11月1日(火)にマレーシアのクアラルンプールで開催されたAFC審判アセッサーセミナーにおいて、AFC審判事業への長年の貢献および感謝を称えるセレモニーが行われ、松崎康弘氏、岡田正義氏を含む7名のAFC審判インストラクターへ記念盾(Memento Award)が贈呈されました。
受賞者コメント
松崎康弘審判インストラクター
フットサルのみならずサッカーでもまだまだ審判や審判指導者の指導を行っているので、メメント(memento)の盾をみなさんの前でいただくのには、正直な話、違和感がありました。しかし、長年のAFCでの活動に「お疲れ様」と言っていただき、とても感謝しています。
2003年に1級審判員を返上したその年にカンボジアで研修会を行ったことを皮切りに、20年間アジアの多くの国々に行き、大会や研修会で活動させていただきました。指導者経験もなく、英語もままならなかったところを、参加者や運営のみなさんに助けられ、また育てられました。ありがとうございました。
とても嬉しかったのは、小崎知広さんを始め多くのAFCレフェリーがフットサルワールドカップで、それも決勝、準決勝という場で笛を吹くお手伝いができたこと。昨年のフットサルワールドカップはキルギスのヌルディンが決勝を吹いてくれました。2006年のAFCフットサル選手権。選手だった彼に「レフェリーになってほしい」と口説いたのをよく覚えています。
この20年を生かし、これからも審判指導者や様々な立場でフットサルやサッカーのために活動し、また自分としても勉強し続けていきたいと思います。
岡田正義審判インストラクター
私は1992年に国際副審、1993年から2003年まで国際主審として、また、2012年から2020年まで審判アセッサーとしてAFCで活動させていただきました。
その間には主審として1995年のFIFAワールドユースU-20カタール大会、1996年のAFCアジアカップUAE大会、1998年のFIFAワールドカップフランス大会に参加、また、審判アセッサーとしてワールドカップ予選やAFCチャンピオンズリーグに参加させていただき、私の審判人生において忘れられない貴重な経験を得ることができました。
この度は、AFC審判アセッサーセミナー2022において表彰していただき大変光栄に思っております。
JFAは、日本国内だけでなく、AFCやFIFAの審判事業へ多くの審判インストラクターを派遣しています。