日本サッカー協会には各事業を支える20の委員会があります。3月29日に田嶋幸三会長が再任されて新体制になり、新たに各委員会の委員長が任命されました。
5月11日から各委員会の役割と委員長からのメッセージを紹介しています。
本日は審判委員会です。
JFA審判委員会は審判員・審判指導者の強化、育成だけでなく、選手や指導者はもちろん、メディア関係者に対しても競技規則の理解を促すなど、より良いサッカー環境の創出を目指しています。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)などの新しいテクノロジーの本格的な導入にも取り組み、日本サッカー発展のため、グラスルーツからトップレベルまでの審判組織体制をより強固なものにしていきます。
黛俊行委員長(新任)からのメッセージ
この度、審判委員長に選任されました黛と申します。日本サッカー審判界を牽引していくという重責に身の引き締まる思いです。2019年度の審判員、審判指導者の登録者数は308,598人に達しました。各地域や都道府県のすべての関係者に感謝します。
サッカーはプロからグラスルーツ、老若男女、障がい者の方を含め、見る人、する人、支える人、他にも多くの方が関わっています。こうした中、審判員の果たす役割は、それぞれの環境下で安全に留意し、競技規則の精神(公平・公正)に基づいて判定を下し、関わる全ての人にとってサッカーが魅力的で楽しくなるようにしなくてはなりません。与えられた役割は非常に難しいものですが、難しいからこそ、やり甲斐や達成感が得られると思います。
日本サッカーのさらなる発展には、審判員の資質の向上と審判員への理解がさらに進むことが重要だと考えます。明確なビジョンを持ち、全身全霊で審判組織の運営に取り組みます。