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2015年度全国審判委員長会議を愛知県・刈谷市で開催

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今年度の全国審判委員長会議を、5月30、31日に愛知県刈谷市で開催しました。この期間、JFAレフェリーキャラバンが刈谷市で開催されていたこともあり、全国審判委員長会議のプログラムに、レフェリーキャラバンの視察を組み込みました。

レフェリーキャラバンは第1回の岡山県に続く2回目の開催でしたが、非常に中身の濃い内容であり、今後レフェリーキャラバンを開催する都道府県審判委員会にとって、大変参考となりました。

また、会議では「ユース年代の審判員育成事業の実施について」と「3・4級審判員の資格更新率を高める方策について」をテーマとしたディカッションも行われ、充実した内容となりました。

参加者コメント

茨城県審判委員長 藤ヶ崎敦氏
私は、新任の審判委員長として初めてこの会議に参加いたしました。全国の審判委員長と交流し、情報を交換することによって各都道府県の課題や素晴らしい取り組みを知る機会となり、茨城県の審判委員会として、今後の方向性を見極める良い機会となりました。「ユース年代の育成」では、グループ討議の中で、愛知県の「飛騨古川フレッシュレフェリースクール」の取り組みが印象的でした。研修会の規模の大きさや、経費の捻出方法など、見習うべき点が多く見られ、若手審判員やインストラクターの資質の向上に大変参考になりました。「JFAレフェリーキャラバン」では、審判員やインストラクターの育成について、最新の手法を実際に見せていただき、自分自身がインストラクターとして、地域トレセンで苦労した時のことを思い出しました。育成には、常に工夫・改善が必要であるこを再認識しました。本県でも、レフェリーキャラバンを実施するまでに、審判員やインストラクターのレベルアップを図りたいと思います。2日間の日程でしたが、とても有意義な時間でした。主催された皆さん、関係スタッフの皆さんに深く感謝申し上げます。

長野県審判委員長 窪修一氏
全国審判委員長会議への出席も早いもので10回目となりましたが、JFAハウス以外での開催は初めてで新鮮な気持ちで出席することができました。一番の注目は、今年度からJFA審判委員会が各県を訪問する「レフェリーキャラバン」にオブザーバー参加することでした。刈谷市のすばらしい環境と施設の下で、JFAと愛知県FAのスタッフが入念な打ち合わせをして真剣に取り組んでいる姿を拝見して、ある程度の構想が浮かんできたのと同時に「これはまずい」と思ったのが実感です。今後、地域及び都道府県協会が主導して審判員そして指導者を育成して行かなければならないことも改めて感じた全国審判委員長会議でした。JFA審判委員会をはじめ愛知県FAの皆様には、大変お世話になりありがとうございました。

徳島県審判委員長 酒井務氏
年に一度の全国委員長会議、47FAの抱える個別の課題を互いに知る機会でもあります。今年は、愛知県刈谷市に会場を移し、レフェリーキャラバンをオブザーブするという貴重な時間も持てました。徳島県は全国でも登録審判員の数が最少で、仲間を増やすことが大きな課題ですが、愛知県の取組を目の当たりにして、大きな勇気とやる気をいただきました。レフェリー仲間を増やすことと、その質を高めることという二つの目標のバランスを保ちつつ、今年もがんばろうと思います。お世話をいただいたすべての皆さまに感謝いたします。


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