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2022年度全国審判委員長会議を高円宮記念JFA夢フィールドにて開催 #jfa

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5月28日(土)・29日(日)、2022年度全国審判委員長会議を高円宮記念JFA夢フィールドにて開催しました。本会議には、9地域・47都道府県サッカー協会の審判委員長、RDO(Referee Development Officer)、JFA審判マネージャーらが一堂に会し、一部のリモートによる参加者を含め、総勢75名の審判関係者が2日間にわたり参加しました。

会議の冒頭、須原清貴JFA専務理事より、改めて2005年宣言の実現のために、将来に渡って日本の皆様がサッカーを楽しんでいただける環境を継続できるよう、各都道府県協会、地域の皆様のお力をお借しいただきたいといった挨拶がありました。

黛俊行前審判委員長より、これまでの2年間の振り返りが示され、トップレフェリー強化、VARの導入などの成果とともに課題点が共有されました。

続いて、扇谷健司審判委員長からJFA審判委員会の新体制が示され、新たに有識者会議としてアドバイザリーボードが設置されることが説明されました。また、JFA審判委員会のミッションとして、「全てのサッカーファミリーが“フェアで、安心・安全な試合”を楽しめるように、審判員の育成と、競技規則とその精神の理解・浸透を行う」ことが掲げられ、2030年までの達成を目指すJFA審判委員会ビジョン2030として、普及・育成強化・競技規則の浸透・環境の整備・トップ審判員の輩出の5つの重点領域が示されました。

その後、JFA審判委員会ビジョン2030の各領域におけるアクションプランが示され、具体的な検討事項やプロジェクトが各担当のJFA審判マネージャーより共有されました。2日目には、審判資格登録制度改革案について、宮島一代審判副委員長より説明がなされ、一部の資格変更、審判指導者資格の認定方法の変更案が共有されました。

会議の前半では、主にJFA審判委員会からの伝達がなされ、後半には、JFA審判委員会から示されたミッションやアクションプラン、審判資格登録制度改革案について、グループディスカッション形式で意見交換が行われることになりました。グループディスカッションでは、それぞれのグループで各地域の実情や実態が共有され、各議題について活発に意見交換する姿が見られました。意見交換後には、各グループによる発表が行われ、それぞれのグループで話し合われた内容が共有され、今後JFA審判委員会のビジョン・ミッションを達成するための貴重な意見が示されました。

コメント

扇谷健司 JFA審判委員長
5月28、29日の2日間にわたって2022年度全国審判委員長会議を夢フィールドで開催しました。2017年以来5年ぶりに9地域、47都道府県の皆様が一堂に会しての実施となりました。都合上リモートでの参加者も数名いらっしゃいましたが、対面での会議ということで活気に満ちあふれていました。初日は黛前委員長による2年間の振り返りのあと、新たな審判委員会のミッション、ビジョン、アクションプランの説明を行い、それらの内容についてグループディスカッションを通して参加者からご意見を伺い、2日目は今後の指導者体制に関するディスカッションを行いました。全てのサッカーファミリーが「フェアで、安心・安全な試合」を楽しめるよう、審判チームからも日本のサッカーを支えていくことが明確となった有意義な会議となりました。

大西保大阪府審判委員長
全国審判委員長会議が5年ぶりに集合形式で開催されました。WEBでの研修では味わうことのない有意義な時間を共有させていただきました。会場もJFA夢フィールドに初めて来場させていただき、立派な施設に感動いたしました。JFA審判委員会のビジョンと5つのミッションについて、トップダウンでの発信だけでなく、都道府県からのボトムアップにも配慮した内容のグループディスカッションは、熱意に満ちた意見が多く感じられました。JFAのミッションと5つのビジョンを大阪でも広く周知し、すべてのサッカーファミリーがフェアで安心、安全なサッカーを展開できるよう努めていきたいと強く感じた2日間の会議でした。JFA審判委員会のみなさん、ありがとうございました。


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