カタールとの審判交流プログラムの一環として、今回日本人レフェリーとして初めて谷本涼審判員がカタールスターズリーグでの試合を担当しました。現地トップリーグにおける審判経験やカタール審判員達とのトレーニングや分析を通じ、よりタフな環境におけるレフェリングに必要な要素などを学ぶ機会となりました。
担当試合
審判員コメント
谷本涼審判員
今回、交流プログラムにてカタールに行く機会を与えていただきました。
私にとって初めての交流プログラムで不安と期待の入り交ざる中での渡航でしたが、カタール協会の方々や現地の審判員の方々に大変よくしていただき、とても充実した日々を過ごすことができました。
現地ではカタールスターズリーグを3試合担当し、試合以外の日は週3日、現地の審判員の方々と一緒にフィットネストレーニングにも参加させていただきました。また、定期的に実施される分析会にも参加し、カタールで求められているレフェリングを学ぶことができました。担当したリーグ戦はどの試合も試合開始直後から終了まで気を抜くことのできない独特の緊張感があり、Jリーグとは異なる景色も多くとても新鮮なものでした。
普段とは違った環境やリーグを身をもって経験できたことは自分にとっての貴重な財産であり、今後の審判人生に生かしていきたいと思っています。
交流プログラムは、異なる文化や試合環境での審判経験やトレーニングの機会を相互に提供し、将来のレフェリング向上を目指すとともに、両国間における友好関係の促進を目的としています。