3/15(水)から19(日)まで福岡県宗像市で行われたサニックス杯国際ユースサッカー大会2023に、香港から4名、JFAから4名の1級/女子1級審判員が参加しました。8名の審判員は九州FA・福岡FAの審判員と協力し、全40試合のうち21試合を担当しました。試合に関する打ち合わせや試合後の振り返りなどはすべて英語で行い、国際経験豊富なインストラクターからの指導を受けました。
試合以外でも食事の場面やランドリーの利用など、会場内でお互いに積極的にコミュニケーションをとり、大会成功のために全力を尽くしました。参加した審判員たちは高いモチベーションをもとにお互いを刺激し合い、近い将来また試合会場で再会することを約束し、大会を後にしました。
インストラクターコメント
Charles Cheung インストラクター(香港FA)
より良い審判員になるためにとても有意義なプログラムとなりました。香港から参加したレフェリー達はJFAのレフェリーと一緒に活動する機会を得ることができ、彼らの経験から良いインスピレーションを得ることができました。異なる文化を持つチームの試合を担当し、成長が加速されると思います。
日本のレフェリーの強みは、プロフェッショナリズム、フィットネス、そして競技規則に関する十分な知識を持っていることです。プレーヤーの管理とゲームのコントロールを強化するためにさまざまなアプローチを利用できれば、彼らはより良い審判になり、将来の国際審判員になる可能性もあります。
香港FAとJFAは、才能ある審判員を発掘し、育成するためこれまでも協力してきました。今後もこの関係が継続されることを期待し両国がより優れた審判員が育成できることを願っています。
佐藤隆治インストラクター(JFA)
今回、香港と日本の審判員との合同での審判活動は非常に有意義な時間でした。
一緒に試合を組み、試合後の振り返りもお互いに積極的に意見を出し合い、常に『学ぶ姿勢』を意識しており、多くのことを吸収することができたと信じています。また、FIFA/AFCインストラクターのチャールズ氏からも貴重なアドバイス、上手くなるためのヒントを貰えたと思います。
この経験を単なる経験で終わらせるのでは無く、今後のピッチ上でのパフォーマンスに生かすこと、更なるステップアップに繋げることを強く期待しています。今回指導してくださったたくさんの指導者の方々に心より感謝申し上げます。