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Fリーグ担当審判員研修会を実施 #jfa

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9月30日(土)、10月1日(日)の2日間、高円宮記念JFA夢フィールドにおいてFリーグ担当審判員研修会を実施しました。扇谷審判委員長の挨拶で研修会はスタートし、前期振り返りプラクティカルトレーニング、チームワークについてのディスカッション、ベンチコントロールについての講義を実施しました。

指導者コメント

櫻田雅裕フットサル1級インストラクター(千葉県)
今シーズン中間の研修会では、開幕前にテーマとして取り扱っていた「テクニカルエリアのマネジメント」「選手の安全を守ること」を再確認し、できている部分とさらに改善していくべき部分について確認・共有しました。
レフェリーがピッチの中でゲームの温度を感じ、より魅力的なフットサルを提供できるよう個々がしっかりと考えて強い意志を持って対応していくことを確認しました。
より重大な決定を行うに際して、自らが責任を持って対応すること、チームでしっかりとコミュニケーションをとることについてトレーニングを行い、確認しました。ピリオドの終了間際の判断は、多くの要素が重なることもあり、優先順位やチームの中での役割分担等も含めて、ゲームの中で生じうる難しい事象にもしっかり対応することをトレーニングの中で確認しました。
審判員の皆さんが努力し、さらなる良いレフェリングが提供できることを、今シーズンの残りの大切な試合の中で活躍できることを期待しています。

参加者コメント

加田誠フットサル1級審判員(京都府)
この研修会では、Fリーグ前半の振り返り・チームワーク・ベンチコントロールがテーマでした。冒頭では開幕前研修会の振り返りとして2023/2024シーズンに向けて、日本のフットサルをより魅力あるものとするために強い意志を持って対応しようを改めて再認識しました。
1日目の午前にFリーグ前半のトピックス映像を確認しながら審判員と共有し、午後からはチームワークをテーマにプラクティカルトレーニングのグループと、実際に起きた映像を使用してグループディスカッションを行うグループに分かれ研修を行いました。2日目は1日目のグループディスカッションの内容を審判員と情報共有しました。その後、プラクティカルトレーニングの振り返りとベンチコントロールについて学びました。
特にチームワークの講義で印象的だったのが、審判チームとしてチームワークを強調すると個人がぼやけてしまうということでした。試合中に大きな事象があった時に個々が責任を持ってやること、何をすべきなのかを考えて行動することによって正しい判定に導くことができ、日本のフットサルが魅力のある試合に近づけるのではないかと感じました。
本研修会が終わり、いよいよシーズン終盤に向けて優勝争いや昇降格のかかる重要な試合が増えてくると想定されます。強い意志を持ち、最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、誠心誠意に努めていきます。

川西佑典フットサル1級審判員(兵庫県)
Fリーグ2023/2024シーズンが中断している期間に、2023年Fリーグ担当審判員研修会を千葉県にあるJFA夢フィールドで2日間開催されました。
まず扇谷審判委員長の、「試合だけでなくそれ以外でもトップレフェリーとして基本的な行動を心掛けて。」と気の引き締まるお言葉から研修会はスタートしました。
次に、今シーズンのテーマである“日本のフットサルをより魅力あるものとするために強い意思を持って対応しよう”を実現できているか共有し、選手を守る(著しく不正なプレー)、テクニカルエリアマネジメント(責任ある態度)について、対応ができているか等の2023/2024シーズン前半の振り返りをしました。できることが多々あることに気づき、シーズン後半に向けての方向性を確認する良い機会になりました。
そこで、シーズン後半に改善できるポイントが2日間の研修トピックスとなり、参加したメンバーで積極的にコミュニケーションを図りながら、研修会を進めていくことができました。
研修トピックスは、①開幕前に確認したスタンダートの見直し②シーズン前半で起きた事象を基に映像を観てグループデスカッション:フットサル審判員のチームワークとは?をねらいに、さらに良い対応へ導くための目標に向かって審判チームでできることは何かを考える③プラティカルトレーニング:ブリッジコム様からサポートして頂いている無線通信機器で積極的に会話し、審判チーム4人で共通認識をするねらいから、試合形式で数秒からスタートし0秒になる時にゴールかどうか正しく判定をする。さらにポジショニングの確認。④ベンチコントロールについて、でした。
最後に、Fリーグは終盤へと差し掛かります。Div1だとファイナルステージに向けて、上位リーグ・下位リーグに関わる厳しい試合が続き、レフェリーは大きなプレッシャーの中、より正しい判定が求められます。
そのためにも、今回の研修会に参加させて頂いたことで、今シーズンのテーマである、“日本のフットサルをより魅力あるものとするために、強い意志を持って対応しよう。”をさらに心掛け、万里一空の精神で挑んでいこうと思いました。
研修会の開催で、ご準備していただいたFリーグ様、日本サッカー協会様、審判インストラクター様、ならびに関係者の皆様、心より感謝申し上げます。


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