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2021/22シーズンFリーグ開幕前審判研修会を開催 #jfa

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5月3日から5日にかけて、Fリーグ開幕前研修会を開催しました。今シーズンの共通理解を図るために、2021年Fリーグスタンダード、フットサル競技規則の解釈、第3審判員のレフェリング等について講義を行いました。講義ではディスカッションを行うことで、より理解を深めました。オンラインではありますが、審判員とのコミュニケーションを図りつつ、また受講生同士がお互いの考えを共有できるよう、新シーズンに向けて、より良いレフェリングを提供すべく、判定基準の統一や考え方を整理し、レベルアップを図る良い機会となりました。

参加者コメント

向山悟フットサル1級審判員(東京都)
今年の開幕前研修会もオンラインでの開催となりましたが、新シーズンを前にFリーグ担当審判員間の情報共有と意識統一が図れた有意義な研修会となりました。6年ぶりに競技規則の大きな改正があった昨シーズンの振り返りでは、映像を交え活発なディスカッションが行われました。フットサルは試合中笛を持つ2人の審判員が「主観的な」判断を繰り返しますが、その判断は、競技規則に則り、フットサル競技の「精神」を十分に理解したものでなければなりません(※フットサル競技規則2020/21 P.9「フットサル競技規則改正への対応」参照)。フットサル競技が期待していることは何なのかをさらに追求し、選手やチームとともにより魅力あるFリーグを作っていければと思います。
最後に、新型コロナウイルス感染症が未だ猛威を奮う中、医療従事者の方々をはじめ、社会を支えてくださっている多くの方々へのリスペクトを決して忘れず、「スポーツの力」、「フットサルの力」で少しでも希望を与えられるよう全力で新シーズンに臨んで参ります。

池田幸弘フットサル1級審判員(三重県)
コロナウイルス感染症拡大の影響により、今年度も昨年と同様集合型研修ではなく、オンラインでの研修となりましたが、審判部の方々、フットサル・ビーチ部会の方々のおかげで、新たな気付きやレフェリー同士での情報の共有・意思統一を行うことが出来ました。
研修は3日間あり、主なセッションとして、競技規則改訂に伴う理解、昨年度のFリーグの振り返り、グループディスカッション(事象をどのように認識するか、難しい判定に対してどういったプレゼンスを示し説得力を見せるか)、Fリーグスタンダード、第3審判の役割についてでした。各セッションで新たな気付きがあり、多くのことを学べましたが、その中でも特に印象的だったのが、昨年度のFリーグの振り返りのセッションでの「事実ではなく真実を判定しなさい」でした。昨シーズンはCOVID-19により、競技規則の暫定的な改訂で、ビブスの受け渡しがなく交代するようになったため、交代要因の交代の手続き違反がよく起きました。その際、競技規則上警告を与えることになっているため、戦術的な意図や、相手競技者への影響が無い場合でも警告を与えていたりしました。しかしながら、事実としては交代の違反を犯しているが、ミスによる交代の手続き違反に対する警告が、フットサルとしてや、見ているお客さんが求めていること(真実)かを考えて判定する必要があることを学びました。従って、今後は上記のような事象に関わらず、競技規則の理解をさらに深めていき、フットサルの精神や求めていることを考えて判定していきたいと考えます。
最後に、今年はワールドカップもあります。今回の研修で学んだことを生かし、選手のプレーを最大限に引出し、見ている人に魅力あるフットサルをお見せできるよう、強いては日本代表がワールドカップで活躍が出来るように、1試合1試合割当頂いた試合を精一杯務めさせて頂きます。


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