6月29日(水)、文部科学省主催の「スポーツ功労者顕彰、国際競技大会優秀者表彰の受賞者及びスポーツ功労団体表彰の受賞団体の顕彰・表彰式」が行われ、サッカー競技からはなでしこジャパン(FIFA 女子ワールドカップカナダ 2015 準優勝チーム)とプロフェッショナルレフェリー西村雄一氏が表彰されました。
受賞者コメント
西村雄一プロフェッショナルレフェリー
今回の顕彰に際しまして馳浩文部科学大臣より、「スポーツ審判員は競技の向上発展のためにとても大切な存在である」というご理解をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。また、新たな顕彰・奨励の新設に向けてご尽力いただいた文部科学省の皆様、スポーツ庁の皆様、日本オリンピック委員会の皆様、携わっていただいた皆様、そして、日頃私を支えてくださるすべての皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございます。
以前、馳大臣が文部科学大臣に就任される前に、スポーツ審判員のおかれている環境についてお話をさせていただく機会があり、職場への配慮や社会的な理解など、審判活動を続けるための様々な困難な状況について意見交換をさせていただきました。その後、大臣に就任されて真っ先に「スポーツ審判員の活動をスポーツ庁長官から奨励する」ことを制定してくださいました。馳大臣が「審判員が堂々と誇りをもって積極的に活動できるように」と、行動を起こしてくださったことが何よりも嬉しいことでした。本当に感謝しております。このスポーツ庁長官奨励をきっかけに、全てのスポーツに関わる審判員の方々への理解や環境が少しでも整い、多くの審判員が益々活躍できるようになることを願っております。
今回の顕彰は、長年にわたり日本サッカー協会が審判員へのサポートを継続してきたこと、審判委員会がサッカーの魅力を最大限に発揮できることを目標に取り組んできたこと、そして、審判員と審判指導者が選手が活躍できるように全力を尽くしサッカーの発展に貢献してきたこと、これらの功績と皆様の努力を讃えた顕彰だと思っております。今後も、サッカーを通じて素晴らしい感動が皆様に届き、幸せあふれる豊かな日々を過ごせるように、より一層の精進に努めたいと思います。