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2017年第3回ナショナルコンペティション(NC)担当審判員研修会を開催 #jfa

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7月1日(土)から2日(日)に新横浜、8日から9日に大阪で、「第3回ナショナルコンペティション(NC)担当審判員研修会」を開催しました。

NC担当審判員は主に、全国大会を担当する審判員です。1年間で4回開催する研修会のうち、今回は「見極め」をテーマに、フィットネステストや論理的思考をベースにしたグループディスカッションを行いました。

また、イングランドから招聘したRay Oliver氏が「主審と副審の協力」というテーマでプレゼンテーションを実施。審判無線やビープフラッグを使用しない場合の主審と副審の協力体制、副審からの情報の伝え方、副審からの情報の取り方等が紹介されました。

プラクティカルトレーニングでは、iPadやスマートフォンを使用し、その場で判定映像を見返すことができるインスタントフィードバックを取り入れました。夏の全国大会に向け、仲間同士で切磋琢磨している様子が見られました。

参加者コメント

岡田正義サッカーS級審判インストラクター
7月1日、2日と8日、9日の分散で開催された第3回ナショナルコンペティション(NC)担当審判員研修会は計40名が参加しました。座学ではフィジカル理論で暑熱対策を学んで夏場の試合に備え、論理的思考の講義ではクリティカルシンキングで「問う」という新たな物の見方について学びました。また、イングランドからインストラクターのRay Oliver氏を招いて「主審と副審の協力」についての講義を受け、プラクティカルトレーニングで実践しました。フィールドテストではダイナミックYo-Yoテストを行い、皆素晴らしい記録を出してくれました。プラクティカルトレーニングでは的確な判定のためには主審と副審の協力が不可欠であること、また、オフサイドの判定を撮影してインスタントフィードバックを行い、自分の判定の精度や改善点を確認することができました。彼らが担当する全国大会が7月から始まります。研修会の成果を生かして素晴らしいパフォーマンスを期待したいと思います。

伊勢裕介 1級審判員(宮城県)
今回の研修も多くのことを学ぶことができました。Ray Oliver氏を招いて行われた講義では、正しい判定を下すためには、互いに信頼し、良い協力関係を築き、試合に臨むことが重要であると感じ、主審と副審の協力が不可欠であるということを再認識することができました。フィジカルのセッションでは、ダイナミックYo-Yoを実施し、各自のコンディションを確認し、フィジカル理論では、水分補給について山岸氏から、いつ何を補うのかという、これから迎える暑い夏場を乗り切るための指導を受けました。これからの迎える全国大会で実践していきたいと思います。最後になりますが、今回の研修会で学んだことを、全てを自らものにして、少しでも成長できればと思います。サッカーの審判員として、サッカーの魅力を最大限に引き出せるように、これからも、日々、取り組み続けていきたいです。

道山悟至 1級審判員(大阪府)
はじめに小川委員長から「1級審判員としての自覚」「サッカー・審判についての価値に対する認識」「限られた時間のなかでどれだけの準備ができるか」ということが話されました。与えられた環境で受動的に活動するのではなく、自律し、自ら高める重要性に気づくことができました。Ray Oliver氏の『主審と副審の協力』のセッションでは、第一に主審と副審の協力には“TRUST”(信頼)が必要不可欠であることが話されました。また試合中、いつコミュニケーションを図るのかということを明確化させるための打ち合わせの重要性や、副審のサポートが本当に主審の援助になるのかどうかを考慮したうえでシグナルすることの必要性を話していただきました。2日間の研修会でとても多くのことを学びました。研修会で学んだことをフィールド上で表現できるように、常に準備を怠らず、毎試合、明確な課題をもって取り組んでいきたいと思います。


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