3月に予定されていた本研修会を、オンラインでの開催に変更して5月2日(土)‐3日(日)に開催しました。
約50名の審判インストラクターがオンライン上に集まり、JFAの方針、情報共有をしました。
活動自粛の中、オンライン上ではありますが久々に顔を合わせて、和やかな雰囲気のなか研修会はスタートし、あっという間に2日間が終了しました。
インストラクターコメント
伊藤力喜雄インストラクター
5月2日(土)・3日(日)の2日間、1級審判インストラクター研修会を実施しました。現在新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全国で不要不急の移動の制限されていることを受けて、今回、初めてオンラインでの研修会という形を取りました。例年と異なるゴールディンウィーク期間中、44名の方々に参加していただきました。
このような状況下、オンラインでの研修会は手探りの中行ったというのが正直なところでしたが、石山指導者部会長のリードのもと内容の濃いものにすることができたと思います。
今回の研修会のテーマは、「JFA1級審判インストラクターとしての役割とその活動のために必要なこと」でした。このテーマについて、オンライン上で、参加者にグループディスカッションをしていただき、今後の1級審判インストラクターの果たすべき役割、また期待されることを発表し、そのために何が必要で何を学ばなければならないかを共有しました。
石山指導者部会長からは、コーチングの手法や指導者の変革、Game Empathyなど色々な切り口、新しい考え方などが示され参加者にとって、とても参考になるものでした。
これからこのようなオンラインでの研修が多くなると思いますが、今回の経験を生かして更に課題や修正点を振り返り、より良い研修ができるようにしていきたいと思います。
参加者コメント
酒井昭宏 1級審判インストラクター(佐賀県)
初めてのオンライン形式の研修会でしたが、全体として講義の内容は理解できましたし、良かったと思います。オンライン形式に至るまでの準備や、伝えたいことを1コマ1時間にまとめたり、大変だったと思います。内容的にも、将来を見据えたプランに対し、私たちがどのように取り組まなければならないか、取り組むべきか、改めて目標を再認識することができましたし、今以上にモチベーションを上げることができました。これからが楽しみです。ありがとうございました。
村山尚哉 1級審判インストラクター(北海道)
新型コロナウィルス感染拡大の影響でオンラインでの開催となりました。どのような研修会になるのか、期待と不安の中での参加でしたが、思った以上に充実した研修会となりました。何よりインストラクター仲間の元気な姿を見ることができて安心しました。オンラインという環境下、行う事には限りがありますが、講義内容も含め申し分ない内容だったと思います。お互い同じ空間にいないので空気感は共有出来ませんが、シーズン再開に向けて今やるべきこと、再開した時に十分な指導体制を整えておくことについては共有できたと確信しています。研修会の準備等、黛審判委員長はじめ指導者部会の方々、JFA審判委員会の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。このようにオンラインでの研修等は今後も続く可能性が高いですが、この辛い状況をサッカー仲間全員で乗り超えて行きたいと思います。