3月31日から4月11日まで、アメリカのダラスで開催された「2023 Dallas Cup International Youth Soccer Tournament」に2名の女子1級審判員が参加しました。
Dallas Cupは、U-12からU-19までの様々な年代カテゴリーのチームが参加する大きな大会です。大会に集まる審判員も、主にグラスルーツを担当している審判員から国際審判員まで様々です。初対面の審判員とチームを組み、コミュニケーション力を発揮しながらそれぞれの試合を担当していました。
コメント
曽根未宇審判員
今回初めてダラスカップに参加させていただきました。私自身、海外に行くこと自体が初めてだったので少し緊張もありましたが、現地のボランティアの皆さんや多くの国から集まった審判員の皆さんが温かく受け入れてくださったので、その緊張もすぐに解けました。大会が始まるとその規模の大きさに驚き、また日本とは違った選手やチームそして観客のサッカーへの熱量に感動しました。試合をやっていく中で、日本語が通じない分、自分の伝えたいことをいかに端的にスムーズに伝えられるか、伝える方法は決して言葉だけでないことを学びました。まだまだ課題が山積みだと感じる10日間でしたが、今回の経験をよい思い出で終わらせることなく、更なる成長に向けて今後も精進していこうと思います。
勝又美沙希審判員
アメリカで行われたダラスカップに参加させていただきました。海外に行くのは初めてで不安でしたが他国の審判員や現地スタッフ、多くの人たちのサポートのもと良い経験が出来ました。
試合の雰囲気や選手同士のボール際の競り合いの強さに圧倒され、育成の年代とは思えないくらいのパワフルさを感じました。
私自身は、コミュニケーションが心配で最初の試合でも伝えたいことが選手に伝わらなかったものの、多くの試合を担当するうちに少しずつですが自分が伝えたいことが選手に伝わることが増えて達成感がありました。
この2週間、あらためてサッカーの楽しさや審判の面白さを感じました。また他国の審判員との交流を通じて彼らのレフェリングや立ち振る舞いなどに刺激を受けました。この経験を自分の審判活動に生かし、恩返しが出来るようにしたいです。
山口博司審判マネージャー
審判員達は、国内で担当している試合より熱くなりやすい選手が多い試合を沢山経験することにより、「今、何が足りないのか?」を認識できた大会となりました。また、認識させられた課題に対して積極的に次の試合で取り組んでいました。
大会に参加させて頂き、審判員としてあるいは社会人として今まで以上に成長するためのヒントを得たと考えています。
大会派遣にかかわって頂きましたすべての皆様に感謝申し上げます。