判を勤め上げることができました。あらためて支えていただいた多くの皆様に感謝申し上げるとともに、家族にも感謝の気持ちを伝えたいと思います。
フットサル専任の1級審判員としてFリーグの初年度からピッチに立ち、数々の経験をさせていただいたことは、自分自身にとって大きな財産となりました。
今後は少しでも恩返しができるようフットサルに携わっていきたいと思います。

DUARIG Fリーグ2018/2019 最優秀審判員賞に山﨑聖也審判員 #jfa

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「DUARIG Fリーグ2018/2019表彰式」が2月24日(日)に武田テバオーシャンアリーナ(愛知県名古屋市)にて行われ、山﨑聖也フットサル1級審判員が最優秀審判員賞を初受賞しました。

受賞者コメント

山﨑聖也フットサル1級審判員
この度はこのような賞をいただき大変光栄に思います。この場をお借りして、日ごろから支えていただいている、日本サッカー協会・日本フットサル連盟・Fリーグ・チーム・インストラクター・全国の審判仲間、そして職場と家族に心より感謝申し上げます。
我々審判員は、選手と日本のフットサルが更に発展し、日本が世界で活躍するために、試合の環境を整えていく責任と自覚が必要だと常に感じています。選手、役員、運営、スポンサーそして観客の皆様が喜んでいただけるよう、公平・公正な試合運営を行い、また安全に選手達がプレーできる試合環境を整えること、そして未来の日本サッカー・フットサルを支える子供たちが夢や希望を抱けるよう、自分自身の役割をこれからも更に強く自覚し、最大限の努力をして、一つ一つの試合を誠実に努めたいと思います。
また、若いフットサル審判員の更なる環境整備と世界で活躍できるフットサル審判員の発掘・育成も、フットサル界全体で取組む課題です。自分自身の経験と知識を活かしながら、フットサル審判員の環境整備と価値を高める活動を努めていきたいと思います。

U-22審判員春季研修会を茨城県鹿嶋市で開催 #jfa

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U-22審判員春季研修会を3月10日(日)から14日(木)の5日間、茨城県鹿嶋市の鹿島ハイツスポーツプラザで開催しました。今回の研修会には全国から15名のU-22年代の審判員が参加し、TRAUM CUP 2019 東日本 in SPRINGで主審・副審を担当しました。

大会期間中は試合、試合の振り返り、試合映像を用いたディスカッションを繰り返し行いました。審判員はインストラクターとともに自らの課題に気づきを得て、翌日の試合で果敢にチャレンジをし、さらにその結果を他の審判員と共有することで、グループ全体としてのレベルアップを図りました。

今回参加した審判員は地域・都道府県での活動を重ね、夏に行われる研修会で再集結する予定です。

インストラクターコメント

泉弘紀審判インストラクター(九州RDO)
今回は研修全体のテーマとして「サッカー理解を深めよう」という言葉を掲げました。審判として任務を遂行するために、サッカーに関する基本的知識、競技規則の精神・戦術や技術・選手心理など情報に精通することは大切です。さらに本大会では「何を見るために、どこへ動くのか」というサブテーマを加え、動き出しやバイタルエリアからアタッキングサードでのポジショニング、思考を続けながら試合をリードするレフェリングを目指しました。プラクティカルトレーニング(雨天のため紙面上で展開)、審判実践、ビデオ分析でテーマについて考えを深めるとともに、少しでもテクニカル・精神の両面で成長に繋がるよう活動しました。若い審判員とともに大変有意義な時間を共有できたと感じています。大会関係者、指導者の皆さんに感謝するとともに、審判員のさらなる成長を楽しみにしています。

参加者コメント

小林進太郎 2級審判員(北海道FA)
私は今回が全国研修初参加でした。全国各地から集まってきた同年代の審判員やインストラクターの方々から審判員としての知識や技術はもちろん、自分の良いところ、改善すべきところ、トレーニングすべきことを知ることができました。人としても成長できるとてもいい環境だったと思います。5日間と少し短い日程でしたが、とても充実した研修会でした。またこのような機会があれば参加できるように今後もレフェリングのレベルアップを頑張ります。

山田昌輝 2級審判員(関西FA/京都FA)
研修の中で、審判員としてのスキルのみならず、一人の人間として大きく成長できるヒントが非常に多くありました。この大会に参加できた価値は非常に大きかったです。その理由は2つあります。1つは、ほかの地域の審判員とインストラクターとの交流です。仲間でありライバルでもある審判員からは刺激とヒントを得ることができました。インストラクターからは、自分の見えない部分と可能性、課題を発見することができました。交流を通して、サッカー観や理解が深まり、より審判員として上を目指す気持ちも強くなりました。2つ目はこれから何に取り組むのかがはっきりしました。4月から開幕するシーズンに向けて、自分自身の立ち位置や課題をしっかりと確認することができました。それに加えて、インストラクターの方から頂いたフィードバックから何に取り組むのかも明確になりました。日頃のトレーニングから課題を解決できるように考えて、取り組んでいきます。今回学んだことを活かし、近い将来に関西や京都を代表する審判になります。

金丸拓哉 2級審判員(九州FA/佐賀FA)
本研修では研修会のテーマとして「何を見るために、どこへ動く」が示されました。審判員同士で試合の映像を撮り合い、その内容で夜に研修も行われました。毎日各会場で起こった事象をピックアップし、全員に共有するといったものでした。自分の試合で起こった事象を共有することで、その改善策であったり、他の審判員の経験からの情報などを聞き、対処法などを知ることができました。私は今回の研修で新しい自分の課題を見つけることができ、またその課題の改善に繋がるヒントも見つけることができました。しっかりと先を見据えて、今後の審判活動に繋げていきたいと思います。この5日間で得たものをこれから始まる新たなシーズンに活かしていきたいと思います。

担当審判員が試合会場でトレーニング ~キリンチャレンジカップ2019 SAMURAI BLUEvsコロンビア代表~ #jfa #daihyo

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3月22日(金)に神奈川/日産スタジアムで開催するキリンチャレンジカップ2019 SAMURAI BLUE(日本代表)対コロンビア代表戦の担当審判員が21日(木)、試合会場で前日練習を行いました。

担当審判員

主審:Peter GREEN(オーストラリア)
副審1:Nathan MACDONALD(オーストラリア)
副審2:Lance GREENSHIELDS(オーストラリア)
第4の審判員:Kurt AMS(オーストラリア)

当審判員は、26日(火)に兵庫/ノエビアスタジアム神戸で行われるキリンチャレンジカップ2019 対ボリビア代表戦も担当します。

審判団コメント

この度は日本サッカー協会に招いていただき、感謝しています。日本代表とコロンビア代表、ボリビア代表という、素晴らしいチームの試合を担当することになり、大変光栄です。日本代表にとっては、アジアカップ後初という大切な試合になりますので、両チームともフェアで良い試合になることを期待しています。

SAMURAI BLUE(日本代表)対コロンビア代表
開催日時:2019年3月22日(金) 19:20キックオフ(予定)
会場:神奈川/日産スタジアム

大会情報はこちら

SAMURAI BLUE(日本代表)対ボリビア代表
開催日時:2019年3月26日(火) 19:30キックオフ(予定)
会場:兵庫/ノエビアスタジアム神戸

大会情報はこちら

U-20審判員春季研修会を茨城県鹿嶋市で開催 #jfa

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U-20審判員春季研修会を3月13日(水)から17日(日)の5日間、茨城県鹿嶋市の鹿島ハイツスポーツプラザで開催しました。今回の研修会は「TRAUM CHALLENGE FESTA 2019 in SPRING」を利用し行われ、全国から18名のU-20年代の審判員と9名の審判指導者が同大会に参加しました。

インストラクターコメント

三宅毅 JFA審判インストラクター(関西FA)
この研修会は、各地域において継続的に指導を受けていて、上位のカテゴリーを目指す意欲のある審判員のうち、将来1級審判員からプロリーグを担当できる審判員への成長が期待できるU-20審判員(全国9地域各2名の全18名)と、若手審判員が自立したレフェリングをできるようにしていくためのアプローチについて学び、他地域の同年代の審判員指導に関する情報交換を目的に、各地域審判指導者(全国9地域各1名の全9名) も対象として行われました。
「サッカー理解を深めよう」という共通テーマのもと、審判員は「リーダーシップを発揮しよう」、指導者は「課題を引き出し、一緒に考えよう」という個別のテーマに沿って、初日の午前にプラクティカルトレーニング(フリーキックマネジメント・オフサイド)を行い、午後からは17日午前までの24試合を使ってレフェリング研修を行いました。試合数の関係から、大会の特例として前半と後半で主審や副審が変わる方法も採用しました。
それぞれの審判員は自分自身のストロングポイントや課題の自己分析力を高め、指導者は審判員からそれらを引き出すとともに、自ら改善策を考えさせる指導方法を実践することができ、非常に有意義な研修会となりました。

参加者コメント

阿久津駿 2級審判員(関東FA/栃木FA)
今回の研修会では、「サッカー理解を深める・リーダーシップを発揮する」というテーマが示され、審判員あるいは一人の人間として、自ら考え、その考えを仲間と共有し議論することで、大きく成長することができる研修会でした。担当した試合では、JFAインストラクターと地域インストラクターの方々に分析及びご指導いただいたことに加えて、参加している各地域の同世代の審判員からも意見やアドバイスをもらえたことで、試合を客観的かつ多面的に分析し、良かった点と改善点が明確になりました。今回の研修会で学んだことや明確になったことなどを整理し、今後の審判活動に活かしていき、更なるレベルアップに努めていきたいと思います。

福島惇輝 2級審判員(関西FA/滋賀FA)
“Realising your potential by adding values”の合言葉と“リーダーシップを発揮する“というテーマが発表され研修が始まりました。この言葉の通り、今回の研修では1人の審判としての姿だけでなく、1人の人間としての姿を見つめ直す機会となりました。初日の研修から、合言葉とテーマを意識し、シーズン開幕に向けての明確な目標と課題を抽出する事が出来ました。また、講義の中では、三宅氏より新聞記事を用いて「empathy」を考えるというものがありました。これが審判員にとって最も大切な部分であり、可視化できない最も難しい部分であることを痛感しました。「Game Empathy」を大切にし、この経験を生かしながら成長出来るよう真摯に活動していきます。

萩原雅貴 2級審判員(九州FA/福岡FA)
今回、2019年度U-20審判員春季研修会に九州の代表として参加させていただきました。全国から集まった同年代の審判員のレフェリングを見て、これまでとは違う新たな刺激を受けることができました。私は、今回の研修で初心に戻って対角線式審判法のスムーズな動き出し方を改めて意識することを課題としていました。研修期間中に自分の課題としてあげていた動き方を克服することができました。その中でまた新たな課題(ボールや争点に対しての体の向きなど)を見つけることができ、これからの活動で確実に身に着けていきたいと思います。また、プラクティカルでは元国際副審の名木さんからオフサイドの判定のコツを教えていただき、副審でも目線を変えるだけで選手との信頼関係が築けることを学びました。今回の研修で学んだことを九州の審判員にも共有し、また、自分自身の今後の審判活動にも生かしていきたいと思います。たくさんのご指導をいただいたことに感謝いたします。

女子1級審判員(1~3年目)フィジカルトレーニング研修会を実施 #jfa #nadeshiko

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3月23日(土)と24日(日)の2日間、東京都内で女子1級審判員フィジカルトレーニング研修会が行われました。

今回は女子1級審判員の強化を目的として、女子1級審判員1~3年目を対象に、初の試みとなるフィジカルに特化した研修会となりました。参加者は女子1級として必要なフィジカル能力を培うために、講義および実技を通して「フィジカルの基礎基本」を学び、取り入れる有意義な研修となりました。

2日間の研修会で得た知識をもとに、審判員各々が立てた目標(短期/中期/長期)に向かって効果的なトレーニングを継続させることで、レフェリングのレベルを高めていきます。

フィジカルコーチコメント

山岸貴司 JFAレフェリーフィジカルコーチ
今回、初めての試みとなるフィジカル研修会を実施しましたが、非常に実り多い研修会になった手応えを感じています。これまで女子1級審判員には、フィジカルに特化した集中研修会は一度も実施されていませんでした。審判員にとってフィジカル能力は基礎基本であり必須能力であります。今回はそれを獲得する術を学ぶ研修会であり、どれほど大きな意味と価値があったのかは、参加された審判員がすべてを感じ取ってくれたと思います。
我々指導者は、審判員を常に成長させる義務があります。兼ねてより実施したかった本研修会は、改めて男子審判員もさることながら、女子審判員に対し機会を設け実施すべきだと強く感じています。女子審判界は多方面での環境整備が急務な中、磨けば光る素材を持った多くの審判員が存在します。研修会に対し懸命に取り組む姿勢は強い意志と覚悟の表れだと感じ、一層の環境整備を怠らず取り組んでいきたいと思います。

参加者コメント

一木千広女子1級審判員(静岡)
今回は1~3年目を対象とした研修会でしたが、JFAの方々は「3年目以降に自立するための研修会である」ということを何度もおっしゃっていました。私は女子1級に認定されてから今シーズンで3年目になります。このような限りある貴重な機会を一つ一つ大切にしていかなければいけないと強く思いました。普段はテクニカルな部分のセッションが多い中で、フィジカルだけに特化した研修会は初めてで、とても新鮮でした。座学だけでなく、ランニングフォームをチェックしていただいたり、普段のトレーニングに取り入れられるメニューを実際にやりながら教えていただいたり、とても充実したものになりました。Yo-Yoテストでも自分の立ち位置やこれから何をしていかなければいけないのか、がはっきりしたと思います。リーグ戦も開幕を迎えました。1年間怪我無く過ごすためにも今回学んだことを実践していきます。

赤木陽美女子1級審判員(広島)
今回のフィジカル研修に参加し、改めて自分のトレーニングの甘さを感じ、日頃の生活を見直すきっかけになりました。実際に体を動かして行う研修が多く、日々のトレーニングに生かせそうなものを新たに発見できました。中でも印象に残っているのは、自分の走りのフォームを動画で撮影していただき、ひとりひとり改善すべき点を指摘していただいたセッションです。自分の走る姿を動画で確認しながら、専門家のアドバイスをいただける機会はほとんどないため、一番何を改善すべきなのか明確になりました。
今までは、なんとなくただ走ることに必死に行なっていたトレーニングですが、何のために行うのか常に考え、具体的なメニューを自分で組み立てて実践していきたいです。そして、いろんな情報の中から自分に合っているもの、フィジカル向上のために必要なものを選択し自分のものにしていきたいです。今回の研修で得たものを知識に留めることなく、実践することで審判員としてさらに成長していきたいと思います。

堀川うらら女子1級審判員(埼玉)
私はこの研修会を楽しみにしていました。なぜなら、今の私のフィットネスに関する課題が走り方とトレーニングの改善だからです。実際に、立つ姿勢から説明をしていただきました。普段当たり前にしている動作ですが、習慣や癖により、良くも悪くも身体が出来上がっていくのだと感じました。積み重ねたものを改善する事はなかなか難しいですが、意識する事で改善に繋がっていく事を感じました。立つ動作を習得したら、歩く、走る、最後はトップスピードへと変化していきますが、私自身この研修中も最初に習った基本の姿勢を意識しながら取り組む事が出来ました。これほど意識しながら歩いたり走ったりすることは初めてですが、この意識こそが姿勢を変えていく手がかりだと思いました。他にもYo-Yoテストやフィジカル理論などを学びましたが、自分の甘さを痛感した研修でした。
ここで学んだからといって、足が速くなる、フィジカルが強くなるとは限りません。あとは、本当に自分次第だと思います。研修の最後には、目標体重、体脂肪を設定し、Yo-Yoテストを月一回実施して結果を仲間に報告することで、お互いに高め合う約束をしました。一緒に頑張っている仲間とともに、この研修で学んだ事を継続して、もっと強くなりたいと思います。


地域レフェリーアカデミー2期生の活動がスタート #jfa

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地域レフェリーアカデミー集合研修会を3月23日(土)から24日(日)の2日間、大阪府堺市のJ-GREEN堺/ドリームキャンプで開催しました。
地域レフェリーアカデミーは2017年からスタートし、優秀な若手レフェリーを2年という短期間に集中的に指導し、技術や知識を習得と、人間性の育成を目指す取り組みで、9地域それぞれで3、4名の審判員が活動しています。
今回は今年1月から始動したレフェリーアカデミー2期生初めての集合研修会で、全国からアカデミー審判員32名と、その指導にあたるアカデミーマスター・アカデミーインストラクター15名が集まりました。

開講式では小川佳実JFA審判委員長より「審判員のVision/Mission/Values」として、2019年のテーマ(合言葉)「realising your potential by adding values」の説明があり、続けて石山昇レフェリーデベロプメントグループ長からは審判活動のベースとして『自律』できることの重要性について説明されました。

午後の部では、映像を使ったディスカッションを進める上での3つの手法(thinking share/ feedback/ debate)を石山インストラクターから学び、その後審判員を対象にその実践による指導を行いました。2日目には競技規則に関する講義を「チューターリング」の手法を用いて行い、フィールドを使った「プラクティカルトレーニング」も実施しました。各回、JFAインストラクターとともにフィードバックを行い今後の地域でのアカデミーの活動に繋がる取り組みとなりました。

インストラクターコメント

山﨑裕彦審判インストラクター(レフェリーデベロプメント部会アカデミー担当)
この研修会は、ある意味「地域レフェリーアカデミー2期生入学式」にあたります。活動の狙いは、指針の共有や求められていることを伝達と、どのような審判員がこのアカデミーに所属したのかを把握することです。そのうえで、アカデミーでの担当指導者がアカデミー活動で実践指導することのスキルアップを図った研修を行い、地域での活動につなげてもらえるよう実践の場とすることです。講義の場面では、積極的に意見を述べる審判員や交流の意味を含めたサッカーの試合の中で仲間をリードできる行動も見られ、今後の成長が楽しみでした。指導者のレベルを上げることが審判員のレベルを上げることにも繋がると考えています。「学ぶことをやめたとき、教えることをやめなければならない」、指導者が学ぶ意欲を継続して高めていけるようにサポートし、地域でのアカデミー活動が充実した形で進むことで、アカデミー審判員の質の向上と、目的である1級審判員を送り出せるよう活動を支えていきます。

第1回Jリーグ担当主審研修会を開催 #jfa

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2019年第1回Jリーグ担当主審研修会をJFAハウスで3月30日(土)・31日(日)に分散開催いたしました。
2019シーズン開幕後の1ヶ月の振り返りやディスカッションを行い有意義な研修会となりました。
研修会の主な内容は以下の通りです。

1.2030Jリーグフットボールビジョンについて
2.開幕から現在までの振り返り
①グループティスカッション
・Handball
・Improving the image of the game
・DOGSO/SPA
・Foul challenges
・Positioning & movement
②Management

インストラクターコメント

扇谷健司 1級インストラクター
Jリーグ担当主審研修会をJFAハウスで実施し、総勢46名が集まりました。
今回の研修会のテーマは、シーズン開幕1ケ月を振り返りながら①ハンドボールの考え方、②選手のマネジメント、③正しい判定をする上でのポジショニング、④試合の状況の感じ方などの考え方や原則、などについてグループディスカッションを通して審判員に学びや気づきを持ってもらうことでした。
特に選手のマネジメントについては、講師であるレイモンド・オリヴィエ氏が具体的な例を挙げながら、多くの時間をかけて力強いメッセージを審判員に送りました。
この研修会で審判員が感じてくれたことをどのように実際の試合で活用できるようにするか、我々インストラクターとしても形だけの研修会ではなく、審判員が学んだことを試合で活かすことができる研修会を今後も模索していきたいと考えております。

参加者コメント

福島孝一郎 1級審判員(鹿児島県)
今回の研修会では、開幕から現在までの振り返りと、Jリーグフットボール本部長の黒田卓志氏より「2030Jリーグフットボールビジョン」についてお話しがありました。
振り返りの中のプレイヤーマネジメントでは、判定に異議や不満を示す明らかな言動への対応が不十分な場面が取り上げられました。
異議を示す為に遠くからレフェリーに駆け寄る、激しく詰め寄る、レフェリーに触れるというような行為は許されるものではなく、より明確に毅然と対応すべきとの意思統一を図りました。
Jリーグは、2030年までに世界のトップリーグに入るという目標を掲げ、その中の取り組みの一つである「フットボール水準の向上」に、私たちレフェリーが担う役割があり、レフェリングの向上もJリーグの発展に必要です。
振り返りの中で取り上げられた、チームや選手がレフェリーの判定に不満や異議を示す姿をファン、サポーターは望んでいません。
そういった場面を無くす為には、まずはレフェリーが正しい判定をし、もしそのような事が起これば、レフェリーとして適切な対応をとらなければなりません。
Jリーグや日本のサッカーの発展の為に私たちに出来ることがあると自覚し、日々努力しなければならないと再確認しました。

石丸秀平 1級審判員(広島県)
今回初めて、Jリーグ担当主審研修に参加させて頂きました。まず始めにJリーグの黒田氏にJリーグのビジョンについてお話いただき、Jリーグとして今後、「世界で最も人が育つリーグ」「安全、安心、確実でフェアなゲーム」を目指し、審判員の役目の重要さを再確認することが出来ました。
映像を用いたディスカッションでは、グループに分かれ①ハンドリング、②試合イメージの向上、③DOGSO/SPA、④ファウルチャレンジ、⑤選手と負傷者のマネジメントについて議論をしました。特に、ハンドリング、試合のイメージの向上については時間をかけて行い、考慮ポイントを整理しました。ペナルティーエリア内など重要なシーンでのハンドリングは見極めが非常に難しい場面もあり、手や腕の位置、選手の意図を読んで正しい判定に繋げる。同じようなシーンでも選手が避けようとしたけど当たってしまったのか、シュートブロックに行って当たったのかで意図が違うので、瞬時に判断する為にどこで何をどう見るかまで議論し、全員で意思統一を図りました。
シーズン序盤で良いスタートがきれているとレイモンド氏からありましたので、今後も学ぶことを忘れず日本のサッカー界に良い貢献をできるよう精進していきたいと思います。

2019年度 1級審判インストラクター研修会を開催 #jfa

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日本サッカー協会は、2019年度1級審判インストラクター研修会を4月6日(土)と7日(日)の両日、JFAハウスで開催しました。この研修会は、審判員の評価を行うアセッサー担当以外の1級審判インストラクターを対象に行われ、39名が参加しました。
参加者は、アセスメントスキルの向上を目指し、JFA審判インストラクターからの講義やグループワークを通じて評価やレフェリング分析について学びました。

インストラクターコメント

伊藤力喜雄審判委員会指導者部会員(S級審判インストラクター)
指導者部会の一員として今回の研修会をマネジメントさせていただきました。アセッサー担当以外の1級審判インストラクターを対象として開催された今回の研修会の内容は、アセスメントスキルの向上を図ることに特化したものにしました。それは、この研修会に参加したインストラクターの方々に、今後全国大会でのインストラクターを担当していただく重要な役割を担っていただくことになるためです。今回の研修会を、その準備の一環として位置付け、内容を「アセスメントの修正点についての説明」、「課題試合映像の評価の摺り合わせ」、「レフェリングアナリシス」などとしました。キーインシデントの考え方、アセスメントレポートを作成する際の考慮するポイントが整理できたほか、レフェリングアナリシスでは、映像分析による審判員の課題抽出とその改善点の提案などについて議論されました。各セッションでは、担当した講師の指導の下、グループワークなどを通じて活発な意見交換がなされました。
柏原指導者部会長をはじめ部会メンバーのほか審判部の方々の素晴らしいサポートにより、無事研修会を終えられたことに感謝し、課題や修正点を振り返り今後に生かしていきたいと思います。

受講者コメント

山崎和彦 1級審判インストラクター
研修会冒頭はアセスメントについてでした。課題試合の内容をグループディスカッションでまとめ、その後キーインシデントと各項目のパフォーマンスを主に、考え方やポイントなどについてわかりやすく整理された説明が行われました。各審判員のパフォーマンスの評価でのバラツキがより小さくなり、改善点のアイディアを提示する事にも繋がる非常に重要なセッションでした。2日目は競技規則テストでスタート、次のFKマネジメントではグループで進め方の手順を考え発表、映像を見てマネジメントの分析を行いました。進行役は、私を含め今年アナリシス研修を受けた5名が担当し、手順を守る重要性を再認識してもらい、またゲーム分析の中でFKマネジメントにあまり注目していなかったのではないかとの投げ掛けをも意図しました。いつもと同様、いやそれ以上に充実した2日間でしたが、今回は特に進行役という経験と勉強の場を与えて頂き、柏原指導者部会長をはじめ関係者の方々には感謝すると共に今後の活動に活かしていく事は言うまでもありません。ありがとうございました。

高橋寿 1級審判インストラクター
今回の研修は、普段、アセッサー活動をされている方ではなく、主にインストラクターとして活動している人を中心とする研修でしたが、初日は小川委員長の挨拶の後、アセスメント、課題試合の評価の摺り合わせを中心とした研修が行われました。評価の摺り合わせはグループによるディスカッションを行いましたが、改めていろんな角度から見られている方や同じ事象でも違う見方をしているなど、活発な意見交換から考え方、捉え方を同じ方向へある程度集約出来ました。評価点の考え方も最新の情報を伝えて頂き、参加者の「幅」を縮めることが出来たと実感しています。2日目は競技規則テストで悪戦苦闘し、規則改正を含む最新の競技規則の読み込みの大切さを更に実感しました。その後、山崎和彦インストラクターの進行のもとレフェリングアナリシスFKマネジメント研修を行いましたが、楽しく有意義な研修になりました。自分では理解していたつもりのFKマネジメント手順ですが、噛み砕いていくと様々な考え方があり、意見を出し合うことによって再発見の出来る事があることを改めて実感しました。今年から1級インストラクター活動としてのスタートとなりますが、今後も研鑚を積み重ねていく決意です。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

2019年度第1回審判アセッサー研修会を開催 #jfa

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日本サッカー協会は、2019年度第1回審判アセッサー研修会を4月13日(土)にJFAハウスで、14日(日)にJ-GREEN堺で開催しました。
今回の研修会は、アセスメント評価の考え方の摺り合わせを目的に、Jリーグやなでしこリーグなどのトップリーグにおいて審判員の評価を行うJFA審判アセッサーを対象に行われ、2日間で計91人が参加しました。

研修会前半は柏原丈二指導者部会長による「アセスメント評価の考え方」、山崎裕彦インストラクターおよび上荒敬司インストラクターによる「副審の評価に関する共有」についてのレクチャーを実施しました。後半は各担当カテゴリーに分かれ、事前課題になっていた試合における審判員の評価についてのディスカッションを行いました。

インストラクターコメント

柳沢和也審判委員会指導者部会員(S級審判インストラクター)
審判員のアセスメントにおけるパフォーマンス区分の考え方の修正が示されてから約2ヶ月が経過しましたが、今回の研修会は考慮すべき点等の摺り合わせをJ1リーグの試合を使って行いました。問題とすべきシーンと主審、副審の評価点は各アセッサーほぼ同程度ではありますが、項目別にみると副審の「オフサイドの判定」と「ポジショニングと動き」の評価に差異がありました。この差異の要因は次の2点が挙げられます。
①現役の時に副審だったアセッサーと主審だったアセッサーとで、オフサイドにおける難しさの判断に開きがあること
②スカウティング映像を見ないで評価してしまうと、「ポジショニングと動き」の評価が行い難くなってしまうこと
グループディスカッションにおいて、オフサイドについてはゴール前のすれ違い・ロングパス時のすれ違いや、主審サイドのパスで出所の分かりにくいケースは難しい事象と考えること、また、審判としての経験にこだわり過ぎることなく、通常の映像以外にスカウティング映像も確認しポジショニングと動きを含め評価することのコンセンサスが得られました。

第2回JFL担当審判員研修会開催 #jfa

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4月20日(土)・21日(日)に第2回JFL担当審判員研修会が福島県のJヴィレッジで開催されました。

JFLを担当する審判員23名が参加し、グループディスカッションやプラクティカルトレーニングなどを行い、充実した研修会となりました。
主な研修内容は以下の通りです。

1日目フィジカルチェック、
座学研修(今シーズンの開幕から現在までの振り返り、グループディスカッション)
2日目プラクティカルトレーニング(オフサイドの見極め・ゲームでの実践的なポジショニングと動き)、
プラクティカルトレーニングの振り返り

インストラクターコメント

4月20・21日に、再開したJヴィレッジにて第2回JFL担当審判研修会が開催されました。審判員はフィジカルチェック、プラクティカルトレーニング、講義などの研修を受けました。今年からJFL担当審判はコーチングシステムを導入しています。2月に行われた第1回JFL担当審判員研修会で4名のコーチとそれぞれ担当審判員6名の顔合わせがあり、3月17日のJFL開幕から4月13・14日の第5節まで、それぞれのグループでべニュー指導やビデオ分析などを行ってきました。コーチングシステム導入は初めてのことなので、コーチ側としても試行錯誤しているのが現状ですが、第2回研修会の初日の講義の時間に、それぞれ現在行われているグループの活動、例えば「ドロップボックスを活用してプレーの意見交換をしている」などを共有できたことは、今後のコーチングに大変有益であると感じることができました。ただし、まだまだ発展途上ですので、今後も審判員が更にレベルアップできるようにコーチングできたらと思っています。

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