10月15日(土)から16日(日)にかけて、高円宮記念JFA夢フィールドにて日本女子フットサルリーグ担当審判員研修会を実施しました。
6月に開幕したリーグ戦におけるレフェリングのパフォーマンスを振り返り、より良いレフェリングをするために意見交換をし、プラクティカルトレーニングを行いました。リーグ戦はこの後、上位リーグ、下位リーグとなり、適用されるフットサル競技規則2022-2023の改正点の確認も行いました。
参加者コメント
町田正子フットサル1級審判インストラクター(青森県)
本研修会では初日に、振り返りとして、前期で気になったことやハンドに関する理解を中心に研修しました。また、今シーズンのテーマである「自信」を持ってレフェリングするために必要な、認知・判断・行動を適切に行うための座学とプラクティカルトレーニングを実施しました。2日目には、初日の学びをより深いものとするためにグループワークを行い、審判員全員が共通理解を持って同じ方向を向けるように学習しました。ディスカッションも活発に行われ、各々自分の考えを率直に述べ、他の審判員の考え方を学ぶことができ、後期に向けての良い準備ができたと感じています。私自身も、審判員からたくさんの刺激と学びを得ることができ、大変勉強になりました。まだまだコロナ禍ではありますが、女子リーグ担当審判員が顔を合わせ、5月に引き続き、JFA夢フィールドという素晴らしい施設での研修会ができたことを大変嬉しく思います。参加した審判員には、今回の研修会で学んだことを生かし、今後の審判活動でさらに良いレフェリングにつながることを期待しています。
山本真理フットサル1級審判員(東京都)
今シーズン2回目の女子リーグ担当研修に参加しました。今回はリーグ前半戦の振り返りと後半戦へ向けての意識合わせ、および競技規則改正点の確認を行いました。座学・グループディスカッションでは、特にハンドの反則について、公平に判定するための熱い議論が交わされ、全体で意識合わせをすることができました。アリーナで行ったトレーニングでは、認知・行動・判断のプロセスを確認しながら行うタッチジャッジ練習や、難しい局面でも主審と第二審判の協力で正しい判定に導くためにどう動き対応するか、実践的な練習を繰り返し行いました。
女子リーグは今季で6シーズン目を迎え、初年度から担当50試合に到達し、このリーグでキャリアを積み上げている審判員も複数名出てまいりました。リーグのさらなる発展のためにはチームだけでなく審判員の成長も不可欠です。10月29日からは始まる上位・下位リーグも始まり、各チームも準備していることと思います。我々も良い準備をして、今回の研修での確認事項も踏まえ、より良い運営を目指して試合に臨みます。