波多野祐一ビーチサッカー国際審判員がこのたび、文部科学大臣よりスポーツ功労者顕彰を受賞しました。これは、国際的な大会で優秀な成績を収めた選手、指導者などを文部科学大臣が表彰しているもので、審判員も対象に加えられています。波多野審判員は、昨年開催されたFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021で3位決定戦を担当したことが評価されての受賞となりました。9月28日(水)には都内で授賞式が行われ、永岡桂子文部科学大臣より賞状が授与されました。
受賞者コメント
波多野祐一審判員
この度は、スポーツ功労者顕彰をいただき、大変光栄に存じます。本顕彰は、スポーツ審判員の活動が広く社会に理解され、堂々と誇りを持って活動できるようにと奨励していただいた歴史の上にあり、先輩方のこれまでの活動に深く敬意を表するとともに、日頃から切磋琢磨する審判仲間に感謝いたします。
近年、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、私たちの生活からスポーツが失われ、また、スポーツを通じた人との交流も困難になるなど、私自身これまでにない状況を経験しました。しかし、さまざまな感染症対策が進められ、新しい生活様式も定着したことなどにより、再び、人とのつながりをもとにスポーツを楽しむ環境が戻りつつあります。そのような中、スポーツが人々の生活や心をより豊かにすることを、審判活動を通じてあらためて実感しています。
今後も、多くの人の感動や喜びに少しでも貢献できるよう、審判員の一人として、スポーツが持つ力を信じ、スポーツを通じた人とのつながりを大切にし、誠実に審判活動に当たってまいりたいと思います。
最後に、今回の顕彰に際し、ご尽力いただきました文部科学省やスポーツ庁など関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。また、審判員としての活動を理解し、力強く支えていただく全ての皆様にあらためて感謝いたします。本当にありがとうございました。
文科省HP:https://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2022/20220928_2.html