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2017年度第1回J1・J2担当審判員研修会を開催

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2月10日(金)~2月12日(日)にかけて、2017年度第1回J1・J2担当審判員研修会が横浜市にて開催されました。

Jリーグ開幕前となる今回の研修会では、昨シーズンの振り返りや今シーズンのターゲットなど判定面はもちろんのこと、リーグ戦を運営していく上での確認事項を共有する機会となりました。

昨シーズンの振り返りから、さらに精度を高める状況を作り出し、繰り返し実践トレーニングを行いました。インストラクターや審判員同士でアドバイスをしあいながら、判定の精度を高めるために各審判員が積極的に研修会に参加し、審判チーム全体として機運を高め開幕に臨みます。

講師コメント

上川徹 S級インストラクター(トップレフェリーグループシニアマネジャー)
昨シーズンの課題の一つとなったペナルティエリア内における事象をより的確に判断につなげるために、ミスが起きるエリア、反則の種類、主審と争点との距離などを分析、そして実践の場を設定したプラクティカルトレーニング、実際の映像を確認しながら判定についてのディスカッションを主なプログラムとしました。審判員は積極的な態度で参加し、なぜミスが起きてしまうのかなど深い議論が交わされ、改善すべき点の整理ができたものと考えます。

廣嶋禎数 S級インストラクター(トップレフェリーグループマネジャー)
シーズン開幕を間近に控え、昨シーズンを振り返り、今シーズンの目標を確認し、審判員全員での意思統一を図りました。そしてその目標を達成すべく、室内でのレクチャー、フィールドでのプラクティカルトレーニングを通して審判員間での活発な意見交換が行われ、審判員の皆さんは、シーズンへ向けて意識を高め、良い準備で開幕を迎えられると期待しています。

参加者コメント

浜本祐介 1級審判員(大阪府)
2017シーズンの開幕に向けた研修会を通して、プロリーグを担当する審判員の誇り、責任を強く感じました。特にプラクティカルトレーニングでは、自分たちで選手・主審・副審の役割を担当することで様々な立場からプレーを見ることができました。フィジカル面、メンタル面共に、良い準備をして最高のシーズン開幕を迎えたいと思います。

西山貴生 1級審判員(香川県)
今回の研修会では、「ペナルティエリア内やその付近の判定の精度を高めること」を中心にプラクティカルトレーニングや映像ディスカッションが行われました。プラクティカルトレーニングでは、ポジショニングの違いにより見え方が変わること、どこにポジションを取れば見たい事象が見えるのかなど再確認できました。特にペナルティエリア付近は、試合を左右する最重要なエリアのため、神経を集中し正しく判定したいと決意を新たにしました。

映像ディスカッションでも、良かった判定、改善すべき判定等をそれぞれ議論し、改善すべき映像からはなぜそのような判定になったのか理由を考えました。先輩方の意見や考え方などの深さを知り、動き方や試合展開の予測等様々な要素・要因をしっかり分析することが今の自分にはもっと必要だと感じました。今、自分にできることをしっかりと分析して、ペナルティエリア内やその付近の判定の精度を上げ、シーズンを通して同じ判定基準で判定できるようにしていきたいです。また、フィットネスチェックや体幹トレーニングでは、シーズン開幕前に今の状態を把握することができ、開幕までの約2週間にやるべきことが明確になりました。プロリーグ担当審判員としての自覚と責任を持ち、試合では一つ一つ丁寧に判定、判断していき、審判チームとしてもよい運営が行えるように全力を尽くしていきたいと思います。


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