今回は、育成年代の最新サッカートレンドを理解し、よりよいゲーム環境、日本の目指す方向性を共有・共鳴し、担当する審判員への指導にいかしていくために審判インストラクターが学ぶきっかけの一つとすることを目的に開催しました。
サッカー指導者向けの「夏季大会TSG報告会」に審判インストラクターも参加させていただき、普段の審判研修会とは違った情報が多く聞けるよい機会となりました。
今後もサッカー指導者とともに日本サッカーの発展のため、協力して取り組んでいきたいと思います。
受講者コメント
岡野字広 1級審判インストラクター(神奈川県サッカー協会)
素早い攻守の切り替えなどジュニアからユース年代のゲーム内容も日々進歩していることが報告から見てとれました。特にU-12カテゴリーであってもゲーム強度の高さには目を見張るものがあり、こうした積み重ねが近年の代表レベルの躍進にも少なからずつながっているのではないかと感じます。さらに日本が躍進していくためにレフェリングの面から貢献できるよう、審判インストラクターとして審判員を導いていかないといけないと再認識しました。
吉岡智 2級審判インストラクター(大阪府サッカー協会)
審判インストラクターとして参加しましたが、各年代の戦術や技術の現状を確認することができ、審判指導に少なからずも役立つと感じました。攻守の切替えなど映像を使用して確認でき、その中で審判員がどんな動き出し、動きをしているか確認することもできました。ボールを持った選手がどんな状況で体の向きがどの方向かなど、審判指導に役立てていきたいと思います。
ありがとうございました。
伊東洋 3級審判インストラクター(千葉県サッカー協会)
最近審判活動および指導をする中で、審判としての知識のみならず「サッカーそのもの」を学ぶことの必要性を感じることが増えました。そんな中で今回の研修は技術・指導者の皆さんのコンテンツに参加できるいい機会と思い参加させていただきました。
今夏に行われた育成世代の大会についての分析だったのですが、分析・評価がわかりやすく明示され、今後目指すべき方向性を示されたものであったと感じました。
育成世代のピッチに立つこともある立場として、今回感じたことを意識して臨むことで試合のクオリティを上げる要素になると思いました。指導も含め、今回感じたことを今後の活動に還元していきたいと思います。