7月2日(土)と9日(土)、高円宮記念JFA夢フィールドで女子1級審判員のフィットネスチェックを実施しました。
フィジカルフィットネスプロジェクトでは今年度より、レフェリーのフィジカルコンディショニングも担当しています。今回はその一環として、地域レフェリーフィジカルコーチの方々の協力のもと、現状のフィットネスレベルの把握を行いました。
まだ暑さの残る夕方からスプリントテストとインターバルテストを実施。通常、このカテゴリーの公式テストは女子1級基準(75mを17秒ランニング、その後25mを22秒でウォーキング これを40本)ですが、今回、希望者には1級基準(75mを15秒ランニング、その後25mを18秒でウォーキング 40本)でテストを行いました。スピードの持続と高強度有酸素能力の双方が求められるテストで、男子の審判員も同様のテストをします(テストの基準タイムは下記ご参照)。フィジカルフィットネスプロジェクトでは、今回のテスト結果をもとに各審判員の日々のトレーニングをサポートすることで、さらなるフィットネスレベルの向上を目指していきたいと考えています。
コメント
中村大輔さん(JFAフィジカルフィットネスプロジェクト)
審判員の皆さんの中には、心拍計を持参し、テスト時の心拍数を今後のトレーニングに生かすとおっしゃっている方がいらっしゃいました。審判員は1人でトレーニングを行うことが多く、ご自身でトレーニング計画を立てている方がほとんどだと思いますが、日頃のトレーニングで心拍数を用いて強度管理を行うという基本が身についている側面を垣間見ることができました。