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女子1級審判員開幕前研修会を開催 #jfa #nadeshiko

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2月23日(日・祝)、24日(月・振休)の2日間、福島県のJヴィレッジで女子1級審判員研修会を開催しました。
37名の審判員が参加し、2020シーズン開幕に向けて情報共有、トレーニングを行いました。

【1日目】
・オープニング/小川審判委員長より
・2019年度振り返り&2020年度目標
・事例集(映像確認、アセスメント評価、ハンドの解釈)
・なでしこリーグより
・フィジカル強化について
・2019フランス女子W杯報告
・技術との協調(TSG報告)

【2日目】
・競技規則確認
・プラクティカルトレーニング

インストラクターコメント

山岸佐知子インストラクター
過去2年間、基礎力向上に向けて取り組んできましたが、今シーズンは2021年秋から始まる女子プロリーグに向けて更なる強化につなげる年となります。
この研修会では判定基準のすり合わせや地元ふたば未来学園高校男子サッカー部に御協力を頂き、より実践に近い形でのトレーニングなどを実施しました。また、女子ワールドカップについての報告では、世界のトップを目指すなでしこJAPANが多く所属するリーグに携わる審判員として、日本の女子サッカーを更に発展させるためには何が求められるかを感じることができたと思います。
今シーズンは、日常のわずかな変化が最終的には大きな変化をもたらすことを各自が実感することで、それぞれの持っている可能性を更に引き出してくれる一年となると信じています。
On the fieldだけでなくOff the fieldの取り組みこそが大切です。日常の取り組みに裏打ちされた自信を持ってフィールドに立てるよう今シーズンもサポートしていきます。

参加者コメント

中本早紀女子1級審判員(兵庫県)
様々な混乱が渦巻いている昨今ではありますが、2020年シーズンの開幕が目前に迫っています。研修会を終え私に今できる事は、またサッカーができる日が来るまで良い準備をし続ける事だと感じました。
この研修会ではW杯に参加された山下氏、手代木氏、坊薗氏、萩尾氏からの報告がありました。その道のりの過酷さがひしひしと伝わってきました。また、技術の方からW杯のTSG報告を聞き、世界の女子サッカーがよりテクニカルで組織的になっていることを教わりました。
そんな中、来年には女子サッカーのプロリーグがいよいよスタートします。私たち審判員にとっても新たな挑戦です。研修会の中では地元の高校生に協力していただき、たくさんのトレーニングもできました。私たちを支えてくださる多くの方々に感謝しながら、サッカーが何を求めていて何に期待しているのかを学び続け、サッカー競技規則の理念と精神を忘れず、ひたむきに審判活動に励みたいと思います。

渡邉杏紗女子1級審判員(宮城県)
今回の研修では、研修会冒頭で話があった『自立した魅力ある審判員であるために』というテーマのもと、実技では、福島県の男子高校生に協力していただき、試合形式のシャドートレーニングや副審のプラクティカルトレーニングを行いました。また、ウォーミングアップや日々のトレーニングのアイデアとアドバイスを受けるなど、今後の活動に活かせる実りのあるものとなりました。座学では、映像を使用した判定基準の確認や2019年のフランス女子ワールドカップの大会報告などがありました。
今後の日本の女子サッカーが世界のなでしこになるべく、レフェリーとしてサッカーを支えていくために必要なものを再認識することができました。なでしこ開幕に向けて、また、今シーズン担当させていただく全ての試合に向けて良い準備をして臨みたいと思います。


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