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第1回Jリーグ担当副審研修会を開催 #jfa

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2019年第1回Jリーグ担当副審研修会を大阪で4月21日(日)に、東京で4月28日(日)・29日(月)に開催しました。
2019シーズン開幕後の1ヶ月の振り返りやディスカッションを中心とした研修会には、総勢100人のJリーグ担当副審が集いました。
研修会の主な内容は以下の通りです。
1.2030Jリーグフットボールビジョンについて
2.グループティスカッション
①Positioning & movement
②Teamwork Communication
③Offside
3.Jリーグ担当主審研修会での研修内容伝達

インストラクターコメント

山口博司 1級インストラクター(神奈川県)
研修会は①Positioning&Movement ②Teamwork Communication ③Offside の3つのテーマに沿ってシーズン中の映像を交えながらディスカッション形式で行いました。各テーマは副審にとっては継続的に突き詰める必要があるものであり、正しい判定を行うためにも数cm、あるいはコンマ数秒にこだわる、また、よりよい主審への援助を行うためにも自分の弱さを払拭し、正しい判定をしっかり伝える意識を改めて持つ機会になったと考えています。1回目の研修会後には主審の背後で警告を伴うファウルサポートの良い事例も報告され、審判員の熱意を感じるとともに早速の効果が表れたことにインストラクター一同、大変嬉しく思っています。審判員の皆さんが試合の中で輝くことができるように、我々インストラクター一同しっかり援助していきたいと思います。

参加者コメント

野村修 1級審判員(兵庫県)
今回の研修では、まず初めに、Jリーグ・黒田フットボール本部長より、Jリーグの2030年に向けてのビジョンについての話がありました。その後、今シーズンの事例を確認しながら、「ポジショニング・動き」、「協力・コミュニケーション」、「オフサイド」について振り返りました。副審のポジショニング・動きは、主審と比較した際、ポジションの範囲が限られており、動きのほとんどがリアクションとなります。しかし副審は、後方から2人目の守備側競技者と同レベルに位置することから、フィールド全体を見渡すことができる利点があります。主審の視野外での事象や主審が正しい判断を下せない状況において、副審が責任をもって援助することの重要性を確認し、また、正しい判定を下すために、正しいポジショニング・動きを追求することの必要性を改めて確認しました。研修会の冒頭で拝聴した「2030Jリーグフットボールビジョン」では、Jリーグが発展し、2030年までに世界のトップリーグ入りを目標としている中で、私達レフェリーが担う役割、レフェリングの向上がその発展に繋がることを再認識しました。今回の研修で得た学びを今後のレフェリングに活かし、私たち審判員もJリーグを構成する一員として、Jリーグの発展・価値の向上に貢献できるよう、より一層自己研鑚に努めて参ります。

関谷宣貴 1級審判員(栃木県)
今回の研修会では、『価値を加えていくことで、潜在能力を発揮する』というテーマのもと、「Positioning , Movement」・「Teamwork , Communication」・「Offside」の各セッションで開幕から現在までを振り返りました。「副審の強みを最大限に生かし、正しい判定が出来るポジショニングと動きを追求する。そのために、状況の把握・展開の予測・優先順位・監視する所を判断し、行動に移す」ことを確認しました。オフサイドのエラーについては、まだまだ改善の余地があり、特にオンサイドをオフサイドにするエラーを目標0(ゼロ)にする。そのためには自分の弱点を知り、理解する。現場で見えたものと、映像とのギャップを埋める作業を繰り返す。判定が合っていればそれでいいではなく、cm単位での動きとポジションにこだわる。強い意志と覚悟を持って試合に臨み、フィールドに立つ。それらのことを全員の共通認識としました。リーグ戦は約3分の1を消化し、これから中盤戦に入っていきます。今回の研修会で学び得たものを最大限に発揮するため、目の前の1試合1試合を大切にし、良い準備をして試合に臨んでいきたいと思います。

竹長泰彦 1級審判員(福井県)
初めて1級審判員になったときのような緊張感を抱いて、副審研修会に参加させていただきました。その緊張感も同じグループの先輩方にうまくほぐしていただき、集中して研修会に臨むことができました。研修会の冒頭には、Jリーグの黒田様より「2030 Jリーグフットボールビジョン」についてのお話がありました。審判員としてJリーグに関わることができる喜び、重要性を改めて感じました。研修会では、映像を中心に「Positioning・Movement」「Teamwork・Communication」「Offside」のテーマに沿ってグループディスカッションを行いました。副審としての行動を再確認し、副審の強み(フィールド全体がみえる)を最大限に生かした正しい判定ができるポジショニングと動きを追求していくことを確認しました。さらに、オフサイドラインキープをcm単位でこだわり、正しい判定に繋げていきたいと思います。そして、日々のトレーニングが副審としての信頼を高め、Jリーグの発展に貢献できると信じ、精進していきたいと思います。


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