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2021年度フットサル1級審判員研修会を実施 #jfa

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2月7日(日)にフットサル1級審判員研修会をオンラインで実施しました。黛俊行審判委員長、小川佳実副委員長の挨拶に続いて、参加している審判員が自分の意見を述べることから研修がスタートしました。2020/2021シーズンは6年ぶりにフットサル競技規則の大きな改正があったため、リーグ戦などでの事象を見ながら競技規則の解釈についての共通認識を深めました。レフェリングとして4秒のカウント、主審と第2審判との位置の交替、第3審判のピッチ内の事象へのサポートについても確認。またフットサルという競技を審判からの目線だけではなく、様々な視点で捉え、試合のマネジメントに適用していくことについてのディスカッションを行いました。
研修会終了後には、2011年よりフットサル1級審判員として活動され、このシーズンで勇退される松井隆さん、安永陽一さんの表彰式を実施しました。勇退者のコメントは以下のURLよりご参照ください。
http://www.jfa.jp/referee/news/00026337/

参加者コメント

伊豫永守フットサル1級審判員(福島県)
これまでのリーグを振り返ると共に、リーグ終盤戦やこれから開催される全日本選手権に向けて、全員の認識を再度統一する位置づけで今回の研修会が開催されました。
2020年度は2014年以来の競技規則の大幅な改定がありましたが、新型コロナウイルスの影響により、リーグや各種大会が中止や縮小となり、レフェリングをする機会も例年よりも少ない状況でした。そういった状況で、オンライン形式ではありますが本研修でビデオを使った変更点を振り返ることができ、実りの多い研修会となりました。特に、「ゴールの移動」、「ピリオドの終了」、「ハンドリング」については、これまでの解釈を大幅に変える必要があり、議論し合うことで理解を深めることができました。その他の変更点についても、全員で共有でき共通の認識を持つことができました。
グループディスカッションでは「魅力あるフットサル」について議論しました。魅力を損なう行為としてどのようなことがあるか、どんな対応が必要かを議論し合うことができました。全てのフットサルに関わる人達に魅力的なフットサルを展開できるよう、今回の研修会で学んだことを体現できるよう、競技規則を正しく理解しトレーニングに取り組んで参ります。

高木秀信フットサル1級審判員(鹿児島県)
講義では、昨年フットサル競技規則の改正が6年ぶりにあり、競技規則の適用が的確に行えているのかの振り返りが行われました。ゴールが動いたときの対応、交代の進め方、ピリオドの終了、ドロップボール、ハンドなどの複数の項目において、ビデオクリップを視聴し、それに対する判断と適用を学習しました。私自身今年度はリーグ戦、大会への参加も少なかったのですが、審判員全員で競技規則の理解の共有と擦り合わせができ、再確認できました。
またディスカッションでは、フットサルを取り巻く環境の中で、『魅力あるフットサルについて』『選手のパフォーマンスについて』を議題に意見を出し合いました。グループ毎に発表し、全員で共有することで多くの改善策を学ぶことができました。審判員はピッチのことだけではなく、試合背景、試合の流れ、スコア状況などたくさんのことを考慮し、アクションを起こしていなければいけないと感じました。
最後に、研修会の準備等、黛審判委員長をはじめフットサル部会の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。本研修会を通して日本最高峰リーグに携わる私たち審判員が担う責任の重さを感じ、今後も1級審判員として意思と覚悟を持ち、日々精進して参ります。


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